相棒

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相棒 感想など(日記より抜粋)

2024年3月14日/相棒 season22 最終回スペシャル 第20話「トレードオフ~AI右京の完全推理」

政治学者が未成年に襲われた事件と元プロデューサーが殺された事件のつづき。

武智官房長官がそもそもの黒幕で発端。権力を維持するために邪魔なものは徹底して排除する。そのために人生を狂わされた下川元法務大臣と尾上元特捜部長が成敗? 復讐? したという構図。まああれだけやりたい放題やってたら恨みを買うのも当然だわな。殺人を肯定するわけではないけど自業自得としかいいようがない。内調の石川も出世を約束されていたみたいだけど、邪魔になったり利用価値がなくなったりしたら、きっとあっさり切り捨てられていたと思う。

武智官房長官が排除しようとした標的は杉下右京と社美彌子。確かに武智官房長官からしたら邪魔でしかないだろうね。社美彌子は一筋縄じゃいかないし、杉下右京はどこにでも首を突っ込んできて暴いていくし。だからまあ排除しようとするのはわかるけど、やり方が無駄に派手なような。ここまでド派手にやらないと排除できなかったのかなぁ。もっと地味だけどもっと確実な方法がいくらでもあったのでは…。

生成AIの杉下右京動画はどうやって作ったんだろう。リアル杉下右京の動画をたっぷり学習させたんですかね? 内調の石川がこっそり杉下右京を盗撮して動画を集めたんですかね? このレベルの動画や音声が簡単に作れたら犯罪もやりたい放題になるな。

武智官房長官は殺されてしまったけど、あのとき殺されてなかったら右京さんとの面会はどうなってたんだろう。SPがいないときに呼び出したり、真剣を振り出したり、裏口から入ってくるように言ったり、なにか殺す気満々に見えたのは気のせいか。うーん、さすがに本人が直接手を下したりはしないか…。

杉下右京の名前も顔も日本中に広まってしまってすっかり有名人。名誉回復はされたのか気になる。本当は生成AIだったと警視庁が訂正してくれたんだろうか。たとえ訂正してくれても、これだけ大々的に広まったら捜査とかやりにくくなりそう(捜査権ないけど)。右京さんはすぐに忘れると楽観視しているけど、ネットに流れた動画は永遠に残るしなぁ。ネット民の好きそうな感じだからネタにも使われそうだし。警視庁の名探偵とか言ってるもんな笑。

しかし右京さん自身が名探偵に寄せていってるのには笑った。あの衣装はもともと持っていたのか、それともわざわざ買ったのか。あと「おじさんコナンとおともだち?」にも笑った。右京さんも名探偵コナンを把握してるっぽくてニヨニヨ。局が違うのに…と思ったけど、そういえば作者の青山剛昌さんが以前チョイ役で出演されていましたね。そして終盤で右京さんが変声器を使ってた笑。もしかしてコナンのやりとりはこれの伏線だったりする?

薫ちゃん連絡取れないとかバレないように嘘をつきつつ、情報収集して右京さんに流していたのか。ちゃんと相棒としての仕事してる感。でもミッション:インポッシブルというほどインポッシブルでもないけどね笑。ちょっとスパイっぽくはあったけど。

相棒シリーズもそろそろ終わりじゃないかと思ってたけど、まだ終わらないっぽい? 好きだからこそきちんとしたかたちで幕引きしてほしい。次シーズンあたりで最後かな?

2024年3月7日/相棒 初の長尺配信オリジナルドラマ誕生『相棒 sideA/sideB』

めちゃくちゃ見たい! けどTELASAなのかぁ…見られない…。3月20日(水)ひる12時より配信だそうです。

2024年3月7日/相棒 season22 最終回スペシャル前篇 第19話「トレードオフ」

与党幹事長の収賄容疑が見送られたことについてテレビで批判した政治学者が、未成年の男性に襲われた事件。

政権に対していろんな意見があるのが健全だと思うんだけど、政権から番組に抗議が来るとか…しかもそれが無視できない空気って怖いな。あの番組、少なくとも乙部教授が言ったことはそんなに過激でもないような…あれだけで許せないんですかね。それとも他の部分に問題があったんですかね。社美彌子(内調)のことだから、何か思いもよらない目的があったりするかもしれない。

乙部教授のキャラはけっこう好きなんだけど、思わせぶりなシーンがあったので気になってる。まだ何かありそうというか知ってそうというか。でも社美彌子によると危険分子にリストアップされていないとのこと。乙部教授が褒めてたプロデューサーはどうなんだろう…なんで殺されたのかもまだわからないんだよなぁ。

政治学者の顔に傷をつけて動画をネットに流して2000万円…って高額すぎるのでは。これで世論が政権側に傾くとはとても思えないし、むしろ逆効果のような気がするし、だから官房長官にとって2000万円の価値があるとは思えないし、わざわざ危険を冒して依頼するほどのこととも思えない。何もかもがしっくりこない。裏がありそう。まだ他に依頼されたことがあるのか、それともまったくの的外れなのか。

しかし冷蔵庫のお惣菜の中に2000万円の現金を隠していたのは解せない。もう貯金の残りが1万円しかなかったらしいし、勾留されているあいだに電気代も家賃も払えなくなりそう。電気が止まったら当然お惣菜はえらいことになる。で、家賃滞納で叔父さんに連絡が行ったら引き払われるかもしれない…えらいことになった冷蔵庫のお惣菜もまるまるゴミに…とかは考えなかったのかな。

薫ちゃんはスポーツ特待生で法学部法律学科出身。スポーツ特待生の学部として法学部というのは不思議に感じるんだけど、よくあるんだろうか。スポーツ○○学部みたいなスポーツ関連の学部とか、教育学部とか…そんなイメージだった。さすがに法学部ならそれなりに法律関係の講義は受けてるよね? 記憶にないだけかな? 本当にスポーツしかやってないということもあるのか?

内村刑事部長はすっかり元通りになってしまったな。絶好調すぎて笑ってしまった。でもまあ特命係に捜査権がないのは事実だからなぁ。擁護はできない。

最後、右京さんどした??? 最初はディープフェイクを疑ったけど、もし本人が発信したのなら何かを釣ろうとしているってことかな…。フェイクか本当かどっちなんだろう。

特捜部長とか元法務大臣とかめちゃくちゃ気になるけど、どう繋がってくるのか…。

2024年2月29日/相棒 season22 第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」

IQ150天才チェス少年が連続爆弾事件を起こして自首した話。

署長がクズだった。事なかれ主義な署長にまわりが忖度しているだけかと思ったら、パワハラがあるという必死の訴えに耳を貸さず、親がいないから常識がないとか暴言を吐いて自殺に追いやり、自分の失態も署内のパワハラも出世のために隠蔽して…という署長自身が最悪なことをしていたというね。狡いひとばかりが出世して、まともな志を持っているひとほど生き残れない世界なんですかね。こんなの絶望もするわ。

署長の父親(東都市長)はまともなひとなのかな。名前もきちんと悩んだうえで願いをこめてつけたみたいだし。絶望を感じているときに「希望」という名前はつらいだろうし、嫌だと思う気持ちもわかるけど、名前をつけたひとを恨むのはさすがに筋違いでは…。あからさまに悪意のある名前ならともかく、そうではないし。名付けたのが署長の父親だったことと、署長に「正義」と名付けていたことが大きかったのかもしれない。

最後はきちんと真実が明らかになって処分も下ってよかった。でも彼らが行動を起こさなければずっと隠蔽されたままだったんだよな…きっと普通に訴えたところでどうにもならなかったよな…と思うと彼らを否定しづらくなる。犯罪だからダメだというのはわかってるけど。犯罪なしに真実を明らかにするにはどうすればよかったんだろう。

天才は小学校の授業なんかめちゃくちゃ退屈だろうね。テストが5分で終わるというのもわかる。ギフテッドは別カリキュラムで勉強させたほうが、本人のためにも社会のためにもいいんじゃないかな。本人が望めばだけど。

2024年2月22日/相棒 season22 第17話「インビジブル」

次期都知事の最有力候補の自宅に、差出人に「杉下右京」「INVISIBLE」と書かれた二つの爆弾が届けられた事件。

次回につづくんかい。IQ150天才チェス少年が何の目的で事件を起こしたのかまだわからない。杉下右京にチェスで負けたので事件を起こして挑戦状を叩きつけた…とかいう単純な話ではなさそう。都知事候補一家と何か関わりがあるんですかね。同じ名字なのも偶然とは思えない。彼が自首した所轄署もなんというかキナ臭い感じがする。第二の爆弾で狙われたのがこの所轄署の元刑事で、その就職先を斡旋したのが副所長で、第一の爆弾で狙われた都知事候補一家の息子が署長。となればこのあたりに動機が隠れているのかな。

右京さんの子供時代が気になる。勉強はできたけど協調性に欠け集団行動ができない、ってめっちゃ納得するけど、実際どんな感じで小学校生活を送っていたのか見てみたい。友達とかいなくても気にしなさそうではある。まあチェスや落語が好きだったならなかなか話が合わないよね…まわりの子がバカで幼稚に見えていただろうし、合わそうという気もなかったんじゃないかな。何なら先生すらもバカに見えていたんじゃないかな。間違いとか容赦なく指摘してそう。扱いに困ってたという意味で問題児だったんでしょうね。

ところで右京さんのIQはおいくつなんだろう。150どころじゃない気がしてる。何となく180くらいはありそう。

2024年2月15日/相棒 season22 第16話「子ほめ」

落語家が復帰公演の直前に行方不明になり、バーのマスターが刺殺された現場に落語家の手ぬぐいが落ちていた事件。

落語家と元アイドル妻の話は確かにありましたね! どんな事件だったかはあまり覚えてないですが…。調べてみたらシーズン1だったらしい。うわぁ、22年くらい前ってことか…そりゃ出所もするよね。いまでも妻と仲良くしていてよかった。妻はずっと待っていたけど、そのあいだにつらいこともいっぱいあったはず。自分のために夫が事件を起こしたんだとしても、待つのが当たり前とは言えない。

母の手術だから大金がいるなんて詐欺の常套句じゃん。あからさまに怪しい。根津も薄々察していたのでは…どちらにしても盗みを手伝うのはアウト。たとえ脱税の金だったとしても。そのうえ殺人の罪までかぶるとかお人好しが過ぎる。死んだ息子と似た名前だから断り切れなかったんですかね。でもそんなクズと同一視したら息子がかわいそうなのでは。

落語家は監禁拷問されていたのか。凶器の隠し場所を聞き出したら殺すつもりだっただろうし、いくら殴られても口を割らなかったのはえらい。指を切り落とすとか取り返しのつかないことまではされてないようでよかった。

2024年2月8日/相棒 season22 第15話「マッターホルンの殺人」

スイスのマッターホルンで配信者が殺されたように見える動画を、特命係が捜査する話。

ワレ生きとったんかい! 最初の動画では死んだかどうかわからんなぁと思ったけど、その後ずっと行方不明で、遺体をどこかに遺棄されたんだろうなと思い込んでしまってた。ほんとお騒がせが過ぎる。お人好しではあるんだけど、考えが足りないし、平気で嘘をつくし、その場しのぎだし、やることなすこと裏目に出てるじゃないか。これで奨励会に入れるほど将棋が上手いなんて信じがたい。将棋ができるひとは頭がいいと思ってたのに、彼は常識がないとか要領が悪いとかではなく、本当に頭が悪そうで…。

夢を子供に託すって罪深いよな。子供は意外と大人(特に親)の顔色を窺うものだよ。親をガッカリさせたくなくて、親に喜んでもらいたくて、親に褒められたくて、親の望みどおりの言動をする子は少なくないと思う。アイドルの親も、宗介の親も、幼いころから誘導するようなことを言ってきたんだろうね。「お母さんはむかしアイドルだったのよ」「アイドルって素敵でしょ」「あなたもアイドルになりたいわよね?」とか否定しにくい言い方で。

将棋で負けてもチェスでは負けない右京さん。さすが! 右京さんはやっぱり将棋じゃなくチェスだよね。まあ宗介は将棋のほうが得意だったんだろうけど。

2024年2月1日/相棒 season22 第14話「亀裂」

美術コレクターのコレクションルームで男性の遺体が発見され、美術品がすべて持ち去られていた事件。

道明寺がなかなか狂ってた。支援する芸術家を成長させるためには孤独にするしかない、孤独の中でこそ芸術が極められる、だからコレクションを盗むよう誘導して犯罪者にしたとか。そこまでするか案件。たとえ本当に孤独に身を置いたら成長できるのだとしても、それを強要する権利はないし、ましてや罠にかけるとかヤバすぎて…芸術のためなら誰がどうなってもいいと思ってるんでしょうね。芸術の世界にはこういう狂い方をした人間はいそうなイメージ。

でも彼の見る目は確かなようで。右京さんのチェスの棋譜からは右京さんらしさを読み取っていたし、薫ちゃんが作ったティーカップからは薫ちゃんらしさを読み取っていたし、支援する芸術家はみんな芽が出たみたいだし。

右京さんチェスが上手いことは知ってたけど、学生チャンピオンにわりと余裕で勝てるくらいなのか。相当な腕前では。そして驚異的な記憶力もあいかわらず。一度見たものは忘れないみたいなことを前に言ってましたよね。薫ちゃんの家に行ったときに鍵番号を意識して見てたのか、意識して見なくても映像として記憶しているのか…何となく後者かなぁという気がしてる。映像記憶能力者。

薫ちゃんの手作りティーカップをもらって、ひそかにうれしそうにしてる右京さんがよかったな。美和子の大皿は色がきれいだったけど、やっぱりデカい笑。美和子スペシャル大皿バージョンが恐ろしいことになりそうで楽しみ(他人事)。どんな料理を入れるのかな。

2024年1月25日/相棒 season22 第13話「恋文」

美和子のよく行くカフェの店員が、亀山美和子宛の封筒を手にしたまま喉を切られて死んでいた事件。

売れない芸術家って難儀だね。妻に守られたまま現実を何も知らず夢の世界に生きて、妻が自殺してもなお現実を直視せず夢の世界に生きて、その夢の世界を守るために真っ当な青年を殺して。甘えるのもいいかげんにしろと言いたくなる。もともとの気質なのか、ずっと甘やかされてきたからこうなってしまったのか。

妻もな…夫を支えるのが喜びというのが本当だとしても、やはり限度があるだろう。夫のために夫を裏切って反社の女になるなんて、そりゃ病んでもおかしくない。夫を愛しているならなおさら。なのに夫には心変わりしたと思われてたんだよなぁ。報われなさすぎてしんどい。というかここまで尽くすのは夫のためにもならないと思う。

美和子に届いた匿名のラブレター「君は太陽」「僕の心は日焼けする」とかめっちゃ笑った。日焼けって笑。なーんかセンスが薫ちゃんっぽいんだよなぁ…とか思ってたら本当に薫ちゃんだった。美和子は薫ちゃんかもしれないと思っていたから、右京さんに頼んだんですかね。右京さんこんなことまできちんと調べてくれるとか優しい。

亀山夫妻は何だかんだラブラブのようでよかったです。美和子には浮気して心変わりした前科があるから、ちょっと心配してた笑。

右京さん、たまきさんにラブレター?! 書いたの?! 出したの?! うわー、気になる!!!

2024年1月18日/相棒 season22 第12話「惡の種」

加害者が被害者になる連鎖が起こる事件。

いや、今回は本当にまったく読めなかった…内田が黒幕に電話しているあたりで「どういうこと?」ってなったし、通り魔に刺されて「えぇ…」ってなった。黒幕が誰なのか見当もつかなくて困惑してたら、まさかの南井十…なの? 本人かどうかはわからないけど無関係ではないような雰囲気。ううむ、いまさら南井を出してこなくてもいいんじゃないかという気持ち。次回につづくのかと思ったらそうでもなさそうなので、最終回スペシャルあたりでまたここらへんやるんですかね? やるなら今度こそきっちりと納得のいくような決着をつけてほしい。

弁当店のホームレス襲撃は歪んだ正義感に基づいた英雄願望のせいか。もともとそういう気質のひとなら唆すのは難しくなさそう。街をきれいにしただけ正しいことをしただけとか思ってそう。でも違法なことをしたら結果はどうあれ正義とは言えない。

内田みたいなパワハラ連鎖というのもあるんだろうね。上司にパワハラされても自分はしないひとのほうが多いと思うけど、中には憂さ晴らし的な感じでするひともいるのかも。パワハラの仕方が上司の真似なのは虚しくならないんだろうか。

非凡人のはよくわからなかった。犯人は自分を非凡人だと思ってたってこと? 何の根拠で? だから殺しても許されるとかいくらなんでも飛躍しすぎで、そんなので唆されるかなぁ…非凡人ではなくバカだったからやっちゃったんですかね。

しかし、いったいどこまでが黒幕の思惑なんだろうか。逆五芒星はともかく、加害者が被害者になる連鎖も計算尽くなの? 通り魔のときは確かに誘導している感じではあったけど…そんなに上手くいくの? 通り魔にどんなひとを刺すかまではさすがに指示してないよね?

2024年1月11日/相棒 season22 第11話「その頬に触れるな」

デザイナーが息子を誘拐されて犯人に脅される話。

原料を持ち出したとしてもTXガス(神経ガス)なんてどこで作るんだろう? 設備が整ったところじゃないと難しい気がするんだけど…作るのは難しくなくても、慎重に扱わないと作ってるひとが死んでしまいそうな。ガスマスクをつけて防護服を着てれば大丈夫なんですかね?

最後あたり、右京さんや薫ちゃんがTXガス入りのほっぺ丸を雑に持ったまま犯人たちの近くにいて、見ていて気が気じゃなかった。やけくそで襲いかかってきて噴射されたり、ぶつかって揉み合ってうっかり噴射したりとか、ヤバいことにならないかとヒヤヒヤ。母親がひとつ持ってるだろうと思っていたのでそれもヒヤヒヤ。犯人と標的と被害者遺族とTXガスを一同に集めるとか危険すぎるんよ…。

母親はほんとひどい。何も言わずに5歳の子を遊園地に置き去りにして捨てるなんて。生活が苦しくて育てられないなら手放してもいいけど、養護施設に入れるとか、里子に出すとか、何かしら正規の方法でやりようがあったはず。楽しくはしゃいでいた遊園地で置き去りなんて残酷すぎる。そのうえ娘が幼いころから描いてきたキャラクターをTXガス噴射マシンにするとか最悪では…殺人マシンだぞ…。

2024年1月2日/相棒 season22 元日スペシャル 第10話「サイレント・タトゥ」

笛吹悦子の息子が学芸会をしている舞台上で、担任が刺殺された事件。

悦子のその後は気になっていたので見せてもらえてうれしい。あのときおなかにいた子がもう小学生かぁ。甲斐峰秋は孫をかわいがって立派におじいちゃんしてたし、カイト君の兄も父親代わりみたいになってたし、右京さんもずっと誕生日プレゼントを贈ったり交流をつづけてたそうで。悦子が孤立せず、息子ものびのびと明るく育ってそうでよかった。父親のことを知ったり世間にバレたりしたらどうなるか心配だけど、乗り越えてほしい。社マリアという新たな味方もできたことだし。

カイト君の兄は優秀でエリートというような話は出ていたけど、実際に登場するのは今回が初めて。財務官僚だそうで。もっとエリート然としている堅物を想像していたのに、わりと気さくな雰囲気だった。反面、言動を見るかぎりそんなに優秀な感じはしなかった。仕事では優秀なんですかね。

悦子奪還作戦。なるべく穏やかに事を進めましょうとか右京さんが言ってて、穏やかってどんな方法なんだろう? 頭脳戦? とか思ってたら、初手で敵さんの頭に袋をかぶせたりと微塵も穏やかじゃなくて爆笑した。まあいきなり殴ったり蹴ったりするよりかは穏やかなのかもしれないけど! しかしこれ右京さんと薫ちゃんが捕まったらスパイとして死刑になるだろうし、絶対に捕まらずに大使館まで逃げ込まなければならない命懸けの作戦ですね。逃げ込んでも外交問題にまで発展しそうな気がするけど、大丈夫だったんだろうか。

男は女を恨み、女は女を恨む…って実際そういう話はよく聞くけど、わたしとしてはパートナーではなく寝取った相手のほうを恨む心情がわからない。自分を裏切ったのはあくまでもパートナーなのに。寝取った相手が自分の親友とかだったらまた別だけど。親友も自分を裏切ったことになるからね。

ただ、悦子の場合は一方的に好意を寄せられただけでしかなく、右京さんの言うように何の落ち度もない。存在自体が罪って言われてもなぁ。悦子からしたら災難以外の何物でもないだろう。気持ち悪いやつに言い寄られて、でも息子の担任ということで蔑ろにもできなくて、あげくその男の元婚約者に恨まれて嵌められて死刑になりかけて。

犯人と教え子の関係もめっちゃ気になる。母親のように慕うだけなら何の問題もないけど、彼女のためなら違法なことでも倫理に反することでも何でもできるというのは異常。どうやってそこまで心酔させるような関係性を築いたんだろうか。洗脳まがいのことをしてたんだろうか。

2023年12月21日/相棒 season22 第9話「男の花道」

青年実業家が闇金トラブルでヤクザと揉め、絞め殺してしまった事件。

青年実業家にもっと裏があるのかと思ったのに意外と何もなかった。自分がナイフを向けたのに、ヤクザにナイフを向けられたと嘘をついただけか。てっきり計画殺人だとばかり…罪を逃れるために正当防衛に見せかけて殺したのかなと。従業員を全員解雇したのも何か思惑があるのかと思ってた。ヤクザとの関わりも何かほかにあるのかと思ってた。ちょっと拍子抜け。

内村刑事部長が階段から落ちて頭を打ったのは思わず笑っちゃった…もうあの時点でどうなるか予想ついたよね。いつか元に戻るんじゃないかと思ってたし、戻るならまた頭を打つんだろうなと思ってたけど、何というかけっこう雑だったな笑。

次回予告にびっくり。でも悦子と子供のことは気になっていたのでありがたい。

2023年12月14日/相棒 season22 第8話「センチメンタル・ジャーニー」

右京さんがひとり弘前行きの高速夜行バスに乗り、隣の老婦人に絡む話。

詐欺で服役中の見知らぬ祖母にわざわざ面会しに来たうえ、軽蔑の素振りも見せず、恨み言も言わず、ただニコニコと優しく接するなんておかしいと思ったよ。普通なら関わり合いになりたくないと思いそうなものなのに。無視できなかったとしても複雑な気持ちはあるはず。でも孫娘にはそういう機微がまったく見えなくてモヤモヤしてた。なるほど詐欺の金を奪うための手段として優しい孫娘を演じていたのなら納得。

右京さんとっさに追いかけたので準備する暇はなかったんだろうけど、ビシッとスーツを着込んで旅行というのは不自然だよ…それならせめて出張設定にしようよ。でもあれだけ積極的に詮索していればどちらにしろ怪しまれてた。最初から隠そうという気はあんまりなかったのかな。空っぽの鞄を席に置いていったりしてたし。

角田課長夫妻は仲直りしたようでよかった。京都で鴨川を眺めながらのんびりというのも悪くないんだけど、新婚旅行以来の二人旅ならさすがにそれでは寂しいよ。せっかくだしいろいろめぐりたくなるよ。角田課長も妻もお互い歩み寄って、詰め込みすぎない程度にゆったりとめぐればいいんじゃないかな…とか思ってたけど結局どうしたんでしょうね。写真を見るかぎり清水寺や八坂の塔あたりに行ってるっぽい。そして妻の写真…右京さんの反応がめっちゃ気になるんだけど?!

2023年11月30日/相棒 season22 第7話「青春の光と影」

再結成が決まった4人組ロックバンドのボーカルが、路地裏で亡くなっていた事件。

うーん…矢崎の耳が聞こえなくて行き違いがあったことが一因ではあるけど、それだけじゃないよね。マネージャーの激務は矢崎がやりたい放題やった結果だし、マネージャーへのあたりもだいぶきつかった。誕生日に特大ケーキと感謝のメッセージを送ればチャラになるわけじゃない。こういうサプライズって相手のためというより自分に酔っているだけに思える。特大というあたりからしても。感謝を伝えるなら普段からこまめに伝えたほうがいいと思うの。

まあ矢崎に悪気はないんだろうね。作詞の件とかきちんと筋を通してるあたりからしても、根は悪くなさそうだし。ただ他人を思いやることができないというだけ。自分がこうと決めたら絶対に譲らないし、バンドメンバーの事情もいっさい考慮せずに突っ走ってる。世界は自分を中心にまわっているとナチュラルに考えているタイプ。わたしとしては関わり合いになりたくない。

本来、バンドメンバーとマネージャーには耳のことを伝えておくべきだと思うんだよね。そうすればライブやマスコミ対応で何かあってもフォローできるし、無視されたとか行き違いもなかった。結局、矢崎は誰のことも信頼してなかったんだろうな。だとしたらせめて補聴器は家に帰るまできちんとつけておこうよ。なんで外すかな…。

2023年11月23日/相棒 season22 第6話「名探偵と眠り姫」

「眠り姫事件の犯人は殺された」という投書が杉下右京宛に届いた話。

父親の罪とか言ってるけど罪じゃなくない? よからぬことを企んでいると知りながら情報提供したのなら罪だけど、相手に騙されて情報提供したわけだし、別にそこまでひた隠しにするようなことではないと思う。まあ本人が罪悪感を覚えるのはわかるんだけど…だったらなおさら正直に話すべきだった。

でも基本的に人柄はいいし仕事もできるみたいですね。社長の娘と結婚するまえから見込まれていたようだし、社長の息子を差し置いて次期社長を打診されてるし、そのうえ義理の娘ともいい関係を築いていたようだし。杉下右京のお話もそれに一役買っていたのかもしれない。

マーロウ矢木はあいかわらずで何より。探偵なのにあんな目立つ格好してていいのかなと思ったりするけど(実際に防犯カメラ映像の後ろ姿だけで速攻バレてた)、そこだけは譲れないんだろうな。半分趣味でロマンの隠し部屋、ハードボイルド定食、この中に犯人がいる、などの小ネタ?も楽しかったです。

右京さんと薫ちゃんの尾行がバレバレすぎて…相手は一応探偵なのに舐めすぎでは? と思ってたら案の定というか撒かれてるし。右京さんは薫ちゃんに敗北を押しつけてるあたり何気に大人げない。そして薫ちゃんがまさかのサラリーマン扮装で本気出してきたのには笑った。スーツ持ってたんだね。似合ってる!

2023年11月16日/相棒 season22 第5話「冷血」

組対の新人刑事が大河内監察官に目をつけられる話。

桐生がどことなくちょっと湊に似ている気がして…大河内さんの好きなタイプなのではと思ったし、実際にけっこうお気に入りだったんじゃないかな。剣道場だけのつきあいだったのかどうかも気になるところ。親しくなりすぎたと言うくらい親しくしていたんですよね。そのあたりもっとじっくり見たかった。

それでも監察官としての使命を全うしたあたりはさすが大河内さん。桐生には恨まれる覚悟だったのに、監察官の仕事を正しく理解してくれて賛辞まで贈ってくれて…うれしくもせつなかったんじゃないかな。

ラムネには笑った。内緒だって言われてたはずなのに薫ちゃん思いっきりバラしてるし、桐生が真に受けてラムネをプレゼントしてるし、えらく重そうなラムネだなと思ってたら液体だったし…そっちのラムネかー! 確かにラムネとしか言ってなかったらどっちかわからんよね。バリボリむさぼり食ってるところは見てなかったわけだ。

桐生には同情する。せっかく子供のころからの夢だった刑事になれたのに、まさか自分の父親が反社だったなんて…動揺するだろうし怖くもなるだろう。それでも警察官なら正しい行動をとらなければならなかった。もし父親が反社だとわかった時点ですぐに報告を上げていれば、刑事をつづけられたんだろうか?

犯人は自業自得の部分もあるけどちょっと同情する。脅された時点で警察に相談すればよかったとは言うけど、相談しても解決はしないからなぁ。自分と家族を守ってくれるわけでもないし(せいぜい巡回を増やすくらい)、相手が捕まらないかぎりずっとビクビク怯えてないといけない。捕まってもお礼参りとか考えると怖い。

それにしても、指示役にGPS仕掛けるとか度胸あるね…。

2023年11月9日/相棒 season22 第4話「天使の前髪」

小さな劇団を主宰する女優が舞台演出家を刺殺した事件。

右京さんと薫ちゃん一緒にクラシックコンサートに行くなんて仲良しすぎない? チケットをもらったとかでしょうかね。そうでもなければ右京さんがわざわざ薫ちゃん(クラシックに興味なし)を誘うとは思えないし。しかし、まさかこのとき話していたホールの話が伏線だったとは…右京さんは聴覚が犬並みで、薫ちゃんは嗅覚が犬並み。ふたりそろって犬のおまわりさん!

あと右京さんの記憶力がすごいなとあらためて。チラッと見ただけの光景をはっきりと覚えてるとか…瞬間記憶能力を持ってるのかな。

演出家はクズすぎた。パワハラ、セクハラ、強姦、公演費用の持ち逃げ…ってもう犯罪者でしかないやん。たぶん被害に遭った女性は他にもたくさんいるんでしょうね。こういうのって警察に訴えられるひとのほうが少ないと思う。ただ、公演費用の持ち逃げは普通に警察に訴えるのでは…訴えたけど証拠がなかった? たとえ捕まらなかったにしても、そんなことまでしておいてよく業界で大きな顔してられるなぁ。面の皮の厚さがすごい。

演出家の遺体はどうやって運んだんだろう。スーツケースか何かに入れて運んだんですかね? だとしたら遺体に痕跡が残ってそうな気がするんだけど。移動と工作にかかった時間によっては死亡推定時刻にズレもできると思う。あと防犯カメラとかにも何かしら映ってたりするんじゃないかなぁ。防犯カメラは避けても、誰かに目撃されていたということも大いにありそうな。深夜でもなかったし。

2023年11月2日/相棒 season22 第3話「スズメバチ」

男性の遺体がスズメバチの巣のそばに捨てられていた事件。

右京さんノーガードでスズメバチに向かっていくから、何か刺されない秘技でもあるのかと思ったら、まさかのノープラン…薫ちゃんのアドバイスがなかったら刺されまくっていたかもしれない。いくら被害者を助けるためとはいえ、自分の命をかえりみずにつっこんでいくのはどうかと思うの。二次災害を起こさないようにすべき。

めぐみの彼氏(被害者)なんかすごいモラハラ臭がする…と思ったら案の定。モラハラDVストーカーのトリプルコンボ。ターゲットになってしまったら逃げきるのは難しい。それこそ海外にでも行かなきゃ…元カノせっかく海外留学して逃げられたのに、せっかく立派な賞までとれたのに、なんでいまさらそんな男を殺しちゃうんだろう。もう自分はターゲットからはずれてるとわかったのに。それだけ心の傷が深かったんですかね…。

陣川くんあいかわらず惚れっぽいし懲りないなと思ったけど、以前ほどは色ボケしてない感じ。惚れたからといって盲目的に庇わないし、相手の気持ちも慮れるようになってた。まあちょっと暴走して捜一に迷惑をかけてたけど。しかしそのクレームをイタミンはどうして特命係に持ってくるんだ。元上司じゃなく現上司に文句を言うべきなのでは…。

2023年10月26日/相棒 season22 拡大スペシャル 第2話「無敵の人〜特命係VS公安…巨悪への反撃」

美和子の知人女性が、行方不明になった婚約者の捜索を右京に依頼する話のつづき。

阿佐子が追っていたのは婚約者ではなく、婚約者が亡くなった爆弾事件で犯人に指示していた男だったと。何となく婚約者でないような気はしていたけど、一緒に仲睦まじそうに写った写真があるしなぁ…と思っていたら AIで作ったものだったらしい。暗がりで一瞬見かけただけのひとの顔をよくそこまで覚えてるね。見かけたときはまだ犯人とも認識していなかったのに。観察力がすごすぎ…。

鶴見がそこまでして『微笑みの楽園』を潰そうとした理由がわからない。そのうちテロ組織になると思ったというだけで、裏でつながっているとはいえ懲戒免職になってまで…その後の生活の保障もないし、切り捨てられるかもしれないのに。そして怪しい兆候もなかったのにマッチポンプまでして。純粋に使命に燃えていたんだろうか。それとも個人的な恨みでもあったんだろうか。

甲斐さん、特命係に情報を与えたうえでおとなしくしていてくれって、おとなしくするわけないじゃん! と思ったら、それを見越してのことだったのか。ほんと特命係のことをよくわかっているし扱いが上手い。右京さんはそれを察したうえで動いていたようだけど。

社美彌子は思ったより元気そうだった。車椅子なのはまだ治りきっていないから? そのうち歩けるようになる? しかし衣笠も狸だけど、社美彌子も負けず劣らず狸だな。目指してるのは官房長? 自己の欲望のためでなく、組織をよくするためだと信じたいが…。

青木には笑った。普通に路上で待ち合わせしてから、マンションの一室で椅子に縛りつけられるまでの経緯が知りたい。相手は素人の女性なのに、抵抗することも逃げることもできなかったんだろうか。何かしらの武器で脅されていたのかなとは思うけど。それにしても情報を漏らしまくったり犯人に協力したりして、上からお咎めはなかったんだろうか。ほんと内調に向いてないと思うんですけどね…人手不足が深刻なのかなぁ。

2023年10月19日/相棒 season22 初回拡大スペシャル 第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

美和子の知人女性が、行方不明になった婚約者の捜索を右京に依頼する話。

美和子スペシャルは罰ゲーム扱い。料理教室に通ってすごくまともになったとビックリしてたら、見た目だけだったというね。味はだいぶ個性的なようで…どんな味だったのかめちゃくちゃ気になるんだけど?! 美和子は自分の料理をどう思ってるのかな。おいしいと感じているのかな。自信満々に出してるもんねぇ。味覚が独特なのかもしれない。いままで青とかピンクの食べ物を平然と出してきたあたり、感性も独特。

微笑みの楽園に勧誘されるための正攻法に笑った。右京さんのお悩み相談、まったくの嘘ではないあたりが絶妙でニヨニヨしてしまう。薫ちゃんに聞かれてごまかしてるあたりもイイネ。

阿佐子が右京さんたちを誘導していたのはあからさまだったし、あれなら右京さんでなくても気付く。薫ちゃんは本当に気付いてなかったのかな。右京さんのことを話していた被告人というのが気になる。言っている内容からして右京さんと事件で関わりを持ったひとのようなので、これまでに登場した犯人の誰かだろうか。

しかし婚約者がいなくなったのは2週間前だから、阿佐子が右京さんに調べてもらおうと思い立ったのはそれ以降ってことになるよね。その2週間足らずで右京さんとつながりのある美和子のことを調べて、彼女の通う料理教室に入って、速攻で仲良くなって食事会におよばれして、右京さんとお近づきになって調べさせた? 本当なら有能すぎない??? どうにも釈然としない。牧村と本当に婚約しているのかも疑わしいし、まだ何か隠していることがあるような気がする。牧村が公安なら、阿佐子は捜査対象だったという可能性もあるよなぁ。

青木はいつか再登場すると思ってた。でもペラペラと口の軽い内調とかダメすぎるだろう。ITまわりだけならともかく、現場はどう考えても向いてない。社美彌子が何を考えているのか気になるところ。よりによってこんなの(失礼)を現場に出してどういうつもりなのかね。使い物になっているのかね。というか社美彌子は撃たれてしまったけど大丈夫だよね? 生還するよね? 信じてる…!

2023年8月31日/相棒 season22 始動

相棒。当然 season22もあると思っていたし、相棒は薫ちゃんだと思っていたけど、正式発表されるとやっぱりほっとします。これで完結かなぁ…発表がないということはまだつづけるのかな? あるいは途中で発表?

2023年3月15日/相棒 season21 最終回スペシャル 第21話「13~隠された真実」

全国各地から13の遺骨が盗まれ、「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが被害者宅に送りつけられた事件のつづき。

13の遺骨窃盗には何か思いもよらない目的があるんじゃないかとは思っていたけど、まさか両親の殺人を告発するためだったとは。両親が祖父を殺したことを知りながら一緒に暮らしてきたなんて苦しかったはず。幼いころからずっと悩んできたんだろうね。信頼できる友人たちに打ち明けて、彼らの協力を得てようやく行動を起こしたということか。

正義の祖父がパワハラモラハラのひどい暴君だったようだけど、父もわりと暴君っぽい。この親にしてこの子ありという感じ。それにしても殺人を犯しておきながら、よく息子に「正義(ジャスティス)」なんて名前をつけられたね。何を思ってその名前にしたのかぜひ聞いてみたい。

でも正義くんは名前のとおり正義感のある子だったみたい。両親のことを疎んで告発しようとしたわけじゃなく、罪を償ってほしいからと。罪を償ったらまた家族になりたいと。本心で言っているんだとしたらいい子すぎでは。わたしだったら砒素で殺すようなひととは一緒に住みたくない。自分も殺されるんじゃないかと怖いもの。

正義の仲良しグループがみんなわりとキラキラネームだったから、もしかしたらそこらへん犯行に関係あるのかもと思っていたけど、無関係だったのか。でも親のエゴでキラキラネームをつけられたものどうしシンパシーを感じて、固い絆でむすばれたのかな…とか思ったり。けっこう熱い友情だったから。

塾の先生、思想はちょっとアレだけど(ヤフコメとかやってそう)基本的にはいいひとっぽい。教育者なら子供たちに自分の思想を押しつけるような講釈はやめたほうがいいですね。相手が大人ならうざがられるくらいだけど、子供だと洗脳みたいになっちゃう可能性もあるんだから。

真野家はわかるけど、小野田家はなんで身代金の支払いを拒否したんですかね? 何かあるんじゃないかと怪しんでいたけど、結局、理由はわからないまま終わってしまった。元警察庁の人間だから、たとえ一万円だろうと犯人とは取引しないということ? 特命係が奪還してくれると信じていたということ?

神戸くんと大河内さんもうこれつきあってない? ただの知り合いがこんな頻繁に雰囲気のいいバーで飲んだりしないと思うの。亀山夫妻と社美彌子が初対面。薫ちゃんより美和子のほうがそのうち社美彌子と何かありそうな予感。美和子スペシャルは今回も強烈だった。カラフルにしたいと思うのはいいけど、青系はやめようよ…食欲がわかない色なんだよ…。美和子にはアレがおいしそうに見えてるんだろうか。

2023年3月8日/相棒 season21 最終回スペシャル前篇 第20話「13~死者の身代金」

全国各地から13の遺骨が盗まれ、「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが被害者宅に送りつけられた事件。

神戸尊、大河内監察官、米沢守、社美彌子、甲斐峯秋、小野田公顕(過去映像)など、これまでの主要人物がたくさん登場して何となく集大成みたいな雰囲気。でもこれでシリーズ終了ではない、よね…? 相棒ならシリーズ終了となれば事前に告知がありそうだし。

薫ちゃんは小野田公顕の遺骨が盗まれた件を黙っていたことに怒り心頭。墓参りに行ったときに黙っていた右京さんに怒るのはまだわかるけど、米沢さんに怒るのは筋違いじゃないかな。感動の再会を果たしたときに遺骨のことなんて頭になかったと思うし。しかも腹立たしいからといって注文したものを食べずに帰っちゃうとか…食べ物は粗末にしたらダメだよ。ほんと甘やかされた駄々っ子ですね。

亀山くんと神戸くんが初対面。そういえば神戸くんは「君は亀山くんの代わりにはなれません」とか右京さんに言われてたなぁ。そこらへんで複雑な思いがあるんだろうか。この初対面を大河内監察官に報告していたのにはニマニマしてしまった。いまでも二人で雰囲気のいいバーに飲みに行ったり仲良くしてるんだ! 今回の中でこれがいちばんうれしかったかも。あ、神戸くんと甲斐パパの絡みも何気にうれしかったです。「この映像は自動的に消滅する」「しませんよ」がめっちゃ好き。神戸くんと社美彌子の接触はうれしいというよりちょっと怖い。

特命係がヘリコプターで発送場所の上空をめぐっていたけど、わざわざヘリコプターでめぐる意味がわからなかった。発送場所を確認するなら車で行けばいいし、俯瞰で位置を確認するなら地図を見ればすむ話では。本当にただの遊覧飛行じゃん。ヘリコプターのチャーターなんてどう考えてもお高いのに、これが税金でまかなわれているのかと思うと微妙な気持ちに。いやまあわたしの税金じゃないんだけども。

“13”のメッセージ動画がなんか中二病くさいなとは思っていたけど、本当に子供たちの仕業ってこと? 正義(ジャスティス)以外もキラキラネームだらけだったのは何か関係あるのかな。キラキラネームをつけられた子供たちが親や社会に復讐しようとしてる? たとえ本当に子供たちの仕業だとしても、それだけで話が終わるとは思えない。先生が怪しげに見えるのは気のせいか。

2023年3月1日/相棒 season21 第19話「再会」

大きな物音がしたという通報の確認をするために、特命係が奥多摩の山中に行った話。

まさか夢オチ? と薫ちゃんが目覚めたあたりで思ったものの、どうやらまるまる夢というわけではなかったみたいでホッとした。右京さんの「君との再会は運命だと思っています」発言も実際にあったのかな。すっとぼけて知らないふりをしたのは照れ隠しなのかも。

それにしても歴代相棒と同じ名前のひとと立て続けに出会うとか偶然が過ぎる。亨はともかく、神戸(かんべ)も冠城(かぶらぎ)もそこそこめずらしい姓なのにね。名前だけじゃなく設定も何となく歴代相棒と似ていたり。亨くんは特に…父親と同じ仕事を始めたらやたら干渉されるようになったとか、年上の先輩と起業したとか、認められたくて空回りして先輩にも父親にも迷惑をかけたとか。

右京さんが自殺志願者と間違えられたのは伏線だったのか。しかし死ぬなら迷惑をかけないように死んでくれよ…発作的に電車に飛び込むとかなら仕方ないけど、バスで他の乗客を巻き込んで爆死する計画とか悪質すぎる。自爆テロと変わらない。死にきれなくても死刑になるからという理由もあまりにも自己中心的でひどい。

ただ薫ちゃんの説得は絶望の真っ只中にいるひとには響かないと思う。ひとりじゃないとか、死んでほしくないとか、見ず知らずのひとに言われても余計に虚しくなるだけ。まあ彼の場合は心配してくれる祖父母もいるし、絶望の真っ只中というわけではなかったから響いたのかも。絶望というより何かこじらせてる感じでしたしね。

薫ちゃんと伊丹は電話でイチャイチャ。声でわかんだろと言っちゃう薫ちゃんにニマニマ。でもオレオレ詐欺の注意喚起している警察が「俺だ」と名乗るのはアカンでしょう。というか仕事の電話で「俺だ」はないぞ。身代金のやりとりにもニマニマ。薫ちゃんが誘拐されて、その身代金を伊丹(独身貴族)が払う未来があるかもしれない(妄想)。

2023年2月22日/相棒 season21 第18話「悪役」

裏カジノ運営疑惑のあるイベント会社社長が刺殺された事件。

有名人が裏カジノなんかに行くのはめちゃくちゃ危険だと思うの。会員制や招待制だったとしても、スタッフお客さん含めてたくさんの無法者が集まっているんだから、今回みたいに脅されたり情報が漏れたりしても不思議じゃない。品行方正とまではいかなくても、違法行為だけはやめようとか思わなかったんですかね。念願の主演でこの映画に賭けていたというならなおさら。というか脇役ばかりでもけっこうお金持ってたんですね。

後輩としてはむちゃくちゃショックだろうな。尊敬する先輩が自分の高校時代からの友人を殺していただなんて。しかも目標としていた鬼気迫る名演技は人を殺したあとだったからだとか。それでも怒りにまかせて復讐しようとせず、まずは友人に罪を重ねさせないよう冷静に行動したのがすごい。それにしても撮影用のナイフとか血糊パックとか随分と用意がいいね。ほんといつのまに…。

自主制作のDVD。みんなそろってつまらないつまらないと言ってるのを見ると、逆に見たくなるぞ。彼の演技だけの問題ではないと思うんだけど…というかまず脚本がダメなんじゃないかと思うんだけど、そこらへんのスタッフはどうやって集めたんだろう。プロってわけじゃないの?

2023年2月15日/相棒 season21 第17話「定点写真」

イベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日たって発見された事件。

商業写真を撮るなら、いつまでもシャッターが指に押されるのを待つわけにもいかない。予算もスケジュールもある中でクライアントの望むものを撮らなければならない。それは自分の名前で出す写真集でも同じこと。プロになって長く活躍するのは才能だけでは無理なんだろうな。あゆみも才能はあったけど、一気に有名になり要求されることが増えて心が疲弊してしまったんじゃないかな。

あゆみが美写紋賞の受賞を聞かれたときの「いえ、まさか」という反応は、とても嘘やごまかしには見えなかった。自分が美写紋賞をとるに値するとはまったく考えてなさそうな。なので受賞させようとしたのは彼女自身じゃなく師匠なのかなとは思ってた。協力関係をやめて一から自分ひとりでやり直すために、師匠が再び表現の場を得られるようにしようと考えるのはわかるけど、まさか師匠の罪までかぶろうとするなんてなぁ。

ずっと同じ場所の風景だけだった幹太のSNSに、杏子ちゃんの笑顔の写真がアップされたことにグッとくる。いつもそばにいた杏子にやっと目を向けることができたんだな。そのことで杏子ちゃんからこの笑顔を引き出したんだな。

幹太の内気で繊細な思春期の少年という感じがとてもいいなぁ…と思いながら見てたらまさかの寺田心くんだった。マジか。6歳くらいのころのイメージしかないのでわからなかった。いつのまにこんなに大きくなって…。

「そこに事件があるから…でしょうか」「そこに山があるからみたいな言い方すんじゃねぇよこのバカ」「事件のことヤマって言うもんね」薫ちゃんうまいこと言うなぁ(笑)。今日も伊丹と仲良しで何よりです。

2023年2月8日/相棒 season21 第16話「女神」

亀山夫妻と杉下夫妻(偽)が泊まりがけで夫婦カウンセリングを受ける話。

杉下夫妻が強すぎてすべて持っていかれた感。小手鞠のプロフィールだけ貸してもらうつもりだった、という話だけど、右京さんなら小手鞠がついてくることくらいわかっていたのでは。本当に来てほしくないなら事情を説明して帰ってもらうとか手はあったはず。結局、夫婦として参加しているあたりやぶさかではなかったんだろうな。小手鞠ならきっとうまくやってくれるという信頼もあったように思う。でも意外とポンコツだった(笑)。カウンセラーには夫婦でないことを見抜かれていたけど、なかなかお似合いでした!

美和子が夫婦カウンセリングに参加したのは結婚詐欺師を探るため。薫ちゃんはすぐに顔に出るから本当のことは告げずに騙して参加させたとのことだけど、水までぶっかける必要があったのか…。夫婦カウンセリングに来てからもあからさまに放置してたり、他の男ばかり見てたり、結婚詐欺師を探るためとはいえ薫ちゃんの扱いがあまりに雑すぎる。そういうことをしても許してくれる薫ちゃんの優しさに無自覚に甘えてるんだろうな。せめて惚れ直したって直接言ってあげて!

伊丹の「惚れ直しました」(無音)に笑った。自分はいまだに妻どころか恋人すらいないですもんね。

2023年2月1日/相棒 season21 第15話「薔薇と髭と菫たち」

ルポライターが妻の著作である少女小説を持って公園で亡くなっていた話。

少女小説家とルポライターは逆だったのか。女だからという理由で優秀なひとが世に出ないまま終わってしまった事例は多いんだろうな。もちろん男だからという理由でやりたいことを認めてもらえない事例もあったと思う。それにしても内気そうな青年が随分コワモテになったなぁ。

「この世界は美しく、人生は喜びに満ちている」…そういうメッセージって毎日しんどいくらいのひとになら響くかもしれないけど、絶望のどん底にいるひとにはまったく響かないんだよね。このメッセージが悪いわけではなく、現状をどうにかしないことにはどんなメッセージも響かない。同情するなら金をくれってやつ。

すみれさん子供がいるのに戸籍を売ったらまずいんじゃないですかね。自分ひとりならともかく、子供に害が及ぶかもしれないとは考えなかったんですかね。そういうひとだから何をやっても上手くいかずに困窮しているのかもしれない。パートとデリバリーを掛け持ちしているとのことだけど、あわせて月10万ないくらいなのかなぁ?

ヒロコママと薫ちゃん再会。あんな物騒なメールを送って大事になったらどうするんだ…と思うものの、そういうドッキリをやっちゃうあたりがヒロコママらしいというか。薫ちゃんの帰国情報やメールアドレスはどこから仕入れたんだろう?

冷凍イカ凶器なつかかしい! レストランで起こった殺人事件で、凶器の冷凍イカをシェフである犯人に調理して出されて、薫ちゃんが知らずに食べちゃったんですよね。そのことでちょっとトラウマになってるのかな。とはいえ食べられないほどではないみたいなのでよかったけど。

内村刑事部長と中園参事官は確かにサプライズ。この二人プライベートでも飲みに行ってるってこと? 何だかんだ仲良しだな。薫ちゃんは内村刑事部長の性格が変わった経緯を聞いているんでしょうか。

2023年1月18日/相棒 season21 第14話「まばたきの叫び」

美和子が取材に訪れた民家でホームヘルパーの男性が殺され、美和子も襲われた事件。

死にたがっているひとに復讐するのって難しいよなぁ。普通に殺しても復讐どころか望みを叶えることになってしまうし。まぶたしか動かせない状態で生かされることが罰になるのかもしれないけど、殺したいほど憎んでいる相手を献身的に支えるのはつらい。ましてや結婚してまでなんて。自分の心のほうが壊れそう。

どうして彼女はそこまで…と思ったけど、きっと自分が許せなかったんだろうな。自分に対しての罰でもあったのかもしれない。当時、待ち合わせの約束していただけならまだしも、自分が遅れたせいで殺されてしまったわけで…責任を感じるのは仕方のないことだと思う。でも綾さんはそんな復讐なんて望まないんじゃないかな。

結局、柳沼勝治が何を考えているのかはよくわからなかった。死刑になりたいという理由で通り魔事件を起こしたときから何も変わってないんだろうか。反省も後悔もしていないんだろうか。聖美と結婚したのも殺してくれると思ったからなんだろうか。なのに殺してくれないから自分の殺害を依頼したんだろうか。

美和子はいまフリーのライターってことなのかな。反響のある記事を書いたことで仕事が増えそうですね。しかし事件系の取材となると、今回みたいに危ないこともあるんだろうなぁ。花瓶で頭を殴られるとか打ちどころが悪かったら死んでたぞ。出血は多かったものの後遺症もなく無事で何よりです。

伊丹、美和子のことを亀子よばわり(笑)。

2023年1月18日/相棒 season21 第13話「椿二輪」

画家の追悼展で、遺作の『椿二輪』という油絵が男に切り裂かれた事件。

“情熱の画家”牧村遼太郎の才能を認めさせるために、自殺を心中に偽装したり、遺作の絵を切り裂いたりして物語性を演出したというのが真相でした。以前も絵画の価値が話題性や知名度や人脈なんかで決まるみたいな話がありましたよね。こういう話を聞くたびに絵画の価値って何なんだろうなと思ってしまう。結局のところ需要と供給で、話題性や知名度によって需要を高めれば絵画の価値も上がるんだろうな。そもそも絵の良し悪しに確固とした基準があるわけではないし。

作品が本物であればやがては正当な評価を得るとか右京さんは言ってたけど、理想論でしかない。きっと才能があっても見出されないままの画家や作品もたくさんあると思う。ゴッホみたいに死後にでも評価されれば運がいいほうなのかなと。

薫ちゃんは鼻や舌だけでなく目もなかなかのものをお持ちのようで。右京さんは知識に裏打ちされた審美眼を持っているけど、薫ちゃんは知識がないのに本能的に感じ取ってしまうんですよね。野性的というか。

魔性の女に魔性感がなく、無理して魔性の女を演じているようにしか見えなくて最初はがっかりしたんだけど、これ本当に無理して魔性の女を演じていたってことなのか。牧村遼太郎の心中相手になりきり自分の絵画に説得力を持たせるために。右京さんは気付いていたのかな。薫ちゃんは気付いてなかったんだろうなぁ。

2023年1月11日/相棒 season21 第12話「他人連れ」

アパートで半グレのメンバーが刺殺された事件。

南野お人好しすぎる。たとえ贖罪のつもりだとしてもここまではなかなかできない。半グレのたまり場に乗り込んでいくとかさ。本当に麻雀が強かったのはビックリだけど、まあ相手が半グレではまともに交渉なんてできるわけもなく。でもそんな勇気と根性があったらたいていのことは乗り越えられそうな気がする。これからは自分と自分の子供のために頑張って!

そのまえに職場はそこでいいのかな…なんか詐欺まがいのことやってたりしない? どっちにしろ営業とかあんまり向いてなさそうなので、転職したほうがいいのかも。

武志くんが心配。南野はいいひとだったけど、誰もいない家に簡単に他人を上げるのは危ないんだよなぁ。そもそも玄関も開けないほうがいいんだよなぁ。もしかしたら誰かに救いを求めたかったのかもしれない。でもここまで懐いたのは南野だったから。上から目線でなく同じ目線で一緒にいてくれるひとだったからこそだよね。

最後はたぶんお母さんに引き取られたんだろうけど、そっちではもうすこしマシな生活を送れるのかな。お父さんが有罪になったらその影響を受けたりしないのかな。

昔の君なら追いついたんじゃないですか、昔の右京さんなら騙されなかったんじゃないですか、と右京さんと薫ちゃんがお互いに言い合っていたけど、まあ身体能力は若いころと同じというわけにはいかないよね。でもまだまだ現役バリバリで安心しました。右京さんが騙されたのは妊娠していることに気付いたからかな? むしろ洞察力が鋭すぎたからこそだったのかも。

美和子って基本的にはサバサバしてる感じなんだけど、けっこう面倒くさい一面があるよね。初デート記念日をお祝いするとか、恥ずかしいラブラブなプリントTシャツを作るとか、それを薫ちゃんに着るよう強要するとか、今回のように察してくれなかったことに怒るとか。まあそれだけ薫ちゃんに甘えてるってことなんだろうけど。

2023年1月1日/相棒 season21 元日スペシャル 第11話「大金塊」

袴田議員のもとに金塊を盗むという予告状が届いた話。

結局、金塊盗難騒ぎは息子が父親のためにしでかしたというオチか。執行猶予中の熟年探偵団なんかに依頼した時点で何かおかしいとは思ってた。大物政治家の家ならもっとまともそうなところに依頼しそうなものなのに。最初は熟年探偵団に何かあるのではないかと疑っていたけど、特に何もなかった。

しかし息子…身内だけで済ますならまだしも、他人を騙して協力させたあげく逮捕させてしまうとかひどすぎん? だいたい盗んだ金塊はどうしたんですかね? 黄金像を作ったとしても全然余裕で余るよね? 残りは? 清廉な二代目を尊敬しているそうだから、私利私欲に走ってないと思いたいけど…。

予告状の「地獄の軽業師」には笑った。地獄の傀儡師ならどことなく怖い雰囲気があるけど、地獄の軽業師は意味不明すぎて。探偵小説マニアみたいだし、必要に迫られてのこととはいえ、ワクワクしながら予告状を作ったんだろうなぁ。

薫ちゃん正式に再雇用。袴田議員の口利きと聞いて嫌な予感しかしなかったけど、恩を売ろうとか手駒にしようとかそういう意図はなかったみたい。もともと二代目のような清廉を理想としていたみたいだし、根っからの悪人というわけではないんだろうな。でもやったことの責任はとらないとね。

右京さんが首を洗って待っていろとか啖呵を切っていたけど、まさかすぐに逮捕に至るとは思わなかった。内調に録音データがあるという考えに至るのは当然だとしても、どうやって手に入れたんだろう…と思ったら青木か。内調に行ってもチョロいままなんだ。やっぱり内調には向かないよなぁ。

右京さんが中学生のときに書いた小説がまた出てくるなんて! 懐かしいなぁ。めちゃくちゃ読み継がれてますね。右京さんとしては不本意だろうけど、わたしとしてはニヨニヨしてしまう。

2022年12月21日/相棒 season21 第10話「黒いコートの女」

宝石窃盗グループのひとりが黒いコートを着た女に追い掛けられ、歩道橋から転落死した事件。

保護司なのに脅されるようなことするなよ。そして脅しに屈するようなひとは保護司に向いてないし、保護司になる資格もないと思う。自分の女遊びをバラされないよう警察に嘘のアリバイ証言して、子供のことも嘘をついて…ってほんと自分のことしか考えてないな。

娘が不憫。いままでは幸せに暮らしてきたんだろうけど、これからが…。妻が真実を聞かされて夫婦仲がどうなるかも心配だし、娘が真実を知ったときにどうなるかも心配。

黒いコートの女も不憫。結果的に二人を死に至らしめてしまったけど、そもそも二人が娘を誘拐していなければ起こらなかったことで。あと娘を連れまわしたことも…もちろん実の娘とはいえ罪になるのはわかるけど、心情的には大目に見てあげてほしい気持ち。きっと情状酌量は認められるよね。

伊丹は「特命係嘱託の亀山」とか呼んでるけど、わざわざ嘱託まで入れるあたりにかえって愛を感じるな。そもそも用もないのに特命係に立ち寄るあたりもね。

2022年12月14日/相棒 season21 第9話「丑三つのキョウコ」

フリースクール代表の男性が胸を刺されて殺された事件。

フリースクールに限らずだけど、真面目に取り組んでるところもあれば金づるとしか考えてないところもある。事前にクチコミなどを調べれば、非人道的で詐欺みたいなところだとわかったのかもしれない。悪評はあったみたいだし。紹介されたからといって安易に飛びつくのはよくないね。

うしみつのキョウコの定義は何? 心臓ちょうだいと襲いかかられたのならともかく、丑三つ時に黒髪&白服の女性が歩いているだけで決めつけるのは乱暴すぎる。しかも勝手に撮影したあげくネットにアップするとかひどいな。これなら自作自演のほうがまだマシだと思う。

おじさんとおじさんが互いにおじさんと揶揄しあっているのかわいい。薫ちゃんの「おじさんだねぇ」はわかるけど、伊丹の脈絡のない「おじさん亀」はただ張り合って苦しまぎれに出てきた言葉だよね。子供のケンカみたい(笑)。

ひきこもりの彼女はこれからどうするんだろう。家族もなく、唯一支援してくれていたひとも逮捕されて。未成年の子供であれば保護してもらえるだろうけど、大人だし…。自分でどうにかするか、できなければこのまま死んでいくしかないのかな。

警視庁見学ツアー? 薫ちゃんと右京さんがガイド? なにそれめっちゃ行きたいんだけど…!

2022年12月7日/相棒 season21 第8話「コイノイタミ」

投資会社勤務の男性が殺害され、その被疑者の妻のアパートに伊丹が強引に押し入った話。

薫ちゃん、伊丹が一言も釈明しないと聞いて「あのバカ、何かひとりで抱え込んでやがるんですよ」って…伊丹のことを信じて思いやっているのが伝わってきて、ちょっとジンとしてしまった。薫ちゃんも伊丹もツンデレですね。

右京さんも刑事としての伊丹を信じてたようだけど、根っからの刑事なら監察官に聴取されたときには本当のことを話していたと思う。そこはやっぱり個人的な感情に惑わされていたのかなと。彼女が自首せず、夫がずっと行方不明のままだったら、伊丹はどうしていたんだろう。

彼女は伊丹がアパートに来るまで刑事だと知らなかったのか。知っていたら、もしかしたら殺したりせず相談してくれたかもしれない。警察でもない一般人に堅気じゃない暴力夫のことなんてなかなか相談できないよ。伊丹は「得意分野です」なんて言ってたけど、それだけじゃ「はあ?」ですよ…。

2022年11月30日/相棒 season21 第7話「砂の記憶」

特命係に『20年前の連続通り魔事件の犯人が動き出す』と書かれた告発文が届いた話。

薫ちゃんもツッコんでたけど、よくまあ殺人の証拠である砂時計を本庁のデスクの上に置いておけるね。20年ものあいだ捕まらなくていい気になってたのかもしれないけどさ。普通、事件を知るひとから手紙が来た時点で怖くなって家に持ち帰らないかな。相当、図太かったらしい。まあ手紙を見て現場に来たことを詰められても平然と言い訳するくらいだからなぁ。

手紙の差出人は母親じゃなければ友達だろうなとは思ってた。でもその友達がまさか保健師だったとは…殺された友達の夢まで背負う必要はなかったけど、そうすることでしか生きられなかったのかもしれない。でもいまの彼女を見るかぎり保健師が天職という感じですね。誇りを持って職務に当たってそう。もう亡き友達の夢というだけではなくなっていると思う。

薫ちゃんは健康診断でどのあたりがよくなかったのか気になる。いまでも健康優良児っぽいけど、コレステロール値や血糖値が高かったりするのかしら。(おそらく)五十代だもんね…と思って調べてみたら、演じている寺脇康文さんは現在60歳とのことで、軽く衝撃を受けた。もう60なんだ?!

伊丹と薫ちゃんは何だかんだ仲良くケンカしていてニマニマしてしまう。土下座までして薫ちゃんを特命係に戻したのは伊丹なんだよなぁと思うと、伊丹がいくらつっかかっていても、もはやイチャついているようにしか見えない。

どうでもいいけど、鋼の保健師ってもしかして鋼の錬金術師を意識してる?

2022年11月17日/相棒 season21 第6話「笑う死体」

元お笑い芸人が河川敷で笑顔のまま亡くなっていた事件。

まさかきっかけとなった財布泥棒が犯人だったとは…しかもお笑いコンビのスピリッツをやってた元相方。スピリッツは右京さんが思い出せないというあたりですごく気になっていたけども、財布泥棒のトランクをがさごそやってたときに見てたということなんですね。そのシーンは映ってなかったので視聴者的にはわかりようがない。

伊藤氏はかなり人間性に難あり。ネクラで愛想が悪いというだけならともかく、DVをやってたとか、何百万も借りて返さないとか、金庫の金を盗むとか、かなりヤベェ人物だというのは伝わってくる。まともな人間なら暴力団から盗んだ金で償おうとは思わないぞ。「巻き込まないで」って紗矢が言ってたけど、それが普通の感覚。

しかし元相方もろくでもない人間で…こんな二人がコンビを組んでもそりゃ長続きしないよねぇ。マコサヤのほうはそれなりに評価されてたようだけど、スピリッツのほうはどうだったんだろう。

最期に笑ってたのは「ネクラシス」を見てのことだったのかなぁ。右京さんが言うんだからきっとそうなんだろうけど。わたしは息子のことで笑顔になったのかなと思ってた。存在を知らなかった息子がいて、立派に育ってて、その子が夫婦漫才を褒めてくれて、お金を元相方ではなく息子に渡せて…。でも「ネクラシス」のほうが確かに伊藤氏らしいかも。

千葉県警の刑事はただ嫌なヤツというだけだったのか。最初は温厚な様子だったのに、特命係が事件を捜査していると知ったら急に態度が一変したり、上を通じて厳重抗議してきたり、何か事件に絡んでいて知られたくないことがあるのではと疑ってしまった。青田刑事と伊丹&芹沢との因縁はすごく気になる。

美和子はまたこてまりで料理を作ってるの? それともお手伝いだけ? とりあえず料理の見た目は普通だったけど…美和子スペシャルなんて他のお客に出したら店が潰れるぞ(酷)。

2022年11月9日/相棒 season21 第5話「眠る爆弾」

理工学部の男子大学生が学内に爆弾を仕掛け、准教授を監禁した事件。

女子学生は一途といえば一途だけど、視野が狭く、研究のためなら犯罪も厭わない人物だともいえる。マッドサイエンティストの素質があったのかもしれない。研究のための予算が不足していたとしても、彼女の行為を肯定はできない。

あと准教授もな…「森原くんを殺したのは僕なんです」とか誤解を招くような言いまわしをするなよ。「森原くんが亡くなったのは僕の責任です」と正しく言え。悲劇に酔ってるとしか思えない。そのせいでもうひとりの教え子が犯罪者になってしまったじゃないか。

クラッシュシンドロームというのは初めて知った。瓦礫や重量物に2時間以上はさまれていると起こるらしい。応急処置としてはとりあえず大量の水を飲ませるくらいで、一刻も早く透析病院へ搬送するしかないみたい。

「バ亀」「首を突っ込むな 甲羅にしまっとけ」など、伊丹はやっぱり薫ちゃんがいてイキイキしてるような気がします…!

2022年11月2日/相棒 season21 第4話「最後の晩餐」

右京と薫がタクシーで血のついたマフラーを見つけた話。

血のついたマフラーを見過ごさずに徹底的に調べたことで、ひとりの命と心が救われたんだな。しかしお店でカレーができるのを待っているあいだに、まわりに指示を出してすべてをあきらかにしてしまうなんて右京さんすごい。いっそ怖い。まあ実際に指示を聞いて頑張ったのは薫ちゃんと土師なんですが。

ずっと目を閉ざして何も見ないようにしてきたけど、今回のことがきっかけでようやくまわりにあるものが見えるようになったというわけね。これからハッピーエンドになるかバッドエンドになるかは自分次第。チャップリン映画『CITY LIGHITS』は見たことなかったけど、今回の話でちょっと見てみたくなった。

右京さん「青木くんなら五分はかかったでしょうが、あなたなら三分で可能でしょう」って土師の性格を見越した上での挑発なんだろうなぁ。こんなわかりやすい挑発にまんまとのってる土師がかわいい。薫ちゃんはいつのまにか「土師っち」とかマブダチのように呼んでる…!

美和子の料理は何? カレーなの? 何をどうやったらあんな色になるの?! これが最後の晩餐だったら嫌すぎる(笑)。

2022年10月26日/相棒 season21 第3話「逃亡者 亀山薫」

殺人容疑をかけられた亀山薫が逃亡する話。

薫ちゃん、特命係に復帰して早々、ろくに仕事もしないうちに殺人容疑をかけられて逃亡とか何やってんの…薫ちゃんが悪いわけではなくてもそう言いたくなっちゃう。復帰のために土下座までした伊丹には胃の痛くなるような案件。もちろん伊丹個人としては信じていたと思うけど、こうも物的証拠や状況証拠、目撃証言までそろっていると、犯人でないと証明するのは難しいわけで。

いいひとだからといって犯罪に手を染めないということはないんだよね。追い詰められたらわからない。自分のためなら耐えられても子供の命のためなら何でもやるというひともいる。事情を聞くと同情したくなるだろうけど、それでもやっぱり人として止めなければならないと思う。警察官ならなおのこと。その覚醒剤で多くのひとの人生が狂うかもしれないんだぞ。

息子が心配。父親が同僚の協力を得て覚醒剤を横流しにし、けじめをつけるために父親が自殺し、隠すために母親がひとを殺し…それが全部自分のためだったとか重すぎるだろ。そういう数多くの犠牲の上に自分の命があるんだと知ったら…生きていてはいけないような気になるかもしれないし、だからといって父親の気持ちを思えば死ぬことも難しい。若くしてこんな業を背負わされるとかつらすぎる。

2022年10月19日/相棒 season21 拡大スペシャル 第2話「ペルソナ・ノン・グラータ〜二重の陰謀」

サルウィン反政府運動のリーダー的存在だったアイシャが自殺に追い込まれた事件のつづき。

まあ厩谷が怪しいとは思ってました。6人全員の連絡先を知ることができるのは厩谷くらいかなぁって。まっさきにアイシャを殺そうとしたのもパフォーマンスっぽいなぁって。動機はわからなかったけど…思った以上にゲスい理由でびっくりした。

アイシャのお母さん、死をまえにしてすっきりしたかったのかもしれないけど、そこまで秘密にしていたなら墓まで持っていってほしかった。それを聞かされても娘はつらいだけでいいことは何もないんじゃ。結果論だけど命まで落とすはめになったし…。

薫は開花したのは一輪だけとか言ってたけど、一輪でも十分だと思う…というかアイシャが聖女すぎるんよ。あれを目指してるんだとしたら理想が高すぎるとしか。政治には関わってないけど清く正しく生きている子もいるだろうし、そういう子も認めてあげてほしい気持ち。

一介の警察官をフルネームで名指しして妄想モンスターとかすごいな。名誉毀損罪や侮辱罪にあたるんじゃ。三流週刊誌とはいえここまでやったら訴訟リスクもあるだろうに。鑓鞍なら訴訟さえも揉み消せるという判断? それとも杉下右京は訴訟なんて起こさないという判断?

社美彌子はちゃんと薫についてのリポートを出してたんだ。何だかんだ文句を言いつつも断れないのか断らないのか。しかしそのリポートの内容が気になりすぎる…読みたい…!

伊丹は盛大なツンデレ…というか亀山のことが大好きすぎん? 絡みたくて仕方ない、絡めてうれしい、また一緒に働きたい、昔みたいに言い合いたい、というような感じが隠そうとしてもダダ漏れで、ニマニマしてしまう。

「薫ちゃんのこといじめないでくださいね」「美和子スペシャル」とか懐かしい。

2022年10月12日/相棒 season21 初回拡大スペシャル 第1話「ペルソナ・ノン・グラータ〜殺人招待状」

薫のスマホに『アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる』という脅迫メッセージが届く事件。

右京と薫が再会。劇的なものではなく、さらっとお茶目な感じなのがこのふたりらしい。「亀山薫です」「わかっています」のやりとりが好きすぎる。薫ちゃん雰囲気とか変わってなくて安心した。校長先生になってたのには驚いたけど、サルウィンで頑張ってきたことを思うと感慨深い。でも感慨に浸るまもなく事件が起こってしまうという。

そういえば社美彌子は内調トップでした。なのに右京さんに利用されまくりなのちょっと笑った。甲斐さんに監督不行き届きと文句を言ったら、今度は鑓鞍経由で来るんだもんな。溜息つきたくもなるよね。あと甲斐さんが美彌子に怒られたのにまったく懲りてなさそうなのにも笑った。

飛行機を墜落させるというのは、わたしも最初に聞いたときからブラフじゃないかと思ってた。状況に応じて墜落させたり中止したりって難しいよ。搭乗スタッフならできなくはないかもしれないけど…。結局アイシャが亡くなってしまったので、ブラフだったかどうかはまだわからない。

アイシャが自殺というのはどうやら間違いなさそう。自分が死ななければ大勢のひとが死ぬとなったら、しかもその中に友人や恩人の大切なひとがいたら、きっと高潔なひとほど生きていられないはず。犯人は初めからそれを狙っていたのかな。

しかし犯人像がまったく見えてこない。すでに登場している人物の中に犯人や共犯者がいるんだろうか。脅迫メッセージを受信した6人の連絡先を知っているひとなんですよね? 普通に全員と面識のあるひとはいなさそうだから、出席者の連絡先を手に入れられる立場にあるひと? 政府関係者とか? 6人の中にいる?

伊丹と薫が再会。久しぶりの二人のやりとりを楽しみにしてたんだけど、さすがにこの状況ではそんな気分になれないよね。伊丹は知らないので「元特命係の亀山」「サルウィン亀」とかふっかけてきたけど…。

美和子が無事でよかったです。いまでも何だかんだ薫ちゃんと仲良しなようでほっとしました。メッセージアプリの「ダーリン」表示だったり、動画も文句を言いつつもトイレに移動してまで撮ってくれたり。そういえば美和子っていまは何の仕事してるんだっけ?

予想どおり次回につづく!

2022年9月14日/初回ゲスト&あらすじ解禁

公式サイトには第1話のあらすじも掲載されています。薫と美和子は別々に日本入りなのか。美和子がここで死ぬなんてことはないと思いたいけど…どうか無事でありますように!

2022年9月7日/ポスタービジュアル&予告映像解禁

右京さんと薫ちゃんの掛け合いイイネ! 予告映像を見ると、どうやら薫と美和子はサルウィンの親善使節団として日本に来たっぽい。書類の一部しか見えてないので合ってるかどうかわからないけど。どんな感じで特命係に戻ってくるのか気になりますね。楽しみです。

2022年6月23日/新相棒&新シーズン解禁

  • 新相棒&新シーズン解禁(相棒 公式Twitter)
  • 「相棒 season21」に寺脇康文が帰還「シン亀山薫でございます!」(映画ナタリー)
  • わあ! まさかの薫ちゃん復帰! そう来るとは予想もしていませんでした。でも聞いてみればなるほどねと納得感もある。初代復帰で相棒シリーズを締められたらきれいだよね。初代にして最後の相棒って最高にエモい。いや、season21で終わりなのかはわからないんだけどさ。長くてもせいぜいあと数シーズンかなと。カイト君がどうしているのかも知りたい…。

    2022年3月23日/相棒 season20 最終回スペシャル 第20話『冠城亘最後の事件—特命係との別離』

    鑓鞍が命を狙われる話。最終話。

    前篇で公調とか内調とかよくわからないなんて言ってたら、冠城は公調に、青木は内調に。公調こと公安調査庁はテロやスパイを調査する秘密警察(MI5みたいな)、内調こと内閣情報調査室は国内外の政治や治安を調査する情報機関(SISみたいな)…という認識でいいのかな。「冠城と青木、何だかんだハモってましたから」という大河内監察官のセリフには笑ってしまった。でも実際そうだわ。青木は何だかんだ冠城のことが大好きだし(ヤンデレ風味)、冠城も何だかんだかわいがってるような。

    しかし殉職エンドでなくてよかった。歴代相棒と似た終わり方にはならないだろうと思っていたので、そうすると今度は殉職かもしれないとヒヤヒヤしてた。でも終わってみれば神戸くんとちょっと似た終わり方に。公安調査庁は法務省の外局なので、元サヤというわけではないけどそれに近いのかなと。これからも神戸くんみたいにたまにゲスト的な感じで出てきそうな予感。社美彌子の娘とも関係があるし。

    そして内調が青木をスカウトしたことにめちゃくちゃびっくり。いくら冠城が推薦したからといって本当にスカウトするなんて…正気か? 確かにサイバー方面に関しては腕が立つんだけどさ(でも簡単にバックドアを仕掛けられてたっけ)(しかも気付かないまま侵入まで許してる)。遵法精神があまりないうえ感情に流されやすいので、何をしでかすかわからないぞ。内調でうまいこと飼い慣らせるんですかね。むしろ公調の冠城にいいように利用されてしまいそうな。

    最後、右京さんが冠城を引き留めたのにちょっとグッときてしまった(このあたり水谷豊さんの気持ちを右京さんが代弁しているようにも聞こえた)。冠城のことを相棒として本当に頼りにしてたんだろうな。波長が合うというか、言葉にしなくても思考が通じ合っているようなところもあって。もしかしたら人としてもけっこう好きだったのかも。

    社美彌子は今後も何かと絡んできそうな気がする。娘のほうもいろいろありそうな。

    2022年3月16日/相棒 season20 最終回スペシャル前篇 第19話『冠城亘最後の事件—仇敵』

    8年前に国家公安委員長の鑓鞍を襲撃した男が出所し、再び鑓鞍を狙うかもしれない話。

    冠城が野暮用で会っていた中学生は社美彌子の娘なんだろうなとは思ってた。でもまさか社美彌子が知らないとは思わなかった。いくら当人が同意していても、保護者の承諾なしに未成年を連れまわしたら誘拐になるんだぞ。冠城だって警察なんだから当然知ってるだろうに。まあ美彌子は娘のことをあまりおおっぴらにしたくないようだし、訴えはしないと思うけど。

    しかし、どうしてこの二人がたびたび会うような関係になったんだろう。何のために会ってるんだろう。娘の「姫と家来」という返答からして、娘のほうが冠城に会うことを望んでるんだと思うけど…パパ活ではないよな。でも娘の名前を出せない状況だとしたら釈明もできないわけで。殉職エンドも嫌だけど、パパ活疑惑で懲戒免職エンドなんてことになったら泣くよ。

    美彌子が絵文字を使ってるのが意外だった。娘限定かな。

    内調や公調がどういう組織でどういう位置づけなのかよくわからない。なのでここらへんが絡む話はなかなか理解が難しい。いつもわかったようなわからないような感じになる。一応、公調も内調も調べたけど、文字で説明されたのを読むだけでは実態がつかめないし、各所との関係性なんかまでは把握できない。

    仇討ちについてやたら掘り下げていたのがちょっと気になる。角田課長も言ってたけど、現代日本では仇討ちなんて認められてないんだから正式も何もないぞ。まあ右京さんはわかったうえで言ってるんだろうけどね。知識人の遊びというか…凡人にはなかなかついていけないですね。

    濡れ場がなかなかエロくてビックリした。相棒でここまで描くのは初めてじゃないか?

    2022年3月9日/相棒 season20 第18話『詩集を売る女』

    路上で詩集を売る女性が事件を起こそうとしているのを、特命係が止めようとする話。

    冠城は無事でした! 刺された位置からして警察手帳に阻まれてるような気がしたし、そうであってくれと願いながら見守ってたんだけど、警察手帳ではなく詩集でした。どちらにしても古典的すぎるオチ。まあベタだろうが何だろうが無事だったのでよかった…と思いつつも、ここで安堵させておいて実は最終回で殉職エンドかもしれない、と覚悟はしておく。

    戸籍を売ったらどうなるか、それなりに社会人として生きていればだいたいわかるけど、まだ学生だったり若かったりしたら想像がつかないのかもしれない。こういうのって警察に相談したらなんとかなるのかな。売ったことは罪に問われるだろうけど、戸籍を取り戻せるのならそれでもいいと思うひとはいそうな気がする。

    しかし、自分も死ぬつもりだった本物の一歩はともかく、デザイナーのほうはもうちょっと考えたほうがいいと思うの。あんな人目につく公園で刺し殺したりしたら、あっというまにバレて身の破滅だよ。せめて人目につかないところに呼び出してとかさ。それすらも考えられないくらい追い詰められていたんですかね。

    青木チョロいな。チョロすぎて心配になる。非番の日に呼び出されて12時間も律儀に待ってたのかよ。そりゃ怒っていい。今回に限らずみんな青木の扱いがひどすぎるんじゃ…冠城はせめてちゃんと女性を紹介してあげてください。

    2022年3月2日/相棒 season20 第17話『米沢守再びの事件』

    米沢守が線路脇で遺体を発見した事件。

    途中、もしかしたら米沢さんが犯人なんじゃないかと不安になってた。星川鉄道の復活を情熱的に望んでいたようだし。米沢さんはそんなことしないと思いつつも、鉄道が絡むとどうなるかわからないし(失礼)。違ってよかったです。チラッとでも疑ってしまってごめんよ…。

    部外者が勝手に事件現場で鑑識作業しても絞られるだけで済んでしまうとは…まあ、特命係もいつも好き勝手してるからね。それでも叱られたり叱られなかったりで懲戒処分は受けてなさそうだし。基本甘い。

    乗り鉄、撮り鉄、車両鉄、模型鉄、スジ鉄…いろいろあるんだなぁ。迷惑行為をするのはクズ鉄…上手いこと言うな(笑)。そういうのは真の鉄道ファンとは別物とかいう主張はよく聞くけど、残念ながら傍から見たら鉄道ファンのくくりなんだよ。ごく少数ならまだしもあちこちにいる印象。

    冠城はだいぶ右京さんと思考がシンクロしてきたのかな。言葉がなくてもわかり合っているというか、わかり合ったうえで言葉を交わしている感じ。お互いストレスなく動けてすごくやりやすいんだろうな。でも馴染みすぎてて面白みがなくなってきた気もしないでもない。異質なものとの化学反応的なものがないというか。

    冠城が殉職エンドだったらどうしようとひそかに不安に思ってたんだけど、次回予告で刺されてる?! まだ最終回じゃないから大丈夫だよね?!!

    2022年2月23日/相棒 season20 第16話『ある晴れた日の殺人』

    オフィスビルの屋上で男性の刺殺遺体が発見された事件。

    最初から真犯人がわかっているパターンの変化球。いつまでたっても真犯人にたどり着かなくてヤキモキしてた。どうなるんだろうと心配になってた。被害者の顔が過去回想でも全然出てこなくて奇妙に感じていたけど、最後でそういうことかと納得。

    しかし、真犯人がまさか被害者本人だったとは…実は誰にも見えない実体のない存在だったということですね。右京さんにも冠城にも見えていなかったということですね。最後、右京さんと会話しているかのようになっていたけど、右京さんは冠城と会話していただけかな。

    被害者は真面目すぎて空回りするタイプだったのかな。もちろん彼にも良くない部分はあったんだろうけど、自分で言うほどひどい人間ではないような。まわりの仕打ちがひどくて病んでしまったように思える。あんな目に遭ったら死にたくなってもおかしくない。

    2022年2月9日/相棒 season20 第15話『食わせもの』

    元詐欺師が管理人をしているマンションで男性が転落死した事件。

    管理人、詐欺師のくせに見る目ないな! 相手のほうが詐欺師としてうわてだったということか。わたしも、右京さんが「実に堂々とやってのけた」とか言うまでは疑いもしていなかった。まさか娘であることすら嘘だったなんて…。警察官になりすまして闇カジノを摘発したり、娘になりすまして老いた父親と同居までしたり、なかなかやることが大胆ですね。

    しかし父親も娘がなりすましであることに気付いて芝居していたとは。偽物でも良くしてくれてうれしかったんだろうなぁ。娘(本物)と折り合いが悪かったのならなおさら。娘(偽)のほうも情が湧いたのか、家族ごっこを心地よく思うようになっていたのかもしれない。お互い欠けたものを埋め合うような関係だったのかな。

    刑事ってこうやっていやーな目つきしていません? 疑り深い…って伊丹のことだな! と思ったとたん、急に伊丹の目のドアップになってビックリした(笑)。

    偽取引でおとり捜査のところ、捜査一課と連携して備えておいたとか言ってたけど、ナイフで襲いかかってるのに伊丹たち出てくるの遅くない? 管理人が庇わなかったら死んでたんじゃないか? 詐欺師だから自分で何とかすると思ったんだろうか。それとも単に出遅れただけ?

    青木もたまには役に立ちますね…って、日頃からこき使っておきながらその言い草はちょっとひどいぞ(笑)。いつも何だかんだ頼んだことをやってくれてるし、役に立ってるんじゃないかな。性格が面倒くさいだけで。

    2022年2月2日/相棒 season20 第14話『ディアボロス』

    フラワーアーティストの婚約者が殺された事件。

    何があっても芸術に昇華させてしまう人間はいるんだよな。ある意味で狂っているというか、凡人の常識でははかれないというか。そういうひとが本物の天才なのかもしれない。たとえ幸せになったとしても、それまでと違う作風ですごいものを生み出すような気がする。

    氷室に罠を仕掛けて苦しめた動機は、右京さんの言うように本当に才能への献身だったのだろうか。そうだとしたら彼もなかなか狂ってる。そのために大金を払うことも罪を犯すことも厭わないなんて。

    もしかしたら本当に嫉妬で潰そうとしていたのかもしれない。けれど絶望を鮮烈に昇華させるさまを見て惹かれてしまい、潰そうとしながらも相反する感情を持つようになった…ということも考えられる。

    家元のみずみずしい感性の源は少年少女のヌードモデル。年端もいかないって何歳くらいだったんだろう…小中学生くらいかな。いずれにせよ未成年だから本人の同意だけではダメだと思うの。保護者の同意も必要だし、たとえ保護者の同意があっても世間的に非難はされるだろうね。

    ところで本当に指一本触れてなかったんだろうか。触れてなかったとしても、何時間も凝視されるだけで十分怖いし気持ち悪いな。少年少女のトラウマになってなければいいが…。

    2022年1月26日/相棒 season20 第12話『お宝探し』

    13年前に行方不明になったままの少女が戻ってきた話。

    多岐川家に来た女性、13年間も男に監禁されてたわりには髪がきれいすぎておかしいと思ってた。どう見ても美容室に行ってる。監禁した男が美容師だったという可能性もなくはないけど…とか考えていたけど、やっぱり監禁されてなかった。しかしいとこでもないとなると誰なんだろう? と思ったら、まさかただ似ているだけのまったくの他人だったとは…。

    似顔絵捜査官が意図して別人を描いたら証拠の捏造だよ。本来なら懲戒ものだよ。そもそも少女拉致監禁事件の前科があるというだけで、状況証拠さえないのに、犯人に間違いないと決めつけるなんて捜査官失格だと思うの。そのうえ証拠を捏造して逮捕させようなんて傲慢すぎる。過去にもそういう似顔絵の捏造をやってたんじゃないかという気がしてならない。

    ピアノ教師は本能のまま突っ走るタイプだな。不倫というだけでもまずいのに、相手は高校生で教え子、しかも誰でも入ってこられるピアノ教室で事に及ぼうだなんて…せめて鍵くらいかけとけ。そして保身のためなら死体遺棄も殺人も平気な顔してやっちゃうというね。

    こてまりの伊丹かわいいな! そういうツンデレなところ好き。

    2022年1月19日/相棒 season20 第12話『お宝探し』

    元刑事の動画配信者が自宅で殺されていた事件。

    息子は父親と妻がしたことを知ってたんだろうか。失踪届を出したときは知らなったのではないかと思うけど、その後、父親から説明されたんだろうか。あるいは本当に妻が駆け落ちしたと思ってたんだろうか。気になる。

    妻はすぐに自首していれば罪が軽くなったのになぁ。最初はその気があったみたいなのに、義父に命令されて言いなりになったのは残念。死体遺棄までしてさらに罪が重くなってしまった。でも言いなりにならなかったら彼女も殺されていたかも…。

    右京さんはここ掘れワンワンのフォロワーだったということですかね。事件が発覚してすぐに動画に出ていることに気付いたみたいだし、もともとよく見ていたのかなって。動画では本名を出していなくて身バレもしていなかったようなので。本当に何にでも興味があるなぁ。

    右京さんの3号代理にはめちゃくちゃ笑った。つなぎとか道具とか自腹で用意してきたんですかね。ここ掘れ〜ワンワン! とか言っちゃったりして、捜査のためとはいえノリノリに見える。右京さんってこういうのわりと躊躇ないよね。

    ところで緊急ライブ配信なのに何でセリフのテロップがついてるの?? 最初はイメージなのかなと無理やり納得しようとしたけど、実際に動画として流れている映像にもテロップがついててね…。

    2022年1月1日/相棒 season20 元日スペシャル 第11話『二人』

    冠城の姉が記憶喪失の男性を保護した話。

    なんか「わーくん」の衝撃が強すぎてすべて持っていかれた感(笑)。そうか…姉にはわーくんと呼ばれているのか…ちなみに母親には亘と呼ばれていたっぽい(ラスト付近の回想)。冠城の姉ってバリバリに仕事ができる強気のひとを想像していたけど、意外にもおっとり系でした。おっとりしつつもマイペースで冠城のことを振りまわしてそう。

    冠城の実家はかなりご立派でした。お姉さんひとりということはご両親はもう亡くなっているのかな。冠城の部屋も興味深い。実家を出たとき(大学卒業時?)のまんまにしてあるんですかね。趣味のものがたくさん…ギター、ダーツ、天体望遠鏡など。バスケも好きなのかな。あと賞状や盾もたくさん。泊まっていける状態ということは定期的に掃除してたんでしょうね。

    こてまりに予約を断られて拗ねてる峯秋がかわいい。しかしこれにつきあわされる特命係の二人はうんざりですよね。だからといって「プンプン」はないぞ(笑)。面倒くさすぎて言いたくなる気持ちはわかるけど!

    記憶喪失の男性は本当に記憶をなくしていたのか。もしかしてそういうふりをしているのかなとちょっと疑ってた。しかしまさか最高裁判所の判事だとは…偉そうだったのも良いものばかり食ってたのも納得。由梨さんにごはん代は返してあげてね。でも記憶をなくす前から良いひとっぽくて安心した。新くんが傷つくような展開は見たくなかったので。

    社美彌子は都合良く利用しようとする感がいいなぁ。これからもこんな感じでちょいちょい出てくれるとうれしい。そしてたまにガッツリ関わってくれるとうれしい。

    2021年12月22日/相棒 season20 第10話『紅茶のおいしい喫茶店』

    右京と冠城が喫茶店の店員に扮して張り込みをする話。

    紅茶の知識を生かして張り込み、紅茶で罠を仕掛け、紅茶のブレンドを証拠として事件解決。紅茶づくしの話でした。右京さんも冠城もおそろいの蝶ネクタイとエプロン似合ってる! 右京さんは紅茶の知識にもとづいた接客で、冠城は物腰がやわらかくてわりとこなれた感じの接客かな。

    ただ、右京さんの紅茶のそそぎ方はまわりに飛び散らないか心配になる。自分にならともかくお客さんに飛び散ったらまずいような。高い位置から紅茶を注いで空気を入れると豊かな香りを楽しめるらしいんだけど、さすがに高すぎだろう(笑)。昔はここまで高くなかったのにね。

    ロンドンのホテルで飲むと1杯2万円以上するというゴールデンチップス。わざわざマスターが紅茶に詳しいか探るために右京さんが自腹で買ったのか。茶葉はおいくらくらいするんだろう。

    喫茶店に来た男が右京さんに紅茶のことを尋ねたのは、本当にちゃんとした店員なのか探りを入れるためだったのかな。想定外に詳しい答えが返ってきて困惑したでしょうね(笑)。右京さんはわかっててマシンガントークをした気がする。

    2021年12月15日/相棒 season20 第9話『生まれ変わった男』

    20年前に殺された男性の生まれ変わりだと主張する大学生の話。

    どこかで聞きかじった話を妄想でふくらませて、それを前世の記憶と思い込んでいるのかなぁ? とか考えていたんだけど、まさか本人が実際に目撃していたとは…その日に生まれたのに目撃できるなんて思わないじゃないか…。

    無戸籍の話は過去にもあったように思いますが、今回はまた違ったアプローチで。無戸籍になってもしかるべきところでしかるべき手続きをすれば、戸籍取得はできるはず。元夫にはたぶん知られてしまうと思うけど…。一生無戸籍だとか思い詰めるまえにまず役所とかに相談してほしかった。

    子供のころの3歳の違いってめちゃくちゃ大きいよね。小学1年生になったときは9歳か…かなり体が大きかったんじゃないかと思うけど、まあ個人差があるからなぁ。おかしいとまでは言えないか。陸上で神童と呼ばれていたのもそういう絡繰りだったのね。本人からしたらいろいろショックだよな…でも、もうふっきれたのかだいぶカラッとしていたし、両親を恨むどころか気遣うようなことを言っていて、なかなか出来た子だなと。

    しかし、このひと陸上の短距離選手なのにとてもそうは見えない。こんなぽよっとしてたらそりゃ結果は出ないだろうと思ってしまった。神童ではなかったわけだから簡単にはいかないだろうけど、ちゃんと体を作ってしっかりトレーニングをしたらもうすこし伸びるんじゃないかな。とりあえず自己ベスト目指して頑張れ。

    角田課長がしていた右京さんの物真似には笑った。似てるとは言いがたいけどすごくわかる…! 右京さんで脳内再現余裕です(笑)。

    2021年12月8日/相棒 season20 第8話『操り人形』

    大学構内の地中から死後50年近くたっている白骨死体が発見された話。

    岡田がクズすぎた。こいつさえいなければみんなもっと幸せになれてたかもしれないのに。この調子で生きているのなら、梶原に殺されなくてもいつか他の誰かに殺されてた気がする。あちこちで死ぬほど恨みかってそう。

    しかしこんなやつがカリスマかぁ…まあどこかぶっ壊れていないと過激派のカリスマになんかなれないか。人心を操る天才というけど、裏切ってばかりいたらそのうちまわりから信じてもらえなくなりそうな。すでにだいぶ悪い噂も流れていたみたいだし。ただ、昭和だとそれが勲章みたいに捉えられることもあるのかもしれない。

    息子も父親の亡霊に翻弄される人生になってしまったな。真面目に働いていたのに一方的に解雇通告されて、わけもわからず襲いかかられて、うっかり殺してしまって…本当にそうだったとしたらひどく不憫だと思う。ただ、そのあと恩人に罪をなすりつけようとしたからなぁ。そういう恩知らずなところは父親の遺伝なのかなとつい思ってしまう。

    2021年11月24日/相棒 season20 第7話『かわおとこ』

    男の子が川で溺れて意識不明になった話。

    笹沼硝子の社長ひどいな。薄々そうだと気付いているのに気付かないふりをして、社員の進言も封殺して、事実が明るみに出そうになったら社員を殺してまで隠蔽して。濡れ衣で住民に責められていた城西エレクトロニクスが気の毒…と思ったら、その城西エレクトロニクスの防犯カメラから笹沼社長の犯行が発覚とは。ちょっと痛快。

    弟が川で溺れて、その責任が自分にもあると思ったらいたたまれないだろうな。だからといって母親の責任だと言われるのもつらい。川男のせいにしたくなるのも子供なら仕方のないことだと思う。最後にちゃんと自分から母親に打ち明けて謝っていたのがえらい。これですこしは心が軽くなるといいけど。

    高部さんは土壌汚染を見過ごしたことには責任があるけど、子供が溺れたことにはどうなのかな。もちろんあのとき注意をしていればよかったというのはあるけど、お母さんの声も聞こえていたからね…見ず知らずの子供をどこまで気にかけなければならないかというのは難しい。

    右京さん、役所に準ずるところの人間だと言ったり、妖怪ハンターと似たような仕事だと言ったり。はっきりと嘘をついているわけではないんだけど…なんかごまかし方が詐欺師っぽい(笑)。

    2021年11月24日/反町隆史が今シーズン最終回で相棒を卒業

    反町隆史が今シーズン最終回で相棒を卒業。うーん、番組的には視聴率がほしいからこういう発表しちゃうんだろうけど、一視聴者からするとネタバレやめてと思ってしまう。もちろんそういうのを気にしないひともいるとは思う。でもわたしは何も知らずに本編を見てドキドキしたいしビックリしたいの。

    2021年11月17日/相棒 season20 第6話『マイルール』

    ベストセラー作家が刺殺され、現場から新作の最終回原稿が消えていた話。

    最終回前に元少年Aに会いにいったのは、本当に更生しているかどうかを見極めるためだったのかな。更生してなさそうだったら名前を書くつもりだったのかな。ギリギリまで葛藤していたんでしょうね。恐怖に押しつぶされそうになっている元少年Aを見て、彼のために必死に頭を下げる妻を見て、もう十分に復讐は果たしたと思ったのかもしれない。

    ペンで人を追い詰めるのもやってはいけないことだとは思うけど、気持ちはわかる。ひとの娘を殺して家族みんなの人生をめちゃくちゃにしておきながら、何の罰も受けず、直接謝罪もせず、名前すら名乗らず、それなのに結婚までして幸せに生きていたら復讐もしたくなる。殺すまではしなくても、犯人の人生をめちゃくちゃにしたいと思っても不思議はない。

    しかしあの最終回はミステリとしてありなんだろうか…ずっと連載を追ってきて、犯人の正体が明らかにならないまま終わったら、わたしならガッカリしてしまうと思う。まあ犯人の名前だけわかっても意味がないけど。

    2021年11月10日/相棒 season20 第5話『光射す』

    女性監禁の疑いをかけられた男が、アパートの自室で首を吊って死んでいた話。

    バレて自殺するくらいなら最初から監禁なんてしなければいいのに。罪も償わずにあの世に逃げるだなんて、女性の人権も尊厳もさんざん踏みにじっておきながら勝手すぎる。被害者も父親もどこに怒りをぶつければいいのやら。でも被害者からすれば犯人がもういないということは安心材料になるのかな。今後、犯人と顔を合わせる可能性は考えなくていいわけだから。まずは心身ともに元気にならないとだけどね…二か月も監禁されてたのなら、傷が癒えるにはかなり時間がかかりそう。

    元カノのほうも心配。犯人が女性を監禁したのも時期的に元カノにふられたことが発端のようだし、犯人が自殺したのも元カノが合鍵を不用意に置いていったことが原因の一端だし。元カノからしたら自分の行動で何人もの人生がめちゃくちゃになったわけで、自分が悪いわけではないと頭ではわかっていてもショックだよ。自分を責めてしまいそう。でも合鍵を置いていったから監禁されていた女性が助かったんだよね。それがすこしは慰めになればいいけど。

    右京さんが言ってた「飼っていた手のやける亀」って薫ちゃんのことでいいのかな…?! 言い方がこころなしか優しくて何かグッときた。前回予告で亀を見たときから、誰か薫ちゃんに言及してくれるといいなぁと願ってたんだ。

    2021年11月3日/相棒 season20 第4話『贈る言葉』

    陣川の高校時代の友人でカリスマゲームクリエイターの鴫野が、殺人の容疑をかけられる話。

    第三の男・陣川の登場。いつも惚れっぽいのに今回はめずらしく女性に惚れませんでした。さすがに友人の婚約者には惚れないだろうけど、スピーチライターの女性には惚れるのかなとちょっと思ってしまった。でも男の友情のほうが陣川の良さが出ていた気がする。相手が女性でも男性でも、大切なひとならまっすぐに信じて一生懸命になるんだなと。

    カリスマゲームクリエイターがシリーズ作品から降りるのはそこまで非難されることなんですかね。熱狂的ファンからしたら許せない気持ちになるのかもしれないけど、非難して脅迫したところで情熱は戻ってこないだろうしなぁ。情熱を失ったまま無理やりシリーズ作品を作らされてしまうほうが残念なような。殺された元社員は、鴫野がすべてを公にして謝罪したら気がすんだのだろうか。

    スピーチライターはヤンデレ気質というか何というか…なかなか手慣れた感じがするし、過去にも何人か死に追いやったり潰したりしてそうな気がする。

    2021年10月27日/相棒 season20 第3話『復活〜最終決戦』

    前回のつづき。ここまで話を大きくしながら中途半端に終わったらどうしようかと思ってたけど、ちゃんと決着がついてよかったです。

    青木がまさか鶴田翁助に認知されていたなんてビックリだわ。フルネームまで。でもよくよく考えてみれば特命係のことを徹底的に調べただろうし、そうしたら当然いつも手を貸している人物として青木が上がってくるでしょうね。始末されないまでもクビになったり飛ばされたりしないかな…と心配したけど、鶴田失脚でそうはならなさそう。よかったね。

    やはり柾庸子の自殺は偽装で生きていたのか。いろいろ不自然だからそうじゃないかなとは思っていたけど、そのまま生かしておくとは思わなかった。てっきり利用するだけ利用して始末したのかと。パリに逃がしてあげるなんて優しいというか甘いというか。彼女が裏切るとは思わなかったんですかね。裏切らないにしても彼女の存在そのものが弱点になるのに。

    野心あふれる青年検事イイネ! 大物が大好物って頼もしい。

    見取り図ではなく二次元バーコードだとか右京さんよく気付いたな。中身は消したはずの音声データ。まあ大事なデータはそりゃいくつもバックアップをとるでしょ。わたしならオフラインとオンラインで何箇所かバックアップとるよ。デジタルなんて劣化なく簡単にバックアップとれるんだから。ちょろっとハッキングしただけですべて消せると思ったら大間違い。

    最後すれちがったひとが本当に小野田公顕ってことはないよね? そっくりさん? 請求書とメロンのひと? 右京さんが見た幻? 何にしても、右京さんにとって小野田公顕の存在は本当に大きいんだなとあらためて。鶴田に「あなたは小野田公顕の足元にも及びませんよ」「あなたが小野田公顕を語るなど虫酸が走る」と吐き捨てたのを見て、そこまでかと少し驚いてしまった。でもまあ鶴田は権力を振りかざして好き勝手やっていただけで幼稚だったしな。足元にも及ばないのは事実。

    鶴田失脚で社美彌子の人事は白紙になるかと思ったのに、予定どおり内調トップに。鶴田失脚も見越して行動していたのかな。さすが抜け目ないし食えないひとです。内調に行ったら、いままでのようにちょいちょい登場することはなくなりそう。でもまた内調がらみの事件とかで登場してくれるといいな。

    2021年10月20日/相棒 season20 拡大スペシャル 第2話『復活〜死者の反撃』

    前回のつづき。初回が2時間スペシャルでないときはだいたい次回につづいてたけど、まさか第3話までつづくとは…わたしの貧弱な脳みそでは処理しきれなくなってきた。前シーズンの分はだいぶ忘れてるというのもあるし。次回こそ決着がつくかな。ここまできて鶴田翁助に届かないまま終わったらショックすぎるよ。

    中郷都々子に殺し屋が差し向けられないかと前回心配していたんだけど、本当に殺し屋が差し向けられていたとは。意識を失わないままジワジワと手首を切られたんだとしたら、どれほどの恐怖だったか。でも実際あんなふうに意識がはっきりしているのに身動きできなくなったりするのかな…と疑問に思ってテトロドトキシンを調べてみたら、意識が明瞭なまま麻痺は急速に進行するとか書いてあったので、ありえなくはないのか。嘔吐しなかったのかは気になるけど。

    右京さん証拠品の鍵をすり替えるだなんて完全にアウトだよ…! レスキューとかいい感じに言い換えても窃盗じゃないか。いくら正義のためだからといって不正な手段での捜査は許されることじゃない。今回は相手がヤバすぎるからそのくらいやらないと太刀打ちできない気はするけど、右京さん的にそれはありなんだろうか。

    内村刑事部長は、過去の蛮行を含めて懲戒処分は免れないとか特命係に言っていたけど、過去までさかのぼるなら内村刑事部長自身も懲戒処分を免れないと思うけど。まさか記憶がないとか言わないよね? 反社とガッツリつながりがあったことをどう思っているのかぜひ聞いてみたい。

    柾庸子は本当に死んでるのかな…と前回からちょっと疑っていたけど、どうなんでしょうかね。どうもいろいろと引っかかることが多くて。病院からどこかに移送したというのも不自然だし、遺体もチラッと顔を確認しただけみたいだし、向こうで荼毘に付したというし。さすがに生きてる可能性は低いと思うけど…単に殺されたということではなく、何かもっととんでもないことがありそうな。

    加西周明の館はロックハート城かな。スコットランドから移築されたお城。一度でいいから行ってみたい…!

    2021年10月13日/相棒 season20 初回拡大スペシャル 第1話『復活〜口封じの死』

    前シーズン(season19)第1話、第2話、第19話、第20話の続き。前シーズン中でもすでにいろいろ記憶が薄れていたのに、シーズンまたぎとかちょっとつらい。繰り返し見ているフリークの方ならいいんだろうけど、わたしは一回見ただけなのでね。できれば事件はひとつのシーズン中に片をつけてほしいです。あと相棒を初めて見た方や久々に見た方を置き去りにしてしまう感じなので、初回で前シーズンからの続きものをやるのはあまりよくないんじゃないかな…と思ったり。

    冠城は罠だとわかっていてあえて逮捕されるとかすごいな。右京さんがそれを望んでいると察して、やってもいない窃盗を認めて。不起訴になるとわかっているならともかく(右京さんはそう踏んでたっぽいけど)、普通に考えれば有罪になる可能性のほうが高かったのに。いくら右京さんの望みでもわたしだったら嫌だよ。それに何をやればいいのかもわからないし…と思ったら、冠城もわかってなかった(笑)。でもわからないなりに調べようと行動を起こすのがすごい。

    元弁護士の中郷はヤバい相手にヤバいことをやらかしたし、殺し屋か何か差し向けられるんじゃないかと心配していたけど、もう殺されたなんて…状況的には自殺に見えるけど絶対に違うでしょ。命を狙われるけど助かるという展開になるかと思ったのになぁ。何となく死ななさそうなキャラだったから…。

    朱雀武比古のことは実はあまり覚えていなかったり。しかしいまとなってはもう笹川刑事部長(@警視庁・捜査一課長)にしか見えなくて、例の謎激励でもやるんじゃないかとヒヤヒヤしてた(笑)。物言いとか語調とかにめちゃくちゃ笹川刑事部長っぽさがあって…あえて笹川刑事部長に寄せたのか、どの役でもあんな感じになるのか、どっちなのか気になるところ。

    2021年8月26日/相棒 season20 は10月スタート

    相棒 season20 は10月スタート。まあ当然あるだろうとは思っていましたが、正式に発表があってほっとしました。相棒は冠城。もうあとすこしで亀山くんより長くなるみたいですね。何事もなければこのシーズン中に。ただ、前シーズンで右京さんが宣戦布告をしたりと不穏なことになっていたので、どうなるのかいろいろな意味で心配だったり。

    2021年3月17日/相棒 season19 最終回スペシャル 第20話「暗殺者への招待〜宣戦布告」

    出雲麗音銃撃事件で実行犯が逮捕されて首謀者が逮捕されなかった(第1話、第2話)その後の話。前回の続き。

    出雲麗音はだいぶ情緒不安定。以前から感情の起伏が大きく気性が激しいところがあったけど、最近は落ち着いていたのにね。でもまあ気持ちはわかる。悪いことをしたのに逮捕されないというだけでも腹立たしいのに、それが自分を殺しかけた事件の首謀者だとしたらなおさら。でもその感情を抑えられないひとは警察には向かないかな。

    内村刑事部長は正しいことを言うと正気じゃないと思われるんだな(笑)。まあ確かに正気を失っているのかもしれないね。やっぱりそのうち戻るのかなぁ。

    約束手形というのがよくわからない。業者で即座に換金できるの? 2000万円でも? 業者ってなんなの? 不渡りって何? そもそも約束手形どういうものなの?

    官房長官って年間10億円も領収書なしで使い放題なのか。税金でも領収書もいらないのならいくらでも私的に使えてしまうよな。あの夜景のきれいな高級ホテルもそのお金なんですかね。税金だと思うと腹立たしい…。

    あの手紙はおそらく暗号だろうなとは思っていたけど、思った以上に単純だった。でもこのくらいの暗号じゃないと伝わらないよね。ごく普通のひとが相手なら。

    中郷都々子と柾庸子、なんかすごく意味深長な描き方をしていたけど、思わせぶりなだけ? ただの友達? それとも恋人?

    加西と警備のひとが八人まとめて食事中に死亡。予想外な展開にめちゃくちゃビックリした。七輪でもちを焼いていて一酸化炭素中毒と。事故ではなく出張料理人が仕組んだことだと。加西はともかく警備のひとがかわいそうすぎる…警護対象を庇って死ぬことは想定していても、まさかこんな死に方をするとは思わなかっただろうな。

    ゴミ箱をあさっていたのは殺し屋ではなくホームレスでした。あの場面しか映像を見せてくれなくて、そのあとあっさり見失ったというのが怪しいなと思ってました。でもまさかホームレスの日課を利用していたとは。

    やっぱりそう簡単に殺し屋なんて雇えないよね。でも結局のところ殺し屋だったのね。一般人が殺し屋を雇うのは簡単じゃないけど、権力者の伝手とかがあれば簡単に雇えるということか。現実ではどうなんだろ…。

    上層部の関わりがややこしくて難しくて何となくしかわからない。しかし、トカゲのしっぽ切りみたいにみんな次々と切り捨てていくんだな。えらければえらいほど悪いことをして生き残っていくという感じ。

    どうにもすっきり終わらなかった。最終回なのに。とりあえず次がありそうなのはよかったけれど。宣戦布告したまま終わりってことはないよな。

    2021年3月10日/相棒 season19 拡大スペシャル 第19話「暗殺者への招待」

    出雲麗音銃撃事件で実行犯が逮捕されて首謀者が逮捕されなかった(第1話、第2話)その後の話。もう半年くらいまえなので細かいことは忘れてます…復習しておくんだった…。

    ウチの出雲麗音…って伊丹が本当にそう思っているならちょっとうれしいけど、捜査をさせてもらいたいがための方便なんですね。でも何だかんだ捜査一課に馴染んできてるよな。伊丹や芹沢の嫌味も悪くない。ただ「何で生き返ったんだ!」はひどいよ中園参事官。人としてどうなの。

    内村刑事部長の負傷前と負傷後の変化がこの1話で見られてイイネ。最初は長いものに巻かれる感じだったのに、途中から不正は許さないという正義感に(笑)。

    中郷都々子はらしくないけど本物の弁護士。人を食ったような態度だし、年上にもタメ口だし、とても弁護士とは思えないタイプ。それなのに大手のハイソな法律事務所であるエンパイヤ・ロー・ガーデンに所属。実は東大法学部時代に司法試験に合格した才媛だとか。実際なかなかやり手っぽいですね。

    朱音静は買収されて加西は無関係だったと供述を翻す。朱音静の口座が使えないとなると蒔子しか考えられないよなぁ。でも嘘が苦手というだけあってバレバレでしたね。

    しかし、いきなり殺し屋なんて話になってビックリしつつも笑ってしまった。これは誰の企みなんですかね。本当に殺し屋に加西殺しを依頼したわけではないと思うんだけど。蒔子は本気で依頼したと思っているのかな。それとも演技なのかな。

    次回につづくのか! 最終回!

    2021年3月3日/相棒 season19 第18話「選ばれし者」

    『魔銃録』という人気小説の作者が銃殺された事件。

    魔銃だとか、選ばれし者だとか、世界を救うとか…魔銃録って何か厨二病っぽい話ですね。感化されるのも厨二病のひとだろうなぁ。ただ妄想しているだけなら別にいいけど、実行に移してしまうひとは相当ヤバい。でも感化されたひとが拳銃(それも魔銃っぽいもの)を手に入れてしまったら、そこそこ実行に移してしまうのかもしれないな。

    右京さんは拳銃嫌い。年に一回の射撃訓練も行っていないっぽい。ていうか警察官の射撃訓練って年一回しかないの? さすがに刑事はもっとやってるよね?

    「あり得ないものを除外して、最後に残ったものがどんなに信じがたくとも真実である」というのはホームズの言葉。わたしは名探偵コナンで知ったけど(笑)。ただ、そうなるのは頭の切れるひとが考えた場合で、普通のひとだとそうでもなかったりするんだよな。そもそもの前提が間違っていたり、あり得ないと思って除外したけど実はあり得たり。

    内村刑事部長はまだ元に戻ってないらしい。もう本当にずっとこのままなのかな。そんなわけはないと思ってるんだけど…どうですかねぇ。まあ戻るにしても何かきっかけとなる出来事があるか。何もなくいきなり戻ってたら面白くないしな。

    青木の「選ばれし特別な僕に不可能はありませんよ」にめっちゃ笑ってしまった。なんかちょっとくやしい。青木は笑わそうとして言ったのか、本気で言ったのか…。

    線条痕が同じ拳銃は存在しないはずなので、内部のひとがどうにかして持ち出したんだろうとは思っていたけど…拳銃ではなく線条痕に必要な銃身だけを持ち出したということか。それでも銃身も金属だし引っかかるよね? 銃身だとはバレなかった? 調べられて何と答えたんだろう?

    どんな理念や信念があったとしても、法律を犯した時点でただの愚行になるよな。思い上がった独りよがりの愚かな行為。

    2021年2月24日/相棒 season19 第17話「右京の眼鏡」

    老舗眼鏡メーカーの女性専務が殺害された事件。

    青木は本当に覗きやら隠し撮りやら大好きだな。だいたいは興味本位ですよね。自宅から覗いているだけならまだしも(双眼鏡とか使うのはギリギリアウトかな)、他人の敷地内に侵入して覗いたりとか、一線を越えることのないよう祈ってます。

    右京さんは眼鏡にも詳しい。パッと見ただけでモデルまでわかってしまうんですね。それほど特徴があるようには見えなかったんだけど…見るひとが見ればわかる特徴があるのかな。

    右京さんの眼鏡はオーダーメイド。いまのはロンドンで作ってもらったものだとか。有名職人のオーダーメイドなんて高いんだろうなぁ…と思ったら松田正一郎モデルだと普通に買っても10万とか。オーダーメイドにするとどのくらいかかるんだろう…。

    でも右京さんは身につけるものにお金をかけるイメージはあるな。スーツも老舗テーラーで作ってもらったりしてましたよね。コートも靴も上質なものではないかと推測。

    会社を身売りしたら眼鏡を作れなくなるなんて、松田さんはどうして勝手に決めつけてしまったのか…ほんとバカだな。彼女のほうももうすこし言い方があった気はするけど…。

    2021年2月17日/相棒 season19 第16話「人生ゲーム」

    激安スーパーの創業者の息子が誘拐された事件。

    冠城はわざわざ遠くの鮮魚店まで右京さんを連れて行ったのか。休暇中の格好には見えないので勤務中ですかね。好き勝手に楽しんでいるみたいでうらやましいです。それにしても仲良しすぎない?

    虐待されていた子供のことは角田課長に頼むと。少年課に頼むんじゃないのか…少なくとも組対五課の課長の仕事ではない気が…でも文句も言わずやってくれるんですね。暇か。

    そして張り込みは青木に頼むと。これもサイバーセキュリティ対策本部の仕事ではないよな。それ以前にもっと他に適任がいるだろうと言いたくなる(笑)。あの青木にきちんと張り込みができるのかしら。結局、放置プレイのまま終了?

    誘拐犯は誘拐された息子と結託していた。まあそうとしか考えられなかったよね。無理やりさらった感はなかったし、裏金のことも知ってたし。

    ゲーム感覚で狂言誘拐をしてしまう子供の将来が心配になる。両親はアレだし…きちんと導いてくれる大人がいればいいんだけど。

    虐待されていた子の友人が、まさか誘拐に荷担したおじさんのほうだったとは。悪いひとではなかったんだけどね。もうちょっとしっかりしてほしかったよ。心配して助けようとしてくれた友人のためにも、これからは真っ当に生きてほしい。

    2021年2月3日/相棒 season19 第15話「薔薇と髭の不運」

    ヒロコママのゲイバーの常連がマンションの一室で殺害された事件。

    忘れたころにヒロコママ。昨シーズンすごく久しぶりに登場したなと思ったら、今シーズンも登場。これからもまたちょいちょい登場するのかな。1シーズンに1回くらい。

    ヒロコママは冠城のことを無駄にイケメンとか言ってるけど、あのイケメンを聞き込みとかで利用しているはずなので、無駄じゃないと思うの。

    冠城はすっかり内村刑事部長を味方につけてますね。順応早いな…。確かにいまの内村刑事部長なら特命係に捜査情報を教えるように言うだろうなぁ。以前とは別人のようで伊丹たち捜査一課はやりにくそう。

    青木登場で笑ってしまう。ああいう無駄に腹立つような言い方しかできないんですかね。でもいまはもう腹立つというより笑えるという感じで、何気に楽しみにしていたり。去り際も青木全開で笑ってしまった。

    犯人はマロロ。関係なさそうなのにやたらと出てくるので、犯人だろうなと思ってた。デリバリーの配達員の格好といい、金庫を開けさせる手口といい、デリバリーを利用したアリバイ作りといい、なかなかの頭脳派。

    でもどれだけ綿密に計画を立てても、不測の事態というのは起こってしまうのよね。殺してなければきっと表沙汰にはならなかっただろうに。

    ヒロコママと小手鞠は初対面ですね。さすがのヒロコママも小手鞠には敵わないかな?

    2021年1月27日/相棒 season19 第14話「忘れもの」

    小手鞠が暴力団に追われている高校時代の同級生と逃亡する話。

    青木は弱っちいくせに右京さんに喧嘩を売りたがるよな。ちょっといいネタを見つけたら嬉々として弄りにいく。もはや生きがいなのかと。どうせ勝てないんだからやめておけばいいのに、懲りないよねぇ(笑)。

    中迫は初めから怪しかった。タクシーの中でした説明もどこか嘘なんだろうなと。警察に行きたがらないのも明らかに怪しいし。小手鞠はいつ時点で怪しんでいたんだろう。ロッカーで現金を見るまえから、何かおかしいとは思ってたのかな。あの現金でどういうことかはっきりとわかったのかな。

    小手鞠は頭がいいし度胸があるし機転も利くしすごいよな。さすがというか。特に今回はおどおどしている中迫と一緒だったので際立った。きちんと警察に行かせようとするあたりもいい。今回、自分のなかで小手鞠の株が上がりました。

    好きだった高校時代の同級生とせっかく運命的に再会したのに、犯罪に手を染めてしまっていたなんて悲しいよな。高校時代の思い出も穢されたように感じたんじゃないかな。それなのに明るく振る舞っているのがちょっとせつない。

    中迫は真面目なひとだったんだよね。フロント企業と気付かずに契約してしまったことで詰んだ感。あとでフロント企業とわかっても簡単に辞められないだろうし、頼まれた仕事をしないわけにもいかないだろうし、中抜きを持ちかけられて断るのも難しそうだし、同情する点は多い。ただ、警察に行かず高飛びしようとしたのはいただけない。

    2021年1月20日/相棒 season19 第13話「死神はまだか」

    噺家が高座で古典落語『死神』をやっている最中に倒れ、そのまま亡くなった事件。

    なんだこの寸劇? と思ったら右京さんの夢でした。落語に影響されたとはいえなかなか愉快な夢を見ますね。右京さんちょいキャラ崩壊してなかった?

    師匠はパワハラモラハラセクハラ+性犯罪のゲスだったけど、やっぱり落語の実力はあるんですかね。こんなに弟子がいるくらいだし。しかし一緒に住まなければならないとなると、女性には難しい…師匠がセクハラ野郎だったら自殺行為だよ。落語家に女性が少ないのもそういう事情があったりするのかな。

    右京さんは常識がない(笑)。確かにそうなんだけど、はっきりと言っちゃうあたりはさすが冠城ですね。

    伊丹も、芹沢も、出雲も、精鋭と言われていつもよりこころなしかキリッとしているのが可愛いな。他の捜査一課メンバーを知らないので、わたしには精鋭かどうか判断しかねるけど。

    内村刑事部長、まだまともになったまま戻ってないんですね。もはや別人としか思えない。中園参事官が正しすぎて面食らっているとか言ってたけど、確かにこれは面食らう。他の人たちもみんな面食らってるんじゃないかな。

    青木わざわざこれだけのために和服を着てきたの? 音楽も持参で? 照明も指示して? ノリノリやん! どれだけ気合い入ってるんだ…なんか知らんけど楽しそうですね…。しかし和服が似合ってるのが何か腹立たしいな(笑)。

    弟子の結束力がすごいとは思ってたけど、まさか全員の共犯だったとは。倒れた振りをさせてそのあとで殺すというのはよくある手口ですね。しかしあんな師匠のために手を汚すことはないのに…もしかしたら何だかんだ自分のためだったのかも…? 師匠が晩節を穢したら弟子も影響を受けるだろうし。

    2021年1月13日/相棒 season19 第12話「欺し合い」

    冠城が給付金詐欺のアジトに潜入捜査する話。

    角田課長がこんなわかりやすい給付金詐欺に引っかかるなんて…組織犯罪対策課の課長なのに…。こういう詐欺に暴力団が絡んでることもあるんじゃないかなぁ。情報収集していないのかなぁ。そうでなくても詐欺かどうかくらい真っ先に考えそうなものだけど。手数料なんて明らかにおかしいよ。

    冠城は給付金詐欺のアジトに潜入。ちゃんと安っぽく見えるカジュアルな服を着てるし、髪ももっさくしてる。いつもはスーツでビシッとして格好いいけど、こういう格好だとさすがに冴えない感じになりますね。ただ体格が良すぎるせいか違和感が…。

    伝説の詐欺師Zとか胡散臭い…と思ってたら、実在はしたけどまさかの気弱そうな未成年。資産家の子息がゲーム感覚でやっていたらしい。世の中を舐めくさってるよね…たっぷり現実を教えてやってほしいところだけど、未成年だからたいした罪にならないのかな。ますます世の中を舐めるようになるのかな。

    忘れかけていた誘拐事件のほう。誘拐された資産家の子息というのがその伝説の詐欺師Zでした。本人には誘拐された意識はなく、伝説の詐欺師Xが勝手に脅迫状を送って身代金を要求したという。伝説の詐欺師Xのほうがやっぱりうわてなのかな。

    しかし、あんな狭いアジトに伝説の詐欺師が二人もそろっていたなんて…伝説のバーゲンセールだな…。

    2021年1月1日/相棒 season19 元日スペシャル 第11話「オマエニツミハ」

    殺害された被害者が、実は少年時代に罪を犯していたという話。

    杉下さんの青木を見る目の冷たさよ(笑)。青木は切っても切れないバディだとか言ってるけど、右京さんは利用しているだけでバディだとかこれっぽっちも思ってないよね。でも青木はまわりから特命係のスパイだと認識されているんだな。まあ実際そういう行動をしてるんだけど。

    警視庁の人間がSNSで右京さんのゴシップを書きまくってる? それって警視庁のクローズドなSNSなのかしら。さすがに一般のSNSであからさまに警察の人間だとわかる名前はないよねぇ。

    感情で善悪を判断するのは危険と右京さん。本当にそうだと思う。ヤフコメとか顕著だけど、感情だけで判断したり過激なことを言ったりするひとが多くて怖くなる。それに賛同しないと人でなしみたいな風潮。

    でも未成年でも本当にどうしようもないクズがいるからなぁ。到底更生なんて望めなさそうなくらいひどいのが。外野が勝手に判断することではないんだけどさ。せめてきちんと更生したことを確認してから社会に戻してほしい。新たな被害者が増えることだけはあってはならないと思うの。

    伊丹も芹沢も目の前で被疑者に死なれてばかりじゃない? 先日もあったぞ。瀬川がフェンスをよじ登ってるのに何で止めないの。捕まえないの。足が悪いこともあってだいぶもたもたしていたのに…下は線路だとわかってたはずなのに…。

    社美彌子が登場。仲間由紀恵さん24でお忙しいのかと思っていたけど、チラッとでも出てくれてうれしい。加齢臭とか強烈な独り言をかまして去っていった(笑)。社美彌子が総理大臣を目指しているというのは24ネタなんですかね? 本当ではないよね…?

    謹慎中の伊丹と芹沢。なんかすごい個性的な格好をしてるんだけど、変装のつもりなんですかね。それともただの私服なんですかね。あんなので外に出たら余計に目立つわ!

    犯罪被害者の会で被害者がつながって一緒に復讐する…というのはわりとありがち。相棒ではない他のドラマで何度か見ました。実際にはこういうパターンって多くはないんだよね…?

    右京さんの罪。判断を誤ったと言っていたけど、現場に向かっているときにあれだけで声をかけるなんてなかなかできない。わざわざあとで様子を見に戻っただけでもいいほうではないかな。

    被害者遺族としての大沼の気持ちはわからないでもないけど、右京さんに責任を求めるのはやりすぎ。右京さんはできることを精一杯やっただけ。たとえ救ったのがろくでなしのほうだったとしても。ただ、もし状況を知っていたらどういう判断をしたのかは気になる。

    2020年12月16日/相棒 season19 第10話「超・新生」

    贋作を売ったと自首してきた画商が自殺した話。

    出雲は何だかんだ従順だし、与えられた任務は何でも全力でこなしてますね。仕事ができることがうれしいという感じなのかな。芹沢はセクハラ全開。伊丹にセクハラだとか言ってるけど、自分の発言がセクハラだという自覚はないんだろうな。

    「オリジナルは売れない」「なるほど」この流れだと侮辱だと受け取られても仕方ないよな(笑)。右京さんはどういうつもりでなるほどと言ったのか。だからといって絵を買ってあげることはなかったけど…おいくらだったのかは気になります。

    「坊ちゃま」冠城にも「じい」右京さんにもニヨニヨしてしまった。けっこう長く見せてくれてありがとうございます。どちらがその設定を提案したんですかね。いろいろ想像するとおいしい。

    アクションは久々のような気がします。右京さんも頑張ってる! 内村刑事部長は無理するなよ…と思ったら案の定というかやられてしまって。殴打の瞬間のレントゲンみたいな描写には笑ってしまった。なんか必殺仕事人を思い出してしまったよ。

    内村刑事部長がこんなあっさり死ぬわけないよな、何だかんだ元気に復活するんじゃないかな…と思いつつもやっぱりちょっと不安はあった。でも思ったとおり元気に復活。死にかけたことより、生き返ったことより、そのあとのキャラ変のほうが衝撃だったわ…。

    ヤクザとの癒着をどう決着つけるのかと思っていたら、これ? 懲戒処分されるとかそういうことをひそかに期待していたのに。急に正義とか言い出してもなぁ。いままでのあれやこれやを知っているだけにモヤッとしてしまう。記憶をなくしていないのならせめて大いに反省してほしいところ。

    というか、これからずっとこのキャラでいくんですかね? 次回もういつもの内村刑事部長に戻ってたとか、今度また頭を殴打されて元に戻るとか、そういうことはあるんだろうか。

    2020年12月9日/相棒 season19 第9話「匿名」

    インコの飼育日誌をSNSにアップしていた女性が歩道橋で転落死した事件。

    お手本のような110番通報をしたら怪しまれてしまうのか…要領を得ない通報をしないとなぁ(笑)。まあ自分だったら普通にあたふたするような気がするけど。でも慣れてるひとも落ち着いているひともいるよねぇ。

    裏アカの定義ってなんだろう。複数アカウントを持っていても本アカと裏アカをわけてないひともいるよね。裏アカではなくサブアカと趣味アカとか言っているひとも多いような。本人が裏アカと言ったら裏アカ? 誹謗中傷とか書いていたら裏アカ? どうでもいいけど青木の裏アカってひどそうだな(笑)。特命係の悪口とか思いっきり書いてそう…。

    日本だと仕事用でもないかぎり本名でSNSをやっているひとは少ないのでは。本アカでも匿名やニックネームでやっているひとが多いような。それでも誰のアカウントか突き止めることができるんですかね。日常をさらしすぎているひとはともかくとして。

    今回、SNSが絡んでいることもあって青木が大活躍でした。わざわざプリントアウトして印までつけて持ってきてくれるとか、何だかんだ言いつつも優しいな。おとりの裏アカもそれっぽいものを頑張って作ってくれたし。

    ネットに公開されている情報を分析するのは違法ではないけど、匿名でやってるのをこっそりと突き止めてリアルに接触するとかあんまりよろしくないよね。たとえ人助けのつもりだったとしても。

    2020年12月2日/相棒 season19 第8話「一夜の夢」

    政治家の娘が、落としたスマホを拾った男に結婚を迫られる話。

    スマホはロックくらいしておこうぜ。見られてマズいものが入っているならなおさら。拾ってすぐに写真を見ていたくらいだから、ロックを破ったわけではなく、ロックがかかっていなかったということだよね。しかしいまどきロックもかけないひとがいるのか…?

    バーの女性従業員はアリバイ作りに協力していたというわけね。幼なじみを殺しに行くということは知っていたんでしょうか。知らずに手伝わされたとしても星宮が殺されたと知ったら察するよね。それでも平然と庇っていたのか…。

    星宮が養子になった詳しい経緯はわからない。宇野が断ったから話がまわってきただけかもしれない。それでも宇野に断らせたのに自分は受けたことが後ろめたくて、無視していたのかもしれない。宇野を騙して養子の座におさまったという可能性もあるけどさ。可能性は低いんじゃないかなぁ…。

    星宮が社長として上手くやっていたのも、政治家の後継者として望まれたのも、彼の才能と努力があってのことだと思う。もちろん星宮家の跡取りとなったことでチャンスはもらったけど、それを活かしたのは彼自身。宇野が星宮家の養子になっていたとしても、そう上手くいかなかったような気がしてならない。

    しかし、まさか飛び降りるとは…それだけ人生に絶望していたということでしょうか。だから殺人を犯してまで一発逆転に懸けたけど、失敗したからもう終わりだと。捜一トリオ(新)は何やってるんですかね。経験の浅い出雲はともかく、伊丹と芹沢はもうちょっと気をつけてもいいんじゃないかな。

    2020年11月25日/相棒 season19 第7話「同日同刻」

    2年前に妊婦を階段から突き落としたと自供した男を、遠峰小夜子が同日同時刻にまったく別の場所で目撃したと証言した話。

    出雲は捜査一課にいながらけっこう好き勝手やってますね。お昼休みに気になった事件を調べるとか。そしてそういうときのほうがイキイキしている気がする。どちらかというと捜査一課より特命係のほうが向いてる? でもこういうひとが捜査一課にいてくれると特命係としては助かりますね。情報もちょいちょい流してくれたりするし。最近は芹沢も冷たいしなぁ。

    電話の向こうで転落したと思っても、すぐに救急車を呼ぶというのはわたしは思いつかないしできないと思う。近所だとわかってたらなおさら家を飛び出して見に行ってしまいそう。適切な行動を取らないと疑われてしまうんですかね…怖い…。まあ今回は他にもいろいろあって、家に来たときにはほぼ確信していたみたいだけど。

    妊婦の転落死は事故でした。ほぼ夫のせい。妊娠中の妻が家にいないあいだに出会い系の女を家に呼んで…ってクズやん。そのせいで妻は足を滑らせて転落死しておなかの子供まで亡くなったというのに、自責の念には駆られなかったんですかね。よくメディアに出て悲劇の夫のふりなんかできるよな。

    出会い系の女って月刊プレスの編集者だったのか。なんか落ち着きがないというかどこかおかしなひとだとは思ってたけど。遠峰小夜子の詐欺の被害者なのに、遠峰小夜子を崇拝して、遠峰小夜子のような女を目指していたらしい。まあ格が違うというかどう頑張っても無理だったろうけど。遠峰小夜子はこういう崇拝するような女は嫌いそうよね。

    遠峰小夜子の過去は気になる。こうチラチラと見せられたらなおさら。自伝には本当のことなんて書かないだろうけど、いつか何かがきっかけで明らかになるといいな。

    2020年11月18日/相棒 season19 第6話「三文芝居」

    電子部品メーカーに勤める派遣社員の男性が死亡した事件。

    早朝にもかかわらず右京と冠城はそろって現場に出没。早朝って何時なんだろう。7時くらいですかね。どうやって事件の情報を掴んだのかは気になるところ。そしてふたりそろって来たということは、どちらかが連絡してどこかで待ち合わせでもしたのかな。まさか本当にたまたま二人で散歩していたわけではないよねぇ?

    出雲はなかなか強いな。半グレ上がりでガリマッチョの若い男を組み伏せられるなんて。どうでもいいけどガリマッチョって初めて聞いた。細マッチョなら聞いたことあるけど。どっちが一般的な言い方なんだろう。

    シェイクスピアのセリフを知っていたら舞台役者だと信じてもらえるの? その論理がよくわからん。舞台役者でもシェイクスピアを知らないひとはたくさんいるだろうし、舞台役者でなくてもシェイクスピアを知っているひとはたくさんいるはず。海外文学が好きなひととか、舞台を見るのが好きなひととか。

    最近は軽い気持ちで詐欺グループに荷担するひとがいるみたいだけど、犯罪だからね。被害者は金を奪われるだけでなく自殺をするひとも少なくないというし。自分の行動がどういう結果をもたらすか考えて行動しないと。

    山田さんが不憫でならない。とんだクズに目をつけられて脅されて突き飛ばしたら死んでしまって。すぐに自首すれば情状酌量もあって罪は軽かったかもしれないのに、松野が下手に庇ったせいで結果的に罪が重くなってしまったという。しかもその松野のことを信頼していたのに、実は父親の自殺の原因になった詐欺男だったとか…本当に何と言ったらいいか…。

    2020年11月11日/相棒 season19 第5話「天上の棲家」

    収賄疑惑のある衆議院議員が罪を告白するよう脅された事件。

    週刊フォトスに替わって、日刊トップがこれからちょいちょい絡んでくるのかな。元検事の黒崎という使い勝手のいい人物もいるし。まさか日刊誌の記者になっていたとは思わなかったよ。

    白河達也はどうして事実無根だなんて強気な会見をしたんですかね。日刊誌に音声データがあるという話だったのに。でたらめな告発記事だなんて喧嘩を売るようなことをしたら、日刊誌が反撃してくることくらい予想できるでしょうに。音声データなんて嘘だと思ったのか、音声だけならどうとでもごまかせると思ったのか。実際は音声だけじゃなく映像だったのでごまかせなかった?

    義母が黒幕だとは思った。偉大な白川家を守るためなら何でもするという感じ。そういう価値観で育てられてきたんでしょうね。まさに右京さんの言う呪縛。自分たちのいるところが天上だと言えてしまうのがすごいわ。そういう意識で政治家をやっているとろくなことをしなさそうな…だから夫も婿も収賄に走ったりしたのかな。

    2020年11月4日/相棒 season19 第4話「藪の外」

    15年前に小手鞠の後輩芸者を暴行しようとした男が殺された事件。

    赤坂の料亭で芸者遊びってきっとすごくお高いですよねぇ。右京さんたちが自腹だったのか奢りだったのか気になる。小手鞠に呼ばれて頼みごとをされたので奢りかなという気はしたけど、それでも右京さんは自腹かなぁ。芹沢は高いということをわかっているのかしら。高くても一度くらい行ってみたいということなんでしょうかね。

    小手鞠はほんと食えないな。いったいどこまでわかったうえで右京さんに頼んだのやら。さすがに15年前のことまではわかってなかったと思うけど…。でもまあかわいがっている後輩の幸せのためというのは間違いないのかな。右京さんは思った以上の結果を出してくれたんじゃないかと。

    右京さんはほんと青木の操縦方法を心得てるな。マスターの域。青木が単純というのもあるんだろうけどさ。褒めてみたり、挑発してみたり、その加減と選択が絶妙なのかも。

    出雲はだいぶ捜査一課に馴染んできたような。女性としての視点でズバッと切り込む役割? そういう部分に過剰なくらい反応するよね。過去に何かあったのかなと思ってしまうくらいに。

    2020年10月28日/相棒 season19 第3話「目利き」

    捜査二課の係長・尾崎が遺体で発見された事件。

    テレフォンカードって、いまどきはもうみなさん持ち歩かないんですかね。わたし普通に財布に何枚か入れてるんだけど、もし何かあって財布を調べられたら怪しまれてしまうのかな。普通でない相手に連絡しているとか思われるのかな。何なら警察の協力者かもしれないとか思われるのかな(笑)。

    アメイジングウォッシュ高いな! と思ったけど、ペンから血痕まで本当によく落ちるんですね。強力すぎて拭いたところが傷まないかは心配だけど。実演販売では何かしらのトリックがあるんだと疑ってたわ。すぐに色が落ちるペンを使ってるとか。こういう実演販売系は昔から一切信用していないので(笑)。

    尾崎は自殺でした。兵藤の摘発さえしなければ協力者を守ることはできた。でも摘発しないことを当の協力者に強く責められて、ジレンマに陥ってしまったのかな。理由はどうあれ金を受け取ったというのもあるのか。自殺するくらいなら上司なり同僚なりにきちんと洗いざらい話してほしかった。でもそれができないくらい追いつめられてしまったんだろうね。

    2020年10月21日/相棒 season19 拡大スペシャル 第2話「プレゼンス」(後篇)

    交通機動隊の白バイ警官・出雲麗音が何者かに銃撃された事件。

    青木はほんとあちこちチョロチョロするよな。あっちでチクり、こっちでチクり、あっちで嫌味を言い、こっちで嫌味を言い…マメというか何というか。まあひっかきまわすのが趣味だしね。でも右京さんの依頼は文句を言いつつも何だかんだやってくれるからなぁ。そしてコンピュータやネットワークに関しては何だかんだ有能だしなぁ。みんなうざいと思いつつ利用してるんだよな。

    白バイ警官を撃たせたのも、ビルを上らせたのも、ストリーキングさせたのも、すべてネオ・ジパングの産みの親である IT長者の仕業。札束で人を操ることに快感を覚える人格破綻者。確かに6億とか提示されたら殺人でもやっちゃうひとはいるだろうね。しかしここまでしても逮捕すらできないとは金持ち怖い。政財界の大物とかフィクサーとかからの圧力ですかね。右京さん首を取ってください頼みます…!

    出雲麗音に何か裏があるんじゃないかと疑ってたけど、ただの被害者でした。しかも取り締まりが目障りだったという理由だけで狙われたという。真面目に職務に励んでいただけなのにやりきれないね。死ななかったのはよかったけど傷跡がかなりえぐい。もうすこし目立たないようにならないのかな…。取り調べのときの行動にはビックリしたけど、せめて何か言ってやらないと気がすまなかったんだろうね。彼女はこのまま捜査一課に在籍するんだろうか。伊丹、芹沢と捜一トリオ?

    社美彌子はこれでもう今シーズンは出てこないのかな? 社美彌子役の仲間由紀恵さんは24JAPAN(2クール)に重要な役どころで出てますし…。最終回スペシャルや正月スペシャルにはチラッとでも出てほしいんだけど。

    2020年10月14日/相棒 season19 初回拡大スペシャル 第1話「プレゼンス」

    交通機動隊の白バイ警官・出雲麗音が何者かに銃撃された事件。

    身内がやられて黙ってないのは警察もヤクザも一緒(笑)。内村刑事部長、警察とヤクザを同列に語る。まあ言いたいことはわかるんだけどね…とか思ってたら、なんと伏線だったのか。内村刑事部長そろそろ退場フラグでしょうか。そう思わせておいて実はしぶとかったりするかもしれない。

    特命係は都市伝説みたいな扱いをされているけど、組織図には載ってないんですかね? 甲斐峰秋の直属だったはずだけど…警察庁? となると組織図に載せるにはだいぶややこしいのか。さすがに組織図に載っていたら都市伝説だとは思わないよね。

    こてまり。警察官立寄所というのは間違ってないよね。右京さんたちだけでなく、もっと上の人もひいきにしてますから。でも警察官立寄所と張り出してあるからといって、客が寄りつかないということはないと思うぞ。すくなくともわたしは気にしない。女将は趣味でやっていて潰れるのも構わないみたいな感じだったけど、潰れたら右京さんが困るのよね…またポンコツになっちゃう…。

    捜一は男の職場だ…って内村刑事部長はイメージどおりの時代錯誤だけど、このくらいの年代はそういう考えのひとが多いのかな。でも本当にそれだけの理由で出雲麗音を追い出そうとしているんだろうか。裏に何かあったりする?

    KGBは本当にシャレにならん(笑)。警視庁ガールズボムの略らしいけど、フォトストしてはソ連の秘密警察を意識してつけたんだろうな。こうやってセンセーショナルな名前や見出しをつけて売上を伸ばすと。

    社美彌子はすっかり特命係を手駒にしてますね。まあ右京さん(+冠城)の能力を買っているのは確かだと思うけど、右京さんとしては勝手に利用されたら面白くないよね。でも美彌子に言われなくても右京さんなら勝手に捜査してたと思う。

    芹沢、出雲をいびるの楽しそうだな(笑)。普段は弱い立場なだけに、こういうときはここぞとばかりに調子に乗るんだよな。でもコンビニにパシらせて訓告というのは笑ってしまった。けっこう厳しいな!

    青木の「落ちろ」という呪詛で本当に落ちたのには、不謹慎ならがちょっと笑ってしまった。サイバーセキュリティ対策本部のみなさんの青木を見る目がまた…人としての信用がまるでないんだろうね。まあ本当に呪詛のせいで落ちたとは誰も思ってないだろうけどさ。しかしあのゲッコーメン、落ちるとき人形か何かに見えたんだけど…本当に人間だったのかな…?

    仮想国家ネオ・ジパング。某セカンドライフのVR版ですかね。こういうアバターって自分で好きなのを選んだり作ったりするものだと思ったけど、ネオ・ジパングではみんな自分のリアルの顔なんだ…わたしとしてはめっちゃ嫌だし絶対にやりたくないけど、流行ってるのかなぁ。右京さんと冠城の衣装チョイスよかったです。楓子のも可愛かった…本当は案外ガーリーな趣味をしているのかも(笑)。

    そして次回に続く…うん、まあそうだろうと最初から思ってました。初回が2時間スペシャルじゃないときは、たいてい次回に続くんですよね。もうパターンは読めたぞ。でもできれば最初から前編とかつけておいてくださいな。

    2020年8月26日/相棒 season19 10月スタート

    相棒 season19 10月スタート。楽しみにしてます! コロナの影響を受けずに最後まで予定どおり放送できるといいなぁ。森口瑤子が新レギュラー…って、まあ普通に考えてそうだろうと思ってました。こてまりの女将。花の里とはまたちょっと違う役割になりそうですね。

    2020年3月18日/相棒 season18 最終回スペシャル 第20話「ディープフェイク・エクスペリメント」

    元東亜ダイナミクス社長の桂川が自宅寝室で殺害された事件。武器輸出推進の旗振り役だったひと。

    右京さんの推理力が衰えてる疑惑。冠城は知らないだろうけど、右京さんは花の里がなくなるとポンコツになるんだよ…と思ってたら、神戸くんも同じくその心配をしていたわけですね(笑)。推理力減退症候群という噂の出所も神戸くんだったらしい。

    客観的には青木はどう見ても特命係一派だよな。青木的には特命係をぎゃふんと言わせたいとかいろいろ腹づもりはあるんだろうけど、そんなのまわりのひとたちにはわからないわけで。ただ特命係に協力しているようにしか見えない。腹いせに全面協力というあたりが青木らしい。

    フォトスのウェブサイト。DDos攻撃でシステムダウンしたと言いつつ、サイトは普通に表示されてるみたいなんだけど…。どこがダウンしたんだ?? あとDDosは一般的にディードスって読むよね。ディーディーオーエスと読むのは初めて聞いたぞ。

    僕としたことが。私としたことが。確かに謙虚さのかけらもない言いまわしだけど、右京さんや美彌子が優秀なのは事実だしね。このレベルになるともう感じ悪いとか思わない。むしろ「私なんて…」と下手に謙遜されたほうが腹立つかも(笑)。

    右京さんのために花の里の代わりになる店を、と峯秋が骨を折ってくれました。出資もしたんでしょうか。こてまりという小料理屋。見た感じは花の里と似たような雰囲気だけど、おかみはなかなかやり手というか、内閣官房長官など閣僚級もひいきにしていた元芸者。右京さんくつろげるんですかね…?

    鬼石を拉致するフェイク動画は右京さんの指示で作ったということですかね。目的のためにDDos攻撃するのはいけないけど、フェイク動画を作るのはいいのか…? 右京さんの基準がわからん。

    桂川を殺害したのは鬼石特任教授。桂川の女癖の悪さに腹を立てて死ななきゃ直らないと。そして嫉妬と技術披露のためにディープフェイクを使って…って、これがフェイクであることを見破られないと、技術を賞賛してもらえないんじゃ。なんか矛盾してるような。

    いつも思うけど、相棒でAIやら何やらコンピュータ関係の話が出てくると途端に嘘っぽくなるよな。気になって素直に楽しめないのでAIとかそういう話じゃないほうがいいです。個人的に。

    内調とか閣僚とか裏でいろいろとありそうな感じなのに、よくわからないまま終わってしまった。片山雛子もチラチラ名前だけでまともに出てこないまま。美彌子も関わっているようではっきりしないまま。武器輸出推進も特に関係ないまま。何かモヤッとしてる。

    2020年3月11日/相棒 season18 第19話「突破口」

    与党幹事長の口利き疑惑に関与したとされる大手ゼネコン社員が社屋から転落死した事件。

    青木が悪い顔をして何を企んでいるのかと思ったら、フレンチ目当てかい(笑)。伊丹が特命係に捜査させるために青木を買収したらしい。まあ伊丹は上から圧力をかけられたからって素直に従ったりしないだろうけど、自腹でフレンチをおごってまでとは…これも刑事としての執念ということなんでしょうか。ところでフレンチは伊丹と青木のふたりで行くんですかね…?

    冠城うっかり発言だなぁと思ってたら、右京さんもうっかり発言(笑)。いや、右京さんはわかってて言ったのかもしれないけれど。そのときにはもう死んでるじゃないですか! という山野さんのツッコミが面白かった。

    山野さん頼りなさげだと思ったけど、無力なりにどうにかしようとひとり必死に頑張ってたんだ。自殺に追いやられた足立さんの無念をどうにか晴らそうと。家族でもない他人のためにそこまでできるひとはなかなかいない。

    山野さんは死体損壊で逮捕。足立さんの遺体の指を折った罪。取り調べでは動機を黙秘して、裁判で初めて動機を明らかにして証拠のUSBを提出。というのが右京さんの筋書きで、ここまではそのとおりになったらしい。ただ、ここから口利き疑惑やら何やらが明らかになるのかどうか…やっぱり難しいかな…。

    大物政治家とか権力があるひとはやりたい放題なんだろうな。警察さえ思うままに操れる。こういう闇も全部明らかになってしまえばいいのにね。

    山野さんの弁護人は、このところちょいちょい活躍している連城。依頼したのは右京さん。彼の弁護士としての実力を認めているからですかね。敵にまわすとやっかい。

    2020年3月4日/相棒 season18 第18話「薔薇と髭との間に」

    如月リゾートがオーベルジュ契約のために用意した1億円を強奪される事件。

    ヒロコママ懐かしい。ずいぶん久しぶりのような気がすると思ったら、冠城とは初対面なのね。それどころか薫ちゃんしか知らないんだっけ? 何だかんだ元気にママをやってたいたようで何より。

    すぐ感情的になるひとは確かに客商売には向かないな。相手が最初から問題を起こす気でめちゃくちゃなことをしてくると、対応が難しいと思うけど…話の通じる相手でないならすぐに110番すべきだった。財布が盗まれていると主張しているわけだし。

    問題を起こさせて立ち行かなくなったところを買収、というのはよくある手口ですね。そうやって奪われた店や潰れた店が他にもあるんだろうな。こういうのって目をつけられたらもうどうしようもないのかな。

    犯人側に同情すべき部分はあるけど、それでも1億円強奪に荷担したことは許されないし、殺して1億円を奪うなんてもってのほか。それで借金を返済して店を続けようだなんて、亡き妻はどう思うだろう。

    そろそろ花の里に代わるお店を探しているらしい。まさかヒロコママのところにはならないよね…? もうちょっと落ち着けるところがいい(笑)。前々回のあおびょうたんはダメなんだろうか。でもほんとそろそろ見つけないと、右京さんがまたポンコツになっちゃう…!

    2020年2月26日/相棒 season18 第17話「いびつな真珠の女」

    両手の親指が切断された女性の絞殺体が発見された事件。

    冠城が心ここにあらずで右京さんの質問にも生返事。女性から返信がこなくなったというだけでこうなるとは意外。その後も右京さんに相談したり、ちょいちょい返信があるかどうか確かめて溜息をついたり。過去の恋愛からしても本命に対しては案外純情?

    杉下さんに内緒、なんてことをバカ正直に守らなくてもいいのに。でも右京さんは何もかもお見通し。はかったようなタイミングで小夜子の手記を読んでいたり、意味ありげな視線を送ったり、いかにも含みのあることを言ってきたり…どの時点でどうやって気付いたのか気になる。

    おまえの髪なんか関係ない! ってめずらしく内村刑事部長に同意した(笑)。中園参事官はなかなかおちゃめだけど、いや本人は本気だったのかもしれないけど、どちらにしてもいまはそんな状況じゃないよね。

    青木はもう特命係の下請けのようなものだと思うぞ。なぜだか何だかんだ言いつつやってくれるしね。鼻持ちならないヤツだけど、右京さんはもうちょっと感謝してあげてもいいんじゃないかな。頼んだことをやってくれたときくらいはね。右京さんがあまりに冷たくてすこし青木に同情的になってきた(笑)。

    冠城と芽依のことをどうして小夜子が知っているのかと思ったけど、現場を見ていただけでした。ちょっと肩すかし。今現在のことはともかく過去のことまで知るのは難しい気がしたんだよ。

    いや、でも協力者がたくさんいるみたいなので、やろうと思えば拘置所から何でもできてしまうのかも。これからもゲームを仕掛けてくるんだろうな。やりたい放題。

    一度見た人の顔を忘れられない小夜子と、人の顔を覚えられない芽依。小夜子は顔を忘れられなくてつらいことがあったんですかね? 芽依をターゲットにしたのは自分と正反対だからなんですかね?

    小夜子が生きているかぎり、冠城も右京さんも大切な人を作れないな…。

    2020年2月19日/相棒 season18 第16話「けむり〜陣川警部補の有給休暇」

    陣川がけむりと呼ばれる連続窃盗犯を私的に捜査する話。あたりまえのように特命係を巻き込むところがさすがというか何というか。

    久々のようなそうでもないような陣川くん。運命の人とか何とか惚れっぽいのはあいかわらず。右京さんにも成長していないとはっきり言われてる(笑)。でもいつもどおりの陣川くんだと何か安心するな。

    けむりは吸い殻以外の痕跡をまったく残さないらしい。そんなこと可能なんですかね? ゲソ痕もなし? 髪の毛の一本も落とさないの? 汗や唾液もまったくなし? 防犯カメラにも映ってない? 科捜研の女なら何かしら見つけてくれそうな気がするけど。

    つきあってもないのにプロポーズされるって何か怖いよな。長年の友人とか互いによく知っている間柄ならまだしも、たいして知らないひとからプロポーズされたら普通はドン引きして断るぞ。まずはおつきあいから始めようよ。相手の気持ちを考えずに自分の思いだけで突っ走るから陣川くんはダメなんだよ…。

    せっかく貴重な動画とメールが残ってたんだから、もっと賢く立ち回れたらよかったのにね。理沙も板前も。いきなり真犯人のところに乗り込むんじゃなくて、警察に再捜査を依頼するとか、それがダメならネットに流して告発とか、やれることはいろいろあったはず。

    ラストのあおびょうたんがほとんど花の里だ(笑)。これから花の里の代わりになるんですかね? ならないんですかね?

    2020年2月5日/相棒 season18 第15話 2週連続スペシャル「善悪の彼岸〜深淵」

    右京のスコットランドヤード時代の相棒・南井が東京にやってきた話。2週連続スペシャルの2週目。

    逆五芒星の形だけならともかく、被害者の特徴まで似ているとなると、模倣だと疑わざるを得ない思うんだけど。右京さんの進言をみんなどう考えていたんだろう。

    捜査に私情は禁物だと言っていたはずの右京さんが、冠城を辞めさせてまで守ろうとするなんて。それで事件がなくなるというのならまだわかるけど、標的が変わるだけ。それなら事件を知っている冠城が標的のほうがいいのでは。警察官だし。冠城を守ったせいで民間人が犠牲になるなんてことは許されないと思うの。

    でも本当の標的は南井の相棒だった右京かもしれないと。それでも右京は自分が標的になるのなら望むところだと。最初からそのつもりだったと。冠城を守りたいというより、自分のせいで誰かが犠牲になるのが耐えられないということか。

    だからといって冠城がおとなしくしているわけもなく。110番したのはいい判断だったと思うけど、南井に簡単に殴り倒されてビックリしたわ…いくら拳銃を向けられていたとはいえ、もうちょっと防ぎようがなかったのかな。

    今回の連続殺人の実行犯はやはり南井だった。ロンドンの連続殺人の被疑者を殺したのも南井だった。しかし南井は老いによる脳障害でもういろいろわからなくなってきていると。うーん…南井がもっと正気を保っているときに決着をつけてほしかった。こんな結末ひどくやりきれない。

    右京さんがホームズで、南井がモリアーティだったのかな。

    この状態なら南井に罪を問うことはできないだろうな。心神喪失。と思ったら病院を抜け出して断崖から転落死したの? え、警察は何やってたの?? 被疑者なんだから見張っておかなきゃいけないんじゃ?? まあ死んでるとは限らないけどね…浅倉も断崖から投身自殺したけどしつこく生きてたし…。

    マリアは南井が殺人犯だと気付いて無理心中しようとしたってこと? でも南井は死ななくてピンピンしてたってこと? このあたりちょっとよくわからない。

    2020年1月29日/相棒 season18 第14話 2週連続スペシャル「善悪の彼岸〜ピエタ」

    右京のスコットランドヤード時代の相棒・南井が東京にやってきた話。2週連続スペシャルの1週目。

    南井は堂々と特命係へ。勝負をつけたくてやってきたと。初っ端からまるでクライマックスの雰囲気。南井のほうから挑んできたように見えたけど、右京さんと冠城が追いつめると激昂。だいぶ余裕をなくしているのかな。

    張り込みを頼まれていたのに美女についていく冠城。まあいい勘してたけどね。遠目にはこれといって特徴のない青いネクタイにしか見えないのに、よく南井のネクタイと同じものだと思ったよなぁ。

    SNSの神待ち少女への暗号。右京さんが解読したことは別に驚かないけど、あの少女も解読したってこと? 神待ちのあいだでは一般的な暗号なんですかね?

    マリアのゲソ痕。あんなきれいにゴヨウツツジの葉っぱが残ってるなんてどんな奇跡…千駄木神社からあちこち歩きまわったはずなのに、ずっと靴底にくっついてたんですかね。それなのに冠城と話したときに靴底から離れて残ったんですかね。形も色もとてもきれいなまま。

    冠城はマリアを実行犯と決めつけていたけど違和感があった。今回は南井が実行犯で、彼女に罪をなすりつけようとしていたのかな。それとも彼女を利用するつもりはなかったのかな。だとしたら彼女が死んだのはほとんど冠城のせいでは…。

    南井が死ななかったのは飲んだ量がすくなかったからですかね。死なないまでも調子が悪くなったりとかしないのかな。何の薬だかわからないけど…もし青酸カリだったら死んでると思う…。それとも飲んだふりして飲んでなかったのか?

    マリアの父親はスコットランドヤードの元刑事。南井の元相棒で右京さんとも面識があったらしい。この元相棒の件が今回の事件の動機になってるんですかね?

    2020年1月22日/相棒 season18 第13話「神の声」

    山岳信仰の関係で禁足地となっている山で変死体が発見された事件。

    禁足地とはいえ変死体が発見されれば通報しないわけにはいかないわけで。多数の警察が立ち入って捜査。山の神もへったくれもなくなってますね。信仰的にはどういう扱いになるのかちょっと気になる。警察でも立ち入り禁止とか揉めたりはしなかったんだな。

    右京さんたち特命係は刑事じゃないんだけどね。警視庁の刑事と言われても否定しないよね。肯定も否定もしないのがずるいというか上手いというか。いつも都合良く勘違いさせたまま利用しています。

    右京さんは常に紅茶セットを持ち歩いてるんですね…。そういえば劇場版の無人島でも飲んでたっけ。いったいどこに入れてるんだろう謎すぎる。四次元ポケットでも持っているのか?

    ああいう限界集落みたいなところは怖い。よそ者は受け入れてもらえないことが多いんだろうな。村八分とかも実際によくあるみたいだし。気に入らないからといってやっていいことと悪いことがある。

    村八分もそうだけど、殺人犯と決めつけて迫害していたのがひどすぎる。真犯人が捕まっているのにずっと殺人犯扱いって異常だよ。挙げ句の果てに殺してしまって「村のため」とか。きっと本気で言ってるんだろうね…。

    2020年1月15日/相棒 season18 第12話「青木年男の受難」

    青木が拉致されて、警察の情報にアクセスさせられた事件。

    サイバーセキュリティ対策本部の人間はプライドが高いひとが多いんでしょうか。青木といい土師といい。鼻につく感じも似ている。このふたりはお互い自分のほうが優秀だと張り合っているんだろうな。ある意味ライバルか。

    青木は拉致された可能性が高いのにさんざんな言われよう。あの青木だからってみんな口々に(笑)。何気にいちばん理解しているのは右京さんなのかな。相手が誰であれ素直に言うことを聞くとは思えないと。実際、電話をかけたり時間稼ぎをしたりするだけの知恵や能力はあるからね。

    青木はねちっこいから恨みとかは一生忘れないんだろうな。右京さん的にはいまさらひとつふたつ増えても痛くも痒くもないでしょうが。

    思い込みの強すぎるひとは刑事に向いてないよね。そして正義が暴走するひとも向いてないよね。きちんと正しい方法で捜査をすればいいんだろうけど、下っ端だとやっぱり難しいと思う。だからといって犯罪行為に走るのは論外。

    まして一般市民を巻き込むなんてね。諭して思いとどまらせなければいけない立場なのに。お父さんショックだろうな。自分のせいで息子まで犯罪者になってしまったんだから。

    2020年1月1日/相棒 season18 元日スペシャル 第11話「ブラックアウト」

    ゴルフ場の地下駐車場で起こった人質籠城事件。

    右京と冠城と青木は警視庁主催の親睦ゴルフコンペに準備係として駆り出される。特命係はいつも雑用を押しつけられがちだからまあわかるんだけど、青木もそんな立ち位置なのかな。しかし警視庁がゴルフコンペなんか主催するんですね。めっちゃ癒着の温床になってそうな…。

    警察のお偉いさんとかOBとかが一同に集まるなんて、テロの標的にはもってこいだよな。

    地下駐車場が爆発して閉じ込められてしまう。右京さんいろいろ大活躍。頭脳だけじゃなく体術もなかなかのものなんだよな。そんなに鍛えてるようなイメージはないんだけど、いざというときにあれだけ体が動かせるということは、ジムくらいには通ってるんでしょうかね。

    暴力団構成員は仲間の釈放を要求。蓮見社長はかつて警察で暴対法を作った立役者ということで、蓮見社長を狙ってのこと。しかし親分にはそっとしておいてくれと断られてしまって…どこまでが親分の本心かはわからないけど、ヤクザなんかはやらないというのは実感しているだろうね。

    5年前の落盤事故の遺族は、蓮見社長を当時と同じ状況に追い込んで自供させようとした。ぜんそくと嘘をついて優先的に助けてもらったのではないかと。隠し撮りしてすぐさま全世界に流せるというのはいい時代だな…ある意味こわいけど…。

    私が死んだら日本の損失だ。おまえたちの命とは重みが違う——蓮見みたいな傲慢な考えのひとは結構いるんだろうけど、口に出すのはまずい。逃げ場もないこんなところで遺族の怒りを煽ってどうするの。いっそ本当にぜんそくだったと押し通せばよかったんじゃないかな。あるいは死ぬのが怖かったので嘘をついてしまったと謝るとか。プライドが高いので無理か。

    右京さんは英数字を一目見ただけでスイス銀行の口座のIBANコードとわかるんだ。以前は捜査二課にいたからスイス銀行のことも詳しいのかな。詐欺とか企業の経済犯罪で使われてそうだし。

    暴力団構成員も落盤事故遺族も入江に利用されただけ。10億をせしめるために。そしてその入江も紗耶香に利用されただけ。ややこしい。

    紗耶香は3年前に蓮見誠司が恋人を射殺した事件の真相をつかもうとしていたと。それが武勇伝のように語られているのには違和感があったけど、正当防衛でもなく、犯人ですらなく、ただの通りがかりのひとを誤って撃ったというのが真実だったんですね。それを犯人に仕立て上げて、正当防衛だったと偽装して…ってクズだな。父親が。

    息子のほうはまだ腐りきってはいないようだけど…これからどう生きるかですね。真っ当に生き直してほしい。

    2019年12月18日/相棒 season18 第10話「杉下右京の秘密」

    シングルマザーとその息子が密輸グループの事件に巻き込まれた話。

    右京さんのカジュアルめの私服ってめずらしい。そしてパパ役があんまり板についてない(笑)。でも右京さんだって生活してるんだから普通にスーパーくらい行くのでは? 自炊はしてないかもしれないけど、飲み物とか生活用品とかくらい買ってもおかしくないよね。

    しかし冠城はヤバい。気になったからといって同僚のプライベートを勝手に尾行し、家の中まで覗くのヤバい。犯罪にはならないかもしれないけどモラル的にアウトじゃね? 結果的に今回はプライベートというわけではなかったけど。

    海外に輸出すると消費税が還付されるって初めて知った。どういう仕組みなのかイマイチよくわからないけど。還付されていいの…?

    小さな子供の言うことだからといって、わけのわからないことを言っているからといって、嘘と決めつけるのはよくないよね。でも本当にただの嘘ということもあるので難しいな。

    交番の警察官が怪しいとは思ってた。まさか里美に惚れたせいだとは思わなかったけど…そんな理由でDV被害者を怖がらせていたなんて、しかもそのことで脅されて情報を横流しにするなんて、しかも悪びれもせずに脅されたからと訴えるなんて、ほんと「恥を知りなさい」ですよ。警察官という仕事を何だと思ってるんでしょうかね。

    裕太くんは何気に人を見る目があるのでは。交番の警察官には全然なついていなかったのに、右京さんにはパパになってほしいと。子供なら普通は逆になりそうな感じなのにね。

    密輸グループの元締めは例の倉庫のオーナーでもある園芸店店主でした。腐葉土に金塊を入れて密輸と。元締めには見えない…そういうイメージじゃない…なるほど、こういうのに擬態しているわけね。

    2019年12月11日/相棒 season18 第9話 2週連続スペシャル「檻の中〜告発」

    前回の続き。

    高瀬はライフケアテクノロジー側についていたわけではなく、皆藤と桝本と告発の共犯だったけど、皆藤を守るために裏切って檻の中に閉じ込めておこうとした、皆藤が告発のために自分の命を犠牲にしようとするのを止めたかった…というのが真相だったらしい。うーん、もうちょっと上手い方法はなかったんですかね。

    皆藤が告発しようとしたのは、自分がライフケアテクノロジーに提供した技術が無断で軍事転用されていたということ。なるほど。ここで初回のきな臭くて消化不良ぎみだったところと絡んでくるわけか。でも今回もまだ消化不良ぎみ。片山雛子までいってないですからね…またそのうち兵器関係の話があるのかな。

    無断で軍事転用されていたわけだし皆藤に責任はないと思うけど、ひとを幸せにするために研究してきたつもりなのに、その技術でひとを殺されていたというのはショックだっただろうね。でも何も死ななくても…そうでもしないと彼の言うように告発が握りつぶされていたのかな…今回は死ななかったけど事件になったから報道されたわけで。

    相棒に出てくるAIやコンピュータって何でこう嘘っぽいものばかりなんだろう…それ関連の話になると急に嘘くさくなる…。アポロはまだマシなほうだなぁ。

    2019年12月4日/相棒 season18 第8話 2週連続スペシャル「檻の中〜陰謀」

    研究費の横領容疑で逮捕された大学教授・皆藤の保釈金3000万円が奪われた事件。

    冠城は右京さんも巻き込んで大掃除を始めてました。まあそろそろ年末だしね。暇なときにやるのがいいよね。右京さんが素直に従っているのが意外。さすがに雑に命令されたときはカチンときてたみたいですが(笑)。

    冠城は故郷の旧友(幼なじみ?)に呼び出されて会いに。こういう長年連絡を取っていなかった知人から急に連絡が来るときって、たいてい何か下心があるんだよね。桝本も保釈の状況が知りたくて冠城に連絡したと。

    冠城が法務省エリートだったとして、発表してもいない情報を週刊誌の記者にもらしていいものなのかな。保釈の状況くらいなら構わないのかな。どうなんだろう。

    あの慇懃無礼な刑事さんか、というのに笑ってしまった。うん、右京さんは慇懃無礼なことが多いよね。当時、教授にどういう対応をしたのかが何となくわかる。

    トイレに入っているときくらい電話に出なくてもいいんじゃ…いっそ切っちゃえばいいんじゃ…。青木は何だかんだ真面目なのか何なのか。

    右京さんの離婚の原因を聞きたかった…! まあ本当に日々の積み重ねでひとことでは言えないのかもしれないけど、たまきさんとどういう話し合いをしたのか、右京さんはどういう気持ちだったのかとか知りたかった。突然こういう話を振ると右京さんのちょっと人間味のあるところが見えますね。ムキになったりごまかしたり。

    桝本の妻はサルウィンのテロに巻き込まれて亡くなったと。右京さんチラッと見ただけで小さな旗までチェックしていたのか。それとも気付かれないのをいいことにじっくり観察していたのか。

    皆藤の研究費横領事件の真相と、保釈金が奪われた事件のほうは目星がついた感じだけど、皆藤の告発のほうがまだですね。サルウィンのテロに関係しているらしいけど。ライフケアテクノロジーがテロ組織に技術や武器を売っていたとか?

    でも予告を見たら、右京さんが大きな勘違いをしてたとか言ってたから、どんでん返しとかあるのかな。想像もつかないような真相だったりするのかな。

    2019年11月27日/相棒 season18 第7話「ご縁」

    婚活パーティーの情報でアポ電強盗された話。

    伊丹は婚活デート。伊丹はまだ結婚をあきらめてなかったのか。伊丹がというよりお母さまが…なのかな。見に来ちゃう芹沢は暇か。気になるのはわかるけど、それだけでわざわざデートまで見に来ないよな、普通は。どれだけ伊丹のことが好きなんだよまったく(笑)。

    右京さんが代理婚活パーティーに潜入捜査。息子役は青木(笑)。厳密には息子じゃなくて恩人の息子ということらしいですが。

    これ青木に許可を取ったのかなぁ…取ってなさそうだなぁ…と思ったらやっぱり取ってなかった(笑)。せめて事前に話だけでもしておこうぜ。そりゃ青木が怒るのも無理はない。しかもプロフィールに勝手に使われただけでなく、デートまでしろだなんて。

    でも何だかんだデートを楽しんでましたね。目的も忘れて盛り上がって…潜入捜査にはまるっきり向いてないけど、まあサイバーセキュリティ対策本部の人間なので仕方ないわな。

    中園参事官の下克上と書かれた湯飲みに笑った。下克上できるといいね。

    中園参事官がアポ電強盗されてたのはおとり捜査でした。そうだろうなとは思ってたけど、うろたえた演技とかあわてた演技とか何気にうまかったので、もしかしたら本当なのかもとちょっと心配になったり。

    しかし中園参事官よくこんなことを引き受けたな。捜査員たちが隠れて見張ってくれているとはいえ、怪我をするかもしれないし、下手すれば命に関わることにだってなるかもしれないのに。勇気を讃えたい。

    こんなふうに詐欺グループが一網打尽にできればいいんだけどね。現実には末端ばかり逮捕されている気がする。

    情報漏洩犯の境遇には同情するけど、だからといってやったことは微塵も正当化できない。ただの逆恨みじゃん。自分より恵まれたひとには何をしてもいいなんてことはない。このひとよりもっと悲惨な境遇のひとだっているはず。そういうひとになら何をされてもいいと思っているのかな。

    右京さんに目をつけるとはお目が高い! でもなかなかクセがあるので結婚相手には向かないかもね。

    2019年11月20日/相棒 season18 第6話「右京の目」

    仕掛けられた罠で右京が目を負傷した事件。

    空き部屋から物音がする…って普通はまず管理会社や管理人に言うものじゃないのかな。と思ったけど、鍵を持ってるってことは清掃員だけど管理人も兼ねているのか。どうやら管理会社の所属らしいし。

    救急車を呼んだのに病院へ行ったの? まあ救急車は冠城がキャンセルしてくれたと思うけど。でも10分なら救急車のほうが早いんじゃ。診察までの時間を考えると。総合病院なんていきなり行っても何時間も待たされるぞ。

    一週間も目が見えなかったらどうやってひとりで生活するの。ごはんもお風呂も着替えもトイレすら難しい…と思ったけど、右京さんはスーツまできっちり乱れなく着てましたね。すごすぎ。実はひとり暮らしじゃなかったなんてことは…。

    目が見えなくても紅茶をいつものように注ぐ…わざとかな? 青木への嫌がらせかな?(笑)。だいぶこぼれてましたよねぇ。床がえらいことになってるんじゃないかと…。

    悩んでる女性の顔は見逃しませんから(ドヤッ)。イケメンの自覚があるからこんなセリフ言えるんだろうな。いくらイケメンでもドン引きされると思うけど。

    生活保護費13万円のうち10万円も搾取されて、何でみんな素直に受け入れてたんだろう。普通に別のアパートを探したほうがいいんじゃ。保証人がいなくて普通に借りるのは難しいのかなぁ。あるいはこれを受け入れないと生活保護申請を通さないとか言ってたのかなぁ。

    仲間は三人ということで、労力のわりに意外と実入りはすくなかったんじゃ。監視役を雇って、監視部屋を用意して、監視カメラやパソコン等の設備も用意して。ていうか監視まで必要ですかね…??

    ヘイ、バディ…Siriっぽい音声認識が右京さんの新相棒(笑)。慣れないと意外と使いこなすのは難しいよね…と思ったけど、いつのまにか使いこなしてた。というかバディのほうが右京さんに順応してる感じかな。優秀! でも生身には生身の得意分野がありますからね! 憎まれ口は叩くけど(笑)。

    右京さんは視覚を失って聴覚と嗅覚が鋭くなったのか、あるいはもともと鋭かったのかどっちだろう? 内村と中園の整髪料の匂いを覚えてたわけだし、もともと鋭かったってことかな。

    莉奈ちゃんが事件に巻き込まれるとかじゃなくてよかった。莉奈ちゃんにもらったビーズのパンダをばらすとき、右京さんがごめんねと言ってたのが印象的でした。そのビーズのパンダも直してもらえてよかった。莉奈ちゃんの手術成功してほしいですね!

    2019年11月6日/相棒 season18 第5話「さらば愛しき人よ」

    冠城の元恋人と同居していた女性が殺害された事件。

    イタミンが流行り物に弱いのはいまに始まったことじゃないよな。人気詩人なんて逆に詳しいほうが驚きです。でも右京さんはそこらへんも押さえているんですね。

    冠城は元恋人とドラマみたいな出会いをしていたんですね。コーヒー店で彼女とぶつかって彼女が落としたノートを拾って…とけっこうベタな。こういう恋愛もしていたんだなぁと意外に思ったり。

    右京さんはコーヒー店でも紅茶を頼む…って別にメニューにあれば構わないよね。わたしはどちらも好きなので、コーヒーにこだわりがある店ではコーヒーを、紅茶にこだわりがある店では紅茶を頼みますが、好き嫌いはあるし自由でしょう。

    闇のないひとがああいう詩を書いても薄っぺらくしかならないと思うの。彼女が多くのひとに響く詩を書けたのは闇を抱えていたからでしょうね。そして書くことがすべてだったから。好きなひとと別れてまで書くことを選んだくらいに。

    青木はあいかわらず嫌味が絶好調。でも何だかんだ言いつつ教えてくれるんですね。絶対に言うなと釘を刺されているのに。ありがたいけど、あれではとても礼を言う気にはなれないよな(笑)。

    彼女がスノウを葬り去るために友人をスノウとして殺したのかと思った。そうでなくてよかったけど、まさか彼女が殺されていたなんて…あまりに悲しい結末に何といっていいかわからない…。

    コーヒー店の店主はどうしたかったんでしょうか。詩をやめさせて、スノウをやめさせて、彼女を自由にしてそれで終わり? 感謝してくれれば満足だった? それとも彼女をひとりじめしたかった? 何にせよ身勝手で歪んでいることは間違いない。彼女のためではなくすべて自分のためだよね。

    2019年10月30日/相棒 season18 第4話「声なき声」

    厚生労働省の過重労働撲滅特別対策班、通称“かとく”の職員が転落死体で発見された事件。

    子猫に餌あたえちゃったみたいで…って、冠城は楓子のことを陰で子猫呼ばわり(笑)。うん、なんかわかる。冠城からすると楓子なんて子猫がじゃれてるようなものなんだろうな。でもあんまり舐めてるとそのうち痛い目に遭うかもよ?

    無理して一緒に行動しなくて構わないんですよ、と右京さんに言われて、じゃあ、とさくっとひとりで行動してしまうあたりが冠城らしい。相棒だけどニコイチじゃなく自立してるんだよね。

    冠城の話術は伊丹たちも見習うべきだと思うの。相手を尊重して、認めて、譲歩を引き出すと。一方的に求めるだけじゃ反発するひともいるよね。

    そして右京さんも青木をおだてて手伝わせている(笑)。どこまで青木が信じているかはわからないけど、悪い気はしてないんだろうな。

    中園参事官、あんなわかりやすく口を滑らせるなんて、もしかしたらわざとなんじゃないかと思うくらい。本当にわざとだったらすごいんだけどね。ただのうっかりの可能性のほうが高いよね。

    かとくの片桐さん、立花さんの立場を守りたかったという気持ちはわかるけど、それでもやっぱり正しい責務を果たすべきだったと思うの。立花さんだってそうしてほしかったと思うの。自殺してまで立花さんの立場を守りたいって…このふたりどういう関係なんですかね…。

    中川さんはジャーナリストとして優しすぎたのかな。罪悪感とか感じるようなひとには務まらないのかもしれない。

    悪いのは代議士とヤクトー社長。このまま逃げおおせられたらたまらないと思ったんだけど、フォトスが追いつめ、かとくが捜査に入り、どうやら逃げられそうにないようでほっとした。相応の報いを受けてくれればいいな。

    圧力にも屈することなく、使命を持ってかとくの職務に当たっている立花さんかっこいい。これからも頑張ってほしい。こういうひとがいるとすこしは世の中が良くなるかな。すこしは…。

    2019年10月23日/相棒 season18 第3話「少女」

    ゆすりの常習犯が撲殺された事件。

    ペットの猫探しって…いや、確か以前もやっていたことがあったような。特命係は個人的な雑用っぽいことでもやってくれるのかな。同じ警察なのに頼んじゃう益子もどうかと思うけど、まあ暇だしね…。

    殺人事件より少女のほうが気になってました。頭が良さそうだけどやけにシニカルで、世の中をあきらめたような感じで、ひどく危うく見えました。

    母親が妹を殺したというのが本当かどうか気になってたけど、思い込みだったのか。妹の嘘が原因。子供は深く考えもせずに残酷な嘘をつくからね。まさかこんなに姉を縛ることになるとは思ってなかったんだろうな。

    しかし、ずっと母親が妹を殺したと思って憎んでいたのに、本当は違ったと言われてもそう簡単に納得できるのかな。憎んでいた気持ちが消えてくれるのかな。何かしらのわだかまりは残りそうな。母親のほうにも。

    2019年10月16日/相棒 season18 テレビ朝日開局60周年記念スペシャル 第2話「アレスの進撃〜最終決戦」

    最果ての島での連続殺人事件。前回のつづきです。

    モールス信号、右京さんあのめちゃくちゃ長い点滅を全部記憶したの? と思ったら冠城がスマホで録画していたのね。まあ右京さんなら記憶していたとしても驚かないけど。

    ロシア語から日本語の翻訳くらいネットでできるよね。美彌子に頼むよりそっちのほうがよっぽど早かったと思うぞ。あんな雰囲気のある訳し方はしてくれないだろうけど。

    右京さんと冠城の口喧嘩には笑ってしまった。あれどこまで本気なんですかね。ヘソで茶を沸かすあたりは完全に悪ノリっぽいけど…最初から全部茶番?

    暇か、で角田課長がくしゃみするのにも笑ってしまった。まあ、あのひとことでみんな角田課長を思い浮かべただろうしね(笑)。

    20kmなら泳いで渡れそうだよね。そのくらいの距離の遠泳もあるよね。まあ遠泳とは装備が違うけど…レンジャーなら泳げても全然不思議じゃない。そして実際に平然と泳ぎ切ってました。

    ロシアの友人からの贈り物はプルトニウムの塊らしい。まあ普通の武器ではないだろうなとは思ってました。生物兵器か核兵器あたりかなと。でもあの形状じゃ中身は確かめようがないし本物かどうか…ラスプーチンの遠い親戚の末裔とか言ってるようなやつだし…。

    もしかしたらとずっと疑っていたけど、岩田純が自分が殺したと認めた時点で、娘が犯人だろうなと確信してしまった。

    岩田は娘をさらってどうするつもりなのかと思ってたら…そうか、自分の手で始末をつけたのか…。あれだけ殺せば死刑になることは間違いないだろうし、正しいことではないけど、父親としてこうしたくなる気持ちはわからないでもない。これが初めての殺しだというのもせつない。

    右京さんは何だかんだ特命係復活。みんな一生懸命つぶそうとしていたのに…本当にゾンビですね…。

    2019年10月9日/相棒 season18 テレビ朝日開局60周年記念スペシャル 第1話「アレスの進撃」

    右京さんが行方不明になって冠城が探しに行った話。次回に続くんかい!

    警部ひとり無断欠勤しただけでお偉方が頭をつきあわせて話をするなんてね。さすが右京さんというべきか。しかし、みんな本気で死んでほしがってるのを見て何とも言えない気持ちに…でも死ぬわけないし(笑)。ゾンビというのは言い得て妙。

    トリップ右京さんが衝撃的すぎて…え、これ演技だよね…? と思ったけど本当の本当にトリップしていたらしい。薬漬けにされたのかと思って心配したけど、いまのところ後遺症はないようでとりあえずほっとしました。盛られたのはロシアンルーレットというキノコの粉末らしい。効き方が異常だったけど常習性はあまりないのかな?

    ミナは軽いイタズラでロシアンルーレットを盛ったとか言ってたけど、信頼と友好の館のメンバーはみんな右京さんを殺すつもりでいたんだよね…? 自然死じゃないアザラシが漂着したのを見られたから?? あのアザラシの腹の中に何か入ってるんだろうか? 兵器?

    信頼と友好の館のメンバーはテロリスト? 片山雛子を襲撃するつもりだった? ミナはギリシアの難民を見てきて思うところがあったようだし、武器輸出とか許せないのかなと思ったり。

    じゃあ誰がメンバーを殺したんだという話になるけど、父親ではなさそうな。うーん…生き残ったメンバーのうちの誰かのような気がする。ミナという可能性もなきにしもあらず。動機とかさっぱりわからないけど。

    2019年3月20日/相棒 season17 最終回2時間スペシャル 第20話「新世界より」

    遺伝子工学の世界的権威である大学教授が殺害された事件。

    冠城はゲノム編集を知らなかったの? わりとメジャーな言葉だしおおまかなことは知ってたよねぇ。正確なことを知りたかったのであえて聞いてみたのかな。

    右京さん目ざとい。あれだけ離れたところからあの紐(?)みたいなのが見えたのか。それとも楽園の扉のバッジがあったことで嫌な予感がして止めたのか。どちらにしても右京さんが止めなかったら大変なことになっていました。みんな右京さんに感謝しないと。

    右京さんは群馬県のスーパーにも詳しい。うん、以前にもそんなことあったよね。どの地方だったかは思い出せないけど。もう何に詳しくても驚かないぞ(笑)。

    カメラマン冠城とアシスタント右京さんにめっちゃ笑った。怪しすぎ。でも普段のふたりを知らないとそうでもないのかな。冠城が演技で怒鳴りつけてたけど、右京さんちょっとムッとしてたような(笑)。

    捜査権がないので違法捜査ではない、プライベートでの見学、ってあきれるくらいすごい屁理屈だな。違法捜査ではなくても不法侵入では? 建物には招き入れられたけど部屋には勝手に入ったわけだし。

    自然と共生すべき、科学は恐ろしい、といいつつパソコンやインターネットや携帯電話を使ってるのは何なんだろうね。結局、何だかんだいいつつ便利なものはなかなか手放せないんだよね。

    イタミンが危険を顧みずにアンプルに飛び込んでいったのはすごい。なかなかできることじゃないよ。全部は受け止められなかったけど。警察官の鑑だと思うの。まあアンプルは無害じゃないかなとは思ってました。

    パンデミックで荒廃した2070年からやってきた?? だからパンデミックが起こることを知っていて止めようとした?? え、何この深夜アニメみたいな展開…とちょっと戸惑ったよね。まあ記憶を改ざんか何かされてるんだろうなとは思ったけど。

    正確には、改ざんではなく生まれたときからそう思い込まされていただけ。小さなコミュニティで。自分の意思で入ったひとは好きにすればいいけれど、ここで生まれた子供たちは不憫だな。嘘で縛り付けられて、選択肢も与えられていなかったんだから。

    いまさらどちらか選べといわれても知らないところは怖いよね。いままでどおりを選ぶのも当然だろう。まだきちんと外の世界を理解できていないのならなおさら。ところで病気とかしたらどうするんだろう…出産はどうしてたんだろう…。

    あの若い男女ふたりは外の世界を選びそうな気がするな。便利できれいな世界に触れちゃったもんね。

    2019年3月13日/相棒 season17 第19話「漂流少年〜月本幸子の決断」

    幸子が巻き込まれた話の続き。

    幸子は彬が無実だと信じているから警察から隠している。過去にいろいろあったせいで警察を信じてないんですよね。確かにこの状況では無実を訴えても難しいかもしれないけど、それでも右京さんのことは信じてほしかったなぁ。

    正直者がバカを見る世の中…悲しいことにそういう傾向があるのは確か。何だかんだずるいひとが上手く生きていくし、ごねたひとが得をするし。

    彬にスマホを渡してもGPSとか警戒して受け取らないんじゃ…と思ったら素直に受け取ってた。そういうところはまだ子供なのかな。それともわかったうえであえて? しかし幸子が自ら位置追跡するとは思わなかった。

    幸子は右京さんに証拠を送信。証拠をつかんだらやっぱり頼るのは右京さんしかいないよね。警察の中でいちばん信じられるひとではあるんだよね。よかった。

    右京さんも青木にはいつもイライラしてたんだね(笑)。

    父親名義で養育費を振り込んだのが子供自身だったなんてなぁ。そこまでいい子にならなくていいのに。この話を聞いたら父親は恥ずかしくならないのかな。いまの家族で手一杯といっても、出そうと思えば月1万円くらいは出せるんじゃないですかね。

    幸子さんがあらたまって話を切り出すので嫌な予感がしたら…やっぱりかぁ。さびしい。花の里を引き継げそうなひとの目星はもうついてるのかなぁ。いずれにせよしばらくは店じまいですね。右京さんがまたポンコツにならなければいいんだけど…(笑)。

    幸子さんいつかゲストキャラとして戻ってきてくれればいいな。事件には何かと巻き込まれそうですしね。

    2019年3月6日/相棒 season17 第18話「漂流少年〜月本幸子の覚悟」

    古道具店の主が不法投棄の衣装ケースから死体を発見したけど、疑われないようにごまかそうと一計を案じているあいだに、その死体が消えてしまった話。

    それに巻き込まれたのが幸子さん。花の里の女将だけではいさせてくれないんだな。何やかんやと事件に巻き込まれちゃうんだな。花の里を引き継げそうなひとの目星がつかないうちは、幸子さん退場という事態にはならないと思うけど…。

    冠城はほんと人の扱いがうまいよな。右京さんのいい相棒ですよ。なんでも右京さんのせいにしちゃうけど(笑)。

    幸子さんは簡単に過去を話しちゃうんだな。隠さず堂々としているのはすごいと思うけど、初対面でいきなりあんなことを聞かされたら、どう反応すればいいかわからないよ…。

    右京さんに嫌味は通じないよね。わかっていてあえて受け流しているのか、本気で通じていないのかが気になるところ。

    幸子さんのお弁当でかいな…と思ってたら右京さんの分もあったんですね。冠城はラーメンを食べてたけど、右京さんは弁当が届かず昼抜きだったってこと? そりゃぷりぷりしたくもなるわ。

    幸子さんは理由を聞かずに彬に協力しちゃうんですね。そういうところが巻き込まれ体質というか、大変なことになるというか。今回は右京さんが見抜いてくれたのでよかった…のかな?

    で、次回に続くと。サブタイトルを見たときからそうだろうなとは思ってました。「〜」が入っているときは続きもの。

    2019年2月27日/相棒 season17 第17話「倫敦からの刺客」

    右京さんのイギリス時代の相棒・南井が関与しているかもしれない連続殺人事件の話。

    しょっぱなからいかにもロンドンっぽい雰囲気。レンガとガス灯ってだけですが(笑)。まあこれだけのためにロケなんかしないよな。

    右京さんは嗅覚だけでなく聴覚もめちゃくちゃいいんだ。ちょっと離れたところにあるスマホのバイブ音に気付くなんて。屋内ならまだしも外だぞ…都会だぞ…。もう犬並みって認識でいいんですかね。

    青木はいろいろと知識があるわけだし、発信元を当たった段階で偽装発信かもと気付いてもよさそうだけど。右京さんに言われないと深く考えようともしなかったのかな。まあ青木だから仕方がない。

    倫敦からの刺客というサブタイトルだし、ロンドンからの観光客がいかにも怪しげだったし、南井と連絡をとってるような描写だったし、てっきりこの観光客が犯人なんだと思ってたら、ツアーガイドのほうかよ! 盛大なミスリードでした…。

    南井の過去がちらっと見えてきた。単に不幸というだけでなく、現在の南井を形成するに至る何かがあったのかな。それにしてもどうやって他人の心に入り込んで操っているんだろう。簡単じゃないと思うんだけど。

    右京さんは南井に負けっぱなしですね。でもこのままで終わるはずがない。いつか決着をつけます、ときっぱり宣言したんだから信じて待とう。次に南井が日本に来るのはスペシャルのときかな?

    2019年2月20日/相棒 season17 第16話「容疑者 内村完爾」

    内村刑事部長が殺人事件の被疑者になる話。サブタイトルだけでニヤニヤわくわくしてました(笑)。

    特命係に捜査権を認める…って中園参事官もなりふり構っていられなかったようです。本当、都合よく利用するよなぁ。まあ捜査権なんてあってもなくても捜査しまくってるけど(笑)。

    右京さんがナチュラルに鑑識の報告ファイルを受け取るのが面白かった。あまりに自然で神奈川県警の刑事さんも反応が遅れちゃったよね。

    右京さんはにおいだけで線香工場にたどりついたの? 犬並み?? 現場からでもわかるくらいにおいがしていたんでしょうか。すぐそばだったのかなぁ。

    「どうもーお邪魔しましたぁ、ばーか!」ってイタミン大人げなさすぎてちょっとかわいい(笑)。でもこんなの週刊誌とかに書かれたら恥ずかしいぞ。まわりは記者だらけなんだから気をつけたほうがいいんじゃ。

    右京さんも「なる早」とか言うんだね。みんなもやや動揺してたような。

    中園刑事部長、にちょっと考えちゃってたのがかわいい。いっそ本当に中園刑事部長でいいんじゃ…とすこし思ったけど、上に立つのにあんまり向いてなさそうなひとだからなぁ。

    内村刑事部長が同期のために黙秘を続けているとは思わなかった。自分が被疑者になっているのに。そういう情に厚いところがあるなんて意外でした。自分のことだけしか考えないひとだと思ってたよ(酷)。

    日本の司法では、ひとり殺しただけじゃなかなか無期や死刑にはならないもんな。笹山さんのように納得していない遺族はたくさんいると思う。

    正義の暴走はほんと怖い。いまはもうネットであたりまえのように私刑が横行してますよね。ちょいちょい間違って無関係な人が大変な目に遭ってたり。でも誰も責任なんてとりはしない。

    謝罪の気持ちがあっても、それを伝えようとしなければしていないのと同じ。本当に謝罪の気持ちがあるのならきちんと伝えるべきだった。自分が許されるためじゃなく、遺族のために。それを遺族が受け入れるかどうかはまた別の話。

    花の里での内村刑事部長がよかった。あれは小言じゃなくてお礼なんじゃないかな。特命係を目の敵にしている内村刑事部長にとっては、きっとあれが精一杯だったんだと思う。右京さんはわかってるだろうけどね。

    2019年2月13日/相棒 season17 第15話「99%の女」

    経産省のキャリア官僚が殺害された事件。

    被疑者の遠山千鶴の担当弁護士はヤメ検の倉田映子。3年前、検事として機密漏洩事件で千鶴を起訴したことがあるらしい。そして今回の事件で殺されたのは千鶴の当時の上司で、千鶴の冤罪を信じて機密漏洩事件を調べていたという。まあ、機密漏洩事件の真実が原因で殺されたんじゃないかと思うよね。特命係でなくても。

    幸子さん、変わることができて本当によかったね。このままほんわかと花の里のおかみを続けてほしい。もう激しい一面が出てこなければいいんだけど…これからも定期的に何かが起こりそうな気がしてる…。

    内村刑事部長はほんと都合のいいときだけ特命係を利用するよね。今回はありがたいけど微妙な気持ちになる。

    あんな自然な音声再現ができたらすごいな! あまりサンプルがなくてもあんなになめらかに、そのひとをよく知っているひとでもわからないほど自然にできるなんて、夢の技術じゃないですか。

    弁護士さんずいぶん危ないことをするな…とヒヤヒヤしたけど、特命係を信じてたってことなのね。隠蔽する気はないだろうと最初から感じていました。

    冤罪ってどのくらいあるのかな…怖い…。

    2019年2月6日/相棒 season17 第14話「そして妻が消えた」

    犯罪心理学者の妻が失踪した話。

    フグの白子って毒があるんじゃ…と思って調べてみたら、白子に毒のあるフグとないフグがあるんですね。結局、あの白子は食べずに出てきたのかな。焼くまえでよかったですね。

    かぶらぎわたるぅ。イタミンの巻き舌にニヤニヤしてしまう。

    妻が失踪したのはすべて妻の狂言でした。右京さんの言うように証拠がそろいすぎていたし、怪しいとは思ってました。しかし自分が表舞台に返り咲くためにそこまでやるんだ…怖い…。そこまで自分が大事なら結婚しなければよかったのにね。

    犯罪心理学者なのに妻の犯罪を見抜けなかったの? と思ったら、本人もくやしがってました。まあ犯罪心理学者ってあとから分析するのが主な仕事だろうし、それに当事者となるとなかなか冷静には見られないですしね。

    失踪の協力者を死なせてしまったのは妹だけど、本当に供述どおりの事故ならちょっと不憫。ある意味で姉の被害者。右京さんもそこまで厳しく言わなくていいんじゃ…と思ってしまった。姉に罪をなすりつけようとしたのはダメだけど。

    右京さんの結婚のこと、もっとツッコんでもいいのよ(笑)。

    2019年1月30日/相棒 season17 第13話「10億分の1」

    冠城が声をかけた女性が、数日後に転落死した事件。

    様子が気になって声をかけて名刺を渡した相手が、そのあと死んだらやっぱりちょっとショックだよね。自殺だとしても、他殺だとしても。警察としては何とかできたらよかったんだろうけど、まあ難しいわな。

    フリマアプリで安く買って、高く売る…ってそう簡単にいくとは思えないけどなぁ。フリマとかやったことないので詳しくないけどさ。安いものは安いなりの理由があるだろうし、良くないものを高く売ったら出品者評価が悪くなるだろうし。

    指輪に偽装して拳銃を売るのは不正出品だけど、実際の出品者も知らずに利用されていたみたいなのに、警察はよくあんなに見つけられたね。指輪の出品者を片っ端から捜査したのかな。

    拳銃を買いたい人は、犯罪組織から指示を受けて指輪を落札するの? もし純粋に指輪がほしい人が落札しちゃったらどうするの? いまいちこのあたりの仕組みがよくわからない。

    フリマアプリに繋がりを求めるのか。スマホが反応して喜び、イイネをもらって喜び、そして知人の出品内容に嫉妬とか…。他人を意識しすぎると生きるのがしんどいよ。フリマアプリでもSNSでもリアルでも。

    屋上から落ちる子供を、空中で抱き留めて自分が下になって無傷で助ける…なんてよくできたよな…何の訓練も受けていない普通のひとなのに。

    出会いなんてみんな奇跡のようなものだよ。10億という数字がどこから出てきたのかはよくわからないけど。冠城と右京さんが相棒になったのも奇跡のようなものじゃないかな。

    2019年1月23日/相棒 season17 第12話「怖い家」

    今回は中園参事官からの依頼。タロットカード好きの奥さんに頼まれたらしい。知人の引越し先で次々と心霊現象が起こるから原因を突き止めてほしいと。普段は特命係を疎んじているのに、ちょいちょいこうやって便利に利用するんだよな(笑)。

    右京さんは幽霊に興味津々で会いたがっているのよね。幽霊なんていないよ…とわたしは思ってるんだけど、相棒の世界には本当に幽霊がいるみたいだからなぁ。

    右京さんは捜査のためにホラー映画鑑賞。青木は喜び勇んで特命係を出て行ったのに、なんでわざわざ特命係に来て一緒に見てるんだろうね。まあ昔からちょいちょい来てたけどさ。

    イギリスって幽霊の人口密度が世界一高いの? 誰が言ったんだよ(笑)。

    お向かいさんの死に顔がギャグにしか見えない。これ相棒だよね…と思わず確認したくなってしまった。ビックリしてそのまま亡くなったというのはよくわかるけどさ。転落死じゃなく、ビックリして心臓麻痺を起こしたみたいな感じに見えるよね…。

    今回の心霊現象は人為的なものにしか見えなかった。いかにもありがちなものだったし。科学を上手く駆使すると心霊現象っぽくできるよね。家を改築させたくないからだろうなぁというのも、何となく感じてました。

    改築させたくなかったからといって、心霊現象で脅すとはなかなかひどいことをやるよなぁ。病んでもおかしくないくらいにまで追い込まれていたよ。夫もどうにかしなければと追い込まれていたんだろうけどさ。

    自殺した叔父さんを望みどおり桜の下に埋めた…って、いくら頼まれてもそこまでしてはいけなかったのに。自分たちだけではなく、子供たちにも何十年も重荷を背負わせることになってしまった。しかも子供たちは親が殺したと思い込んでいたから、もっとつらかったよね…。

    心霊現象は本当にあったのかも…という余地は残しておくんだな。でも今回のは奥さんの空耳じゃないかと。

    2019年1月16日/相棒 season17 第11話「密着特命係24時」

    弁護士が顔を赤く塗られて転落死していた事件。

    密着 捜査一課24時!! に笑った。いかにもありそうだけど、さすがに捜査一課に密着した番組はないかな? 遺体とかそのまま映すのはまずいだろうし、捜査上秘匿したいことも多いだろうし、遺族とかの感情の問題もあるだろうし、いろいろと難しそう。

    特命係が出てきてまた笑った。ワイルド刑事とオールバック刑事ね(笑)。キャラが立ってるから…ってなかなか見る目あるぞテレビマン。当然、内村刑事部長は気に入らないのでお蔵入りだけど。まあそもそも捜査一課じゃないしね…。

    青木は警察密着番組が好きらしい。警察を過剰にヒーロー扱いするのが面白いってひねくれた理由で。うん、青木はそういうタイプだよね。斜に構えて嘲るような笑みを浮かべながら見てそう。

    芹沢はスイーツ刑事(笑)。自分から言っちゃったよ…本当にスイーツ芹沢なんて言われてるんですかね? 先輩ってイタミン? とか思ってたら本当にスイーツって言われてたね。

    不動産会社の息子がキャバクラ嬢を殺害した事件。キャバクラ嬢が会計士を目指していたという話と、通帳に何度か振り込みがあった時点で、何となく見えてくるよね。裏帳簿で恐喝みたいな感じかなと。

    犯人の反省のなさと被害者意識がすごい。もとはといえば自分が脱税したからいけないんだろう。それなのによく臆面もなく被害者ぶれるよね。自分が人を殺したことさえ他人に責任をなすりつけてる。

    元警察官の立花。負い目があるのはわかるけど、罪をかぶるなんて償いとして間違ってるよ。償いたいなら真実を明らかにすべきだよ。芹沢と右京さんの言うとおり。

    角田課長はパンダ刑事(命名:右京さん)。イイネ! 組対に密着すれば迫力ある映像が撮れそうですね。身の危険もありそうだけど。

    右京さんはオールバック刑事を気に入ってないらしい。まあそのまんまといえばそのまんまだし面白みはないかも。でも何かないかと言われても困るよね。インテリ刑事とか、紅茶刑事とか、サスペンダー刑事とか…? わたしもセンスない(笑)。

    2019年1月1日/相棒 season17 元日スペシャル 第10話「ディーバ」

    衆議院議員の孫娘である16歳の少女が襲われ、その息子が誘拐された事件。

    神崎瞳子に封筒を読み上げてもらうよう、通りがかったウェイターに頼むのかと思ったら、右京さんと冠城がその制服を着ちゃったんだ。まあ警察の人間が行ったほうが話が早いだろうけどさ。別に着替える必要はなかったんじゃないですかね? すぐに着替えを取りに行って着替えても10分くらいはかかりそうなのに…。

    神戸くん登場! 年末休みに入ったところなのにすみません(笑)。右京さん、有無を言わせない感じだもんなぁ。神戸くんの都合を尋ねるのではなく、都合があってもやってくださいというような言い方だし。それでも「僕にできることなら、たまに、いつでも」っていいひとだ。

    神戸くんのチンピラ刑事っぽい演技が不自然すぎて笑ってしまった。品の良さが消しきれてないというか、慣れてない感がすごい。

    青木がきつめの女性が苦手なのはよくわかる(笑)。基本的に女嫌いだよね。欲望は感じるけど、女性そのものに対しては不信感や敵対心を持っていそう。そして見下してそう。ネット住人によくいる感じの。

    日下部も衣笠も情に流されることなく邪魔になったら容赦なく切り捨てるよな。そのタイミングや判断が上手いというか。出世しているひとってだいたいそうなんでしょうね。そうでなければ出世できないともいう。

    樹の父親は敦盛じゃないかな…と最初から思っていました。そして敦盛のDNAを取ることになったときに確信。合意なのか乱暴なのかはわからなかったけど、乱暴だったのか…敦盛の罪悪感のなさがヤバいですね…。

    槙の本当の母親はもしかしたら瞳子なのかも…と思ったけど、こちらは的外れでした。

    青木はサイバーセキュリティ対策本部に復帰。衣笠に恩を売れたからね。冠城がせいせいしているのは本心でしょう。右京さんも言わないけどそう思ってるんじゃないかな。サイバーセキュリティ対策本部の面々がどう思ってるのか気になるところ。

    予告に笑ってしまった。オールバック刑事にワイルド刑事…!

    2018年12月12日/相棒 season17 第9話「刑事一人」

    サルウィン共和国から働きに来ていた外国人青年が、変死体で発見された事件。

    政治家の圧力って本当にあるんですかね。それもバカ息子の犯罪を隠蔽しようだなんて。まあ息子がかわいいというより、自分の立場を心配してのことではないかという気がするけど。

    イタミンは芹沢のことを心配して、芹沢はイタミンのことを心配して…っていい関係。特命係に協力を仰ぐのは賢明ですね。

    サルウィンは薫ちゃんが行っているところ。日本は安全だと勧めたボランティアってもしかして…と思ったんだけど、薫ちゃんとは関係なかったのかな?

    右京さん、牛丼に紅ショウガをドバドバ入れてた。真っ赤だよ。薬味をもりすぎるのが僕の悪い癖、って初めて知ったんだけど…。

    イタミン無謀だよ。四人の無法者を相手にひとりで挑むなんて。そして取り調べで手を上げたら負けだよ。正しい方法で捜査して正しい方法で取り調べないと、無罪放免にせざるをえなくなるかもしれない。付け入る隙を与えたらダメなんだ。

    結局、殺したのは政治家の息子じゃなくて牛丼屋の客だったと。

    しかし何かもやっとするな。政治家の息子の外国人襲撃と刑事暴行が報道され、そのスキャンダルで政治家は力をなくし、政治家の圧力に屈していた所轄にも観察が入る…ってそんなにうまいこといくのかな。右京さんの希望的観測では。政治家がイタミンに対する訴えを取り下げたのもよくわからないし。政治家の言いなりになっていた刑事部長にはおとがめなしなのかな。

    イタミンが感情的になった理由…薫ちゃんの顔が浮かんだからではないような。むしろ右京さんが薫ちゃんを意識していたんじゃないかな。

    2018年12月5日/相棒 season17 第8話「微笑みの研究」

    心臓麻痺で死亡した大学教授が呪い殺されたと噂になっていたけど、実は劇物で殺害されていた事件。

    青木はあいかわらずやることが小さいな。杉下さんのガッカリする顔を拝むチャンスって、小学生の嫌がらせか。でもたとえ本当にただの心臓麻痺だったとしても、右京さんはガッカリする顔なんて見せないと思うよ。

    呪い殺されたかどうかはともかく、そういう噂が出るに至った原因は確かに気になるよね。右京さんじゃなくても。

    霊能力者あからさまにインチキじゃん。冠城みたいな色男なら女性を悲しませたことくらい一度や二度あるだろうし、瞳の美しい女性なんて抽象的な言い方だし。あとでコールドリーディングだと種明かしがあったけど、聞くまでもなくわかる。

    しかし冠城が動揺するのは面白かった。実際は何人くらい悲しませているんでしょうかね。めちゃくちゃいそうな気がする。

    劇物にも詳しい右京さん。アズリチンなんて普通の人は知りませんって。でもここで右京さんが気付かなかったら、ただの心臓麻痺として処理されてたんだろうな。そういう感じで事件にならなかった殺人もちょいちょいあるのでは。

    しくよろ。に時代を感じた…。

    IQ140の少女にどんな実験をしてたんでしょう。ひとりを自殺に追いやり、もうひとりも精神的に病みかけてたって、そうとう負担になることをしていたってことだよな。親も精神的に弱いところがあるとわかってるなら、実験なんて受けるべきではなかったのでは。

    右京さんのIQがいくつなのか気になる。140どころじゃないような。

    エンパスって知らなかったけど、共感というか超能力にしか思えない…本当にあんなふうに心の声がまるっと聞こえちゃうの? ささいな表情や声から感情がわかるとかじゃなくて? 本当にこうだとしたらめちゃくちゃ生きづらいよ。心の中なんてみんなそんなにきれいなものじゃないのに。

    以前も大学が舞台で人を操っていた話があったな。

    2018年11月28日/相棒 season17 第7話「うさぎとかめ」

    元官僚のホームレスが重傷を負った事件。

    通勤途中に亀を見かけても、普通はまわりのひとみたいに無視して通り過ぎるだけで、のんきに後をついていこうなんて思いもしないぞ。暇か。それで事件に遭遇しちゃうのがさすがというか。亀にはいろいろと思い入れがあるんですかね。

    特命係で亀を保護。中園参事官の命令って、警察は被害者のペットの面倒まで見なきゃいけないんですかね。こういう雑務はだいたい特命係の仕事。いきなり押しつけられた青木はたまったもんじゃないな。亀ってそりゃびっくりするわ。でもいまは引きこもってあまり仕事はしてないようだし、そのくらいはしないと。

    野草にも詳しい右京さん。亀の飼い方の本で見たから知っていたんですかね。それとも以前から当然のように知っていたんですかね。私はシロツメクサしかわからなかったです…。

    特命係の亀、とはしゃいでるイタミンと芹沢がかわいい。懐かしいというセリフもうれしい。もうほんとニヤニヤしてしまう。

    短歌で郵便番号を示して居所を知らせる…ってすごいな。単純にその暗号を作るだけでもなかなか難しいと思うのに、新聞に載せなきゃいけないのでクオリティも必要だし、そこそこ素養があったとしても大変。

    それに気付くのもすごい。犯人は元同期が短歌を投稿していることさえ知らなかったんだよね? 新聞の短歌欄を愛読してたら元同期の短歌だと気付いたってこと? しかもそれが居場所を示す暗号になってるだなんて、どういうきっかけで気付くんだ…。

    2018年11月21日/相棒 season17 第6話「ブラックパールの女」

    連続殺人事件の被告である女詐欺師に振りまわされる話。

    遠峰小夜子が出版社に和解検討の条件として出したのが「有能で実績のある刑事と話がしたい」。それで右京さんに白羽の矢が立ったということですが、そもそも右京さんは刑事じゃないよね…。まあそこを除けば右京さんにピッタリだと思うけど。というか特命係以外は取り合ってくれないと思うけど。

    冠城の言うとおり、魔性の女は必ずしも絶世の美女ってわけじゃないんだよな。話術とか雰囲気とかいろいろな要因があると思うの。あんなこと言ってる青木こそころっと騙されそうだけど(笑)。経験値が低いし。以前も美人局か何かでヤバかったことがあったよね。

    私から見ると遠峰小夜子は十分美人だと思う。青木がこの程度なんて言っていいレベルじゃないぞ。

    研究者の溺死は妻の仕業。浮気が許せなかったというのが動機だけど実は誤解だったらしい。ブラックパールなんて高価なものを買ったとなれば確かに怪しいけど、それだけで浮気と決めつけるのはいかがなものか。せめてもうちょっと証拠を見つけるとか話し合うとかしようぜ。取り返しのつかないことをするまえに。

    遠峰小夜子は研究者とどういう関係なのか思ったら、全然関係なかったらしい。一方的に見かけただけ。刑事に解決させたのは、塀の中から思うように動かしてみたかったかったから。というか今後利用する刑事の見極めをしたかったのかな。一度見たひとの顔を忘れないという能力はうらやましいです…わたしは相貌失認ぎみなので。

    右京さんモンスター扱い…うん、でもモンスターだよね。突出した能力を持つという意味で。

    遠峰小夜子は今後も何か絡んできそうですね。そして右京さんが変なフラグを立てた気が…冠城がたぶらかされちゃう?? 利用されちゃう?? 青木はともかく冠城なら大丈夫だと思ってたけど、遠峰小夜子のほうがうわてってことか。すくなくとも右京さんはそう感じていると。

    2018年11月14日/相棒 season17 第5話「計算違いな男」

    完全犯罪をもくろむ天体物理学者の話。

    証拠品のコンタクトを探すって鑑識のお仕事じゃないの?? よく知らないけどさ。特命係のふたりだけに、しかも夜にやらせるなんて無謀もいいところだよ…と思ったら、そこまで重要な証拠じゃないからってことなのね。イタミンの嫌がらせ半分だったのかも。

    地面を凍らせてあって、虫の好むスプレーが吹き付けられていたというだけで、完全犯罪をもくろんでたって推理するのがすごい。そしてその推理がバッチリ当たっているのが怖い。

    次の計画も、ホワイトボードやら気象条件やら何やらからバッチリ推理する右京さん。じわじわと言い当てつつ追いつめていくさまがとても怖い。普通ならもうやめようと思いそうなものだけど、脅されて追いつめられてたらそうも言ってられないのかな。

    青木は冠城とランチに行きたいのか? 単におごらせたいだけ??

    いまの若月はまぎれもなくクズだけど、当時は責任を感じて苦しんだりしたのかもしれないな。急に成績が落ちてドロップアウトしたっていう話だし。当時は原因を究明しようとはしなかったんだろうか?

    職を失ってイギリス行きもなくなったけど、婚約者は残ったのかな? 結婚となると両親が反対しそうだけど…どうなったんだろう。でも本当に優秀な研究者なら、そのうちどこかから声がかかるような気がします。

    2018年11月7日/相棒 season17 第4話「バクハン」

    裏カジノ一斉摘発で、摘発逃れの店があったという話。

    右京さん裏カジノ店でカードゲームの不正を指摘したうえ、悠々とお説教。裏カジノ店でせめてゲームくらいはなんてお説教に意味があるのか(笑)。しかし、こんな無茶なことをしてたら命がいくらあっても足りんぞ。さすがにひとりのときにはやらないかな。

    バクハンというのは組織犯罪対策四課の賭博担当のこと。角田課長はお隣の五課ですね。同じ組対だし何かと協力し合うことも多いんでしょうな。

    疑いがあれば仲間だろうときちんと調べるのが正しい気がするんですけどね。仲間だからって庇うような体質が不正の温床になってるんじゃないかな。角田課長によれば組対では違法捜査は必要悪らしいけど…必要悪だって開き直ったら終わりのような気がする。せめて暴かれたら恨み言を言わずに潔く処分を受け入れないと。そのくらいの覚悟はしておけよと思った。

    右京さんの新しい呼び名は「人材の死神」(角田課長命名)。

    冠城と右京さんは互いに言葉を交わすことなく先を読んで行動する。ある種の信頼があるのかな。互いに頭が切れて、互いのことをわかっている、このふたりだからこそできる芸当だと思う。

    久我が何かうさんくさいなと思ってたら衣笠と繋がってた。衣笠の目的が何だったのかいまいちわからない。ゲームセンターの裏カジノを摘発するだけとは思えないけど。ただ、久我はかなり小物っぽいので衣笠の駒にもなれなさそうな。どうなんだろう。

    角田課長との関係がどうなるのかと思ったけど、ひとまずおさまるべきところにおさまった感じですかね。角田課長もいろいろ複雑だったんだろうな。何だかんだ言っても右京さんは警察として正しいことをしているわけだし。

    2018年10月31日/相棒 season17 第3話「辞書の神様」

    辞書の担当編集者が殺された事件。

    右京さんの愛読書は辞書! 寝る前に辞書を読んでいるとか。右京さんだけじゃなくて辞書の愛好家というのがいるらしい。でも千言万辞の「夢」の語釈を聞いていたら、読むための辞書というのもちょっと納得した。わからない言葉を引いてこんな説明が出てきたら困惑する(笑)。

    右京さんは読んだ分は全部覚えているんだろうな。語釈もすらすらと出てくるし、奥付まできちんと覚えてるっぽいし。ほんと頭の出来が違うよなぁ。

    大鷹の言葉に対する執着がすごい。新聞や雑誌だけでなく自分で街中に収集に行ったりもするし。言葉のためならまわりが見えなくなるタイプ。言葉のことしか考えてなさそうな。一歩間違えれば変質者に間違われかねないぞ。一緒に働くひとも大変そう。

    冠城によれば青木は吸引力の悪い掃除機(笑)。飲み込みが悪いと。

    右京さんが自分から上司だからどうこうと言うのはめずらしい。しかもちょっとご立腹な感じ。青木にはこう言うのが一番効果があると思ったんだろうな。

    最近よく癇癪を起こすようになったというあたりで認知症っぽいなと思ったけど、やっぱりそうだったのか。契約社員の女性は知っててサポートしていたとはいえ、やたら扱いが上手かったけど、認知症のひとの介護経験とかあったのかしら。もしかして娘かな…と思ったけどそうではなかったらしい。

    最後、右京さんの悪口大会になってた(笑)。つむじ曲がり、へそ曲がり、偏屈、意固地、ひねくれ者…ってそこまで曲がってないと思うよ! 冠城だけならともかく幸子さんも一緒になって言ってたので、右京さんは面白くなかったのかな。

    次回が気になって仕方ない。角田課長とどうなっちゃうんだろう…。

    2018年10月24日/相棒 season17 拡大スペシャル 第2話「ボディ〜二重の罠」

    峯秋がこんなに冠城を買ってるとは思わなかった。右京さんはずっとお気に入りだったけど、冠城もけっこう気に入ってるのかな。あれが本心からの言葉かどうかはわからないけども。

    本当に無実なのに疑われて家をぶち壊されたとしたら、激怒どころじゃないよなぁ。もし無実だとしても警察は補償してくれないのかな? 謝罪だけで済まされてはたまったもんじゃない。捜査は適正だと謝罪すらしてくれないのかな。

    まあ今回は無実じゃないわけだけどもね。右京さんの謝罪が全然謝罪になってないのが笑ってしまう。完全に挑発してますね。

    角田課長が意外と博識。「ホメロスでも時には居眠りをする」って海外のことわざ、私は知らなかったよ。別に「弘法も筆の誤り」でよかったんじゃないかなぁ。海外のほうが右京さんっぽい気はするけどね。

    一度調べて何もないと証明されたところは安全だから、そこに移す…ってまあ常套手段ですね。右京さんは最初からそれを狙っていたわけか。普通はなかなかそこまで先手を打てませんって。

    被害者の死因は窒息死。鋼太郎も祥も冨貴江が犯人だと口裏合わせ。うわぁ…遺体が見つかったら冨貴江に罪をなすりつけるつもりで、あらかじめ偽装工作して嘘をついていたわけね。ダメそうな夫だったけどなかなかの頭脳派だったらしい。

    鋼太郎と祥はやっぱりできてたか。まあいかにもだったからわかりやすかったよね。

    私、奥さんなのにお金をちっとも自由にさせてくれないから。そんな理由で夫を殺してしまい、その偽装のためにペットのアライグマも容赦なく殺してしまう。やっぱりサイコパスか。

    峯秋はやっぱり何だかんだ息子がかわいいんだよな。カイト君もぜひ再チャレンジを…!

    アライグマをペットとして飼うことは法律で禁止されているとテロップが。まあ、あの奥さんなら法律とか知らなさそうだし知ってても無視しそうだし。私も知りませんでした。なんで禁止なんだろう。

    2018年10月17日/相棒 season17 初回拡大スペシャル 第1話「ボディ」

    国家公安委員を務める大学教授の自宅で、義父が殺された事件。

    殺されたのは鬼束学園の理事長・鬼束鐵太郎で、息子の鋼太郎が殺したと。自分が殺したと言いながらやたら平然としていて怖い。たとえ憎んでいたとしても嫌いだったとしても殺していないとしても、父親の生々しい撲殺死体をまえにして普通こんなに平然としていられないよねぇ。サイコパスかな。鐵太郎の若い後妻も。このふたりはできてるような気がしてならないけど、どうなんだろう。

    風間楓子はまだ週刊フォトスにいるのか。それなりに優秀だと思うし、もうちょっといいところに行けると思うんだけどなぁ。コネとかないと難しいのかなぁ。それとも彼女自身が週刊フォトスを気に入っているのかな。

    青木は特命係の中にサイバーセキュリティ対策本部の分室を作ってる(笑)。のれんは特注で作ったのかな。文字ではなく模様ですという言い訳がすごい。特命係に異動になったのに往生際が悪いというか何というか。

    じじいが若い後妻をもらって長生きできるわけがない、というのは偏見だけどちょっと笑ってしまった。そういうイメージは確かにあるよね。まあ、すでにじじいになんだからもともと先は長くないわけだけど。

    衣笠は青木のことを出来が悪いとか言ってますよ(笑)。出来が悪い子ほどかわいいといっても衣笠の子供じゃなくて親友の子供だし、本当に青木のことをかわいいと思ってるのかなぁ。本当ならどういう意味でかわいいのかなぁ。

    とか思ってたら、峯秋が僕も気持ちがわかるって言った…! からのカイト君…! ちゃんと可愛いと思ってたんだよね…。そういえば公式サイトのキャストにカイト君も載ってましたね。薫ちゃんも。今シーズンで登場するというわけじゃないと思うけど。

    自分のクビじゃなく右京さんのクビをかける冠城(笑)。ふたりのクビをかけるんだったらまだ格好良かったのに、右京さんを売ったようなものだよな。誓約書に署名するときの右京さんの恨めしげな表情が…(笑)。

    豪快にぶっ壊したなぁ。右京さんは確信していると言ったけど証拠があるわけでもないし、冨貴江のあの態度からすると別のところなんじゃないかな…と思ったらやっぱり。でも右京さんは別の意図があったんじゃないかな。

    どう終わるんだろうと心配していたら、続くんだ…!

    2018年3月14日/相棒 season16 最終回2時間スペシャル 第20話「容疑者六人〜アンユージュアル・サスペクツ」

    写真誌「週刊フォトス」の記者・風間楓子が、エスカレーターから突き落とされた事件。

    現場に居合わせたのは、甲斐峯秋と社美彌子、衣笠副総監と青木、内村刑事部長と中園参事官の3組6人。3組それぞれの組み合わせはわかるけど、その3組がホテルでばったり会ったっていうのはすごいな。そして風間楓子も。よりによって右京さんと顔なじみのひとばかり。

    副総監までいたら、下っ端ではまともに話を聞けないというのはわかる。何も恐れずに捜査ができるのなんて、特命係くらいじゃないかな。

    傘を持つのは部長まで、って本当? 私が働いていた会社では社長でも普通に傘を持ってたし、普通に電車で通勤してたぞ(笑)。警察はそういうところに金を使ってるのかぁ、と思ってしまった。

    被害届を出そうとしても出すなと言われちゃうことって、結構あるんだろうなぁ。本人が望むんだったらちゃんと受理しないといけないと思うの。

    あの1枚の写真から6人あっというまに特定されてしまうのか。特定厨こわい。

    風間楓子って大阪のヤクザの娘だったんですね。母親はいかにも極妻な感じ。娘のことを大事に思ってるのは本当なんだろうけど、勝手に報復をするのはなぁ。娘が望んでいるならともかくやめてほしがっているのに。娘のためというより自分の気がすまないだけですよね。そのためには娘に迷惑をかけてもいいという考えなんでしょうか。

    イタミン、ヤクザの恫喝に全然負けてない。警察には必要な人材ですね。一般人に取り調べで恫喝するのはいけないけど、ヤクザの恫喝に屈しないってのは大事。

    犯人はこの中にいる…! とは言ってないけど、名探偵右京ですね。状況や発言から論理的な推理をして、それを披露しつつ犯人を追いつめていくのは、相棒というより金田一少年の事件簿を見ているみたいな(笑)。私は好きだし、たまにはこういうのもいいかなと思ってます。

    中園参事官の不毛ネタにはちょっと笑ってしまった。後頭部からのカメラワークはもちろんだけど、その後のライティングも狙ってたよね。しかし、中園参事官がこんな自虐ネタを言うなんてちょっと意外。

    この中に本当に犯人なんているのかな…とちょっと思ってたけど、青木と言われて納得。確かにこの顔ぶれの中でそんな軽率なことをするのは青木くらいだな。社美彌子と甲斐さんと衣笠副総監は直接的な攻撃をする感じじゃない。内村刑事部長は自分の手を汚さない気がする。中園参事官は内村の命令ならやりかねないと思うけど、そんな命令を出す時間はなかったし。

    衣笠は最初からわかってて庇ってたんですね。青木と衣笠が何やら怪しい関係に見えてきたのは私だけでしょうか。青木は衣笠への忖度で楓子を突き落としたみたいだし、衣笠は青木の肩を抱いたうえ太股をなでまわしたり…。

    青木は退職コースかな…と思ったら、特命係?! ええぇーっ?!?! と思わず声に出てしまったよ。特命係はしばらく3人体制になるんでしょうか。うーん、いくら特命係にいても右京さんの相棒じゃないよね?

    2018年3月7日/相棒 season16 第19話「少年A」

    もしかしていつぞやの親思いのいい子(BIRTHDAY)がこんなにすさんじゃったってこと? と予告を見た時点ではちょっと心配してたんだけど、別人のようですね。よかった。

    右京さんの目の付けどころが鋭すぎてびびる。あれだけ野次馬がいるのにピンポイントじゃないですか。犯人ではなかったけどめっちゃ重要な関係者。リンゴの箱やほどけた靴紐で目をつけたのかと思ったら、表情で…ってもうね。

    暗い部屋にぬぼーっと立っていた右京さんが怖すぎる。ちょっとしたホラーだよ。思わず「後ろ、後ろ…!」と少年に教えてやりたくなった(笑)。

    なるほど無戸籍者の話だったのか。母親はあきらかに自分のことしか考えていないろくでもない女なんだけど、そんな母親をどうしてそんなに信じられるんだろう。本当は薄々わかってたけど、それしか縋るものがなかったので信じたかったのかな。

    父親が暴力的だったから、というのも本当かどうか疑わしいと思うの。母親がそう言い訳してるだけじゃないかと。そもそも結婚もしてないんだし関係ないじゃん。その暴力的な男から逃げ回っている様子もなく、別の男をつくってまた子供を産んで、その子供も無戸籍のままなんだぜ?

    2018年2月28日/相棒 season16 第18話「ロスト〜真相喪失」

    中国人従業員のいる町工場の社長が殺害された事件。

    さすがの右京さんも中国語はわからないみたい。もしかしたら簡単なヒアリングくらいはできるのかと思ったけど、本当にわからないんだな。スマホアプリで翻訳って便利なような不便なような。

    冠城はワントンミンがワンタン麺に聞こえたのか。だから急にワンタン麺が食べたくなったと。単純だけど人間ってそういうところがあるよね。花の里に行ってまでワンタン麺を引きずってる(笑)。

    通訳捜査官の西村は最初から怪しいと思ってた。通訳をたったひとりに任せるって危険だよなぁ。まわりに中国語がわかるひとがいなければ、通訳で話をねじ曲げられるし、勝手な指示をこっそり与えることもできる。

    でもまさかシャオリーが妹だからだとは思わなかった。てっきりATM不正引き出し事件のほうに関わっていたのかと…。たまたま異国の母親と同郷のひとや妹と出会うなんてすごい確率。

    右京さんのスマホアプリって中国語から日本語へも翻訳できるよね? シャオリーの言葉をスマホアプリで翻訳しておけばよかったんじゃ。初回はともかく二回目はアプリも立ち上げてあったし。

    西村は依願退職したということだけど、懲戒はなかったのかな。

    2018年2月21日/相棒 season16 第17話「騙し討ち」

    IT会社の営業マンが殺された話。

    どちらかが忙しければ婚約者でも二週間くらい会わないなんて、別におかしくないんじゃないかなぁ。電話もメールもしていないのならおかしいかもしれないけど。まあ、この場合は嘘だったみたいだけどさ。

    芹沢は彼女と続いている様子。イタミンの嫌そうな反応に笑った。イタミンはまだ彼女いないんでしょうかね。本編中はだいたいろくな目に遭ってないよね…。陣川君ほどじゃないけどさ。

    伊丹の言う「かわいがった」って、普通にかわいがったわけじゃないよね? と思ったら、やっぱり青木は脅されたって(笑)。

    パソコンのパスワード。冠城の「僕もちょっと経験があるんで」ってどういうこと? と思ったら、彼女に浮気を疑われてパソコンやスマホを覗かれたってことか(笑)。冠城は女性関係の修羅場がほんとに多そう…いまは多少落ち着いてるんでしょうか…。

    捜査二課の梶は最初からいちいち怪しかった。捜査一課にも話さない秘密を、特命係にペラペラしゃべってるのは違和感しかなかった。瀧川に対する態度もなんか芝居がかってる感じだった。手柄を上げるために手段を選ばなかったってことか。

    特命係を利用するのはいいけど、一般の協力者に犯罪行為をさせるってのはダメだ。しかもいざとなったら切り捨てるなんて最悪。協力者がそれでもよかったと思ってるのがまたせつない。いくら協力者がよくても犯罪行為だからな。させてもしても犯罪です。

    2018年2月14日/相棒 season16 第16話「さっちゃん」

    幸子さんに想いを寄せる男性の話。

    この人はどう生きていくのだろう——右京さんが幸子さんのことを気に掛けてるのはわかってたけど、そんなふうに思いを馳せていたのかとちょっとグッときた。ちょっと離れたところから優しく俯瞰的に見守ってる感じですかね。それで本当に困っているときにはそっと手を差し伸べると。

    冠城はおせっかいすぎる。小料理屋なんてやってたら素性のわからない男と二人きりになることもままあるよ。警戒して邪魔をするようなことをしたり、相手の素性を調べたり、仲を取り持つようなことをしたり。素性を調べるのは職権濫用じゃないのかなぁ。新聞だけじゃなく角田課長からも情報もらってたし。幸子さんの店に通ってるだけで悪いことは何もしてないのに。

    幸子さんは右京さんのことをどう思ってるんだろう。何もないのは本当だと思うけど、幸子さんが答えるときのちょっとした間が気になって。ほんのすこしだけ右京さんが男性として気になってるとか…あるのかなと…。その手の質問に動揺しただけかもしれないけど。

    幸子さんのことをオバサンだなんて…! こんなに可愛いのに。

    ラブリーファイナンス。名前からして何かヤバそう(笑)。違法ではないにしろかなりグレーなことをやっているのに、警察からは健全経営だと思われてたなんて…節穴か。まあ、女性がみんな泣き寝入りしてたらわからないだろうけど。そういうところを狙ってくるのが卑怯というかずるがしこいというか。

    たとえ人を殺さなくても、拳銃をぶっ放したらおとがめなしってわけにはいかないんじゃ…と予告の時点でめちゃくちゃ心配してたけど、モデルガンだったのね。本物のヤクザがあれで騙されてくれると思ったのかなぁ。結果的に右京さんたちが来てくれたので良かったけども。

    誰でも大なり小なり抱えているものがあるし、いろいろと悩んだり迷ったりする。過去に負けず、弱い心に負けず、強く生きていけたらいいね。

    2018年2月7日/相棒 season16 15分拡大スペシャル 第15話「事故物件」

    死んだ人から、自分を殺した人を探してほしいと頼まれる話。

    事故物件でも構わないから安い部屋を希望する人は、多くはないけどいるでしょうね。いきなり事故物件に住みたいという人はまれだと思うけど。

    冠城が霊を怖がるさまが面白い。ちょっとした話だけでもダメなんですね。冠城の唐突な大声にビックリしたわ。部屋に入らないあたりとかあからさますぎて。それなのに怖がってないと言い張る(笑)。そんな冠城をもてあそんでいた右京さんイイネ!

    鑑識の益子に貢ぎ物。オークションにも出ないレア物を、冠城はどうやって手に入れたんだろう? 冠城の私物だったり?

    矢部家はほんとろくでもない家族でした。残念ながら孫も真っ当ではなかった。もうここまでくると遺伝なんじゃないかという気が。泰造も人間的には問題あったのかもなぁと思ったり。甘やかしてしまったからという可能性もあるけど。

    犯人は孫息子。とんでもない甘ちゃんで身勝手でバカなろくでなし。自白が頭悪すぎた。1500万って簡単にいうけどめちゃくちゃ大金だぞ。それで留学してきちんと学びたいというならともかく、箔をつけるためって。多分、留学してもまともに学ぶ気なんてないんだろうな。まだ自分が悪いとは思ってなさそう。

    それより次回の話が気になりまくり…さ、幸子さん?? 花の里の女将もすっかり板について、もう「ついてない女」なんて忘れかかってたのに。花の里がなくなったら、右京さんがまたポンコツになっちゃうよ…! どうかたいしたことありませんように。

    2018年1月31日/相棒 season16 第14話〜300回記念スペシャル(後篇)

    片山雛子の出家姿。なかなかインパクトがあるけど、事前に記事やら写真やらが出てたからなぁ。相棒ってちょいちょい大事なネタバレをやらかすので残念。興味を引いて視聴率を上げたいから公開するんだろうけどさ。ずっと見ている私からすると「ネタバレやめて!」と言いたくなる。

    ミッションインポッシブルのパロディっぽい映像を作って、それっぽく報告(笑)。青木ってヒマなの? 誰もいないテーブルに放置して、他のひとに見られたり持ち去られたりしたらどうするつもりだったんだ。まあ、近くで隠れてずっと見張ってたのかもしれないけどね。

    芹沢は杉下右京ブランドを認めてるんですよね。伊丹も内心では認めてるよね。ブランド扱いというのもすごいけど…まあ、確かにブランドといっても差し支えないレベル。

    社美彌子はアメリカ大使館の職員も取り込んでいるらしい。内調ではそのくらいあたりまえなのかな。でもアメリカ大使館の職員も単純に取り込まれたという感じではないけど。取り込まれたふうを装いつつ揺さぶりをかけてたり。

    ヤロポロクがどうなってるのかずっと気になってたけど、まさかすでに死んでたとは…マジで…? ロシア人スパイをあっさり暗殺できる臣吾って何者よ。傭兵や暗殺を生業にしていたらしいけど…政府筋あたりから暗殺を頼まれるということは、凄腕で有名だったのかしら。報酬はおいくらくらいもらってたんだろう。傭兵はともかく暗殺は安くないよねぇ。

    そして臣吾はヤロポロクの部屋にあった写真で社美彌子に一目惚れ。いろいろ調べ上げたんだろうなぁ。ずっとストーキングしていたのかも。そうじゃなければ坊谷の存在に気付かないはずだし。美彌子にとって良くない人物だから殺したって…もしここで臣吾が捕まってなければ、そのうち右京さんも殺されたかもな。

    社美彌子とヤロポロクの話も一区切りついた感じ。遺体もないし、証拠もないし、臣吾の証言だけだし、本当に死んだと証明することはできないけど…実は生きてましたという展開は安直だし、やってほしくないです。

    片山雛子はやっぱり政界を諦めたわけじゃなかったんだ。出家してすぐにそんなことを言ったら、出家がパフォーマンスだってバレバレじゃないですか。もうしばらくしてから言ったほうが良かったんじゃないかな…と思うけど、悪名は無名に勝るというのが正しいなら、政治家的には上手いやり方だったのかな。

    2018年1月24日/相棒 season16 第13話〜300回記念スペシャル(前篇)

    瀬戸内米蔵が仮出所。坊主とはいえまさか袈裟で出てくるとは思わなかったのでびっくりしたけど、蓮妙の差し入れだったのかぁ。彼女が身元引受人なんですね。コスプレ仲間とかお茶目(笑)。

    そういえば冠城は元法務省役人でしたね。確かに、死刑執行命令書にサインしないのなら、法務大臣を引き受けるべきじゃないと思う。法務大臣の大事な仕事のひとつだなんだから。主義主張は実務レベルに持ち込むべきじゃない。死刑を廃止したいのなら立法のほうで議論すべき。

    久々の片山雛子。政界を引退してから何をしてたんだろう。そして瀬戸内米蔵が出所するなり得度をお願いするとか。うーん、何か企んでるんですかねぇ。瀬戸内米蔵にダメ出しされてたのはちょっと笑った。

    寺の墓地で白骨遺体発見。第一発見者は瀬戸内米蔵と檀家総代の息子。フリーターっていうからぬるま湯につかってたモラトリアムかと思ったら、海外で傭兵として戦っていたって…何者??

    風間楓子はかなりの地獄耳。瀬戸内米蔵の出所日を知っていたり、片山雛子が出家すると知っていたり。情報源が気になるところですが、右京さんいわく片山雛子ではないかと。どうやら図星っぽい。

    ヤロポロクから社美彌子に手紙が。ヤロポロクはどこにいるんでしょうか? 何をしてるんでしょうか? 白骨遺体が坊谷一樹だとなぜ知ってたの? もしかしてヤロポロクが殺させたってこと? 美彌子を調査していたから片付けた?

    ヤロポロクの仲介者って、常盤臣吾?

    過去映像とはいえ薫ちゃんが出てきてくれたのが嬉しかったです…!

    2018年1月17日/相棒 season16 第12話「暗数」

    衣笠が襲撃された事件をきっかけに、四年前の脅迫事件の真相が明らかになる話。

    衣笠と青木の密会。青木は特命係を貶めようとリストまで作って楽しそうにしてますが、衣笠はそこまで熱心でもないみたいな。それにしても料亭だなんていいところで食べてるなぁ。警視庁の副総監ってそんなにお給料いいんですかね。それとももともと資産家か何かでしょうか。家も立派だし家政婦までいるし。

    衣笠が襲撃された事件で、青木が疑われているというのにちょっと笑った。重要参考人ってかなり疑われてるっぽい。まあ疑われても仕方がない怪しさはあるよなぁ。いろいろ暗躍してるし。

    内村刑事部長と中園参事官はあいかわらず責任の所在ばっかり気にしてますね。通常運転。でも言われてみれば特命係の扱いは確かにややこしいな。ていうか、甲斐さんの配下になるまえもすでにややこしかったような。刑事じゃないから刑事部長の配下ってわけでもないし。生活安全課だっけ?

    恨みってそういうものでしょ、恨まれてる方は案外気付かないものですけど…って、青木めっちゃ意味ありげ(笑)。右京さんが気付いていないわけはないと思うけどね。放置しておいても支障はないという判断じゃないかな。

    娘の里奈さん二階の屋根から脱出。アクティブだなぁ…!

    真穂さんの事件。本当に衣笠が中止の要請をしたんだな。上からの指示を伝えただけなんだろうけど、現場に責任を押しつける発言はいかがなものか。情けない。せめてすこしでも後悔や改悛の情があればよかったのに。

    もういっそ娘さんに全部ぶちまけたい衝動に駆られた。でもそれって娘さんを傷つけて苦しめるだけなんだよなぁ。妻が夫を心から許すことはきっとないだろうな。多分ずっと軽蔑し続ける。

    しかし、警察のお偉いさんと親しいと事件をもみ消してもらえるって、現実でもあるのかな…ありそうだよな…。やりきれないね。結局、お偉いひとや成功しているひとがますます得をする世の中。

    暗数というのは警察が認知できない事件の件数らしい。まあめちゃくちゃ多いだろうね。痴漢なんて捕まってるのは1%にも満たないと思う。

    襲撃したのは本当にカルト集団だったのか。しかも対策チームの中に犯人がいたとか。捜査の過程でカルトに取り込まれてしまったらしい。えー…。警察って適性試験とかないんですかね。適性試験も万能ではないだろうけど。

    2018年1月10日/相棒 season16 第11話「ダメージグッズ」

    陣川くんがロンドンで知り合った女性から親友の自殺について相談を受けた話。

    イタミンの特命係センサーは高感度。右京さんだけじゃなくて陣川くんにまで反応するとか…過去に在籍していたひとも対象なのね。それもちょっと違うことまでわかると。薫ちゃんや神戸君、カイト君にも反応するのかな。

    陣川くんは警視総監賞をもらってスコットランドヤードに研修に行っていたと。二年も。右京さんがスコットランドヤードならものすごく納得なんだけど、陣川くんがスコットランドヤードって違和感しかない(笑)。そもそも英語を話せるんでしょうか…。

    相棒だけじゃなく他のドラマとかでも、LINEっぽいメッセージアプリのことをメールって言ってることが多い気がする。一般的にメールって言うの?

    冠城は咲が大麻をやってるってどうしてわかったんだろう。匂いをかいでるっぽい感じだったけど…でも陽性反応が出なかったから使用直後でもないだろうし、所持もしていなかったのに。嗅覚すごすぎない?

    右京さんはローカルなスーパーにも詳しいようで。もう笑うしかない。たまたまその辺に住んでいたことがあるとか、そういうことであってほしい。全国津々浦々のローカルなスーパーを知ってたら怖い。

    シュガーの本名は佐藤じゃないかな…ってみんな思ったよね。案の定だった(笑)。

    国会議員を疑っていたけど殺してなくてよかった。他人に言えない過去を持っている仲間のなかで、ひとり偉くなったひとがいると、たいていそのひとが犯人だったりするからなぁ。ドラマとかだと。

    動画の女性は夫からDVを受けてるのかなと思ったけど…夫に帰ってこいと言われてあわてて帰ったり、他に行くところがないみたいなことを言ったりしてたので…。違うのかなぁ。

    陣川くんは捜査二課に配属決定。どうやら念願の刑事になれたようで。女性に惚れっぽいのは相変わらずみたい。でも咲には惚れてなかったんですね。陣川くんの好みとはだいぶ違うもんなぁ。

    2018年1月1日/相棒 season16 元日スペシャル 第10話「サクラ」

    サブタイトルのサクラは、制服警察官に支給されている拳銃の通称らしい。

    大河内さんこのところラムネが復活してきたなぁ。一時期あんまり食べてなかった印象だけど。いろいろ気苦労が絶えないんだろうね。右京さんに借りを作るのはやめたほうがいいかも(笑)。

    緊急災害速報メールの発信元をハッキング…って、まあありえない話ではないかな。どの程度のセキュリティかはわからないけど、ネットに繋がっているかぎり絶対に安全ってことはありえないと思うし。

    青木は調子に乗ってるので、たまには失敗するのもいいんじゃないかな(笑)。

    静脈パターンって普通の写真や映像で照合できるんだ…あのくらいの画像だと、そんなに精度は高くないんじゃないかなという気がするんだけど。

    停職処分めっちゃ早い! 刑事部長の独断で即決できるものなんだ。でも特命係は言うことなんて聞きやしない(笑)。頼りにされる角田課長も大変ですね。文句を言いつつも、何だかんだ手を貸してくれるんだよなぁ。

    少年を容赦なく追いつめて脅して軟禁して利用するなんて、そしていよいよ都合が悪くなると消そうとするなんて、これが警察のやることかな。しかも強いものの味方だとか恥ずかしげもなく語っちゃうとか。公安とか内調とかやりたい放題のイメージだけどさ。それでもやっていいことと悪いことがあると思うの。

    社美彌子は娘のことで脅されたあげく、新聞にあることないことを書かれて、かなり追いつめられてました。それでも毅然と拒否するのがかっこよかった。パパとママに愛されて生まれてきたと信じてほしいと娘に言ったとき、覚悟を決めたんだろうなと。

    右京さんが少年に語ったことがよかった…ちょっと泣いた…。慰めるのではなく、現状を正しく伝えたうえで、諦めてほしくないと。信じていると。

    冠城の脅しのネタがずっと気になってたんだけど、社美彌子の件だったのか。大事な人とか言われてたみたいなので、もしかしたら右京さん? とか思ってた(笑)。

    300回記念のスペシャル、なんか懐かしい顔がチラチラ出てきてたな…! みんなガッツリ事件に絡んでくるんだろうか。

    2017年12月13日/相棒 season16 第9話「目撃しない女」

    キッチンカーの店主が逃走した犯人の目撃者になった事件。

    いつものお願い、って注文する客は嫌だなぁ(笑)。オレのことはもちろん覚えてるだろう? みたいな鼻持ちならない感じがにじみ出ていて。店のひとからすると、大勢いる客のひとりだからいちいち覚えていられないだろうし、なんとなく覚えていても間違っていると失礼になるだろうし、対応に困るよな。こんなことを言うのって、相手のことを思いやれない自意識過剰なひとだと思うの。

    右京さんがチェスで青木に負けた?! 何気に衝撃。青木はけっこう強いという話ではあったけども…まさか右京さんに勝つとは…。

    犯人の顔を覚えていない、冠城の顔を覚えていない、というあたりで相貌失認なのかなと思ってました。右京さんの顔も覚えていなかったあたりで確信。私も人の顔を覚えるのが苦手なのでもしかしたらと思ってて。モンタージュや似顔絵なんて絶対に協力できない自信がある…。

    地面師ってなりすますのはお手の物? 家捜ししても指紋を残さないし、警察にまでなりすますし、犯罪のプロという感じでやっかいですね。芽依を連れ去る手口も鮮やかでした。

    右京さんつえぇええ! 突進して飛びかかりながら引き倒し、相手の攻撃を避けて武器をたたき落とし、素早く腕を取って取り押さえ。強いってことはわかってたけど、想像以上に強すぎてもう笑うしかなかった。いや、冠城が刺されたので笑っている場合じゃないんだけど。でも無事そうなのでよかったです。

    芽依はいい子だから冠城にはもったいない(笑)。泣かせるようなことはしてほしくないんだよなー。もしつきあうならちゃんと誠実にお願いします。女関係では冠城は信用ならないんじゃよね。

    2017年12月6日/相棒 season16 第8話「ドグマ」

    ジゴクバチが絡んだ連続殺人事件の話。ジゴクバチはドラマで設定した架空の生物らしいです(公式サイト情報)。致死性はないけど地獄のような痛みがある外来種…って、元ネタはヒアリかな? ハチだけど。

    能力はあるが組織行動が苦手。冠城でなくても、右京さんみたいだと思いますよね。右京さんの場合は、苦手というよりあえてしないんだからタチが悪い。

    蝶収集家の部屋が怖い。特に蝶が苦手ということはないんだけど、さすがにあれだけびっしりあるとぞっとする。

    え、トイレで社長を待ち伏せしていたの? 確かに誰でもトイレは使うけどさ。行くまでに何時間かかるかわからないし、別のトイレに行っちゃう可能性もあるんじゃ。どれだけ待ってたんだろ…。

    もうあなたの部下ではありません、今の上司の命令に従わないと…って冠城が日下部にきっぱり言っちゃうところがよかった。あたりまえのことなんだけど、それをあたりまえのこととして言うには勇気がいるなと。

    チクリ魔の青木。確かにチクるんだけど、文句を言いつつ何だかんだ協力してくれるんだよなぁ。今回みたいに公安のデータベースとかヤバそうな案件でも。チクっておけば自分の身の安全は保障されると思ってるのかな。

    ジゴクバチに致死性はないけれど、刺され続けると痛みでショック死するんですね。そこまでの痛みって想像するだけで恐ろしい。これは確かに処刑だわ…。

    黒崎は地方に飛ばされてしまうのかぁ。右京さんのことを尊敬していて、特命係に協力してくれる貴重な人だったのに。だから日下部としては邪魔だったんだろうけど。

    嗣永は組織よりも正義を優先するタイプ。確かに右京さんと似ていますね。でも右京さんは法のもとで裁かれるべきと考えているので、法を蔑ろにした彼とは決定的に違いますね。

    2017年11月29日/相棒 season16 第7話「倫敦からの客人」

    ダークウェブが絡んだ殺人の話。

    スコットランドヤードって日本人でも勤務できるんだ…と思ったら、南井はイギリス国籍だったんですね。右京さんの元相棒。膝だけで冠城が元官僚とまでわかるなんて信じられなかったけど、やっぱり嘘だった(笑)。でもなかなかの頭脳の持ち主ではあるみたい。

    ダークウェブはうっすらとは知ってるけど見たことない。見ようとも思わない。しかし怖いですね。見ているだけで名前や住所までばれるってほんと? あんなふうに脅されたら引っ越しても安心できないよ…びびっておかしくなりそう…。青木はよく平気でいられるな。

    イタミンは大麻のにおいがわかるっぽい。イタミンの鼻がめちゃくちゃきくのか、大麻がかなり特徴的なにおいなのか、どっちだろう。

    畳の写真を見ただけで、右京さんはよく同じ場所だってわかったな。畳なんてどこにでもあるしどれもたいして違いがないのに。すくなくとも素人目には。右京さんは畳についても詳しいのだろうか。

    右京さんがあの刑事のことを疑っているだろうなというのは感じてました。捜査でダークウェブを見ているうちに引きずり込まれちゃったと。でもそれってダークウェブがどうこうというより誘惑に弱いだけでは。リアルで持ちかけられるより罪悪感は薄いのかもしれない。でも押収品の大麻や拳銃を盗んだのはリアルでのことだけどな。いつかバレるとは思わなかったのだろうか。

    冠城の記憶力もなかなかのもの。ちらっと見ただけの、捜査に関係なさそうな番号を覚えていたなんて。暗証番号と結びつけてすぐに思い出すのもすごい。

    殺人計画を売るって漫画の世界ではよくあるけども…そういうのもダークウェブではあるんでしょうか。でも、その人物の力量がわからなければなかなか売れないんじゃないかな。へたくそな計画を実行したら捕まるし、それ以前に逆にこっちが殺されてしまうかもしれないし。地獄の傀儡師くらい有名になると引く手あまたかもしれないけど。

    逮捕したらスマホとかスマートウォッチとか取り上げないの? 容疑者に通信手段になるものを持たせておいていいのかなぁ。

    何という言葉で自殺を決意させたのか気になる。

    南井が黒幕? 贖罪の気持ちを持つことができない犯罪者を殺す、というのが彼のやり方? 彼の正義? 今後また何かの事件で絡んできそうですね。スペシャルあたりで。今度こそバッチリ明らかにしてほしい。

    2017年11月22日/相棒 season16 第6話「ジョーカー」

    元捜査二課の刑事が警視庁を訴えた話。

    大河内さんはちょいちょい出てくるけど、がっつり出るのは久々かな。嬉しい。右京さんたちと共同で捜査するというのも嬉しい。

    タイトルのジョーカーというのは特命係のことか。甲斐さんはなかなかいい使い方をしてくるな…と思ったら副総監に仕掛けるためにってこと? 自分が返り咲くための布石として? でもまあこんな面白そうな事件なら、右京さんは上司命令がなくても動いてたでしょうね。上司命令のおかげで動きやすくてよかったんじゃないかな。青木はあいかわらずのチクり魔。

    連城弁護士はなかなか食えないヤツだったような。うっすらとは記憶にあるけど、どんな話だったかは思い出せない。

    警務部と刑事部で内輪もめしてる場合じゃないのに。責任の押し付け合い。まあいつもこんな感じなんだろうな。すくなくとも内村刑事部長のほうは通常運転(笑)。

    冠城ってば大河内さんのラムネを一発で見破ったよ…! 鼻がきくらしいけど、かすかなラムネのにおいがわかるってすごい。ピルケースのすぐそばというわけでもなかったのに。犬か。

    そして大河内さんの過去のことまで察してしまった…! うわぁ、別の意味でも鼻がききすぎる。大河内さんにもそういう過去があったんだよ。愛したひとがいたんだよ。いまでも湊のことを大事に思ってるのかなぁ。でもいまのお気に入りは神戸君じゃないかと(妄想)。

    これはもうピルイーターを再放送するしかないな。夕方にでも。かなり昔のなので知らない人もわりといそうだし、私も久々に見たい。と思ったけど、某事情で再放送は無理か…。

    角田課長、ちゃんとまわりを確認してから悪口言おうぜ(笑)。大河内さんはそんなに恨みを買っているんでしょうか。厳しいひとではあるけれど。監察対象にならなかったら、そもそもそんなに関わることもないような。

    イタミン、気配で特命係がわかるようになったのか…と思ったら冠城だけか(笑)。右京さんは気配すら消せるみたいですね。捜査をするにはなかなか有用なスキルでは。

    保身のためなら娘をないがしろにする父親…政治家って何だろうな…大義って何ですかね…。嫌がる娘を共犯にしておいて、今度はそれをネタに脅すと。過失とはいえ人まで殺してしまって、まともな神経をしていたら耐えきれないでしょうね。共犯になるまえにさっさと告発してほしかった。

    2017年11月15日/相棒 season16 第5話「手巾(ハンケチ)」

    警察学校の教官が転落した事件。

    久々の米沢さん。なかなか教官が板についてました。でもやっぱり現場が好きなんだよね。自分から現場を退いたわけじゃないし、当然、現場に戻りたい気持ちはあるんだろうな。今回の事件にもっと絡んでくるかと思ったのに、最初だけとは残念。

    警察不適格者を切り捨てるというのは間違ってないと思う。プライベートの問題というのがどの程度のものかわからないけど、普通に警官として処分対象になるくらいのことなら当然かと。ここで切り捨てないと警官になってから不祥事を起こすだろうし。

    家族だからって嘆き悲しまないとおかしい、なんてことはないと思うの。今回みたいに机の下でハンカチを握りしめているかもしれないし、悲しめないほど家族にひどい仕打ちを受けてきたかもしれない。でも悲しんでみせないと怪しまれたり冷血と言われたりするんだな。

    何だかんだ事件について教えてあげちゃうイタミン優しい。右京さんに話したら面倒なことになるってわかってると思うんだけど。面倒なことになるけど事件が解決に向かうってこともわかってるからかな。

    冠城、似顔絵が下手だったのか(笑)。青木は意外と上手かった。

    青木こそ警察不適格者なのに、樋口教官はなぜ切り捨てなかったのか。警察嫌いということを高く評価していたらしいけど…でもかなり歪んでるぞ(笑)。樋口教官の目は案外節穴なのかな…。

    冠城は正しく評価されている感じ。矜持はあるよね。

    犯罪者になるために警察官になるって発想がすごいね。最高の隠れ蓑って。確かに警察学校でいろいろ犯罪について学べるだろうけど、隠れ蓑にできるほど甘くないと思うの。怪しい動きをしてたら真っ先に目をつけられそうな。

    2017年11月8日/相棒 season16 第4話「ケンちゃん」

    コンビニ店員が殺された話。

    冠城はコンビニでプリペイドカードとか使うんだ。もらいものかな。カードは忘れていったわけじゃなくて、残り30円だったのでわざと置いていった可能性も。まさか追いかけてくるとは思わなかっただろうし。

    鑑識の益子さん、あんな怖そうな顔をしていながら意外と御しやすいよな。冠城が取り入るのが上手いというのもあるんだろうけど。

    弟の好きなひとを横取りした…って、その言い方はちょっとひどいんじゃないかと思ったけど、兄は本当にそういうつもりでつきあい始めたとか。たいして好きでもないのに、弟の好きなひとを奪うためにつきあったのなら、彼女もかわいそう。

    サヴァン症候群って事故でなることがあるの? 共感覚も事故で身についたもの? 生まれつきのものかと思ってた。まるで勉強ができなくて進学をあきらめたようなひとが、数学ですごい才能を発揮するようになるなんてなぁ。素数が光って見えるのはあんまり意味がないかもしれないけど。数学が好きならちょっと嬉しいかもね。

    解けないからこそ、事件の謎が解けたんです…って何かかっこいいな。右京さん理系の入試問題をすらすら解いちゃうのすごい。私はもう全然解けない…。

    「中」じゃなくて「Φ」じゃないかな…と最初見たときに思ったけど、どちらでもなくて空集合だったと。

    人並み外れた才能を持っているというのも大変かもね。利用されたり、嫉妬されたり。慕っていた実の兄にまでこの仕打ちって悲しい。

    次回、米沢さんだ!

    2017年11月1日/相棒 season16 第3話「銀婚式」

    銀婚式を控えた夫婦の話。

    さっそく甲斐パパからのお仕事。正式な捜査というわけでなく、甲斐パパが個人的に頼まれたことなのかな。

    右京さん、出されたお茶にまったく手をつけなかったけど、失礼に当たらないのかな。 一口くらい飲まなきゃと私なら思っちゃうけど。何かが混入されている可能性を感じて飲まなかった、というわけでもなさそうな。

    角田課長、ハクビシンのアップリケに喜んでるのかわいいな!

    右京さんの読みが外れたことにびっくりした。まあそういうこともあるけどね。そうと確信しているように言っていたので。でも本来はそうするつもりだったんだよね。不測の事態でああなったわけで。

    インターホンで不倫がバレるとか…ていうか、住んでる家のエントランスでそんな話するなよ。家族がうっかり聞いてしまうかもしれないって思わないのかな。ていうか、宅配の人がいるのを見てたんだから気をつけなきゃ。

    夫がゲスで鬼畜。21歳のときの落馬事故も夫の仕業だったのか? 創業家の娘と結婚するために? すくなくとも彼女はそう確信したわけで、絶望はすごかっただろうな…25年ずっと愛情を信じてきただけに。最初から自分は愛されてなかったんだと思ったら…。

    この夫、こんな軽率に事故を起こしたり殺そうとしたりするくらいだから、他にもどこかでやってるんじゃないですかね。ためらいも罪悪感もないうえ手慣れてる感じがしてさ。仕事上のライバルを蹴落とすためとかならやりそう。彼のまわりで不審な事故や死がなかったか調べたほうがいいかも。もう当人が死んじゃってるから解明が困難だけど。

    階段から落ちたのはテグスか何かだろうとは思ったけど、階段の前に張っておいてそれに引っかかったのかと思ったら、あんなアグレッシブな方法だったとは。そう上手くいくのかしら。

    2017年10月25日/相棒 season16 15分拡大スペシャル 第2話「検察捜査〜反撃」

    右京さんがお笑いの「押すなよ」を知ってたとかマジか(笑)。お笑い番組なんか見てるのかなと思ったけど、女児向けアニメも詳しかったからなぁ。でも「捜査するな」を「捜査しろ」と解釈するのは無理があるんじゃ。これがイタミンや中園参事官ならそういうこともありえるけど、今回はないだろうよ。まあわかってて言ってるんだろうけどさ!

    右京さんの記憶力はあいかわらずすごい。冠城に文句を言ってたけど、普通の人はあんな長文を一回見ただけで記憶できませんからね。自分の頭脳が恵まれてるということを自覚すべき。

    大事な証拠品かもしれないのに、素手でそんな無造作に触っていいんですかね。

    あの浴衣、スーパーで売ってそうな安物っぽいなと思ってたらやっぱりか。右京さん、わざわざ幸子さんを呼ばなくても全部わかってたんだよね。幸子さんに活躍させてあげたかっただけじゃないのかなぁ。風呂敷は一目であつらえとわかってたもんね。

    青木は冠城を小芝居につきあわせてめっちゃ楽しそう。人格が破綻…っておまえがいうか(笑)。リスクヘッジとか言ってたけどそれ以上の意味があるよね。さっそく食いつかれていたし次回以降につながりそうな。

    結局、妻を三人とも殺してたってことね。三番目だけは突発的なものだったけど。平井はサイコパスっぽいよな。いらなくなったから殺すとか、平然と嘘をつくとか、良心の呵責が全くないとか、あと自分のこだわりに執着するあたりも。

    甲斐パパやっぱり受けちゃったか。意味ありげなことを言ってたけど、何か企んでるのかなぁ。特命係が峯秋の配下になってどうなるか、楽しみではあります。

    伏魔殿…という言葉が思い浮かびました。なんかもうどいつもこいつもって感じだな。あちらこちらで足の引っ張り合い。うーん、そのエネルギーをまっとうな仕事にまわしてほしいぞ。

    捜査権がないのに捜査したことで立件されようとしていたのに、「できるときに精一杯捜査をしておきます」「そうしましょう」って…そのまったく反省の色が見えないところは嫌いじゃない(笑)。

    2017年10月18日/相棒 season16 初回拡大スペシャル 第1話「検察捜査」

    今シーズンの初回は2時間スペシャルではないんだな…と思ったら続くんかい! 2時間半で一気にやってほしかったなぁ。

    以前、告訴ではないけど監察対象になったことはあるよね。右京さん。捜査権がないのに捜査しまくってるという。まああのときは監察官が犯人側だったんだけど、彼女の指摘には納得してた。まったくだよ、ほんとにな! と(笑)。

    日下部さんは本気で特命係をつぶしにかかってる。冠城のことは可愛がっていたけど、自分より右京さんをとったからもういらないという感じなのかな。それとも特命係をつぶして再び自分の下に置こうとしてる?

    青木が暗躍。ほんとなんかちょこまかしてるよなぁ。しかも案外大胆な。何がしたいんだろうとずっと思ってたけど、たいそうな目的があるわけじゃなく、単に特命係を苦しめることを生きがいにしてるだけ? すごく楽しそうだよね。だいぶ化けの皮がはがれてきたというか、隠さなくなってきたというか、そんな青木に冠城はかなりいらついているような。

    今回のことはともかく、イタミンなら無理やり自白させるくらいのことはやりそうだなと思ったり(笑)。睡眠不足と疲労困憊の中、あの顔と声で恫喝されたら(実際よく恫喝まがいのことしてるし)、やってなくてもやったと認めてしまいそうな。

    人を殺しても驚かない、とまで言われてしまうなんて、平井はいったいどんな子供だったんだろう…。

    甲斐峯秋が特命係の上司になるというのも面白い。どうなるんだろう。危険物を押しつけて防波堤にするつもりだとわかってるなら普通は引き受けないけど、峯秋なら何か企んで引き受けそうな気もする。

    2017年3月22日/相棒 season15 最終回2時間スペシャル 第18話「悪魔の証明」

    社美彌子の話。いろいろ明らかになるかと期待していたけど、たいして明らかにならなかった気がする。食えない。

    青木は何なの? 写真は何? 他人のパソコンに無断侵入? その罪を冠城になすりつけた? ここまでくるとめっちゃ犯罪やん。それでも冠城の前では信じるとかほざいて、いいかげん怖いんだけど。

    美彌子のMacBookは私物のパソコンだけど仕事用ってこと? 警視庁ではそういうの許されてるの? 厳格に支給品以外はダメなのかと思ってた。私物のパソコンに仕事用のデータを入れて持ち歩くとか、私物のパソコンを警視庁のイントラに繋ぐとか、そういうのは良くないんじゃ。

    右京さんはマイカー通勤だったのか。右京さんのマイカーがめっちゃ気になる。花の里は自宅に帰ってから徒歩で行ってるのかな? 車で飲酒はしないだろうし。冠城もいつも飲んでるけどどうしてるんだろう。もしかしてご近所さん?

    カレンダーのシール。テレ朝だからプリキュアのを貼ったのか…と思いながら見てたら、右京さんがプリキュアって! しかもここから推理が! ネットで調べたと言ってたけど、すくなくともプリキュアと知らなければあんなにすぐに調べられないよね。プリキュアが毎年変わることも知ってたんだよね。調べたのはどのプリキュアで何年に放送したかということだよね。しかし、まさか右京さんの口からプリキュアという言葉が出るとは…。

    内村刑事部長。弱い立場の人を責めるときはイキイキするよね。うん、クズだ(笑)。

    カイト君がちょっと出た! 名前だけじゃなく映像も出た! もちろん過去映像なんだけど嬉しかった。なかったことにされてないだけでも嬉しいんだ。いまでも右京さんがカイト君と呼んでることも嬉しかった。

    右京さんの「黙っていろ!」にはちょっとビックリした。黙っていなさいじゃなく黙っていろ。そのあとの冠城の「あなた何様だ」というのも。めっちゃ険悪ムードじゃないですか。右京さんがそれだけこの件に必死だったってことかな。単に冠城にむかついただけという可能性もあるけど(笑)。でも冠城の言ったように週刊誌に掲載された可能性もあるよね。そのあたり右京さんはどう考えていたのだろう。

    週刊誌に載せられた写真が、右京さんは自分宛に仕掛けられた謎だと言う。こんなこと普通は自意識過剰で誇大妄想と思うよね。でも合ってたのかな? あれがヒントだとすると、警視庁で解けるのは右京さんくらいだろうし。美彌子ももちろんわかっていたかと。

    社美彌子は東大将棋部。当時将棋部の先輩とつきあっていたらしい。その彼を通して週刊誌にリークした自作自演だったと。何のためにこんなことをしたのかわからなかったけど、秘密が漏れそうだったから自分からってこと?? 嘘をつくのは良くないと娘が言うようになったから??

    実は社美彌子の娘じゃないかもとか、父親はヤロポロクじゃないかもとか、いろいろ考えてたけど、二人の娘であることは間違いないのかな? 襲われたというのはちょっと信じがたい。ヤロポロクは美彌子や娘のことを気に掛けてたじゃん。めっちゃ親しげだったじゃん。甲斐パパの証言は真実なのか偽証なのか…偽証っぽいよな…(あとでもういちど録画を見てみたら嘘八百でしたね…当時のことは何も知らなかったし、娘の存在さえ知らない口ぶりだった…)。

    社美彌子の食えない感じは嫌いじゃないです。何があっても動じないし、とっさの切り返しも上手い。頭の回転が速くて度胸もあるんだろうね。

    2017年3月1日/相棒 season15 第17話「ラストワーク」

    犯罪っぽい投稿ネット動画をめぐる話。

    スガチー1888。不謹慎な事故事件動画を投稿する人気動画クリエイターらしいけど、こんなのが人気になるんだ…。下手くそなラップといい、おちょくった感じといい、どうも好きになれないな。自己顕示欲の塊みたいなところも。まあ自分の動画を投稿する人ってだいたい自己顕示欲が強いんだろうけど。

    我々公務員には守秘義務がありますので…って、右京さんがそれを言うか! イタミンもあきれるわ(笑)。

    青木が花の里にやってきた。花の里のことはリサーチ済みなんだろうけど、どうして右京さんがここにいるってわかったんだろう。GPSでもつけてるんじゃ。幸子さんのこともいろいろリサーチ済み。過去の事件関係かな? 思わせぶりに言うのが嫌な感じですね。

    冠城は鑑識の益子と一緒に湖攫いをさせられてます。イタミンのいじめ(笑)。でも文句も言わず真面目にやってますね。そういう姿勢が益子に気に入られたのかな。ほんとすっかり仲良くなっちゃってますよ。

    動画に撮られていたのは、29年前に家族を捨てて借金で失踪した男性。殺されたわけではなく、スガチー1888と協力して動画を作り、そしてひとり勝手に自殺したのでした。末期ガンで余命がすくないことを悟り、最後に自分の命を題材としたフェイクドキュメンタリーを作ったと。そしてその報酬を娘にあげたかったのだと。

    いいことをした感じになってますけど、勝手すぎますね。家族は喜ばないし、スガチーも大迷惑だし、世間も騒がせたし、警察にも捜査をさせたし。まあ家族を捨てて借金から逃げるようなひとだからね。自分のことしか考えられないんだろうね。

    2017年2月25日/相棒 -劇場版IV-

    話の流れとしてはわかりやすかったし、一応の決着がついた感じで良かった。国に見捨てられたというのと沿道に集まる人々が狙われるというあたり、第1作とちょっと似てるのかな。

    いろんなキャラが登場してくれたのも嬉しかったです。でもちょっと物足りなさは感じました。幸子さんは相棒ファンへのサービスだろうしあれでいいけど、神戸君や社美彌子はもっとがっつり関わってくれると良かったなと。

    神戸君と冠城が絡んでくれたのは嬉しかった。できるならもっと会話をしているところを見たかったな。特に右京さんについて話しているところを…! 神戸君はわりと登場シーンも多くて頑張ってくれてましたが、現在の立場があんまり活かされていない感じだったのがちょっと残念かな。

    米沢さんは何だかんだ協力してくれますね。というか、右京さんのためには協力したくなくても、事件の重大な手がかりなんだから無視はできないと思うの。自分でやるかどうかは別にして。

    得体の知れないUSBメモリを軽率に挿してはいけない(笑)。イタミンがUSBメモリを挿したとき思ったよね。これウィルスは大丈夫なのかな? せめてウィルスチェックはしようぜ、と。そうしたら案の定である。反応がかわいかったので笑ってしまったけど、大変なことになってしまったし、始末書ものだろうな。

    マーク・リュウは怪しいとは思ってたけども。いまの身分をいつどうやって手に入れたの? 一緒に捜査していた職員との関係はいつから? 彼はリュウのことを元理事だと信じてたんだよね? 社美彌子も? もしかして本当に理事をやってたってこと? そこらへんがいろいろと理解できなくてもやっとしている。わたしが見落としてるだけかもしれないんだけど。

    あんなわかりやすくあからさまな人種差別っていまでもあるんだ? ステレオタイプすぎてびっくりした。子供たちはともかくメイドたちまでってどういうことなの…日本人を蔑んでいるならそんなところで仕事しなきゃいいんじゃないの?

    2017年2月22日/相棒 season15 第16話「ギフト」

    連続殺人犯が逃走した話。以前、陣川君の話で出てきたひとですね。この話はすごく印象に残っています。今回は陣川君の出る幕がなかったというか日本にいなかった…いたらややこしいことになっていたかも…。

    連続殺人犯の北は裁判中だけど末期癌の治療で入院。犯罪者になるとちゃんと治療してもらえるんですね。費用はどうなってるんだろう。貧乏で病院に行くのを我慢している人も、手術をあきらめる人もいるのに…と思うと複雑な気持ち。

    北の担当弁護士は会話の98%を記憶することができると。右京さんはどのくらい記憶できるのかな。同じくらいできそうな気がするんだけど。

    殺された見張りの刑事・潮崎が共犯だったか。好きな人(同性)に嘘の告白をされ、それを盗み撮りされたあげくさらし者にされて。高校生のときと現在の二回も。あれは殺したいと思っても仕方がないと思う。もちろん踏みとどまらなければいけないんだけども。

    しかしあんなクズをなんでいまだに好きなのか…このクズのせいで自殺まではかったんだろう? そのときにもうやめておけばよかったのに。まあ嫌いになろうと思ってなれたら苦労しないんだけど。

    潮崎は同性愛者というだけでなく女になりたかったらしい。親にも理解してもらえなかったというのはつらいですね。それを認めてくれたのは北だけだったということか。美しい女性として顔を切り刻むことで。せつない。

    北は人のために罪を犯すことに喜びを覚える。だから潮崎のために復讐をしたと。

    もうひとりの共犯者も被害者。冷蔵庫に入っていた有村みなみ。北に共鳴していたらしい。そういうひとがいるのはわかる気はする。現実にもシリアルキラーに共鳴する人がいますしね。北の場合、強いこだわりや使命を持っているからなおさら。ある種のカリスマ性もあるし。

    自分を殺してほしいというのもわからなくはない。そのまえに結婚したいというのがちょっとせつない。指輪なんかいつどうやって用意したんだろう。指輪の交換をしただけで法的には結婚してないんだよね? 婚姻届を出していたら警察も掴んでいただろうし。

    右京さん、さんざん北のことを理解する発言をしておいて、理解する人間はひとりもいないって…説得力がない(笑)。まあ共鳴はしていないし、本当の意味で理解しているとはいえないのかも。

    陣川君はどこに行ってるのかと思ったら、ロンドン市警で研修だと。経理なのにわざわざロンドンまで何の研修? ハンドリング・ワーニング(取扱注意)と呼ばれているうえ、早く帰れと言われているらしい。いろいろやらかしまくってるんだろうな(笑)。

    2017年2月15日/相棒 season15 第15話「パスワード」

    訪問介護のヘルパーが殺された事件。

    幸子さんは胃潰瘍で入院。普通に元気そうだしたいしたことはないみたい。そういえばたまきさんも入院したことがあったっけ。虫垂炎だったかな。どちらのときも同室の人が事件の関係者と。

    青木は特命係と捜査一課のあいだで板挟み感。どちらも圧がすごい(笑)。青木は小さめですからね。まあ、やたらちょろちょろしてるし自業自得かな。

    冠城は鼻がいい。同じ匂いだとわかるって結構すごいと思うの。似た匂いくらいなら言えるけど、同じとはなかなか断定できないよ。

    ウェブメールの下書きでメッセージをやりとりって聞いたことありますね。確かに履歴は残さないけど安全と言えるのかどうか。本気で捜査すれば、漫画喫茶でもログを見つけられたりしないのかな。

    冠城は世渡り上手っぽい。付け入る隙もなさそうだったこわーい鑑識の益子を、ネコの写真集で懐柔したり。おかげですこし捜査がしやすくなりそう。やっぱり鑑識が味方についてないと不便ですもんね。

    ヘルパーと恋人が共謀して詐欺か。それぞれ別々に近づき、ヘルパーは寄付するように、恋人はそれに賛成すると。あちらこちらで同じことをしてきたんだな。

    右京さんは点字も読める。このひと何でもできるんですよ。怖いですよ(笑)。

    実は目が見えるというオチかと思ったら、目が見えないのにすごくいろいろできる人だった。香水を使って。

    しかし事件のことはイマイチよくわからない。ヘルパーは遠慮がないところが良かったんだろうけど…いつから愛してたの? 恋人の吉田さんへの気持ちは? いつから騙されていることがわかっていたの?

    2017年2月8日/相棒 season15 第14話「声なき者〜突入」

    前編でもだいぶこんがらかってたのに、一週間あいて記憶が薄れて、ますますついていけなくなってしまった…うう…。母親と息子の取り調べを聞いて大筋の話はわかったけど、いろいろややこしかった。まだ理解しきれてない部分もあり。警察のお偉方絡みのあたりとか。もういちど通して見たほうがいいかな。

    右京さん。欠点はあるが弱点はありませんと言い切れるのがすごい。弱点がないというのは何にも誰にも執着がないってことかな。自分も含めて。

    健全な家庭を守る会? 関白宣言というか何というか…時代錯誤な会もあったもんだな。健全どころか不健全だよ。エリートにそういう考えが多いというのは何となくわかる気がする。妻子は自分の言いなりになるのがあたりまえと。逆らうのは許さないと。言いなりにならなければ暴力で教育すると。

    第三者に報酬を払って連れ戻させるサイトが怖い。依頼している人があんなにいるってこと? まあ本人は悪いとは思ってないんだろうな。悪いのは妻で自分が正義だと思ってるんだろうな。

    明里ちゃんの証言があればと右京さんは言ってたけど、小さな子供の証言は認められないんじゃないかな…と思ってたら案の定。小さい子供というだけじゃなくパニック発作もあるからか。

    2017年2月1日/相棒 season15 第13話「声なき者〜籠城」

    今度の劇場版への布石となる事件のようです。久々に神戸君と米沢さんが登場したのが嬉しい。レギュラーではなくなったけど、これからもシーズンごとに1回くらいちらっとでも登場してくれるといいな。

    冠城は手がふさがっているからと、右京さんにスマホの新着メールを読んでもらう…ってマジですか。信頼しているのか罠なのか(笑)。スマホはロックしてないんですかね? 不用心すぎない?

    大河内さんと神戸君が仲良くしていると嬉しい。何だかんだつながってますね。お互い助け合う関係というか利用し合う関係というか。大河内さんはひそかに神戸君がお気に入りなんじゃないかな(妄想)。神戸君はまったく気付かなくて無防備なのがいい(妄想)。

    冠城は勝手に犯人のスマホに電話をかける。うーん、法務省からの出向中で現場のことをよく知らないのに、相談もなしに先走りすぎじゃないですかね。今回は人質の命がかかってるかもしれない状況なんだし、もうすこし慎重になるべきだったんじゃ。

    米沢さんは本当に苦労してたよな。右京さんと冠城のせいで警視庁での未来が潰えてしまったのか…いいかげんブチギレてもよかったと思うの。特命係があるうちは鑑識に戻してもらえない気がする。優秀なのにもったいない。

    犯罪者でもないのに何から逃げるんだ…って、ストーカーとか借金取りとかいろいろ考えられるよね。ろくでもない母親だと勝手に決めつけて、右京さんたちの話にまったく耳を貸さないとか…まあ、内村刑事部長としては通常運転なんだけど。

    いろいろ事件やら何やらとっちらかってるけど、これひとつに繋がってくるんですかね。現時点ですでにかなり混乱してる…次回ちゃんと理解できるのかな…。

    2017年1月18日/相棒 season15 第12話「臭い飯」

    食品偽装疑惑を告発しようとした人が白骨遺体で発見された話。

    冠城はなかなか贅沢ですな。法務省時代はともかく、いまは巡査だしお給料かなり安いんじゃ…あんな良さげなお店に頻繁に行けるほどもらってないかと。まあ生活レベルはなかなか落とせないっていうし…あ、もしかしたらボンボンだったりするのかなぁ。

    出所した元受刑者。まんまと右京さんたちを騙してたかっちゃいました。警察の人間だとわかってて騙すとはすごい度胸だ。右京さんたちはお金を持っていないことを察してはいたでしょうね。冠城が三万円払ったと言ってたけど、右京さんと割り勘かな? 合計六万円くらい?

    前科者が生きにくいというのはあると思うけど、そもそも前科者にならなければいいわけで。事故や過失や冤罪で前科者になってしまった人には同情するけど、窃盗や横領じゃ同情できないよ。自業自得。

    そして娑婆が嫌になったからって無銭飲食で刑務所に入れてもらおうだなんて、ほんと自分のことしか考えてないよね。お店は大変な迷惑をこうむっているわけで。そのことに申し訳ないとか全然思ってなさそうだし。

    家族にもつらい思いをさせてるって自覚はあるのかな。家族がどんな思いをして生きているかわかっているのかな。家族にも煙たがられるとふてくされているだけに見える。自分のしたことを振り返ってみようぜ。

    どこで自由に生きようと勝手といえば勝手だけど、刑務所には税金が使われているからね。旅館がわりに使われたらたまらない。

    この人みたいに再犯を繰り返す人がいるから、ますます前科者が信用されなくなるんだよ。真面目に更生しようとしている人にとってはいい迷惑。たとえば白骨になった蜂矢さんとか。

    その蜂矢さんは自殺だったのか…。それを他殺に見せかけて食品偽装を告発しようだなんて、なかなか頭はまわるらしい。詰めは甘いけど。でもよく誰にも見つからずにあそこまで運べたな。どうやったんだろう。

    2017年1月11日/相棒 season15 第11話「アンタッチャブル」

    警察関係者の身内が殺人犯の目撃者だった話。警察関係者の身内だからっていろいろ配慮されるのはおかしいな。警察の身内じゃなければ何の配慮もなく職場にまで聞き込みに行ったり、あげくまるで犯人であるかのように追及したりするのに。こういうので無実なのに人生狂わされたひともいるんだよね。

    中園参事官やるなぁ! 副総監というのはわざと漏らしてくれたんだ。内村刑事部長と右京さんのあいだに挟まれて苦労しまくってるけど、彼なりの方法で戦ってるわけだ。内村刑事部長は失脚したほうがいい気がする(笑)。でもこういう人が案外しぶといんだよな。失敗の責任は部下に押しつけて逃げるしね。

    覚えてなかったけど青木のコネは衣笠副総監だったんですね。コネでねじ込んでくるくらいだから、やりたい放題する人なんだろうな。娘の言葉が的確なのかな。警察じゃなくて役人だと。いつも自分が正しくて、人が自分の指示どおりに動かないと気に食わない人と。傲慢なタイプですね。

    青木は特命係の終わりを見たいということか。特命係が暴走しそうな情報を提供して楽しそう。でも特命係はしぶといぞ(笑)。

    とか呑気に思ってたら副総監とがっつり繋がってるやん! 二人して特命係をつぶそうと画策。副総監が自分の手駒として使うために青木を警察に入れた感じですね。これはかなりやっかいなことになりそうな予感。

    娘が空き家に出入りしていたのは、悪いことをしたいからじゃなくて居場所がほしかったからだろうな。あの家庭環境では無理もない気がする。でも根はまっすぐでいい子だと思うし、父親に毒されず、境遇に負けず、何なら父親を反面教師として、しっかりと生きていってほしい。

    副総監がダークナイトの件に注目してたし、今後カイト君が再登場する展開になったら面白いのに…と思っても、そうならないことがわかっちゃってるのが残念。特命係をつぶすならダークナイトあたりをつついてきそうなものだけど。峯秋のこともあるし。

    副総監の殺害予告の件も気になる。

    2017年1月1日/相棒 season15 元日スペシャル 第10話「帰還」

    特命係の二人が問題のある人が送られるという噂の駐在所に左遷。というか臨時で配属。冠城がちゃんと制服だったのでテンションが上がったけど、右京さんはいつものスーツなのね。右京さんも制服を来てほしかったなぁ。でも冠城も制服だったのは最初だけでしたな。駐在の仕事はしているんだろうか。

    青木は右京さんに会うために警察に入ったと。ずっと見ていたかったんだけどな…というのは本当っぽい気がするけど、どういう意味で見ていたいというのかが意味深。単純に面白いと思っているのか、いつか失敗するところを見て溜飲を下げようと思っているのか。

    右京さんはラテン語も読めると。なかなかラテン語ができる日本人はいないよねぇ。でも右京さんはいかにもできそうな感じがする。ラテン文学とか読んでそうなイメージ。

    冠城は警察学校で鑑識を特別に学んだと。イイネ!

    冠城の法務省の友人は、友人の冠城の頼みは聞けないけど、右京さんの頼みだったら喜んで聞くのね。右京さん信者だったのか。

    駐在所が捜査本部みたいになってる。右京さん、冠城、美彌子、大河内さんという豪華すぎるメンバー。個人的には大河内さんが仕事していて嬉しい(笑)。何気に美彌子といいコンビだと思うの。恋愛関係になる心配はないしね!

    犯人は町長。うさんくさいとは思ってたけど認めてからの豹変っぷりがすごい。サイコパスか。狂ってるけど頭はいいし人心掌握にも長けているからタチが悪い。

    事件の真実にはもっと深いものがあるかと思ってたんだけど…ちょっと拍子抜け感。宗教とか町民とかもっと絡んでくるのかと思ってた。動機も歪んだ正義とか復讐とか警察の闇とかそういうのが絡んでくるのかと思ってた。

    冠城は殺そうとしてギリギリで踏みとどまった感じだけど、彼女とそこまで深い関係でもなかったよね。ちょっともやっとする。直近に親しく言葉を交わした人が殺されたとなれば悲しいし、頭にくるのもわかるけど、犯人を殺そうとまではなかなかいかない気が。

    右京さんが暴力を伴う正義は認めないってのはぶれない。ただ、正義よりも大切なことなんて言うのはちょっとビックリ。もしかしたらどちらもカイト君を念頭においた言葉なのかな。カイト君は大変な状況の彼女をほっぽりだしてダークナイトしてたしね。冠城は踏みとどまったんだから右京さんの隣にいる資格はあると思うの。

    2016年12月7日/相棒 season15 第9話「あとぴん〜角田課長の告白」

    角田課長の中学時代の同級生が殺された話。

    角田課長、青木が呼んでると嘘をついてまで冠城をハブる。そんなに冠城に聞かれたくなかったのか。どうせあとで筒抜けになるのに。でもサシでしか話しにくいことってあるからなぁ。

    角田課長と被害者は写真部の仲間。被害者は天文写真を撮るからテンモンというあだ名。角田課長も写真部の仲間も、もう何十年も見ていないはずなのにテンモンの筆跡とかよくわかるな。ああいう7を書く人ってテンモンだけじゃなくときどきいるよね。

    鑑識は角田課長には協力してあげるらしい。角田課長は鑑識の人に貸しがある…って何かと思ったら釣り(笑)。たいした貸しじゃないので、証拠品を見せてもらうのがせいぜいってところかな。

    角田課長の写真は動物専門。かわいいネコとかかわいいパンダとか…納得(笑)。妻とは中学時代から付き合っていたのか。友達もいて、彼女もいて、写真も撮って、めっちゃリア充じゃないか。

    テンモンは繊細すぎたというか弱すぎたというか。そこまで思いつめるなら結婚すべきじゃなかったような。それもあとぴんの娘と。家族までつらい目に遭わせることになったじゃないか。右京さんの言うように結婚後に苦悩が深まったのかもしれないけど。

    右京さん、踏み込みすぎじゃないかなぁ。調べてほしいというのは角田課長がわからなかった部分であって、胸に秘めていることまで暴いて土足で踏み込んでほしかったわけじゃないはず。

    2016年11月30日/相棒 season15 第8話「100%の女」

    検事と目撃証言の話。

    「100%の女」検事の倉田映子。起訴した被告の有罪率が100%なのでそう呼ばれているらしい。冠城が法務省時代に研修で一緒になったことがあるとか。優秀なのは間違いなさそうだし、正義感も持っていたはずなのに、どうして証言を変えさせるなんてことしてしまったのか。このくらいばれないと思ったんだろうけどさ。自分を守るために正義をねじ曲げたことになるよ。

    カウンセリングに通うなんて弱みでも何でもないと思うけどな。むしろ放置しているほうが問題だし。それに付け込まれて足を引っ張られるとか本当にあるんだろうか。昔ならそういう偏見もあっただろうけど。

    何にせよ彼女のしたことは検事としてやってはいけないこと。右京さんはこういうの絶対に許さないよね。潔く自ら辞表を出すと言うくらいだから、悪いことだという自覚はきちんとあったはず。辞めさせるにはもったいない人材だとは思うけど、仕方がない。

    ロシア外交関係という話が出てきたので、社美彌子のターンかと思ったけど、ロシアは一切関係なく、美彌子は一瞬たりとも出てきませんでした…。

    「せいぜいいまのうちに使ってくださいよ」と不敵な表情…青木はやっぱり何か企んでるんですかね。でもそれほど大層なことができるとは思えないんだけど。単に憎い右京さんが自滅するのを待ってるだけ?

    上司に内緒で勝手に行動しすぎですよ、って右京さんちょっとご立腹だったけど、おまえが言うなと思った(笑)。右京さんもいつも上の言うことなんか聞かず、勝手に行動しまくってるのに。

    日下部と敵対関係になってしまうんですかね。敵にまわしたら大変そうな人だけど、大丈夫なんでしょうか…。

    2016年11月23日/相棒 season15 第7話「フェイク」

    二人の男の子が誘拐された事件。

    青木はやたら特命係に事件を持ってくるなぁ。今回は忙しいから手伝ってほしいなんて言ってたけど、本心かどうかわからない。青木が捜査の手伝いをしていない事件も持ってくるしな。まあ、米沢さんの代わりってだけかもしれないけど。キャラは全然違うけどポジション的にはそうだよね。

    冠城は今回ひとりで地味な仕事を頑張ってました。延々とシングルマザーを張り込んで、ゴミまであさって。その中から重要なレシートに目をつけるとはなかなか優秀。あの時点ではまだ花のことを知らなかったんだよね?

    バス車内ですり替えって私でも想像がつくぞ。マスク男の隣に座った時点で絶対そうすると思ったし。あんなに刑事が見張っていながら、なぜ誰も気付かなかったのか…刑事として駄目すぎない…?

    最初に殺されてた子供は、実は翔太じゃなく広斗じゃないかと思ってた。翔太が部屋の中に匿われているのを見て、やっぱりそうなんだと確信したら、広斗くんが無事に救助されて混乱。じゃああの遺体は誰…? と思ったけど翔太なのね。現実を受け入れられないシングルマザーが幻覚を見ていたってことか。ううむ、個人的に霊とか幻覚とかをあたかも現実のように描くのは苦手だな。今回のだと母親視点でだけ翔太を描くのならアリだけど。

    所轄の女性警官がやけに目立つなと思ってたら、犯人の協力者だったというわけね。

    2016年11月16日/相棒 season15 第6話「嘘吐き」

    若い漫画家で完全アナログのひとってそんなに多くない気がするけど、どうなんだろ。つけペンじゃなかったなとか、線が荒いなとか、あんまり上手くないなとか、余計なことが気になってしまった(笑)。どうでもいいけど虚言癖があって漫画家が務まるんだろうか。担当編集と打ち合わせとかあるんだよね?

    虚言癖もそうだけど、幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたり、かなり病んでる気がする。まわりが嘘で追い込んだからひどくなったんだろうけど、子供のころから病んでたんだよな。事件は解決しても精神状態が大丈夫なのかちょっと心配。

    青木は役に立つけどちょいちょいイラッとくるな(笑)。そう思いつつ笑っちゃうんだけど。あまりにもあからさまに嫌味な言い方だから、むしろ可愛いのかも。そういえば岩月はどこいった?(いまさら)

    墓友とか求めるひともいるんですね。わたしにはまったくわからない感覚です。死んじゃったら何もかも終わりだよ。生きていてこそだよ。死後楽しく暮らせるわけなんかないんだよ。大家さんの行動は許せないけど、言っていることにはちょっと同意してしまう。

    自分的には生きているひとを煩わせたくないので、むしろ墓なんていらないと思っています。墓参りやら何やら義務でしてほしくないし。墓がなくてもときどき思い出してくれれば嬉しいし、思い出してくれなければそれまで。親しくないひとにはさっさと忘れてほしい。

    2016年11月9日/相棒 season15 第5話「ブルーピカソ」

    ピカソの贋作を巡る話。

    冠城は休みの日まで右京さんについてまわってるのか。絵画のオークションなんてそうそう行けるもんじゃないし、確かに勉強にはなるけど。右京さんのほうが邪魔くさく思ってるんじゃないかな(笑)。

    右京さんの部屋には無名の画家の風景画が一枚。右京さんの部屋…めっちゃ見てみたい。どんなお部屋に住んでいるのかしら。間取りとかインテリアとかいろいろ気になる。シンプルなのかなぁ。とりあえず片付いてそうなイメージ。

    右京さんは絵画コレクターではないけど、絵画にとても詳しい。まあ驚きませんけど(笑)。

    絵画の価値って何なんだろうな。安い値段で買った絵が、有名画家の作品だと判明した途端に何億円もの価値になるとか、ときどき聞く話。あのブルーピカソも、ピカソの作品ということで何億円もの価値になるわけで、無名画家の作品ということではほとんど価値がない。同じ絵なのに。

    だから、人気画家は作り上げることができるというわけか。絵の良し悪しより、運だったり、話題性だったり、人脈だったり。人気画家になってしまえばどんな絵でもいい値段がついてしまう。絵の価値なんてそんなものだと思うとむなしくなる。画家本人もむなしく思ったりしないのかな。

    しかし、模写ではなくてピカソの作品と見紛う絵が描けるって本当にすごい。正式な鑑定はしていないけど、タッチや構図や画法なんかはピカソそのものに見えたわけですよね。プロの目利きが見て。

    詐欺に遭うほうが迂闊すぎる場合もあるけど、今回のはかなり巧妙で、ターゲットにされた画廊の主人が不憫だなと。いい人だったから狙われたのかな。

    2016年11月2日/相棒 season15 第4話「出来心」

    悩み相談の団体をよそおった詐欺師の話。

    青木は特命係に入りびたってるなぁ。仕事はあると思うけどしてるの? コネで入ったからやりたい放題? すっかり右京さんのチェスのお相手ですよね。どういうつもりで右京さんと仲良くしてるんだろう。良い感情を持ってなかったと思うんだけど。何か企んでるのだろうか。

    美人局にひっかかる人って多いのかな。ひっかかる人はそんなのいないけど、ひっかかった人からとことん搾り取るのかな。弱みを握られて脅されたら、気の弱い人なら払い続けちゃうよね。

    しかし、この美人局の女はあからさまに芝居がかっててあやしいんだけど。お色気っぽい表情を作って、耳元でささやいて、いやらしく触れれば陥落すると思っている感じ。こんなのにひっかかるのってよっぽど見る目のない男なんじゃ。

    刑事は疑り深い嫌な目をしている…ってイタミンじゃん!(笑)。

    青木っていろいろこじらせてるなぁ。バカと自惚れた女と警察は嫌いだと。理屈っぽくて物事を斜めに見ている彼が、こんなあからさまなのにひっかかるわけないじゃん、と思ったのにめっちゃひっかかってる…え、さすがに芝居だよね? と思ったけどマジだったのか。女に免疫なさすぎなのかな。

    若い女性を殺したのは詐欺師のところに相談に来ていた若い男。うーん、自分のことしか考えられないひとって怖いですね。こういうことをしたら相手がどう思うかとか考えられないんだろうな。どこか頭おかしい。

    右京さんが神様が出来心で助けたとか言ってたけど、なんかもにょる。どういうつもりで言ったんだろう。詐欺師に更正してほしかったから?

    2016年10月26日/相棒 season15 第3話「人生のお会計」

    余命宣告を受けた男の話。

    イタミン、冠城にすごいちっちゃいことで嫌味を言ってる。そしてめっちゃイキイキしてる(笑)。でも冠城のほうが一枚も二枚も上手だな。上司にしたいランキングってどこらへんの話よ。本当にあったのかなぁ。冠城と青木の二人だけのランキングだったり? 右京さん1票で、あとは0票なので同率二位とか。

    男のために横領したというけど、脅されてたわけじゃないなら悪いのは本人だよな。家族からすると男を恨みたくはなるだろうけど。お金を要求する男なんてろくなもんじゃないよ、と思うけど恋は盲目なんでしょうかね。せめて自分が出せるくらいで留めておこうぜ。

    一晩で500万…! 確かに余命半年だとか言われたら、残しておいても仕方ないと思うかもしれない。でも予定どおり死ななかったら大変なことになるよね。拳銃を手に入れるためにヤクザに乗り込み、入れ墨まで入れちゃうなんて…でも予定どおり死ななかったら大変なことになるよね。

    今日は暇じゃない角田課長…! お仕事をしているときは有能なのですよね。敵にはまわしたくないひとです。

    最後くらいやりたかったことをやってみたい、人のために生きてみたい。それはいいんだけど、思いつきでたいそうなことをやっちゃいけないと思うの。よく知らない人の話を鵜呑みにして一方的に断罪するとかやっちゃいけないと思うの。法律を犯すようなことはやっちゃいけないと思うの。人のために生きてみたいというなら、500万を散財せずに寄付するとか、恵まれない子供のために使うとか、やりようはいくらでもあったんじゃ。

    マジかよ…って言いたくなるよな。余命宣告を受けてもなかなか死なない人もいるっていうしね。自暴自棄にならないようにしないとね。

    2016年10月19日/相棒 season15 第2話「チェイン」

    そういえば自ら志願して特命係に来たのって、冠城が初めてですね。神戸君も最初は命じられて来たわけですし。

    いまさらだけど特命係ってほんと自由だな。就業中に業務に関係ない人に会って、探偵のようなことを請け負って、勝手に捜査するんだもん。それも堂々と。

    別々の依頼人に会いにいった冠城と右京さんのシンクロ具合。どんな偶然だよ! と思ったけど、冠城が仕組んだことだったんですね。可愛いじゃないの。右京さんとお仕事したいからだなんて。でも右京さんは静かに怒っている様子。冠城がというより、幸子さんが無邪気に一肌脱いじゃったからかな。

    手掛かりはシガーの香りだけ、なんてかっこいいけど、どんな容姿かくらい聞いとこうぜ!

    階級が追い抜かれるまで徹底的にいびり抜くと決めた! ってイタミン大人げない(笑)。出世を諦めている人ってある意味強いよな。まあイタミンのことだから子供みたいないびり方しかできないと思うの。でも調書を見ると細かすぎるくらい細かくて、仕事に関しては真面目なんだとわかるよね。

    米沢さんがいなくなって鑑識からシャットアウト。こういうのも新鮮だな。でも大いなるコネを持った青木が味方になってくれる。便利すぎ。でも青木って本当に味方と思っていいのかな…何か企んでそうな気がしてならない…。

    二人が工藤さんを探していた理由は、もっと裏があるのかと思ったけど、本当にシガーを吸いたかったからか。シガーだけが気になっていたというより、一緒にシガーを吸いたかったと。この二人の工藤さんに対する思い、工藤さんのこの二人に対する思いは何なんだろうな。同好の士ってだけ?

    同じシガーを再現できたのは、右京さんと冠城がそろっていたからですね。ちょうど二人の得意分野である紅茶とコーヒーという。二人のどちらがいなくてもできなかったんだよな。

    2016年10月12日/相棒 season15 初回2時間スペシャル 第1話「守護神」

    冠城が研修から帰ってきたけど配属先は広報課。社美彌子の部下ね。特命係だと面倒なことになるのは目に見えてるもんな。でも、いっそ刑事課に配属しておいたほうが扱いやすいんじゃないかしら。結局、暇を持て余して右京さんと捜査しているわけで。

    階級が巡査ということで、給料がだいぶ安くなったんじゃないのかなと余計な心配をしてみたり。いままで法務省のキャリア官僚だったんだから、かなり高給だったよねぇ。

    右京さん、冠城、社美彌子ってスリーショットなんか怖いな。三人とも油断ならない感じで。食事をしててもちっとも落ち着けないよ…!

    人を呪い殺したと自首したとか、やけにTRICKっぽい。ね、山田奈緒子さん(笑)。

    なんか知らない人がちょろちょろしてると思ったら、いつぞやの警察嫌いの人か。ええ、警察嫌いなのに警視庁に入ったの? しかもコネで? 何を企んでるんだろう。いちいち思わせぶりだし、どうにも油断ならない感じですなぁ。

    しかし、青木といい、冠城といい、警察ってコネがあればいつでも誰でも入り放題なんですかね。コネうらやましい。

    鑑識に米沢さんがいればちょちょっとやってもらえるのにね。今後は鑑識を動かすのも大変になってしまいました。まあ、いままでが好き勝手にやりすぎてたわけだけど。

    呪い殺したなんてことは本当にあるわけないんだから、ただの偶然か、本人が殺したか、仲間が殺してくれたかのどれかだよね。わたしは幼なじみが犯人じゃないかと思ってました。守り神、とおばあさんが言っていたのを聞いて確実だなと。でも違った…一筋縄じゃいかないのね…。

    犯人は仲間じゃなくて本人のほうでした。嘘をついているようには見えなかったのになと思ったら、どうやら本人は呪い殺したと思い込んでいる様子。おばあさんが暗示をかけたらしい。うーん、最初のは殺してしまったあとで暗示をかけたからまだわかるけど、殺したいと思って、しっかり計画を立てて、証拠隠滅して、それで記憶にございませんって…。本当にそんな暗示ができるのなら怖すぎるんだけど。

    弁護士、全然こころよく協力してない…めっちゃ脅してる(笑)。一般人におとり捜査をさせるって違法じゃないのかな。よくわからないけど。

    冠城は美彌子を脅して特命係へ異動。美彌子まわりとか、青木まわりとか、甲斐パパまわりとか、冠城まわりとか、いろいろ裏で渦巻いてる感じで、今後どうなるのか楽しみなような怖いような。

    2016年5月19日/相棒シーズン15&劇場版第4弾 製作決定

    相棒シーズン15の製作決定。右京さんの相棒はひきつづき冠城ですね。まあ、シーズン14の最終回からすると冠城としか考えられなかったけど。それよりも米沢さんが戻ってくるかどうかのほうが気になる。米沢さんがいないとさびしいです。そして劇場版第4弾も製作決定。各相棒ごとに劇場版ひとつという方針になってるのかな。正直、相棒の劇場版は微妙というかテレビシリーズのほうが面白いと思ってしまう。なんだろう、無理くりスケールを大きくしていて、相棒の良さが失われているように感じるんだ。

    2016年3月16日/相棒 season14 最終回2時間スペシャル 第20話「ラストケース」

    冠城が裁判所の令状執行を阻止して捜査妨害したことは、ずっと気になってました。けれどまさか右京さんまで責任を取らされるとは。冠城の上司だったらわかるけど、上司どころか同僚でもないし、共謀していたわけでもない。完全にとばっちりじゃん。と思ったけど、事後に知ったとはいえ、報告しなかったので黙認ということになるのか。

    あの捜査妨害のあと、話がありますと右京さんが怖い顔で言ってたけど、どんな話をしたんでしょうかね。それもずっと気になってました。その後はわりと普通に接していたので、ちょっとお説教しただけで終わったのかな。

    え、米沢さん警察学校の教官になるの? 右京さんに扱き使われすぎたから嫌気がさしたのかな…と思ったけど、どうやら意に沿わない異動のようですね。右京さんに協力しすぎたせいで飛ばされたんじゃ…。でも火薬の匂いに気付いておかしいと思うとか優秀だし、教官にするにはもったいない。希望どおりに現場に戻れるといいんだけど。

    いままで会いたいと言っても断り続けていた人が、事件のあと急に連絡してきたら、普通は警戒して無視するんじゃないかな。ごく親しい人ならともかく一夜をともにしただけの間柄なら。そもそもあんな事件を起こす三日前に女と会いたいって、そういうキャラじゃないような。なんか釈然としない…と鴨志田の話を聞いたときから怪訝には思ってました。

    衝撃的なもの過激なものじゃないと見てももらえない、ってのは現実としてあるよな。いま話題の日本死ねのブログもそうだし。冷静に意見を述べるだけじゃ話題にもならない。だからってそういう風潮が正しいとは思わないけど。日本死ねくらいならともかく、誰かを傷つけるようなことや違法なことは限度を超えてる。

    冠城はあちこちで女性に恨まれてるっぽい。死ねばいいとまで言われるって何をしでかしたんだ…。単にチャラいだけならそこまではいかないだろうし。二股三股あたりまえで、しかもそれをちっとも悪いと思ってないとか、そんな感じなのかな。お互い割り切った付き合いならいいけど、そういうわけでもなく、かといって誠実でもなく。女遊びが下手ってことなんだろうな。

    犯罪の計画書をえらい雑な捨て方してましたね。手で破っただけでシュレッダーにすらかけていない。あのくらいなら燃やして灰にしてから捨てるとかすればよかったのに。

    あのフラワーアレンジメントは、あれ? って思うよな。わかりやすすぎる。わざとじゃないかと思うくらいだ。

    いつ隣でテロが起こるかわからないような危険な国にならないと、危機感が目覚めない…というけど、なんとなく本末転倒のような気がする。結局何がしたかったんだ? 日本がどうなれば満足なんだ?

    どうでもいいけど謹慎ってなんだろうな(笑)。右京さん的には謹慎なんて痛くも痒くもないみたいな。普通に警察手帳を見せて堂々と捜査してるし、警視庁にも平気で出入りしてるし、特命係で呑気にお茶まで飲んでるし。

    そんなやりたい放題やってたわけですが、結局ふたりともたいしたお咎めなし。峯秋の意向? やっぱり右京さんが大好きなんだな。冠城は罰どころかご褒美じゃないの? 正式に警視庁に来ることになったというね。こういう場合も警察学校に研修に行くってこと? 米沢さんに思いっきりしごかれてくるがいい(笑)。

    日下部さん、なかなか食えないヤツっぽい。以前からそんな雰囲気はあったけど。要注意人物。

    2016年3月9日/相棒 season14 第19話「神隠しの山の始末」

    右京さん失踪事件後編。

    電話工事の人はとんだ災難だな。たまたまあのタイミングで電話の確認に行ったがために、右京さんの逃亡をわけもわからず手伝わされて、やばそうなおじさんに追いかけられて、あげくどこかに拉致監禁されて。そのうえ元凶の右京さんにやたら怒られまくってる(笑)。そして怒られながらも健気に頑張っていました。右京さんは個人的に菓子折でも持ってお詫びと感謝しに行かなきゃ。

    で、右京さんはどこに行ったのかと思えば、自分を殺そうとした人のところへ懲りずにひとりで行ってる…! しかもきのうより悪化した足で。いやいやいやいや。無謀にもほどがあるというか何というかバカというか(失礼)。この夫婦は人殺しなどできない人たちだと右京さんは思ったらしいけど、前回めっちゃ本気モードで殺しにきてたじゃん。あれがあったから何か説得力がないような。右京さん的には殺意を感じなかったんだろうか。

    てっきり工房の夫婦が陶芸家先生を殺したのかと思ってたのに、助役だったか。村のために大プロジェクトを立てていろいろ頑張ってたのに、あっさり土が弱いからできないとか言われたら頭にくるのはわかるけど、殺しちゃいかんだろう。しかもそれを弟子に隠蔽させるとか…それはもう村のためというより、自分のためなんじゃないかと。その後の斗ヶ沢殺しもね。

    しかし、都市伝説やら亡霊話やらテレビで大々的にやっちゃうと、かえって好奇心旺盛な人たちが集まっちゃうんじゃないかと思うんだけど…。そうはならなかったのかなぁ。

    村が嫌なら出ていけばいいんじゃないのかな。別に誰かの許可がいるとかそんなことはないはずだし。お金がないと厳しいとは思うけど、死ぬほどいやなら頑張って職を見つけて引っ越すとかすればよかったような。

    冠城の見た白いスーツの男は結局何だったんでしょうね。冠城が見たのは5年前なので、3年前に逃げ込んだ斗ヶ沢ではない。陶芸家先生が行方不明になったのは何年前だっけ? 本当に亡霊だったら右京さんが羨ましがるだろうな。

    2016年3月2日/相棒 season14 第18話 「神隠しの山」

    右京さん失踪事件前編。

    予告を見たとき、カイト君がキノコ狩りで記憶喪失になった回の右京さん版なのかなと。さすがに記憶喪失にはならなかったけど、山で怪我したり、消息不明の山の住人がいたり、いわくありげな山の住人がいたり、亡霊話が出たりと何かと共通点が。2週連続の話というのもいっしょですね。

    冠城のどうしても外せない用事とは、法務省のゴルフコンペらしい。職務中ってことはないですよねぇ? 休暇を取っているということでいいのかな。

    右京さん、わりと軽率に崖から落ちる。なんかめっちゃ高いところから落ちてたけど、あれでよく助かったな…。しかも足をくじいただけであとはピンピンしてる。杖なしで歩けるくらいだからひどくもなさそうだし。丈夫すぎてびっくりだよ。どれだけすごいんだ右京さん。

    角田課長、大変そうに切り出したけどコーヒーメーカーが壊れただけ(笑)。特命係が帰ってくるのを待たずに、右京さんどころかお客さんの冠城にまで電話するって、コーヒーが作れないとよっぽど困るんだな。ていうか、冠城はお客さんだしそんなこと訊かれてもって感じだと思うけど…。

    冠城は夕霧岳で亡霊を見たことがあるらしい。右京さんが知ったら悔しがるだろうな! と一瞬思ったけど、あれは亡霊じゃなくて生きた人間かな…? 白っぽいスーツ姿ということは陶芸家先生?

    イタミン、あのお方はそう簡単にはくたばらないって憎まれ口を叩いてたけど、それだけ右京さんのことを信じてるってことかな。まあ事実を言ってるだけかもしれないけど(笑)。

    右京さん、襲いかかられて防いでるけどなかなか激しい格闘だな。ここまで激しいのは初めてなんじゃ。相手がなりふり構わず本気モードなのが怖い。右京さん足を痛めてるから不利だけど、さほど影響なさそうな感じもする。

    しかし、右京さん最初から怪しんでいたみたいだけど、逃げる手立てもないままつつきすぎだと思うの。ずっとヒヤヒヤしてました。いったいどうするつもりだったんですかね。電話の人が来なかったらどうなっていたことか。

    2016年2月24日/相棒 season14 第17話「物理学者と猫」

    物理学者が実験中に亡くなった話。

    右京さんはノートに書かれたRTが気になる様子。私はリツイートしか思いつかなかった(笑)。もちろん絶対に違うとわかっていましたけどね。

    シュレディンガーの猫。こういうのを聞いて理屈っぽい胡散くさい面倒くさいとか思ってしまう私は、理論系に向いていない(笑)。箱を開けなくても生きているか死んでいるか判断する手段はいろいろあるじゃん、とか考えてしまうんだ。そういう問題ではないんだろうけど。

    え、これ何てシュタゲ? リーディングシュタイナーを持っているのは堀井准教授? それとも黒猫? …なんてね。まあこれはシュレディンガーの猫の開けていない箱の中、複数の状態が重なり合っているのを再現した、ってことなんだろうけど。箱を開けて決定した現実は、右京さんが真実を明らかにして誰も殺さずにすんだ世界だと。

    成田さんは事故死でも殺人でもなくて自殺でした。うーん、学者も大変だなと思うけど、学者としてはちょっと軽率だったような。何度も検証を重ねて初めて正しいといえるものなんじゃ。某STAPが思い浮かんだけどあれと一緒にするのは失礼か。

    黒猫は成田さんの生まれ変わり…って、右京さんけっこうオカルト系が好きだからなぁ。でも生まれ変わりならもうちょっと子猫じゃないかい? と言っちゃうのは野暮ってものか。

    2016年2月17日/相棒 season14 第16話「右京の同級生」

    右京さんの小学校時代の同級生というのは初めてですよね。同級生といっても三日間だけだったみたいだけど。それで覚えてるんだから右京さんほんと記憶力よすぎ。右京さんを覚えてる同級生の方がすごいのか。まあ、お互い特別に印象深かったみたいだけど。

    相棒で海外といえばエルドビア。何かあるとエルドビア。位置的には南米にあるらしい。他にも相棒で使われている架空の国はいくつかありますけど、いちばん多いのはエルドビアかなぁ。

    右京さん、冠城のことを同僚って紹介してましたけど、同居人から同僚にランクアップ…ってわけじゃないですよね。便宜上でしょうね。

    ○○の方から来ました、って典型的な詐欺手口じゃないかYO! 警察がそれやっちゃうか(笑)。

    イタミンは本当に特命係を使うのが上手くなったな。薫ちゃんがいたときはなかなかこうはいかなかったけど。いらなくなったんで、とだけ言ってさらりと渡すあたりがにくいね。

    オーバーステイは違法。でも小峰さんは正義感が強いがゆえに、見捨てることができず、違法とわかったうえで摘発から逃してた。相手が大きすぎて根本から正すということができない以上、そうするしか助ける道がなかった…ってことか。せつない。

    右京さんはそれでも不正は不正という考え。ぶれませんね。まあ当事者でなければ簡単にそう言えるけど、右京さんが小峰さんの立場だったらどういう行動をとるんだろう。不正はもちろんしないだろうけど、ディスパッチ協会みたいな組織の存在に気付きながら何もできない? 何か行動を起こす? 何ができる? そしてオーバーステイの外国人を見つけたら通報する?

    日本に就労に来て良かったと思ってる外国人っているのかなぁ。低賃金でこきつかわれるとか、借金背負わされるとか、よくない話しか聞かないけど。悪いブローカーに稼げるとか甘いことを囁かれて、実態を知らないまま夢見て来ちゃう人が大多数?

    小学生杉下君、はっきりと姿は見えなかったけど、お坊ちゃまぽい感じだな。

    2016年2月10日/相棒 season14 第15話「警察嫌い」

    殺人事件の唯一の目撃者が、警察嫌いを理由に捜査協力を拒否する話。

    いま何かと話題の組対五課。むかしはヤクザと持ちつ持たれつだったとか。ドラマじゃなく現実でもそんな感じなんだろうか。今はどうなんだろう。角田課長はヤクザが嫌いとはっきり言っているし、そういうタイプじゃないみたいだけど、それでもヤクザに呼ばれたら会っちゃうんだね。ヤクザとお茶しているだけでもまずいんじゃ。

    右京さんいつも自分の興味で事件に首を突っ込んでるのに、冠城が言うと気に食わないんだな(笑)。まあ脳細胞の心配は必要ないと思うけど。今回の事件はスルーしても、いろいろ首を突っ込んで脳細胞を働かせてますし。

    アッシー君って時代を感じる…。さすがバブル世代。若い子はわからないんじゃ。

    冠城は幸子さんと右京さんの仲をまだ疑っているんですね。右京さんの反応がちょい気になる。単に幸子さんが冠城の毒牙にかからないか心配しているだけ? あるいは自分と幸子さんの仲を邪推して鎌を掛けているとわかっていて、あんな表情だったとか。

    容疑者は三人。三人とも状況証拠的にはクロ…と捜査一課は言ってるけど、怪しいけどクロといえるほどでもないような。と思ってたら、三人とも自供したとか頭の痛いことに。

    目撃者の青木さんは警察嫌いだから協力しないと。私も警察に嫌な目に遭わされたことがあるし、仕事中に尋ねてこられたりしたら腹立つだろうし、気持ちはわからないでもないんだけど、ここまでとなると異常。単に警察嫌いというわけではなく犯人と関わりがあるとかじゃ…と思ったけど、そうではなかったし。ほんと何があったんだろう気になる。警察官だったという父親の関係かなぁ。

    冠城には令状の発行を阻止できるほどの力があったんだ…びっくり…。しかし右京さんにそれをぶちまけるべきではなかったなぁ、と思うけど、ぶちまけて右京さんがどう出るか反応を見たかったのかな。いろいろ右京さんを試している感じ。個人的な興味からなんでしょうかねぇ。

    角田課長、怒り心頭。確かに冠城はかなりやりすぎてるから無理もない。右京さんはとばっちりのような気がするけど。

    右京さんの面通しはさすが。こういうのを冠城は見たかったんだろうけど、そのために捜査の邪魔をしたようなものだし、右京さんはかなりお怒りモード。このあとでどんなお説教が待っていることやら。まあ何を言っても冠城には響かなさそうだけど。

    2016年2月3日/相棒 season14 第14話「スポットライト」

    お笑い芸人の片割れが容疑者になる話。

    米沢さんは相変わらずチラチラ冠城を敵視してますね。杉下警部を呼んだのになぜあなたまで来てるんですか、的な反応かな。

    被害者には本妻と内縁の妻がいたと。夫婦関係は破綻していたのに離婚はしなかったって、余裕ぶってたけど本妻が承知しなかったのかな…と思ったら案の定。夫を愛しているからじゃなくて、夫と一緒になるために夢を捨てたのに許せないと。でもそれは自分で選択したことだから自分の責任じゃないかな。夫婦関係が上手くいかなかったのだって、夫婦のことなんだから夫だけを責められないよね。もし夫が浮気性だったとしても、そういう夫を選んだ自分の見る目がなかったというか。夫婦関係が破綻していたのなら離婚したいと思っても普通だと思うの。

    相方のためとはいえやっていいことと悪いことがあるわけで。というか相方のためを思ってのことかもしれないけど、コンビは二人のものであって、一人で勝手に決めていいことじゃないと思うの。相方の気持ちはどうなるんだ。それに元相方が犯罪に荷担したなんて売れない芸人にはけっこうなハンデだと思うけどな。実力があればこれがきっかけで売れるかもしれないけど…この芸人は面白いの? 実力はあるの? わたしとしてはちっとも面白く感じないんだけど…右京さんは笑えるのか…。

    どうでもいいけど、何気なく公式サイトを見たら「脚本:宮村優子」となってて、調べてみたら声優じゃなくて同姓同名の別人でした。たぶんそんなことだろうとは思ってたけど、もしかしたらという気持ちもないわけじゃなかった(笑)。

    2016年1月27日/相棒 season14 第13話「伊丹刑事の失職」

    こんなサブタイトルだけど、イタミンさすがに失職まではしないだろうなと思って見てました。

    自殺と判断したのは伊丹というけれど、伊丹ひとりの判断じゃないよね。それに了承したのは上司だよね。こういう場合、責任を取るのは上司じゃないのかなぁ。明らかな不祥事というならともかく、伊丹じゃなくても自殺と判断するような状況だったんだから。いいかげん内村刑事部長もちょっとは責任取ろうぜ!

    何かあると免許センターに飛ばされるのか(笑)。薫ちゃんもそうだったよね。伊丹の頭にもそのことがよぎったに違いない。あの否定の仕方とかね。

    あれしきで暴行になるとは。伊丹もちょっと感情的でよくなかったけど、あれで暴行と騒ぎ立てる新聞もいやらしいな。ペンの暴力ってやつか。

    自宅謹慎を命じられたイタミンは特命係と捜査。これはおいしい展開。相棒が薫ちゃんだったらもっと面白かったんだけどな。冠城ではいまいち絡みきれていないというか。しかし、謹慎中なのに警視庁内も堂々と動きまわるんだな。誰も咎めないのか…。

    加納美咲は自殺かなと思ってたんですが違いました。殺害というか事故というか。うーん、あれだったら争った形跡は残ってそうだけど…争った声とか、マンションに入るところとか、いろいろ証拠も残ってたんじゃ。やっぱり捜査一課のミスかな…!

    2016年1月20日/相棒 season14 第12話「陣川という名の犬」

    またまた陣川君。右京さんの相棒はいろいろ変わってますが、陣川君は相変わらず元特命係としてちょいちょい出てきますね。また特命係の先輩面するのかと思ったら、冠城のことは先輩って…! どうやらコーヒーと恋愛の先輩らしい。惚れっぽいのは相変わらずでした。部屋も相変わらずですねぇ。

    陣川君の惚れた女性が殺害されてしまうという悲劇。いつもだいたい犯人に惚れてたんだけど、今回は被害者か。しかも陣川君が第一発見者ってつらいな…顔を切られてるってのがよけいに…。

    陣川君は復讐するつもりでひとり犯人を追う。いつも感情に振りまわされてるし、性格的に刑事は向いてないと思うけど、何気に捜査能力は優秀だなぁ。指名手配犯の情報を完璧に記憶し、その情報と自分の記憶をいち早く結びつけるなんて。今回たまたまかもしれないけど。

    犯人は足がくさい害虫駆除の男。自分を害虫みたいに扱ったから殺したと。ちょっと笑ってくれた女性に惚れてストーカーになり、クレームを入れた女性に腹を立てて殺す。実際、害虫みたいなものだよな…。冠城のことを色男とか言ってたけど、この男が女性に相手にされないのは内面的に問題があるからだと思うよ。

    陣川君はさゆみさんにプロポーズしていたのか。冠城にはまだその段階じゃないからやめろと言われてたのに。まあ普通はつきあっていない人からプロポーズされても断るもんな。でも、どうやらさゆみさんは陣川君のプロポーズを受けるつもりだったのではないかと。本人はもう亡くなっているので真相はわからないけど、右京さんと冠城の言うことがすべて本当なら証拠がそろいすぎている…。本当に受けるつもりだったのかな。でもさ、亡くなってからそれがわかるなんてつらすぎだよ。引きずるよ。断られると思っていた方がまだよかったかも。

    陣川君の片思いだと相手の女性が犯人、両思いだと相手の女性が殺される…というジンクスだったら嫌すぎる。

    大河内さん、久々にラムネぼりぼりやってましたね。ほんと久々のような気がする。

    2016年1月13日/相棒 season14 第11話「共演者」

    女優の姉が殺された事件。

    冠城、オネエっぽいスタッフにめっちゃ気に入られてる(笑)。まあ格好いいからね。何もそんなに逃げなくてもと思わないでもないけど、やたら接触してくるし、ちょっと逃げたくなる気持ちもわからないでもない。

    イタミンの様子がおかしいと思ったら桜庭かなえのファンだったのか。冠城はどこでそんな情報を…こういう情報を使って人を操るのがうまいよなぁ。情報は武器になるってことですね。前は漫画家のサインで米沢さんのゴキゲンもとってたし。

    右京さんは桜庭かなえのことは知らないけど、ベテラン女優の桐島万里子については詳しい。映画も本当に見ているみたいですし。若いころたまきさんと一緒に観に行ったりしたのかな、と思ったり。

    イタミン、風貌も行動も怪しすぎ(笑)。あれはどう見ても捜査一課の刑事じゃないぞ。一応プライベートってことらしいけど、いつもあんな格好なんでしょうかねぇ。さすがにサングラスはないだろうけど。

    殺された姉はまるでステージママのようなマネージャー。桜庭かなえを作り上げたのは姉だったというほど。単に熱心なだけならまだしも、婚約をぶちこわすために金を積んで嘘のスキャンダルをでっち上げるとか、やってはいけない一線を越えてしまったなぁ。こんなの知ったらそりゃ号泣するし恨むよ。

    さらに桐島万里子の可愛がっていた若手女優(実は彼女の娘)のスキャンダルもでっち上げて、自殺に追いやっていたと。うわ…昔から常習の手口だったんですね。この分だと他にもやってるんじゃないかな。人生を狂わされた人がたくさんいそう。

    桜庭かなえは桐島万里子を手玉にとって姉を殺させた、ってことでいいのかな。思わせぶりなことを言って思い込ませただけ? それともはっきり自分の娘だと嘘をついていたの? どっちだろうよくわからない。

    2016年1月1日/相棒 season14 元日スペシャル 第10話「英雄〜罪深き者たち」

    本多篤人の話。いまいち本多篤人の話が好きじゃないので、予告を見てちょっとガッカリしてしまいましたすみません。わたしとしては社美彌子の話を期待してたんですけど。

    片山雛子は相変わらずというかなんというか。敵にまわしたくないけど味方にもしたくない(笑)。音越とともにやたら新世界とか言ってたけど、日本じゃなくて世界を変えるつもりだったのかしらん。大きく出すぎのような気も。

    三浦さん! 髪型や服装が違うので一瞬誰だかわからなかった。まだ杖は手放せないんですね。退職して気の向くまま旅をしている…って収入の方はどうなってるんだろう。まあ貯金や退職金でしばらくは大丈夫だろうけど。

    右京さん、電車の中でも優雅にカップに紅茶を注いで飲むんだな。ステンレスボトルから、まるでティーポットのように高いところから。揺れるのに…まわりにちょっとこぼしてるんじゃ…。このまえの劇場版(ジャングルで紅茶)といい、右京さんの紅茶はもうほとんどギャグになってますよね。

    米沢さんはまた新たな趣味を見出したようで。裸石のコレクション。ほんとオタクというか多趣味というか。石を半分に割って右京さんに渡したので、残り半分は米沢さんが持つのかと思ったら冠城さんに渡すとは。同じ願いを持つものどうしが半分ずつ持つ…という意味なら、確かに右京さんと冠城の方がいいけど。これがのちのち重大な役割を果たすんだ…と思ってたらそうでもなかった。

    右京さんにとって、冠城はなかなか出ていってくれない同居人。ますますひどい言い草(笑)。まあ半分くらい軽口でしょうけどね。

    本多篤人の娘さん、本当に亡くなっていたのか。途中まで信じてなかったんですけど。苦労したのにこんなに早く亡くなるなんてなぁ。最後の数年、父親と穏やかに過ごせたことだけが救いかな。

    娘は父親の本多に願いを託したけど、それによって本多がどうなるかまでは考えなかったのかな。わかっていたけどあえてなのかな。この娘って前からそんなところがあったっけ。父親にヒーローであってほしかったという思いを押しつけるような。

    鞘師はいったいなんなんだろ…説明された部分がわからないわけじゃないけど、なんかもやっとする。

    役場の子が目立ちすぎなので重大な関わりがあるんじゃ…とは思ってたけど、まさかあそこまで重いものを抱えていたとは。これをずっとひた隠しにして、殺意を秘めながら明るく振る舞っていたってすごいな。

    片山雛子が議員を辞めるってマジ…? 殊勝に身を引いたとは考えにくい。もう次の何かを企んでいるのかな。

    2015年12月16日/相棒 season14 第9話「秘密の家」

    ひなたちゃんの絵から発覚した、二か月前の誘拐事件。

    角田課長が撃たれた! と思ったらちゃんと防弾ベストを着てました。まさかこんなところで見せ場もなく殉職はないでしょうけど、ちょっとヒヤッとしました。

    冠城と幸子さんが右京さんの真似(?)をしてましたが、その冠城を見る右京さんの目がちょっと怖かった(笑)。渾身のジト目というか。

    事件にもなってないのに鑑識を動かせるんだ右京さん。相手が米沢さんだけなら個人的に頼んでるんだなと思うけどね。

    冠城はわざと相手を怒らせて情報を聞き出す…ってバチスタの白鳥さんが得意なヤツだ。右京さんもそれっぽいことしてますよね。

    誘拐されたのはひなたちゃんじゃなくて母親の方だった。犯人は父親。娘じゃなくて母親を誘拐したのは娘にトラウマを与えたくなかったから。クズだけど娘に対する愛情はそれなりにあったわけだ。

    しかし、30過ぎて定職にも就かず学生の女の子を妊娠させる…ってそれだけでろくでもない感じだよな。そりゃ義父に嫌われますさ。妊娠させて逃げるよりかはマシだけどさ。悪人とまではいえないけど甘ったれなんだろうな。だから会社もうまくいかない。

    義父がアリバイ工作をしていたのか。警備会社の社長として絶対にやっちゃいけないことだよ。仕事で預かっている防犯ビデオのタイムコードを書き換えるとか。バレたら会社の信用に関わる。まあバレないと思ってたんだろうけど。

    家族を守りたいという気持ちはわからんでもないけど、あのクズを庇っても娘と孫が幸せになるとは限らないよ…。これに味をしめてまた同じことを繰り返すかもしれないし。もっとひどいことをやるかもしれないし。

    結局、誘拐事件で警備情報が漏れたという事実はなかったと。エルドビアも公安も逃亡犯も全然関係なかった…!

    右京さん、結婚は失敗したのではなくリセットしたと言い直した(笑)。強がりなんですかね。負けず嫌いなんですかね。冠城とたまきさんを会わせてみたいけど、無理だよなぁ。

    2015年12月9日/相棒 season14 第8話「最終回の奇跡」

    漫画の最終回と同じ構図で殺されていた事件。

    オタクな米沢さんは漫画も好きなのね。米沢さんと冠城は毎回のように絡んでいる気がする。冠城は米沢さんを手なずけようとしてますよね。頼まれてもないのにサインをもらってきてあげたり。おかげさまでというか着々と距離が縮まってますよ。職権濫用のような気がしないでもないけど、細かいことは言うまい(笑)。さすがに現実では刑事が著名人の事件関係者にサインを頼んだりしないよね。たぶん。

    漫画家の箱崎咲良。なかなかハードな漫画を描いているわりにはサインは可愛い。特に以前のサインは一昔前の女子高生かと思ったよ。しかし、サインを変えただけで手が治ってないと察してしまうんだな、右京さんは。別にサインの丸は真円でなければいけないわけでもないし、手も治ってないとはいえそこそこ描けるし、サインを変えるほどのことでもない気がしたんだけど。

    わたしずっと漫画家が犯人だと思ってました…実は脚は治ってて歩けるんじゃないかと。抜け出して殺してきたんじゃないかと。三年前の事故にこの被害者が関わってるんじゃないかと。途中まではそれっぽい展開でやっぱりと思ったんですけどね。そう簡単じゃなかった。

    三年前の事故を起こしたことの贖罪で殺人までしちゃうんだ。殺人よりも自分の罪を認める方が怖かったってことか。ここまでやるって、もともと箱崎咲良のファンだったんですかね。

    あなたのおかげでいい最終回が描けた、感謝してる、と言えるようになるまでどれだけ苦しんだだろう。意地半分、本気半分ってところかな。こういう強い気持ちを持っている人なら、きっとこれからも漫画家としてやっていけるよね。いままでと形は変わることになっても。

    右京さん、米沢さんに花の里に誘われたのは初めてなんですね。右京さんの方から誘ったことはあるのかな。いつも大変なことをさらっと頼んでますが、お礼は何かしているんでしょうかね。

    2015年12月2日/相棒 season14 第7話「キモノ綺譚」

    ついてない女の幸子さんが古着で買った着物に、口紅で不穏な文が書かれていた事件。

    本庁に親しい知人がいるって最強だな。前科のある幸子さんも右京さんがいれば怖くない(笑)。身柄を引き受けてくれるし、不審なことを調べてもくれるし、いろいろ便利。お礼は花の里のお食事でいいよね。

    しかし幸子さん、不審者として身柄を拘束されてどうして本当のことを言わないんだ。正直に答えればいいじゃないか…と思ったけど、まだあんまり警察のことを信じてないのかな。いろいろひどい目にあったしねぇ。右京さんしか信じられないのかもしれない。

    相変わらず冠城に当たりの厳しい米沢さん。でも、本気で嫌がってる感じはなくなってきてるような。なんだかんだ言い合いしながらもじゃれ合うみたいな感じになっていくのかな。しかし、相変わらず右京さんには扱き使われてるのね。早朝に叩き起こされたって…。

    幸子さんと右京さんができてるかとか、訊きにくいことをストレートに訊くよな! 怖いものなしだな! わたしはできてないんじゃないかなと思ってます。ただ、右京さんが幸子さんを気に入ってるのは間違いない。花の里に通いつめるのは色っぽい理由じゃなくて、ルーティンというか頭脳を保つためですかね。花の里がなくなってポンコツになった過去がありますから(笑)。

    冠城が特命係の名札を手作り! 器用だな…字、きれいだな。大きさは右京さんに直されてましたけど(笑)。

    交換日記を見た時点で、だいたいはわかっちゃいましたけどね。愛は多重人格で本当の幸子は亡くなっているんだと。しかし母親が事件を隠蔽していたことにはちょっと驚いた。別々の学校にまで通わせて…よくばれなかったものだな。母親は娘のためを思ってしたんだろうけど、もしかしたらかえってつらい目に遭わせてしまったのかもしれませんね。口紅の不穏な文も罪悪感がこじれてああなったのかもしれないし。

    そして男の子の人格まであったのにもビックリ。折り合いがついているとはいっても、体はひとつなわけだから大変なんじゃないかな。朝も昼も働いて、ときには小学生の男の子みたいに動きまわって。そのうち倒れたりしないか心配。

    2015年11月25日/相棒 season14 第6話「はつ恋」

    ジャンクアーティストが転落死した事件。ジャンクアートなんて儲かるものではないよなぁ、と思ってたけど、数千万する作品もあるとかまじか。

    米沢さん、ほんとあからさまに冠城のこと嫌ってますね。でも冠城は相手にもしてない感じ。むしろ面白がっているというか。その態度がますます米沢さんを苛立たせるんだろうな。

    右京さんの初恋はいつですか! ちゃんと答えてくださいよ! 右京さんの初恋話が何より聞きたかったのに。しかし右京さんが恋とかあんまりイメージできない(笑)。たまきさんとは恋してたんですかねぇ。

    私は幸せになってはいけない、ってあたりで過去の事件はだいたい察しがつきましたけどね。しかし父親の暴力で施設に入れられてたっていうのに、その父親に二人きりで会わせるってのはどうなのか。施設が軽率だった気がするなぁ。

    山本は怖いくらい一途なうえ行動が極端なんだよな。視野が狭いっていうか。もうちょっと相手の身になって考えられればよかったんだけど。これで玲奈が解放されるかっていうとそうでもないと思うし。まして自分のために死を選んだなんてわかったら、ますます雁字搦めになっちゃう。案外それが目的だったりして…とすこし思ったりしたけど穿った考えですねスミマセン。

    2015年11月18日/相棒 season14 第5話「2045」

    犯罪捜査をする人工知能の話。

    米沢さんはやっぱり冠城のことが気に食わないらしい。冠城のわざとらしい低姿勢はちょっとむかつくな(笑)。バカにされているように感じるよねぇ。

    内村刑事部長が相変わらずの自己中っぷりで笑った。中園参事官も苦労するよね。おかきでガッとなったとき、こっそりほくそ笑んでたのが可愛い。お茶くみ人工知能の方が犯罪捜査の人工知能より簡単そうだけど、内村刑事部長はなんだかんだ中園参事官をいびるのを楽しみにしてるから、人工知能じゃ満足しないんじゃないかな。

    犯罪捜査をする人工知能ジェームズ君。すごいんだろうけど何か古くさい感じがしてならない。画面とか音声とか装置とか何もかも。一昔前の近未来SF的な。いま見るとちょっと恥ずかしい的な。頑張ってすごそうに見せてますというのが感じられて。現代に作られたドラマとは思えない…いや、ドラマとはたいていこういうものか…。

    入力データが正しくないと、入力データが十分でないと、いくら人工知能がすごくても正しい結果は導き出せないよね。だから結局は刑事が頑張るしかないわけで。そしてオペレーターが恣意的な入力をすれば間違った結論になる。

    最初からありえないと思ってました。あのシステムをたったひとりで扱っているというのが。セキュリティなんてあったもんじゃない。趣味でやるならともかく警視庁と連携するのにこれはないよな。

    ジェームズ君はネットの世界に逃げた。コナン劇場版にこんなのあったなぁ。アニメですらそれってどうなのと思ったのを、まさか相棒でやるとは…。前回の話といい、なんかふわっとした話が多くなってきたような印象。

    2015年11月4日/相棒 season14 第4話「ファンタスマゴリ」

    あくまで個人的な人捜しのお願いで、免許証のデータを調べたり、勝手に部屋に入って家捜ししたりとか、問題になりそうなんだけどいいのかな。結果として事件性があったから良かったけどさ。まあ今更といえば今更だけど。

    譜久村はさすが黒幕というだけのことはある。一目で右京さんのことを見破ってますね。紳士をよそおって獣のような目で見ていたとか何とか。

    真実を知る人間は必ず死ぬ…ってこわいな。自殺なんかじゃなく絶対に殺してるよね。でも証拠は見つからないの? 見つかったけど揉み消されたの?

    探していた愛さんはバラの下に埋まっていた。右京さんは最初からわかってたっぽいなぁ、なんでかなぁ、と思っていたら、バラの匂いをかいだときにわかったと。えええ、本当に犬並み!

    譜久村が愛さんに懸想していて裏切られたから殺したとか、まさかと思ったらマジなのか。知ってはならない真実を知ってしまったからとか、そういう理由かと思っていたのに。譜久村はもうろくしていたのかな。

    愛さんの人生が悲しすぎて…。どれだけつらく苦しい20年だったか。ずっと憎んでいる男のそばで耐えてたんですね。耐えるしかなかったんですね。

    譜久村のせいでどれだけの人間が人生を狂わされたかと思うとやりきれないですね。本人はたっぷり長生きしていざ罪を問われる段階になると逃げるように亡くなると。片野坂も報われない。

    正義のために犯罪に手を染めることを右京さんは認めない。そこはぶれませんね。冠城は正義や悪を超えたところで意味のある行動だったと。今までの相棒ほど感情的ではないけれど、右京さんほど頑なでもないってところかな。

    右京さんにとって冠城はまだ同居人。

    2015年10月28日/相棒 season14 第3話「死に神」

    右京さんは相変わらず証拠返却とか頼まれてるんだな。というかそういう小間使いが特命係の本来の仕事なんでしょうね。で、前も証拠返却のときに事件に遭遇したのに、またしても事件に遭遇とは…。

    今回は冠城が右京さんについてまわってるのね。まあ右京さんといるといろいろ面白いことが起こりますからね。

    調べもしないうちに断定する人は米沢さん的に許せないんだろうな。かなり冠城に反発しているみたい。それでも右京さんの相棒ならそれなりの態度を取るつもりだったんだろうけど、右京さんは否定しちゃいましたね。米沢さんと冠城が仲良くなる日は来るんでしょうか。

    右京さん、冠城は相棒ではなく同居人だと。前回から変わらず。いつ何がきっかけで相棒に変わるのか楽しみです。ずっと同居人のままかもしれないけど(笑)。

    ウサギの家紋なんてあるのか!

    自殺の相談に乗りつつ、しかし自殺を止めるのではなく誘導していたと。死ぬより生きる方がつらいと思う人がいるのはわかるし、絶対に死ぬなとは言えないけど、赤の他人が死へと誘導するのは許されないんじゃないかな。もしこの人と出会っていなければ、生きる希望を取り戻した人もいるかもと思うとやりきれない。

    警視庁内部ならともかく一般人相手だと、同居人という言い方では一緒に暮らしてると勘違いされそうな。相棒でも刑事でも特命係でもなく同居人なんて、幸子さん誤解しているかもなぁ。それはそれでおいしいんだけど(笑)。

    2015年10月21日/相棒 season14 第2話「或る相棒の死」

    甲斐パパ、警察で趣味のお茶を点てるとは意外と自由人ですね。大河内さんが気を使ってるのに右京さんは容赦ない。甲斐パパは右京さんにおいしいって言ってほしかったんじゃないかな。なのに素気なくされてちょっとムッとしてるのが可愛い。それでもそんな右京さんが好きだし構い続けるんだろうな。しかし、右京さんの態度はなかなかひどい(笑)。

    右京さんによれば冠城亘は単なる同居人。まあ警視庁の人間でも特命係の仲間でもないですしね。でも何だかんだ一緒に動いてるんだな。右京さんとしては、面白い事件を追いかけてるだけかもしれないけど。しかしそれも冠城が仕向けたことだったのね。右京さんは気付いていてあえて乗った感じ。

    冠城はコーヒー派。しかもかなり詳しいしこだわりがあるらしい。角田課長はコーヒー派だけどこだわりはないと。普通のドリップで満足。

    冠城のたまに出てくる変なチャラいノリはちょっと苦手。あれってどことなくバブルくさい気がする。そういえばちょうどバブル世代ですかね?

    冠城のメガネは変装のつもりなのかなぁ…と思ってたら、なんとスパイグッズだったのか! あれで本当に録音できるの??

    警察がヤクザみたいなことするのね。裏金に暴行に脅迫に殺人に隠蔽。殺人は意図したものではなかったようですが。しかし殺された方の元刑事もクズだったようで。正義感で裏金を追及していたわけではなく、自堕落で経済的に困って裏金を狙っていたと。これ、娘さんはつらいな…でも変に隠さず正直に話したのはよかったんじゃないかと。

    大河内さんが久々にちょっと活躍してて嬉しかった。彼のスピンオフはまだですか。

    甲斐パパ、やっぱり狸?

    2015年10月14日/相棒 season14 初回2時間スペシャル 第1話「フランケンシュタインの告白」

    右京さん、世界を旅してまわり、スコットランドヤードで大活躍。そんなことだろうとは思ってたけど優雅な生活ですなぁ。実はお金持ちなんだろうか。スコットランドヤードに誘われてたりもするし、警視庁をやめても全然困らないですね。それでもやめないんだろうけど。怖いものなしだから、停職処分中なのに捜査したりと好き勝手やりたい放題。

    新相棒の冠城亘。人事交流で警視庁に来た法務省のキャリア官僚。特命係に配属されたわけではなく、特命係の部屋を使わされているだけみたいな。でも、勝手に入ってきた右京さんといつのまにか相棒みたいになってる。右京さんがすごいのか、冠城がすごいのか。この二人がそろうとめっちゃ敵にまわしたくない感(笑)。

    見るからによけいなことをしそうで…って、まだほとんど知らないはずなのに、右京さんのことを見抜いてますね。なかなか人を見る目があるみたい。そして右京さんを利用して相手を懐柔しようとするとか、全然右京さんに負けてないあたりが今までにない感じでいい。

    伊丹たち、魔物だの妖怪だの右京さんの扱いがひどい(笑)。でも、何だかんだ言いつつも右京さんのことを認めてるんですよね。そこらへんがえらいなと。しかし社交辞令は言うもんじゃないね。刑務所での暴動、伊丹はけっこうノリノリだったけど、芹沢はまったく向いてない感じでしたな。

    右京さんはあっさり処分解除。鶴の一声で解除できるとか甲斐さんにそんな力があったんだ。なんだかんだで甲斐さんは右京さん大好きだからなぁ。味方になってくれれば心強い。

    2015年3月18日/相棒 season13 第19話 最終回2時間スペシャル「ダークナイト」

    犯罪者だけを狙った連続暴行事件。犯人の名は『ダークナイト』。彼は一体なにを成し遂げようとしているのか? それは正義か? 悪か?『ダークナイト』とは一体何者なのか?

    右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)、相棒としての3年の月日が問われる最後の事件!あなたが目にするのは、相棒始まって以来の“衝撃の真実"。

    放送前にテレビ番組表を見たらこう書いてあって。この書き方だと、カイト君がダークナイトとしか思えないんだけど…そんな結末はやだよ? 思わせぶりなだけ? いくらなんでもまさかね…と思ってたらしょっぱなからアレだった(笑)。

    でも、あまりに露骨すぎるから逆に違うんじゃ…とちょっと思ったりもしたけど、出てくるものすべてがカイト君がダークナイトであることを指してて、しかもずっと右京さんが疑ってるっぽくて、これはもう…最初から最後まで息が詰まりそうでしたよ。

    親友の代わりに復讐したのはまだわかるけど(渡ってはいけない橋ではあるけどね)、ダークナイトになったのは本当わからない。そこまでカイト君が愚かだとはびっくりだよ。ばかやろうですよ。今までも正義感が暴走しそうな危うさはあったけどね。人情より法を優先する右京さんに反発もしてたけどね。まさかここまでいっちゃうとはなぁ。

    賞賛を浴びていい気になってた部分もあると思う。きっかけはやはりそれなんじゃないかと。ネットの書き込みをやたら気にしていたし。だから泥を塗った偽ダークナイトが許せなくて、偽だということを曝こうとしたんだよね。峯秋が言っていた右京さんがダークナイトを作ったというのはさすがに言いすぎだけど、右京さんへの反発も確かにあったと思う。

    悦子さんはテレビの映像を見て確信したのかな。あの歩き方はいかにもカイト君ですもんね。本当にカイト君はばかやろうですよ。悦子さんは白血病のうえおなかに子供までいるのに…君の子供だよ…? ダークナイトなんかやってる場合じゃないっつーの。せめて悦子さんがこうなってからはやめてほしかった。悦子さんが前向きなのが救いだけど…強いですね…。

    右京さんはまたロンドンかな? まさか最後にカイト君が見送りに来るとは思わなかった。警察は身内に甘いと言われても仕方がないですね(笑)。今回の件では右京さんも結構まいってる感じがします。自分の相棒でいるときに起こされてますからね。カイト君に対する憤りはもちろんあるだろうけど、やりきれなさもあるだろうし、峯秋に言われたことも考えてしまうだろうし、いろいろ複雑だろうなと。

    2015年3月11日/相棒 season13 第18話「苦い水」

    片山雛子はじまりの物語…ということでいいのかな。恋のひとつくらいはしていてもおかしくないけど、まさかあんなおとなしく地味な子だったとは。いや、内面はもともとそんなに変わらないんだろうな。今より世間知らずでコミュニケーションが苦手だっただけで。裏切り者やライバルを消すやり方は基本的に今と変わらないですもの。

    片山雛子ってカイト君とはこれが初めてだったんだ。そんなに長いこと出てなかったとは。ちょいちょい出てくる印象なんだけど…まあ、相棒の放送自体が長くやってますからね。

    女の戦い怖えぇえ! 政治家の戦いでもあるけどさ。まあ、どうみても片山雛子の方が何もかも上手だよな。顔も、頭も、実力も、迫力も。先輩の方は小狡いヒステリックな女という感じ。

    被害者はナンパ師で何股もしている…昔からずっと変わらず。こういうのって病気ですよね。わたしからしてみれば、結構な労力を使ってまで何股もするなんて、面倒くさいとしか思えないんだけど。優しい人というのはそうなんだと思う。本当の優しさではなく表面的な優しさだけど。だから何股もできてしまうってのもあるだろうし。ただ、絶対的に罪悪感が欠落している人なんだろうな。騙しても何とも思わない。悪いことをしているという意識すらないのかもしれない。

    カイト君の中絶の話は…出入りしている産婦人科で見かけたってだけで、悦子さんが中絶したってわけじゃないんだよね? ちょっとドキッとしてしまった。悦子さんの病状とかどういう感じなのか気になるところ。次回、カイト君は最後のはずなので、悦子さんの方も何かしらありますよね。

    2015年3月4日/相棒 season13 第17話「妹よ」

    陣川回。妹が行方不明になった事件。

    陣川君に妹がいたなんて、カイト君だけじゃなくわたしも知らなかったよ。職業はヘッドハンター。兄に対してはちょっと生意気だけどしっかり者という第一印象。陣川君と性格が正反対ということで良かった…と思ったけど、陣川君の話をよくよく聞くとそうでもなさそうな。惚れっぽくて暴走するのは一緒ですな(笑)。あの思い込みの激しさは兄よりひどいかも。

    米沢さん、都合のいい男…まさか今ごろ気付いたわけじゃないよね?(笑)

    ヘッドハンターって裏の仕事というイメージだったけど、普通にあんなきれいなオフィスで社員として働いてるんだ。実際はどうなのかわからないけど。でも、場合によっては恨まれたり脅されたりしそうだなと思ったり。引き抜かれる側の会社にとっては敵ですからねぇ。

    でも今回の事件はそうではなく、ヘッドハンティングの情報が漏洩して犯罪に使われたという話。完璧なセキュリティというのはないと思わなければ。抜け穴はいくらでもあるものだよ。今回はシュレッダーに掛けた書類を復元したとな。それ以前に机の上に重要書類を放置していましたしね。全然完璧じゃない。

    妹ちゃん自力で生還。いやはやたくましくてびっくりした。スパナで躊躇いなく殴りつけるとは…死んでないよね? 兄との再会ではきょうだい仲のよさを見せつけてくれました。しかし誰が警視庁一の敏腕刑事だって?(笑)。妹が思い込んでるのかと思ったけど、実際は兄の方が妹が思い込んでると思い込んでたと(ややこしい!)。

    陣川君の惚れた女性が事件にかかわってなくて、あれ? と思ったら、こちらはこちらで情報漏洩していたというわけか。確実に対象者を転職させるために。しかもいいことをしたと開き直る始末。おかげで陣川君の失恋というお約束パターンは守られました(笑)。でも相手のことを見損なったんだから、そんなに未練がましくヤケ酒することもないと思うんだけどな。

    2015年2月18日/相棒 season13 第16話「鮎川教授最後の授業・解決篇」

    峯秋は案外心配性? 悦子さんに連絡をとって何があったのか探るだなんて。そして悦子さんは「妊娠しました」と直球な報告。峯秋の感触は悪くない感じでしたよね? カイト君に対してはツンデレなので、実際に会うとどうなるかはわからないけど。

    悦子さんいきなり倒れて心配したけど、貧血ということでひとまず安堵。しかし例の深刻なことが本当に深刻でびびった。白血病って…! 治療すれば治るみたいなのでそこまでひどい状態ではないのかな。でも治療するとなると赤ちゃんはあきらめないといけない気がする…。

    カイト君、落ち着かない中での捜査だけど頑張ってました。教授じゃなくて御堂の不動産を探したのはお手柄。これからも落ち着かない日々が続きそうだけど、頑張ってほしいし、悦子さんのことを支えてあげてほしい。うーん、カイト君の相棒卒業ってもしかしてこれが関係してるのかなぁ。

    米沢さんは鍵を開けるのも得意なのか。ピッキング? それって鑑識の仕事と関係あるのかないのか。米沢さんだとそういう趣味があっても驚きはしない(笑)。むしろいかにも米沢さんらしいというか。

    人を殺してはいけないというのは法律で定められていないの? 基本的人権の尊重がそれにあたるのかと思ってたんだけど…。基本的人権の中に生存権も含まれていて、その侵害を禁止しているということは、すなわち人を殺してはいけないということになるかと。自信はないけど自分はそう思ってました。

    鮎川教授は家政婦を殺そうとして返り討ちに。まあ、そんなの素直には信じませんでしたけど。鮎川教授のシナリオどおりじゃないかなと…まあ、いろいろ不自然だし誰でもそう思うよね。ただ、その動機がすぐにはわからなかったけれど。

    正当防衛かどうかは難しい問題。でもその瞬間に殺意があったとしても、引き金をひかなければ殺されるという状況で、まわりのみんなも彼女自身もそう認識していたんだから、正当防衛でいいと思うんですけどね。

    2015年2月11日/相棒 season13 第15話「鮎川教授最後の授業」

    右京と美彌子が恩師に監禁された話。次回に続くのか!

    くずかごから捨てたものを拾って調べるのは確かにお行儀が悪い。けど、右京さんもあんまり人のこと言えないんじゃないかな(笑)。右京さんに似てきたと言いたげなカイト君だけど、実際そうかもと思ってしまう。にしても右京さん、返事も出さずにくずかごに捨てるなんてどういうことなの。普通、欠席するにしても返事くらいは出すと思うんだけど。この教授のことがよほど嫌いだったんですかね。

    美彌子が毒に詳しいのはむかし別れた男を殺そうと思ったため…というのは冗談とのことだけど、案外本当だったりして。

    悦子さんご懐妊。カイト君は驚いていたけど結婚する意思はあるようだし、まあよかったんじゃないかと。悦子さんもけっこうな年だし、子供がほしいならとっとと結婚すべきだと思ってました。みんなに祝福されて結婚したいという気持ちはわかるけど、それは贅沢だと思うの。叶えられた人は幸せだけど、叶えられないこともある。それより自分たちがどう幸せになるかを考えるべき。峯秋はどういう反応をするかなぁ…素直に祝福ってことはないと思うけど……とか思ってたら、え、重大な問題って何だ?! そんなに重大でないことを祈るばかり。

    なぜ人を殺してはいけないのか? 法律でそう決まっているから…で十分だと思うけどダメなんですかね。私もそうだけど大多数の人は殺されたくないわけですよ。なので、最大多数の最大幸福を考えて「殺人はいけない」と定められたのが今の法律で。望む望まないにかかわらず日本にいる限りその法律に守られているわけだ。自分がその法律に守られた状態で殺人をするってフェアじゃないと思うの。殺人したいならそれが許されているところ(あるかどうか知らないけど)や、無法地帯にでも行けばいい。

    美彌子が次の相棒じゃないかという記事を見たけど(スポーツ紙レベルなので信憑性は薄い)、どうなんですかね。なんか見てるだけで息の詰まる相棒関係になりそうな(笑)。コミカルなやりとりとかあんまり期待できそうにないし。個人的には男性の方がいいんだけどな。でも今までにないパターンやキャラとなると難しい…右京さんと同年代とかいったら枯れすぎ感が(笑)。うーん、頭の固い若手キャリアとかどうだろう。若干神戸君とかぶってるか。

    2015年2月4日/相棒 season13 第14話「アザミ」

    老舗ヴァイオリン工房の社長夫人が殺された事件。

    カイト君はだいぶ右京さんの行動や思考が読めるようになってきました。角田課長を事情聴取とかやるなぁ。米沢さんのところにいるというのは自分で見当をつけたんでしょうね。得意気なのが可愛い。

    右京さんはバイオリンにも詳しいみたいですね。でもそのくらいじゃもう全然驚かないけど(笑)。

    15年前の事件、双子だし入れ替わっているんじゃないかという気はしていました。彼女が刑事に言っていた「慎重で怖がり」というのでほぼ確信。何のために入れ替わったのかは言われるまでわからなかったけど。

    今回の事件が15年前の事件の復讐であることも、15年前の事件の真犯人と動機も早々に見当がついていました。しかし15年前の事件は本当にひどすぎる…だからといって復讐していいわけじゃないけど、情状酌量されてほしいなと思ったり。

    2015年2月4日/カイト君、相棒卒業

    カイト君、相棒卒業なんですね。そろそろじゃないかと思っていたので驚きはないかな。ただ、どういう形になるのかが気がかり。殉職だけはやめてくれよほんと。個人的には、捜査一課に異動になってイタミンたちと新たな捜一トリオになってくれたら嬉しいな…とか思ってるけど、まあないな(笑)。カイト君というか成宮君の相棒卒業みたいな感じだし。せめてちょいちょい絡めるところに行ってくれると嬉しいんだけど。たとえば峯秋の下とか。うーん、それじゃ神戸君と立ち位置がかぶっちゃいますかね。

    2015年1月28日/相棒 season13 第13話「人生最良の日」

    ガソリンスタンドの主人が亡くなり、奥さんが逃亡した話。

    たまたま右京さんに出くわし、たまたま入った店が花の里。どれだけ右京さんたちと縁があるんですか。ある意味、彼女にとってはよかったんじゃないかと思いますけど。

    何にも知らないイナカのおばさん的な感じだけど、逃亡スキルはかなりのもの。右京さんとカイト君をまいたんだからな。鏡を使って尾行を確認し、通用口からこっそり逃げるとかプロじゃねぇか。

    一発屋でもずっとファンでいてくれるってありがたいよね。そんなファンを騙して金を巻き上げようとかひどい話だ。命がかかってるから必死だったというのはわかるけどさ。そもそもファンやスタッフに対しての態度があれだから、仕事がなくなっていったんじゃないですかね。もろもろ反省してやり直してほしい。

    自分から金を巻き上げようとした人をとっさに機転を効かせて助けるとか、お人好しというかなんというか。しかもなかなかに頭の回転が速い。逃亡スキルだけじゃなく度胸とハッタリもすごかった。やくざに無理心中させられそうになっているときに、もっといい案があるなんて提案できないよ普通。

    角田課長の暴れっぷりにびっくりだよ(笑)。メガネザルが地雷か。むっちゃつえぇよ。ダテに組対の課長やってるわけじゃないですね。今日はこれにすべて持っていかれた感じだわ。

    2015年1月21日/相棒 season13 第12話「学び舎」

    大学教授が殺された事件。

    脱ぐのはともかく、それをみんなして写真に撮ってネットに書き込もうとするのが怖い。実際あんな感じになっちゃうんですかね。嫌な世の中だな。傷つけることになると思い至らないのか、知らない人なら傷つけてもどうでもいいのか。

    SNSの非常勤講師が最低最悪なんだけど。やったこと自体もひどいし、動機も身勝手極まりない。まずこいつを逮捕する必要があるでしょうよ。少なくとも大学はクビにしないと。どうなったんだろう。というか理事長からして悪いことしてるからな…。ひどい大学だ。

    教授は学問にひたむきでいい人だったんですけどね。曖昧なことを言ってまわりくどいことをやるから、伝わらなくて誤解されて最悪な結果になるんだ。「I love you」はやっぱり「愛してる」でいいと思うの。「月がきれいですね」では翻訳にならないよ。日本を舞台にした翻案ならともかく。

    2015年1月14日/相棒 season13 第11話「米沢守、最後の挨拶」

    米沢さんが殺人犯の汚名を着せられる話かと思ったら、鑑識のミスで辞職させられるという話だったんですね。一度ならともかくそう何度も初歩的なミスをするはずないので、はめられたんだろうなとは思ってましたけど。上司で師匠の係長があやしいとピンときたんですが、最初の3件は管理人とかややこしい! 寄ってたかって何の非もない米沢さんを…なんかもう災難もいいところですね…。

    米沢さんに上司がいたとかけっこう意外に感じました。あまりにも好き勝手やっているので(笑)。あんなに特命係にベッタリだと怒られても仕方ない気がするんだけど、放任主義だったのかしら。でも、上司が米沢さんのことで刑事部長に注意されたりとか、あるような気がするな。

    米沢さんってあんないいところに住んでたんだっけ? オートロックマンション。奥さんと住んでたところそのままってことですかね。何となくボロアパート住まいのイメージでした。中はイメージどおりというか前に見たとおりだったけど。

    イタミンも芹沢さんも協力的でした。何だかんだいっても米沢さんは長年の仲間ですしね。

    米沢さん最後格好良かった。鑑識という仕事に本当に矜持を持っているんですね。そして、それを教えてくれた上司であり師匠でもある人が、自分のミスを隠すためにそれをねじ曲げてしまった…。米沢さんの悲しみと怒りと落胆は大きいでしょうね。

    2015年1月1日/相棒 season13 第10話 元日スペシャル「ストレイシープ」

    飛城という犯罪の神様と呼ばれている男。個人じゃなくて組織で犯罪をやっているのだと。冥王星(@探偵学園Q)みたいな? 漫画っぽい設定のものが突然出てきて何となくモヤモヤ。顔は不明なのに名前だけ知られているというのはどういう状況なんだろう。そして証拠もないのに勝手に飛城の犯罪と決めつけていたのも不思議。飛城という名前だけがひとり歩きしているように感じました。

    飛城の仕業じゃなく裏があるんだろうなとは思っていました。でも最初に言っていたような組織は本当にあったんですね…。本物の飛城は自己顕示欲が薄いとか右京さんは言ってたけど、犯罪の神様になりたがっていたあたりそんなことはないと思う。頭が良いので下手なことをしなかっただけで。

    右京さんに失恋して自殺したという女性。初めから右京さんへの復讐のために近づいたんですね。最終的には本当に右京さんに惹かれてしまったみたいだけど。しかし、右京さんに近づいて狙いどおりに仲良くなれるとは驚き…ちょっとうらやましい(笑)。

    右京さんと幸子さんはけっこう仲良くしてるんだな。前も一緒にどこか出かけてましたよね。幸子さんは右京さんでも臆せず普通に誘っちゃうから? 右京さんも都合がつけば普通に付き合ってくれそうな感じ。

    美彌子再登場だけど今回は脇役でちょろっとだけでした。でも何かと使いやすい位置にはいるので、今後もちょくちょくサブレギュラー的に絡んでくれると嬉しい。美彌子メインの話は最終回スペシャルか何かでやってくれるのかな。

    大河内さんが料亭に行くとかけっこう意外に感じてしまいました。

    カイト君、父親の名前をさらっと使って対象に近づいたり、父親に頭を下げてSAT出してもらったり。こういうふうに利用できるものを利用する人は好きです。昔よりすこし大人になったのかな。それより峯秋がすんなりカイト君の言うことを聞いてくれた方が驚き。失敗すれば自分の責任問題になることを自覚した上で。清濁併せ呑むタイプの人だから単純じゃないし一筋縄ではいかないんだよな。

    右京さん、強いのか弱いのかわからんな。敵さんねじ伏せて手加減できないとか格好いいことを言うのはいいんだけど、まだ動ける敵さんがいるのに安易に背中を見せちゃいかんだろうと。そんな油断をするのは右京さんらしくない気がしました。

    中園参事官が特命係を捜査に参加させたのには何か理由があるんだろうと思ってました。でも、まさか女房の霊感だったとは…意外すぎて唖然としてしまいましたよ。ラッキーアイテムは紅茶と眼鏡(笑)。おまえは緑間(@黒バス)かとツッコミ入れてましたすみません。ラッキーアイテムに振りまわされる人が参事官で大丈夫なんでしょうか…。

    広い樹海で自殺志願者があんなにたくさん出会うってすごいな。すでに亡くなっている人に会うというならわかるけど、これから死のうとしている人たちが出会う確率ってすごく小さいと思うの。それも二人どころじゃなくあんなにも集まるなんて…。

    2014年12月17日/相棒 season13 第9話「サイドストーリー」

    女性介護士が殺害された事件。キャバクラでも働いていたとかで世間から叩かれまくり。ネットは被害者でも容赦なく叩きますからね。それも自分勝手な憶測で。被害者が女性だとなおさら叩かれる傾向にあるような。残された家族にまで非難が行くとかひどすぎる。

    介護士をしながら夜はキャバクラで働くって、めちゃくちゃ大変だと思うの。楽に稼ぎたいってだけならキャバクラだけでいいと思うの。なので、お母さんの言っていた専門学校に通いたいからという理由は本当なのだろうなと、真面目ないい介護士なんだろうなと、最初から信じていました。

    右京さん料理上手! 見た目もいいし、美味しいらしい。料理まで得意とか…おばあさんのいうとおり、レシピどおりに作っても下手な人は下手なんだよ…! 自分のことだけどさ(涙)。右京さんの弱点って何かあったっけ。

    元夫のストーカーっぷりが怖い。探し方が尋常じゃなくすごいな。

    おばあさんの症状は介護士の虐待じゃなくて息子のネグレクト。息子はそれが露見するのを怖れて自己保身のためにDV元夫に居場所を知らせる…って、ほとんど間接的な殺人じゃないか。なのにおばあさんはそんな息子をそこまでして庇うのか。おばあさんが甘いからダメ息子になっちゃったのかな。一生懸命やってくれていた介護士が報われないよ。罪悪感はあったみたいだけど…。

    施設に入居させるといってもお金はあるんだろうか。介護ですら1日おきにしか頼めなかったんじゃないの?

    2014年12月10日/相棒 season13 第8話「幸運の行方」

    特命係は街の防犯パトロールをやらされています。なぜか年末になると警察官が練り歩いてますよね。私服でというのは見たことないけど。しかし、カイト君みたいな若いイケメンが何度も来てくれると、街のおばちゃんたちは大喜びなんじゃないかな(笑)。

    質屋は根は悪い人じゃないっぽいけど、流されやすくて弱い人なんだろうな。そして頭が悪いというか嘘がつけないというか。言い訳やアリバイ工作がどれも下手すぎて笑ってしまうレベル。余計なことを言いすぎだし、狼狽えすぎだし、不自然すぎだし。右京さんでなくてもあやしいと思うよ。

    呉服屋の不倫は昏睡強盗だったと。これは格好悪い(笑)。まあ言えないよなぁ。鼻の下を伸ばして女の子とホテルに行ったら、一服盛られてお金だけとられたなんて。なのに俺はもてるんだよとか言ってましたね(笑)。この人も流されやすくて弱い人なんだろうな。

    殺された平くんは数学科の大学院生。ギャンブルばかりしてて勉強してたんだろうか。食うものにも困る状況なんだよね。そもそも学費が払えてたのかどうか。それは親が出してくれてたのかな。彼も根っから悪い人じゃないと思うんだけど、やっぱり流されやすくて弱い人なんだろうな。

    事件に関わった人それぞれに後ろめたいことがあると、話がややこしくなりますね。

    亡くなってしまった平くんはもう無理だけど、質屋も呉服屋もこれからはちゃんとしっかり生きていってほしいです。できすぎなくらいよくできた呉服屋の奥さんを悲しませないようにしようぜ。

    2014年12月3日/相棒 season13 第7話「死命」

    カイト君は悦子さんから話を聞いて保険金殺人の調査。知り合いに特命係がいたら便利だなと思ったり。

    被疑者が追いつめられてビルから飛び降りて亡くなった。目の前だしこれはショックだよな。なのにカイト父はさらに追いつめるんだもんな。とはいえ、刑事をやっていればこういうこともあるんじゃないかと。これで辞めるなんて言うようでは刑事は務まらないと思うの。カイト君は刑事じゃないけど。でも、真相もはっきりしないまま辞めようとするのは良くないよね。

    特命係がほかの刑事さんたちに協力をお願いしているのがめずらしかった。いつもの米沢さんや角田課長やイタミンたちだけじゃなくてね。ちゃんと動いてくれるんだな。事件ごと持っていかれて特命係は関わるな的なことを言われるかと思ったのに。

    組織的な保険金殺人とかすごいな。組織的といっても黒幕はビッグママひとり? しかし、行き場のないところを助けてくれたからって、そこまで従順になってしまうのはどうしてなのか。味方は自分だけというふうに洗脳してきたっぽいけど…そう上手くいくのかな。詐欺だけならまだしも殺人まではなかなかやれないと思うの。

    田無は保険金を残すための自殺だったと。毒物が体から検出されたとか言っていたので、それでおかしくなったのかと思ったけど、そういうわけではなかったらしい。警察に追いつめられなかったら毒物で死んでたってことか。

    しかし、嘘にまみれたやりきれない事件でした。因果応報といえばそうかもしれないけど…。一番悪いのは間違いなくビッグママなわけで、ちゃんと裁かれるといいですけど、指示しただけだったらどういう罪になるのかな。

    アイリーンジャスミンって本当にあるの? アイリーン・アドラからつけられた名前なのか気になって、軽く調べてみたけど見つからなかったです。

    2014年11月19日/相棒 season13 第6話「ママ友」

    疑心暗鬼って怖いねという話。後ろ暗いことや劣等感があって疑心暗鬼になっていると、相手の態度や言葉を勝手に解釈して被害妄想に陥ったりしますね。しかし、大事なことは曖昧な言葉じゃなくて明確に確認しないと! 勘違いで人殺しとかやっちゃったら怖すぎです。

    今回はママ友のいざこざで殺人という話ではなかったけど、ママ友の怖い面は感じました。子供のためとかいってるあたりはなんだかなぁと思ったり。ママ友の怖い話ってネットやテレビでしか聞かないんだけど、実際にあんなのあるのかなぁ…あるところにはあるんだろうけどごく一部じゃないのかなぁ。自分が子供のころとか思い返しても、ママ友とかなかった気がする。顔を合わせれば挨拶はするけど、友達付き合いはしてなかったはず。4、5歳にもなれば子供は子供だけで勝手に遊ぶし(今だったら育児放棄とか言われるのかな)。

    しかし、仲間の誰かが殺したんじゃないかという疑惑を持つのもすごいけど、現場に出かけたり、写真をあんなに集めて壁にわかりやすく貼り出したりとかすごいね。警察もびっくりだよ。その行動力と情熱を何かに活かせないものか。

    殺してしまったかと思った直後に冷静にアリバイ作りとか…犯罪の才能があるんじゃないのか…。そこまでやっといても不起訴なんですね。まあ、故意に突き落としたわけではないからな。ただ、この人が今後ちゃんとまともに子供を育てていけるのか心配。これだけビクビクしていたらねぇ…いつか子供を閉じ込めちゃうんじゃないかと思ってしまう。

    元キャバクラ嬢は取り調べのときのあれが素かぁ…猫かぶりすごいな。仕事柄ああいうのは得意だったんだろうな。どの家の子供にもいちばん可愛いとか言ってるのは、水商売テクニックですかね。ああ言ってそれぞれを個別に味方につけておけば、自分を詮索するためにママ友が団結するのを防げるという目論見もあったんだろうな。たまたま疑心暗鬼になった人がいたので上手くいかなかったけど。ていうか、いささかやりすぎ感がありますね。プレゼントが高価すぎてちょっと怖い。

    2014年11月12日/相棒 season13 第5話「最期の告白」

    警察の冤罪と捏造と隠蔽の話。この手の話はちょくちょくありますよね。相棒の世界では警察は問題だらけに見えるんだけど、現実の警察はどうなんだろうな…。

    右京さんとカイト君が街の食堂で芝居じみたやりとりをしていたので、捜査のためにこっそり誰かの様子を窺ってるのかと思ったけど、そういうわけではなかったらしい。え、あれが二人のいつもの姿なの? 普段から食堂みたいなところで食事をしてるの? そして、あんないちゃこらシェアしあったりしてるの?

    真犯人、すごく都合の良いタイミングで亡くなってますけど、まさかあの刑事さんたちが殺したりはしてないよね? たまたまなんだよね? そうだと思いたい。タイミング良すぎてちょっと怖いんだけど…。亡くならなかったら話を捏造するつもりだったのかな? どのみち長くはないということだし。

    右京さんとカイト君が留置場に入れられましたよ。右京さんは確か前にも入ったことありましたよね? カイト君は初めてらしい。しかし、あんなふうに無関係な人たちとまとめて入れられるものなんだ…ちょっと怖いな…。サスペンダーをとられてるのは自殺防止のため?

    右京さんとカイト君の意見のぶつかり合い。右京さんは正しいけども…という。薫ちゃんともこういう話を度々していましたよね。ちょっと懐かしく思ってしまった。確かに警察が法を守れなくなったら終わりだと思うし、恣意的に運用してはいけないと思うので、右京さんのように粛々とやるのが正解なんだろうな。傷つく人がいるからやめようという気持ちでいると、そのうち捏造や隠蔽に繋がっていく気がする。

    取引と捏造をやっていたのはカイト君の恩人…カイト君としてはつらいですね。悪い人じゃなくても、ちょっとした出来心で正しくないことをやってしまうことはあるんだよな。しかし、盗難リストから消すだけならまだしも(もちろんダメだけど)、証拠の捏造までやってるからなぁ。出来心というかそういう捜査が染みついていたのかもしれない。刑事さん的にはあの男を真犯人だと思ってたんだろうけど、だからといって捏造していいわけではないんだぜ。

    人を殺した現場から盗んだ靴下をプレゼントだなんて、どうかしてるとしか思えない。そりゃ娘もふざけんなって言いたくなりますよね。リストから靴下を消させる取引をするくらい娘のことを思っているなら、初めからもうちょっと想像力を働かせてほしかった。というかそもそも殺人なんかするなよと。そんなことをしたら大切な家族がどんな悲惨な目に遭うのか、考えてほしかった。

    2014年11月5日/相棒 season13 第4話「第三の女」

    退職した三浦さんの代わりに捜査一課に補充されたのは若い女性刑事。伊丹よりも階級が上の警部補だそうで。警察庁に出向していたらしいけど神戸君とは面識なし。神戸君ちょろっと名前が出ただけでも嬉しかったです。たまには登場してほしいんだけどなぁ。出ても劇場版かスペシャルくらいかな?

    しかし、内村刑事部長はなんでいちいち上から目線なんだろう(笑)。はたから見てる分には面白いんだけどイラッときますよね。そして中園参事官の精神状態が心配。かなりきてるんじゃないですかね。羊羹をにぎりつぶしてましたよ。内村刑事部長の下についてたらストレスもたまるわな。

    猿も木から落ちますよ…右京さんの意趣返しですかね。うわあって思った(笑)。

    右京さんはけっこうブラフ使いますよね。その場では犯人が騙されて自供しても、ブラフだとわかったら知らないとか翻したりしないのかな。今回の場合は暴力団から証拠が出るから逃れられないとは思うけど。

    機密データを飲んで置き忘れたあげく、それを隠蔽しようとしたとかダメ上司にもほどがあるな。そういう人だから優秀な女性を辞めさせるんですね。彼女のためにならない、なんて言ってましたが自分の保身のためでしかないんでしょう。

    浅木さんはやたら転落死の事件に積極的だったり、やたら特命係と絡んだり、当初からどうにも動きがあやしいと思っていました。殺された名取さんの不正を隠蔽することを上司に命令され、彼女個人としては名取さんの潔白を証明しようとしていたと。

    しかし、正義感にあふれる優秀な人ほど警察をやめていく気がしますね…なかなか警察がよくならないわけだ…。

    2014年10月29日/相棒 season13 第3話「許されざる者」

    密室殺人でミステリーで面白そうだから勝手に捜査するとか、特命係っていいなぁと今さらながらちょっと思ったり。自分の興味のある事件だけ調べてればいいんだもんな。ときどき怒られるけど基本的には放置状態だしね。たまに雑用や捜査のお手伝いもあるみたいだけど、そんなに多くはないよね。

    一事不再理はときどき刑事もので扱われますけど(相棒でも過去にありましたね)、どうにかならないのかなと思う。実は真犯人でしたという確固たる証拠が出てもどうにもならないなんて。裁判にだって絶対はないんだからさ。

    今回の被害者はクズすぎた。あれしきのこと(花屋の子は全然悪くないよね)で人を殺して、罪悪感のかけらもないとか。おまけにお世話になった人たちの神経を逆撫でしまくる裏切りまくる。実は自分が真犯人でしたなんて本を出したら、法律上は裁かれなくてもまともに生きていけないんじゃ…と思ったけど、お金もらって海外逃亡する気だったのか…。

    しかし、3年前の事件の捜査は杜撰すぎやしないか。普通に花屋に行ってたのに接点見つけられなかったのかな。あと被害者の腕時計を持ってたからって犯人とは限らないのに。拾った可能性の方が高いだろうに。ホームレスならなおさら。このホームレスを犯人にしておきたいという警察の意向があったのかな。亡くなってるし面倒もなくちょうどいいと。

    闇サイトに400万円を振り込んで殺人依頼…普通に考えてやってくれるわけないと思うの。お金だけいただいて知らんぷりすると思うの。殺人依頼で詐欺にあっても警察に訴えるわけにはいかないしね。

    人権派の弁護士ってろくでもないのが多い気がする。ドラマの中では。弱者のためとかなんとか理想をぶちあげてましたけど、犯人と知りつつ無罪にして何が弱者のためなのかと。被害者遺族という弱者は無視ですかそうですか。しかし、犯人と知りつつ無罪にしておきながら冤罪体験記まで出版させるとか、なかなか図太いですね。自分の弁護士としての経歴に箔をつけたかったのかな。

    内村刑事部長は相変わらず笑わせてくれますね! こんな上司は嫌だけど。中園参事官も苦労が絶えませんな。

    2014年10月22日/相棒 season13 第2話「14歳」

    文科省の官僚が人を殺したのではないかという事件。

    14歳の少年は犯人ではなく、何かを曝かせようとしているんだろうなとは思っていました。父親の何かを。あと3年前に何があったかを。「二課ですか」と聞いたときはちょっと引っ掛かったけど、さすがに右京さんのように推理はできませんでした。右京さんはいつもながら鋭すぎる。

    しかし、いじめに荷担してないのに荷担したことにされては捻くれもするよな。それもいちばん信じてほしい父親に。そしてその父親が不正なことをしているとを知ったらなおさら。捻くれているけど根はまっすぐでいい子です。また相棒に再登場してくれないかな。大学生になったころとかに。

    殺人の容疑をかけられても、天下り先を確保するために口をつぐむ…ってすごいな。ばらしちゃったら出世の道が断たれるから? さすがに本当に殺人犯にされそうになったら言うと思うけど、ギリギリまで口をつぐんでおこうということかな。

    官僚って東大以外は大学じゃないという人が多いんですかね。カイト君の父親もそうでしたよね。カイト君、思わず苦笑いしてましたけど。カイト君の子供のころはどんな感じの家庭だったんだろう。母親は今は海外に行ってるんでしたっけ? どんな人なのか気になる。父親があんなだったわりには素直に育ってるので、母親がちゃんと愛情を与えてたんじゃないかと思うんだけど。

    右京さん、花の里で幸子さんに捜査中の事件のことを話しまくってますよね。守秘義務どこいった。カイト君とふたりで話しているのを聞かれている、というのならまだしも(それもよくないけど)、思いっきり幸子さんに向けて話していますからね。どこまで話したのかはわからないけど。

    2014年10月15日/相棒 season13 初回2時間スペシャル 第1話「ファントム・アサシン」

    今シーズンのテーマ曲はシャープな印象。

    芹沢さんは巡査で、イタミンは巡査部長で、米沢さんも巡査部長。米沢さんの方が芹沢さんより目上で年上ですね。米沢さんとイタミンだとどっちが年上なのかな。あの場の感じだと米沢さんの方が年上っぽいけど。しかし、いままでずっとイタミンたちが上から目線でも何も言わなかったのに、急にどうしたんだろう。虫の居所でも悪かったんでしょうか。イタミンに尻を叩かれたから?(笑)。イタミンセクハラ!

    悦子さん行動力ありすぎ。勝手にカイト君の父親に連絡とり、食事をセッティングし、カイト君に紹介しろと迫っちゃうとか…すごいを通り越して怖いわ。カイト君が逃げ出したくなるのもわかる。実際にあの場から逃げ出すのは、大人としてどうかと思いますけどね。

    内村刑事部長がかっこいいことを言ってると笑ってしまいますね。命をかけてとか。ああいうハッタリをかますことも大事なんだろうな。まあ追いつめられるとボロボロになると思うけど(笑)。

    捜査員まかれすぎ。特に電車でまかれたのは刑事としてどうなのか(笑)。あれ、素人の私でも発車直前に降りると思いましたもん。よくある手口なのにまったく想定してなかったとか…。一人二人で尾行していたのならともかく、あれだけいながら…ねぇ。

    悦子さん、カイト君の父親にも祝福されて結婚したいというけど、そんなこと言ってたら一生結婚できないかもしれないよ。カイト君が折れればいいとかそんなレベルじゃないと思うの。二人だけの問題ではないというのはある意味そうかもしれないけど、反対されてるわけじゃないからいいんじゃないのかな。しかし、すでにそこまで話が進んでいたとはちょっと驚いた。まあ悦子さんもいい年だもんね…なのに白紙に戻しちゃうとか…。今シーズン中にはどうにかするつもりなんですかね?

    あの別荘で食事の準備は誰がしたんだろうと思ったけど、美彌子が準備したんですね。まさか作ってはいないと思うけど…。どこかに注文して配達してもらったんでしょうか。

    連続殺人の手口は早い段階で想像がつきました。それっぽい見せ方をしてましたしね。指示した犯人も動機もわかりやすいなと思っていたんですが…議員を殺害した理由だけは予想外でした。そこまでして庇うとか…ただの部下なんですよね…? 優秀だからってだけ? それだけ期待しているってことなのかな。ロシアのスパイと繋がっていることを知っていても。

    美彌子は警視庁へ出向。広報課長だとか。ロシアスパイとはただの恋仲だったのかなぁ…とか思ってたら子供! ちょっ、え、あの子供はそういうことなの? そう単純ではない? でもハーフっぽかった気が。この分だと美彌子は今後もどこかで出てきそうですね。劇場版とかスペシャルとか。ロシアのスパイとの関係もまだ右京さんに気付かれていませんし…いずれこれが何かの事件に関わってくるとか…?

    2014年4月26日/相棒-劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ

    睡眠不足がたたったのか、中盤からうとうとしてしまいました(汗)。うぬぬ…一応、話がわかるくらいには起きてましたが。そんなちゃんと見てないやつが言う資格はないと思うんですが、なんか舞台が特殊なだけだったなという印象でした。ストーリーとか進め方とかいまいち。だから眠くなってきたのかもしれないと思ったり。

    個人的にいちばんの見どころは、カイト君が電話でハッピーバースディを歌うところと、それを右京さんに聞かれて恥ずかしがって怒ってるところ。これはめっちゃ可愛かった!

    あとは、どんなところにいてどんな目に遭っても崩れない右京さん。まったく生活感というものがありません(笑)。あんな未開の孤島にいてもスーツはビシッとしてるし、密林で紅茶は飲むし(茶器持参らしい)、襲われて戦って拉致されても身だしなみが全く崩れていないというね。そういえば孤島ではどんな格好で寝ていたんでしょうか。私がカイト君の立場だったら全力で生活のすべてを観察するぞ。

    そういえば三浦さんが普通に出てきていて驚きました。最初少し混乱したけど、あの事件が起こる前というか昇進前ってことでいいのかな。久しぶりに捜一トリオが見られて嬉しかったです。

    生物兵器を持ち出したことに気付いて確保するところは相棒らしかったけど、そもそも最初にすれ違ったとき止めなかったのが不思議でした。右京さんなら止めて調べるかなと思ったのに。一応、あの事故死を調べるという名目で行ってるんだしさ。被害者の遺品とか言われたら調べたくなるよね。

    2014年3月19日/相棒 season12 最終回2時間スペシャル「プロテクト」

    闇の一族って怖いね! そんな家に生まれたのに、そんな家に染まれず、ずっとまともな感覚を持ち続けていたらつらいよな。正しいことをするにも命懸けかぁ。母親はどんな人だったんだろう?

    証人保護プログラムは日本にないけど、確かに小野田さんならやりかねないと思わせるものがある。非合法なことでもしれっとやっちゃうような人だし。右京さんに言わせれば「腕白」になるようです(笑)。で、ここへきて衝撃の真実が。公顕って本当は「こうけん」じゃなく「きみあき」だったと。ちょっ…マジか…! しかも、きみちゃんと呼ばれてたなんて…。今回いちばん印象に残っているところです(笑)。

    瀬戸内米蔵は何だかんだでちょろちょろ出てくるな。拘置所にいても案外使い道はあるんですね。今回は強権発動で保釈までされちゃったし。確かに、キャラ的にも立場的にもあのままフェードアウトさせるのは惜しい人物だけど。

    米沢さんとうとう怒った! 仕方ないと思うよ…右京さんって米沢さんの扱いが結構ひどいですもんね。いろいろ雑な感じ。今回のは右京さんの気遣いみたいですけど、言い方や態度ってものがあると思うの。でも、逆に脅しを掛けてくるあたり米沢さんも強くなったな(笑)。

    カイト父は東大しか認めない人で、カイト君は東大に入れなかったから見放されたと。うーん、隠蔽捜査(ドラマ)でもそんな感じだったけど、何なんでしょうね。警察ではやっぱり東大が圧倒的に有利なのかしら。それとも東大出身に堅い思考の人が多いのかしら。まあ、この話はカイト君が勝手に思っているだけなので、カイト父が実際にどう考えていたかはわからないけど。

    カイト君が撃たれると、放送前にそういう記事が出ていたので話が読めてしまって残念(相棒はネタバレを記事にすることがちょいちょいあって悲しい)。身代わりにしようとなった時点でおおよそね。でも、ああいう状況で連れて行くのだから、防弾チョッキを身につけていると考えるのが普通ですよね。なので、確実に殺そうと思ったらやっぱり頭を狙うんじゃないかなぁ。犯人が闇社会の人間ならなおさら。まあ、犯人が考えの足りないやつだったのかもしれないけども。

    戸籍はどうやら二つ作成していたようです。一つは死亡を偽装するためのフェイク。せっかく保護したのにあっさり教えすぎだなぁとは思ってました。まさかそこまで考えていたとは…。多分、実際にはあの映像のように幸せに暮らしているんですよね。そうであってほしい。

    親が自分の子供を平等に愛しているかというと、必ずしもそうじゃない、というかその方が少ないくらいだと思うの。親だって人間だもの。それでも、たいていは建前としてみんな同じように愛しているということにするんですよね。まあ、子供だってバカじゃないからわりと気付いてしまうと思うけど。

    カイト君のところはどうだったのかな。もしかしたらカイト父も彼なりにカイト君のことを愛している…のかもしれないけど。だとしたら相当あまのじゃくというか、素直じゃないというか、とにかく全然まったく伝わってませんよね(笑)。

    2014年3月12日/相棒 season12 第18話「待ちぼうけ」

    休暇中の右京さんとカイト君がそれぞれ出かけた先で出会った人たちが、伊丹担当の事件の関係者で…という話かと思いきや、いち早く事件のことを調べた右京さんとカイト君がわざわざ関係者に接触していたのでした。最初は「またまたぁ、そんな偶然そうそうあるわけないじゃん(笑)」とか思ってたんですけどねー。しかし、二人とも本当にどれだけお仕事中毒なんですか…休暇中にもサービスでお仕事やっちゃうんですね…。

    右京さんはひなびた無人駅で容疑者の男性に接触。英国紳士風な格好でかなり浮いていますよ。どこに行くにもああいう格好なんでしょうか。右京さんのカジュアルな姿って見たことないような。男性による右京さんの足診断、職業は外れていたけど内容については結構当たってますね。

    カイト君は容疑者に関係した女性に接触。女性に年齢を聞かれてたけど30って答えはないだろうよ。確かに嫌味だわ。でも、そもそも年齢を尋ねる女もどうかと思うの。答えづらいのわかってるくせに。しかし「駆け出しのホストみたいな」には笑ってしまった(笑)。駆け出しのホストにしては年齢がいきすぎてますけどな。

    右京さん、オセロ苦手だと言いつつ容赦なさすぎ(笑)。まあ、右京さん的には事実なんでしょうけど、これだけ強いのに苦手とか言われたら、普通は嫌味としか思えないですよねぇ。諦めなければ奇跡が起きることもある、という最後の対局は、仕組まれた奇跡ではないかなぁ。右京さんならわざと逆転できるような盤面にもできちゃいそう。

    最初、イタミンが妙に仕事が出来るふうになっていてどうしたのかと。頭もいつになく冴えてたし…疲れてるときの方が調子いいのかしらん。しかし、管理人さんが右京さんたちのことをいちいち説明してくれたのには笑いました。そんなこんなで最後はひどいオチに使われるわけですね(笑)。

    被害者がクズすぎた。謝ってくれるどころかあんな物言いで母親を愚弄するとか…こんな人のために25年も借金を返し続けていたのかと思うと、そりゃ頭にもくるわなぁ。

    15歳のときからの純愛がようやく実ったってことなんでしょうけど…旦那さんがちょっと可哀想な気もしないでもない。浮気の常習犯みたいなのであんまり同情できないけどさ。もしかしたら、奥さんが全然心を開こうとしないので、他の女の人に逃げてたのかもしれないし。いや、それでも浮気が許されるわけではないけど。

    2014年3月5日/相棒 season12 第17話「ヒーロー」

    ビル火災から弁護士を助け出した青年が消えた話。右京さんは何か引っかかるものがあったみたいだけど、名乗らず立ち去る人って結構いるんじゃないかなぁ。尋ねられて「自分じゃない」と否定するのは変だけど。角田課長は人命救助をしたら真っ先に自慢するタイプだと私も思う(笑)。

    捜査一課の刑事は特命係のお守りまで押しつけられるのか…不条理だな(笑)。特命係って生活安全課じゃなかったっけ??

    船長が客を巻き込んで自殺とかひどすぎる。相当まいってたみたいだし普通の精神状態ではなかったんだろうけど…巻き込まれた方はたまったもんじゃないよなぁ。長時間労働のしわ寄せでああなったのなら会社の責任ですよ。

    自分のプレゼントした旅行で大切な人たちがそんなのに巻き込まれてしまったらやりきれないし、船長も隠蔽した人も憎らしいし、そしてひどい自責の念に駆られるでしょうね。復讐したくなるのは仕方ないかもしれない…だけど、復讐するどころか助けてしまうあたり、根はいい人なんだろうな。人が人を助けるのに理由はないと言うけれど、なかなか出来ることじゃないと思うの。ぼや騒ぎは彼が起こしたわけではなく偶然だったということでいいのかな?

    犯人は彼ではなく別の遺族。やりきれない人は他にもたくさんいますよね。真実を知ったら殺したいと思う人が他にもいそうな気がする。

    弁護士が事実を隠蔽したのは、自分が勝つためではなく遺族に賠償金を支払うため。たとえそうだとしてもやっぱり嘘はダメなんじゃないかと。法廷で嘘をついたら偽証罪に問われるんだよね? 主導した弁護士は罪に問われないのかな? 弁護士ってどこまで許されているのかイマイチよくわからない…犯人だと確証があるのに無罪を主張するのはありなのか、とか考えてしまう。

    2014年2月19日/相棒 season12 第16話「聞きすぎた男」

    盗聴器の人、どう見ても胡散臭かった(笑)。あんな状態で住宅街を歩いてたら通報されてもおかしくないレベル。なのに、幸子さんは親切な人だと信じ切っていて、おまけにお金まで渡しちゃうとか…思い込みが激しいうえにお人好し…。オレオレ詐欺とかにも騙されちゃうタイプですかね。この盗聴器の人は詐欺ではなかったけど、似たような手口の詐欺もあるんだから気をつけないと。

    亡くなった旦那さん、いろいろ不憫すぎます。顧客情報持ち出しの疑いを掛けられて自宅謹慎をしていたけど濡れ衣、奥さんが隠し持っていた覚醒剤を間違えて飲んでしまって死亡、奥さんと覚醒剤仲間に死体遺棄される、奥さんは刺激のない退屈な毎日だったとか言う。奥さん贅沢すぎると思うんだけど、刺激がないと耐えられないタイプの人なのかな…難儀ですね…。

    覚醒剤を勧めたビストロの人と奥さんは不倫関係だったりするのかなぁ…とかぼんやり考えてみたり。もしそうだったらますます旦那さんかわいそう。

    盗聴器の人は、身の程知らずの大胆なことをしようとするからあんなことに…しかも取り出す方法すら考えてなかったとかどれだけ…。でも奥さんと子供が戻ってきてくれて良かったですね。貯金をはたいて借金まで返してくれたとか。でもこれ発明がいつまでたっても完成しなかったらどうなるんだろうな、とか考えてしまう私は意地が悪い(笑)。あと、発明が完成しても成果をどこかにまるっと横取りされるとか。気弱なうえ抜けてる人だからありえそう…。

    2014年2月12日/相棒 season12 第15話「見知らぬ共犯者」

    ロンドンで暮らしていれば演劇は生活の一部…ってそうなの? 右京さんレベルだとそうかもしれませんが、いくら何でも誰でもってことはないよね。まあ、演劇が盛んなのは間違いないだろうけど。

    芸能人がちょっとしたことで叩かれて人気が落ちて…ってよくあるパターンのような気がする。でも、そこで腐らずに努力してロンドンの演劇で認められるまでになっのだから立派じゃないですか。日本の生ぬるいところにいるよりも良かったかもしれません。

    その俳優を叩いた評論家が殺された事件。評論家にしては部屋がきれいすぎると気にする右京さん。どうやらゲラを確認する程度で、自分であまり書いてなかった様子。名前貸しみたいな?

    評論家に書かれた記事でバッシングが始まり、若手女優が自殺していた。うーん、これってただのゲスい芸能ゴシップだよね。しかも事実無根? 評論家って何の評論家だよ。こんな記事ばっかり書いている人が大御所っぽくなれるのが理解不能。でも、嘘が事実のように扱われてしまうというのはよくわかる。ネットの世界ではよく起こっていることですよね。

    カイト君は素直すぎるな。演劇で殺し方を変更した理由にすっかり納得していたというね。右京さんでなくてもあれは疑わしいと思いそうだけど。強気に演劇論っぽく言われたので、何となくそういうものだと信じちゃった感じですかね。

    俳優が犯人だろうとは予想がつきましたが、犯行の動機がわからなかったんですよね。俳優はわざわざ演劇を見てほしいなんて言いに行ったのか。真面目すぎたんですかねぇ。つらい思いをしつつ努力して演技力をつけて戻ってきたのに、あんなことを言われては頭にくるのも理解できるけど…もったいない。こんなクズに構うだけ無駄だと思えればよかったんだけど。

    見ず知らずの俳優の罪を庇おうとした、女優の父親の動機がせつない。語った部分も、語らなかった部分も。

    2014年2月5日/相棒 season12 第14話「顔」

    整形の話。ややこしかった…整形前もけっこう顔が似てるし(人の顔を認識するのが苦手なので…)、整形後は一緒な顔だし、どっちがどっちやらこんがらかってしまう。

    警察の人って個人的に何か頼まれることがよくあるんですかね。今回のカイト君のは個人的に引き受けたんだよね? それとも一応特命係として引き受けたのかな。知り合いに頼まれたとか言ってたけど、まさか角田課長だったとは。角田課長はスナックとかそういうお店に行くのか…まあ、特に驚きはないけど。

    右京さんレーダーに整形が引っかかった様子。整形前の顔が気になるのは普通だと思うけど、右京さんのことだからこの時点で事件と関係あるかもと睨んでたんだろうな。いつもながらどういう勘をしているんだろう。

    芹沢さんは買収しやすいタイプですね。イタミンじゃなく芹沢さんを選ぶあたり、カイト君わかってる。イタミンにばれたら怒られそうだけど…怒られるのは芹沢さんかな(笑)。

    イタミンは特命係を利用するようになってきてますよね。右京さんの挑発行為に文句を言いかけていた芹沢さんを制止していたし。

    いきなり知らない顔の遺体の前に連れてこられて、息子さんです、とか言われてもめちゃくちゃ戸惑うよな。どう気持ちに折り合いをつけたらいいのやら。ただでさえ信じがたいのに、実感するすべすらないとか。

    カイト君の彼女って花の里で働いてるの? 手伝ってるだけ? なんか入り込みすぎのような…。

    顔認証って整形でどうにかなるものじゃないよね。目、鼻、口の位置とか骨格とかを見てるし…と思ったら、それが似ている人を選んだってことか。似ているだけじゃなくピッタリ合ってないとダメだと思うんだけど、そこまで一致していたんですかね。

    遊園地程度なら緩い認証でも構わないだろうけど、セキュリティのしっかりしないといけないものだと、顔認証だけってことはないと思うなぁ。もう一つ何か他のものを併用するんじゃないかと。暗証番号とか静脈認証とかさ。

    整形した彼の理由はせつない。憎んでいる人の顔になっていったら絶望するよな。しかも、母親を怯えさせているなんて思い詰めるよな。そんな気持ちをわかってて利用したあの医者は相当ひどいと思う。右京さんに怒鳴られるのも仕方ない。

    2014年1月22日/相棒 season12 第13話「右京さんの友達」

    右京さんの新しい友人は紅茶友達。出会ったのは喫茶店? 紅茶のお店? 随分と趣のあるところだったけど。まるでガーデンパーティみたいですね。右京さんの馴染みの店なのかな。

    友人から誘われた最初のお茶会にカイト君を連れて行ったのはなぜだろう。一人で行くことに抵抗があったのだろうか。右京さんは他に友達いなさそうですし、誘うとなるとカイト君しかいなさそうではある。

    右京さんは和製シャーロックホームズ。そういう記事から始まる事件がありましたねぇ。右京さんが中学生のときに書いた小説というのもこの事件で出てきた話でした。あの頃の相棒は薫ちゃんだったけど、ワトソンというタイプじゃないよな(笑)。カイト君の方がまだ近い。

    右京さんはさらっと小説を書きますね。そして、それも業務の一環と…いや、うん、確かにそうなんだろうけど、小説にする必要はあったのかと(笑)。でも、あの変わり者の心を開かせるには適切だったのかもしれない。

    自分の利益のためならつまらないものでも絶賛してくれる批評家って、本当にいたりするんだろうか。そんなことしてたら自分の評価が落ちるだけだと思うんだけどなぁ。見る目のない批評家なんて何の価値もない。いや、批評家が絶賛してれば面白いと思っちゃう読み手が多いのかもしれないけど。でも、同業者とかも見ているわけだしな。

    私を殺してって、彼女も酷なことを頼みますね。自分のことしか考えてないんだろうな。極限状態だったのかもしれないけどさ。

    事件自体を曝かれるのはともかく、初恋(?)をあんなふうに曝かれるのは結構恥ずかしい気がする。まあ、右京さんに事件のことを話した時点で、それもすべて覚悟していたんだろうとは思うけど。

    きちんと読んだうえで書かれた的確な批評なら、辛辣なものでも有り難いというのはわかる気がする。読んでくれる人がいるってのがやっぱりいちばん嬉しい。

    右京さんは孤独ではなく孤高。確かにそうですね。

    今回の物語の見せ方。手法としては面白いんだけど、どうやって捜査して推理したのか過程がまったく見えないのでちょっと物足りない気がしました。

    2014年1月15日/相棒 season12 第12話「崖っぷちの女」

    音楽学校での事件。

    カイト君はピアノをやっていたとか。そういえば絶対音感もあるんですよね。ピアノの腕前はどの程度なのか気になるなぁ。右京さんとどっちが上なんだろう。いっそ二人で連弾とかやってほしい。

    カイト君が自殺志願者にかかりっきりなので、今回は右京さんとイタミンが一緒に行動。右京さんは何気に仕切り屋。イタミンは苦々しい顔をしているけど、何だかんだ言いながらついていくし、言うこともきくんですよね。今回は随分こまごまと扱き使われてたなぁ(笑)。芹沢さんは単独おつかいでけっこう頑張ってます。大麻の匂いとかわかるんだ。

    右京さんは自分が責任を取る、内村刑事部長はおまえが責任を取る(笑)。対照的な二人ですね。

    不正で金を得るようなやつはろくなもんじゃないので、共犯というのは危険ですな。立場に違いがあればなおさら。いつ裏切られるか、口封じされるか、わかったもんじゃありませんものね。というか、相当値段に違いのある楽器だったみたいだけど、一人しか気付かなかったのかなぁ。音楽学校なのに…カイト君でも気付くくらい違うのに…。

    自殺しようとしていた音楽講師は前田の恋人じゃなかったのか。本当に自殺するつもりもなかったらしい。前田が不正で得た金を横取りしようとする計画だったと。そのお金で才能のある教え子を留学させてやりたかったと。まあな、お金がなければ諦めなければいけないことは山のようにあるけどな。右京さんの言うようにそんなお金で留学なんてことを知ったら、本人としてもショックだし、世間にもひどいことを言われるでしょうね。そもそも何千万ものお金を音楽講師から受け取れるかって話ですよ(そこは伏せるつもりだったのかな)。昔の自分と重ねて暴走したのかもですが、大きなお世話というかありがた迷惑というか。

    ちょっとした才能くらいじゃ諦めるしかないけど、ものすごい才能があるのなら、奨学金とか何か手段はあるような気がします。

    2014年1月8日/相棒 season12 第11話「デイドリーム」

    今回は陣川回。いい感じにワンパターン(笑)。カイト君は早々にログアウトさせられてるし…と思ったけど、怪我の間もちょいちょい絡んでくれたのは良かったです。パジャマ姿のカイト君もたっぷり見られたし。しかし、どうにも悦子さんが彼女じゃなくお姉さんに見えて仕方なかった…下手すればお母さん…。カイト君にはそういう人が必要なのかなと思うけど。

    陣川君はプライベートで捜査一課とか言い過ぎだと思うの。経理とはあえて言わない(笑)。普通は職業を聞かれても公務員と言葉を濁すのかなぁ、と思うんだけど、陣川君は聞かれもしないのに捜査一課って言いますもんね。

    教授への道が閉ざされただけで、自分を殺してまで復讐しようとするのはどうなんだろう。確かにそこを目標にしていたのなら絶望するかもしれないけど…。そこまで教授になりたかったのなら不倫とかしなければ良かったんじゃ。ばれたらまずいことだってわかってますよね。

    もしかしたら、不倫相手に裏切られたと思い込んでいたことが結構大きかったのかな。ライバルにそそのかされただけで捨てられたと思い込んじゃうって、結局、相手をその程度しか信じてないってことなんだろうな。せめて真意を確かめてからにすればいいのに。臨床心理士も自分のことになると分析できないのかな。

    私を殺して、と依頼して簡単に引き受ける人っているんだな。もともと犯罪者だからハードルが低くなってるのかな。お金はいくらだったのか気になる…。

    陣川君は相変わらずのヤケ酒(笑)。いい人なんだけどね。いい人すぎて利用されてばかりだし、何より見る目がなさすぎなのが痛い。一目惚れじゃなくて、実はずっと身近にいた幼なじみとかの方が似合ってると思うんだけどなぁ。いるのか知らないけど。

    2014年1月1日/相棒 season12 元日スペシャル 第10話「ボマー〜狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」

    カイト君、年末は有休をとってイギリス旅行へ…って優雅だな。CAの彼女も同伴かなぁ。もっとも素直に行けるわけはないんですが(笑)。なんかさっそくえらいものに巻き込まれちゃってまぁ…。ああするしか仕方なかったような気はするけど、あの言動では容疑者扱いされても仕方ないな。右京さんがそう思っていないのが救いですね。

    カイト君が右京さんにメッセージを残して、右京さんがちゃんと気付いて…って、なんか本物の相棒っぽくていい。あんなの右京さんでなければ気付かなかったんじゃないかな。そして、そういうメッセージを託したのは右京さんを信じてのことですよね。

    カイト君は偶然ではなく狙われていたのか。家に盗聴器まで仕掛けられていたとは本格的な…。ここまでされるってことは次長の息子ということが関係しているのかな? というところまではすぐ読めた(誰でもわかる)。カイトパパは冷たいようだけど特別扱いするなということは間違っていないよな。

    携帯を充電するためにホテルの部屋をとるとか、そんな豪勢なことなかなか思いつかない…。しかし、すぐに部屋ってとれるものなのか? 宿泊カードを書かされたり結構手間がかかると思ったんだけど。あれビジネスホテルですよね…?

    右京さんがカイト君に渡したシェークスピアのコイン。何かに使うんだろうとは思っていたし、残していったから何かのメッセージだとは思ったけど、ハムレット公演の劇場に現れるってことだったのか。もっと深読みしちゃいそうでしたわ。

    伊丹サンタに芹沢トナカイ! 捜査のためとはいえこの画はおいしい。ありがとうございます(笑)。

    右京さんはずっと犯人の一歩も二歩も先を進んでいましたな。何となくそれは感じていたので安心して見ていられました。いや、安心して見られるのがドラマとしていいのかどうかはわからないけど。イタミンたちとも協力しているのが何か嬉しかったです。

    カイト君、容疑者として大々的に写真も名前も出ちゃったけど、これから大丈夫なんだろうか。

    内村刑事部長、復帰おめでとう。もしかしたらこのまま三浦さんみたいに…? と心配してたけど、さすがというか何というかしぶとかったですね(笑)。

    2013年12月11日/相棒 season12 第9話「かもめが死んだ日」

    アルバイトの芸者はかもめというらしい。タイトルのかもめはそういう意味ね。

    勤務時間中にシャーロック・ホームズを読みふけるとは、本当に特命係は暇なんですねぇ。税金泥棒と言われても仕方ない(笑)。遅刻のカイト君に連絡くらいほしいとか言ってたけど、右京さんはまったく人のことを言えない気が…。

    被害者の芸者さんはカイト君の幼なじみ。小学生一年生のときに結婚の約束もしたことがあるとか。なんとも微笑ましいというかおませというか。結局、彼女が二年生で転校して消滅してしまったと。そんな子が殺されて、しかも売春や麻薬の前歴があったとか、カイト君的にはやっぱりショックだろうな。新潟に赴いてまで過去を探りたくなるのも無理はない。

    愛する女性を守るために男を殺して、愛する女性にそのことで脅された…って悲しすぎるよな。なんかバカというか哀れすぎて…。思い込んでまわりが見えなくなるタイプだったのかな。なんであんな女性をそこまで愛してしまったんだろう。まあ、好みは人それぞれだから何ともいえないけど…。

    しかし、彼女がどうしてそこまで転落したのかはよくわからないままでした。理由やきっかけなんてそんなに明確にあるとも限らないけども。

    右京さんと幸子さん。お似合いとか言われてたけど、なんかちょっと複雑だなぁ。幸子さんが嫌なわけじゃないんだけど、やっぱりたまきさんがいいと思ってしまう。

    元日スペシャル。カイト君容疑者か! ニュースにばっちり名前が出ちゃってますけど、どうなることやら。

    2013年12月4日/相棒 season12 第8話「最後の淑女」

    体験したことしか書かない作家って大変だな。書くことがかなり制限されてしまいますよねぇ。書くことを広げようとすると人の道を外れてしまう…。

    「そろそろ米沢さんの手の空く時間ですねぇ」って、何となく恐ろしく感じてしまうのはなぜなのか(笑)。まあ、右京さんなら手の空く時間じゃなくても押しつけると思うけど。またそのうち米沢さんにご褒美(落語関係の何か)でも差し上げてください。

    芹沢さんとカイト君、何気にちょっと仲良くなってますね。良い感じかも。カイト君が芹沢さんを上手く利用して、芹沢さんはちょっと得意気に先輩風をふかして。「伊丹先輩は抜きで」とかいう芹沢さんが可愛かったです!

    作家はゲスすぎた。こんなのが父親だったら嫌だな…。

    甲斐パパの援助はカイト君でなくても気になりますよ。さすがに隠し子だとは思わなかったけど。名前を貸していただけだったということですが、意外といい人だったのかなぁと思わせられる話。最後の淑女いわく、まっすぐな目をしていて、唯一信頼できる殿方だと。彼女に見る目があったのかどうかはわかりません…。甲斐パパが変わってしまったのだとしたら、何かきっかけになる出来事があったのか、それとも警察組織で揉まれてじわじわ変わったのかが気になる。

    岩下志麻に女優ライトが当たりまくっていたのが気になって仕方なかったです。なんか岩下志麻だけ合成みたいになってる。気になりすぎて話が全然頭に入ってこなかった…。

    2013年11月27日/相棒 season12 第7話「目撃証言」

    カフェ店員が撲殺された事件。

    右京さん、またしても米沢さん酷使(笑)。忙しいといってるのに聞いてくれないもんなー。笑顔で穏やかに強引に押しつけるってのが怖い。米沢さんの何ともいえない表情が哀愁を誘うぜ…。キレてもいいと思うぞ。

    自転車ひき逃げの犯人は無実。ひいたわけじゃなく自分で倒れたみたいな? 死因はなんだったんだろう?? ううむ…自転車にはねられたかどうかくらい調べればわかるんじゃないのかなぁ。おばあさんの傷の具合とか自転車とか。目撃証言だけに頼って有罪とか怖すぎるんですが。

    無実の罪で人生めちゃくちゃにされて、その原因となった人間が目の前にいたら、しかも自分のことを「誰ですか?」と言ったら、頭にくるのは十分すぎるくらいわかるけどさ。右京さんの言うとおり、こんな不当なやり方で復讐しても何にもならないよ。所詮そんな人だったんだと思われちゃうよね。まあ、そんなことを考えるどころじゃなく、カッとしてつい殺してしまった感じだけど…。

    カイト君は千倉さんの方から会いに行っていれば…と言っていたけど、そうだったとしても頭にきて殺していた可能性はあるよな。今さらなに言ってんだ! となるよね。

    千倉さん、悪い人ではなかったんだろうけど、調子に乗りやすい人だったんでしょうね。持ち上げられるとつい期待に応えようとしてしまう。気分が高揚して変な使命感も出てきて、嘘をついている意識もないまま、刑事の誘導に乗っかってしまったと。それでも、そのことに気付いて、きちんと真実に向き合おうとしていただけえらいと思う。

    証言を取った刑事さんはお咎めなし? こんな人が警察にいるってのが怖いんだけど…。面倒な仕事はやっつけで終わらせて、それで他人の人生が狂っても知ったことじゃないという態度だったもんな。反省する人だったらまだしもね。

    だいたい目撃証言なんて曖昧なものですよね。彼女さんの目撃証言もひどかったもんな。あんまり一人の目撃証言に重きを置くのもどうかなぁと思うんだ。

    2013年11月20日/相棒 season12 第6話「右京の腕時計」

    右京さんの腕時計は機械式。10年壊れなかったけど調子がおかしくなり、公認高級時計師に修理を依頼に…というのはいいんだけど、なんでカイト君までついてきたんだろう(笑)。カイト君の腕時計はクォーツだとか言ってたけど、機械式とかクォーツとか何なのかよくわからないです。いま一般的なのはクォーツ??

    米沢さん買収(笑)。落語のかぶりつき席のチケットらしい。ネットオークションで手に入れたとか。カイト君が頑張ったんでしょうかね。右京さんの指示??

    公認高級時計師が犯人だろうとは思っていたし、昔の強盗事件が動機なんだろうと思っていたけど、なかなかややこしい経緯でした。あんなタイミングで気付いてターゲットを変更するなんて。

    命の恩人と思っていた人が妻を殺していたとか、どれだけショックだったか。そのことに関しては同情するけども、そもそも殺害計画に手を貸してましたしねぇ。妻の件がわからなくても殺人はしていたわけで。

    しかし、藤井社長はいい人のふりをしてなかなかひどい人でした。罪悪感とかなかったのだろうか。津田さんの妻を殺しておきながら、津田さんに殺人までやらせるとは…。自分のことしか考えてなかったんでしょうねぇ。ていうか、当時の警察はあれを未解決とか無能すぎるんじゃ。突発的な事故みたいなものだし、強盗に見せかけるのも大雑把だったし、ちょっと調べればわかりそうな気がするんだけど。

    職人がその技能を使って殺人トリックを仕掛けるのは悲しいですね。

    2013年11月13日/相棒 season12 第5話「エントリーシート」

    就職活動の話。私は就活らしい就活をしてないので(大学推薦を受けるなら独自で就活するなと言われた)、ニュースとかで就活の話を聞くたびに大変だなぁと思ってました。ESも知らないです。面接はしたけどボランティアとか留学とか立派なことは言わなかったよ。言えるようなことは何もなかったし(……)。

    内定をもらえないからって、行く気もないのに内定もらった人を責めても仕方ないよね。別にこの人が受けなくても自分が受かるわけじゃないと思うの。まあ感情として頭にくるのは理解できるけど、それを相手にぶつけるのは愚かとしか言いようがない。

    うわぁ、内定辞退したらコーヒーぶっかけられるのか。まあ、第一志望だとか嘘をついていた彼女も悪いけど。でも、こんな人たくさんいるんじゃないの? そのたびにコーヒーぶっかけてるんだろうか、この採用担当さんは。

    内定を取るためのテクニックかぁ。そんなテクニックを身につけた人が優秀ってわけでもないと思うけど…でも、やっぱりこういうテクニックを身につけた人が強いんだろうなぁ。そうやって自分を立派に見せて分不相応な会社に入って、果たして幸せになれるのかどうか。案外なれるのかもしれないけど。

    犯人はボランティアで井戸を掘っていた面接官か。ボランティアしてないのに嘘をついて入社していたと。それを隠すために、自分の会社に入るなとか勝手なことを言ったあげく、受け入れられないから殺してしまうなんて、クズにもほどがある。彼女は脅したわけでなく、むしろ言わないと言ってたのにね。

    文通相手の子の役に立ちたいからという純粋な理由でボランティアをしていたから、そのことを就職活動で言いたくなかったと。ううむ、それはどう考えてもおかしい。就職活動をテクニックだと捉えていたからそんな変な思い違いをしてしまったのかな。そもそも就職活動のためにボランティアやら何やらをやるというのが本末転倒だと思うの。むしろ、その純粋なボランティアの方を胸張って言うべきだろう。就職活動のためにやっていたことの方が後ろめたくなりそうなものだけど。

    カイト君の就職活動の話。父親に対する反発等で警察官になろうとせず就職活動して内定ももらったけど、やっぱり諦めきれずに警察官になったとかそういう感じのようで。就職活動のときに気付いて、ちゃんとなりたいものになれて良かったですね。特命係はなんか違うみたいだけど(笑)。

    2013年11月6日/相棒 season12 第4話「別れのダンス」

    社交ダンスの話。社交ダンスはウリナリでよく見てたなぁ…とか懐かしく思い出した(笑)。

    悦子さん、社交ダンスが趣味だったのですね。競技会は予選落ちで残念でした。しかし、恋人のカイト君はともかく、右京さんや幸子さんまで見に来てるなんてビックリ。呼んだのはカイト君なのかな? 悦子さんと幸子さんって面識なかった…よね??(あったっけ?)

    角田課長、ノリがいい(笑)。しかし、そのジャケットを逆に着てるのは何なんだ…。

    カイト君、右京さんの相棒としてだいぶ成長してきました。「わかりがはやくなってきましたねぇ」と右京さんに認められるくらい。カイト君は何気に柔軟というか適応力があると思う。頭も悪くないですしね。

    右京さんがいきなり一人でダンスし始めた(笑)。うん、何をやっているのかは予想ついてたけどさ。右京さんは社交ダンスも踊れるのだろうか。こういう紳士っぽいことは嗜んでそうなイメージ。

    起こるべきことではないことが起こったとき、そこには理由がある。確かにそうなんだよな。推理ものではたいていそうなってます(笑)。というわけで、転んだのには何かあるとは私も思ってたけど、映像を見てわかってしまう右京さんはやっぱりすごい。須永の目線と表情でわかったんだろうか??

    犯人は予想通り。なんか発言が良い子すぎて引っかかってたんですよねぇ。須永と礼夏は互いを庇い合っていただけ…だけど、おかげで捜査がややこしくなりましたさ。良いパートナー同士だったんだろうなとは思うけど、組んだだけでそこまでわかるものなのか…?

    2013年10月30日/相棒 season12 第3話「原因菌」

    食中毒の話。221名って恐ろしい規模ですね。食中毒の疑いがあるとあんな感じで調べるの? 人の多さにビックリしたんだけど。みんな保健所の人たちですよね。まるで鑑識みたいに徹底的に本格的に調べるんだなぁ。定期検査というのはどんなことをするんだろう。定期検査を受けてなくても営業停止とかにならないんだ…。

    イタミンと生活環境課が激しく言い合ってますねぇ。確かに別の事件が絡んでいると双方ともやりづらいですけど、イタミンある程度の配慮はしようよと思ったり。強硬すぎだし喧嘩腰だし。その点、右京さんは上手くやるなという感じ。生活環境課の人は話せばわかる人みたいですね。

    ボイルの生食用は確かに不思議な感じですね。すでにボイルしてあるのにどうやって生食するの? そりゃ突っ込みたくもなります(笑)。

    何気にタイムリーな食品偽装のお話でした。機械のミスと食品偽装が合わさって菌が繁殖しちゃったんですね。定期検査を受けなかった店側も責任追及されるんだろうか。

    殺人事件と食中毒が起こったとき、食中毒の原因は死体なんじゃ…と思ってそわそわしてたけど、さすがにそんなことはなかった(笑)。

    芹沢さんの電話相手は生活環境課の人ですかね? イタミンを差し置いていつのまにか親しくなってる(笑)。

    2013年10月23日/相棒 season12 第2話「殺人の定理」

    被害者は数学が趣味。まあそういう趣味もありますよね。雑誌もいろいろニッチなものがあるので、数学ファンみたいな雑誌があっても驚かないけど。私は一応理系だったけど、もう定理とか全部きれいさっぱり忘れてますよ(笑)。微分積分すら忘れちゃったぜ…少し復習すれば思い出せると思いたいけどどうかなぁ…。

    右京さんは数学や暗号にも詳しいんですね。今さらそのくらいでは驚かないけど。むしろ、カイト君が素数を知ってたことの方に驚いた(酷)。

    捜一トリオがトリオじゃなくなって地味に寂しいな…。

    僕が犯人だと仮定すると、の背理法は単に理屈っぽく言ってるだけで穴だらけじゃないか。前提条件が完全じゃない。あんなもので納得するのは余程の単細胞だけだと思うぞ。右京さんも「他の動機があれば」と言ってましたしね。

    名のある数学者でお忙しい身の上なのに、たくさんの手紙に丁寧にお返事しているのが凄い。しかも結構早かったですよね。何ヶ月もかかるのかと思ったら、数日で返ってきてたみたいですし。

    ダイイングメッセージが凄すぎなんだけど。死にゆく状態でこんなことを考えるなんて。でも、こんな難解な暗号では誰にも解いてもらえない可能性が…と思ったけど、肥後さんに対する挑戦だと考えれば納得がいきますね。

    世界が危機に瀕するような素数の謎って何だろう。暗号が全部解けちゃうってこと? んんん? 何か釈然としないのは自分がバカだからか。でも、このまま隠しておいても誰か他の人が解くかもしれないんだよ。その人が悪用すればもっとひどいことになるかもしれないんだよ。いっそ公表しちゃった方がいいんじゃないかなぁ、と思うのは素人だからか。

    2013年10月16日/相棒 season12 第1話「ビリーバー」初回2時間スペシャル

    カイト君がおかしくなったと恋人からのご相談。まあ、何か個人的に気になることがあって調べてるんだろうなとは思ったけど、さすがにUFOを呼んでる姿には笑ってしまったよ。あんまり恋人に心配かけるんじゃないよー。せめて捜査だとかあらかじめ言っておけばよかったのにね。

    カイト君のハンドルネームはボンド、右京さんはジェームズ。内緒で自分のことを調べたあげく動画に登場だなんて、しかもハンドルネームがジェームズだなんて、カイト君でなくてもイラッときますよねこれは。カイト君はボンド好きなんでしょうか。あと、何気に右京さんがネットスラング等に詳しくて驚きでした。コテハンの残し方とか凸とかわたし知らなかったです。いや、一般的なものかはわからないけど。

    右京さんの車がなかなかお洒落。今までのと違う…よね?(思い違いだったらスミマセン)

    右京さんが急にミスター亀山とか言い出してビックリした。しかもニューヨークで一緒だったって??(笑)。名前だけとはいえ予想外もいいところ。右京さんが薫ちゃんのことを忘れてなかったってだけで嬉しい。

    捜一トリオ。三浦さん警部補で係長とな。イタミンはかなり複雑そうですね。三浦さんもやりづらそうだけど。三ヶ月も経ってるのにまだあんな状態(笑)。でも、軽口を叩き合いつつ何だかんだ上手くいきそうな感じ…とか思っていたのに、えええ?! そんな…マジか…。しかも、内勤でもなくやめちゃうとか…ショックすぎる…。イタミンの反応がもうね(涙)。

    陰謀説にころっと騙される人たちって怖いな。半信半疑で面白がってるだけならいいんだけど、それで実際に行動を起こしちゃうとか危険すぎるだろ。しかし、彼らはネットの身代金要求動画は見てなかったんですかね?? ネットの住人なのに…。

    甲斐パパが立派なクズってのは否定しないけど(酷)、人質事件の対応についてはそう間違ってないと思うの。犯人が恨む気持ちはわからないでもないけどさ。しかし、さすがというか図太いというか肝は据わってましたね。クズと言っちゃうのがちょっと申し訳なくなるくらい。

    2013年3月23日/相棒シリーズ X DAY

    イタミンスピンオフ。見てきました! ちょっと体調が良くなかったので、途中意識が微妙に飛んだりしたけど(汗)、だいたい全部見たはずです。だいたい…。勘違いとかあったらごめんなさい。

    この映画でのイタミンの相棒は岩月ですが、正直あんまり相棒感はなかったかな。掛け合いとかは面白かったんだけどね。もう一段深く何かあれば良かったかなぁと思ってしまう。まだそこまで信頼を築けていないというか、互いを認め合う段階までいってないというか。岩月が少しイタミンの影響を受けたかなというのは感じられるんだけども。

    どうでもいいけど、岩月の着ているスーツってちょっと小さくない? そういう形なのかな…なんか、窮屈そうに見えるのは気のせいか。

    この映画で一番印象に残ったのが「角田課長が凄く仕事してる!」でした(笑)。いや、あの人、ダテに組対の課長じゃないわ…ダテにノンキャリ警視じゃないわ…。普段の「ヒマか?」からは想像もつかないほどいやらしい追いつめ方をしていました。

    逆に大河内さんは見た目どおりの直球(笑)。大河内さんと角田課長のコンビもなかなかわくわくしたけど、どうせなら神戸君と絡んでほしかったぜ! せっかく神戸君出てたのに、大河内さんとは絡みなしなんてそんな…。

    以下ネタバレありです。

    これに限らずだけど、サイバー系の話になるとだいたい違和感を覚えて集中できないんですよねぇ。頭の中で「いや、それは…」「うーん」「いや、そうじゃないだろ」とかそんなことで頭がいっぱいになってしまう。なるべく深く考えないようにはしてるんだけど。

    全銀システムはいいとして、流出したあれをどう使うとそうなるのかイマイチよくわからなかったです。

    X DAYもイマイチよくわからないんだけども、そのまま決行するなんてことはないよね。最低でも日にちは変更するよね。金になる情報っていってたけどそう上手くはいかないはず。だって、何日も全世界に向けて発信されてたんだぜ。すぐに消したから大丈夫ってことはない(だいたい何日も載ってるのに「すぐ」ってことはない…)。もし誰にも気付かれていないとしても、万が一を考えて中止もしくは変更するはず。

    万札が舞っているシーンは象徴として描きたかったんだろうけど…万札多すぎない? アタッシュケースひとつ分じゃなかったっけ…?

    2013年3月20日/相棒 season11 第19話 最終回2時間スペシャル「酒壺の蛇」

    またキノコ関係とか。今回は、組対二課課長の恩地が毒キノコを誤って食べて死亡か? という事件。カイト君も以前キノコ狩りで酷い目に遭ってましたよね。みんなキノコはやめた方がいいよ! とキノコ嫌いの私が言ってみますよ。

    角田課長はノンキャリで警視。これって結構すごいですよね? 警視といったら、名探偵コナンでいえば松本警視、金田一少年の事件簿でいえば明智警視(こっちはキャリア)ですよ。ああ見えて仕事は出来るんだろうなぁ。要領がいいというのもあるんでしょうね。

    悦子さん、今回に限らずちょこちょこ絡んでくるなぁ。航空関係ってのは何かと事件に絡めやすいんでしょうね。実は何らかの目的を持ってカイト君に近づいたスパイだったりして…とかちょっと思ってたけど、さすがにそんなことはないよね(笑)。

    カイト君のスマホが盗聴盗撮機になっていた。メールで遠隔操作ウィルスを送りつけた…ってそんなに簡単にできちゃうものなのか? そして米沢さんはスマホのアプリにまで詳しいのか。発信者を突き止めるのは、プロバイダ等の情報開示が必要なのでサイバー犯罪対策課じゃないと出来ない、ってところかな。

    遠隔操作ウィルスの発信元は東国大使館のサーバ。いくら何でも本当に大使館の人間が送ったわけじゃないよなぁ、遠隔操作ウィルスなんて送りつける人だしそれなりに知識はあるよなぁ、むしろ東国大使館の人間だと思わせる偽装としか考えられない…と思ってたんだけど、本当に大使館の人間だったのか…。あ、大使館は治外法権だから見つかっても構わないと思ったのかな。

    東国って何だろうと思ってたけど、東亜民主共和国というのが正式名称? 中国をイメージしているのかな。人名もそれっぽい感じでしたし。電話一本で済ますのがあの国らしい、難しいことを考えられない国、ってのもね。

    大河内監察官はやっぱり好きだな! 甲斐峯秋にも一歩も引かないんだもんな。そして、何気に右京さんの頼みは聞いちゃってる(笑)。もちろん正しいことと判断したからなんですけど。「神戸との連絡を密にする」にニヤニヤしてしまってごめんなさいごめんなさい。

    領空内誘導の指示を全空港に出すとか、神戸君にそんな力があったなんてビックリですよ。神戸君の独断で出来ちゃうの? それとも上の許可をとったの? どちらにしても、神戸君のおかげで特命係ネットワークが強力になりましたね。さすがに峯秋には敵わなかったけど…。

    カイト君の携帯が爆発した仕組みがちょっとよくわからなかったんだけど…どういうこと…。メールでバッテリーに負荷を掛けるなんてできるわけ? なんかダイヤルみたいなの操作していたのは何だったの?

    王がいずみに残した手紙。多分、書いてあることは彼の本当の気持ちだと思う。でも、そう思いつつも少しだけ情が移っていたのかな…。

    峯秋、死人に口なしで捏造とか最悪だな。メリットっていうけどなぁ…。こういうの右京さんがいちばん嫌うやり方ですよね。峯秋はどうにか右京さんを懐柔しようとしているけど、右京さんはやんわりと、でも頑として拒否し続けてますよ。右京さんは、薫ちゃんやカイト君みたいな馬鹿正直なくらいまっすぐな人が好きですからね。

    右京さんがカイト君を花の里に誘ってますよ。前回、峯秋の誘い受けを反故にしたのに(笑)。やはり峯秋でなくカイト君を選んだっていうことかな。

    2013年3月13日/相棒 season11 第18話「BIRTHDAY」

    カイト父。興味があるとは言っていたけど、ほんとやけに右京さんを構いたがりますねぇ。誕生日のお祝いを処分するのも特命係の仕事とか。こんなことでわざわざ呼びつけるとは…まあ、この人がカイト君に誕生日を祝ってほしいと思っているとは考えられないよね。ていうか、右京さんに花の里に誘ってほしかったから呼んだの?? そういうタイプでもないと思ってたんだけど…なんという面倒くさい誘い受け…。

    右京さん、幼女ナンパで同伴の浮気性(笑)。なんなんだこの会話は…びっくりしちゃってちょっとついていけなかったよ…。家出少女はやけにしっかりしたというかこまっしゃくれた子です。そんなに大人の事情がわかっているのなら、幸子さんのことも「おねえさん」にしておかないと(笑)。

    米沢さん、何だかわからない怪しげな遺留品を食わすな! これ毒とかだったらどうするの。一応、そこらへんに関しては調べてあるのかな。さすがに死んじゃったらまずいですもんねぇ。でも、右京さんは調べもせずに事件現場(?)の何かを食べさせちゃってるし。まあ、そのことが事件を解くきっかけになるんだけど…こんな捜査では命がいくつあっても足りない気が…。

    角田課長、けっこう偉いとか自分で言っちゃってる(笑)。まあ組織犯罪対策課の課長だもんなぁ。階級的には何だっけ…と思って公式サイトで調べたら、なんと警視だったんですね。いやはや本当に偉かったよ…今日一番の衝撃だよ…。うーん、なんでそんなに暇なんだろう…。

    隼人君の12歳の盛大な誕生日には理由があったと。その遺伝病の話を聞いたときにだいたい予想はついたけど、あの手紙はなぁ…あんなのもらったら両親号泣だよなぁ…。過保護だったからどうとか言ってたけど、隼人君はちゃんとわかって受け止めてたよ。まあ生還するだろうと思ってたので、心臓マッサージはわりと醒めた目で見てました(……)。

    結局、家出少女は関係なかったの?? と思ってたら、まさかのお姉さん。え、また幽霊ネタ?? う、うん、話としては悪くないんだけどさ。相棒でこれをやられるとちょっと違うような気が…。右京さんが幽霊とかそういうのに興味があるのはいいんだよ。けれど、はっきりと幽霊としか思えないものを出されちゃうと、相棒の世界観が壊れちゃうような気がして萎えるんだぜ。

    2013年2月27日/相棒 season11 第17話「ビリー」

    今回はイタミンスピンオフの相棒さんが登場。時系列としては、イタミンスピンオフよりあとらしい。うーん、何となく微妙にネタバレになっている気が…。個人的には何も知らないまっさらな状態で映画を観たかったんだけどな。

    Facegoodには笑った。説明を聞く限り機能はほぼそのままだと思うけど、Facebookというわけにはいかなかったのかな。いかなかったんだろうな。一回や二回じゃなくて連呼するのでむずむずする。どうでもいいけど、デザインがださすぎやしないかこれ…やっつけ仕事すぎるだろ…。どう見ても流行っているSNSって感じじゃないよ。

    右京さんはすぐに事件や捜査に結びつけて考えちゃうんだよな。もう職業病ですかね。「警部どの、捜査はゲームじゃないんですよ」と言われてたけど、右京さんにとっては似たようなものなのかもしれない。

    ビリー・ヘンリーのプロフィール。すごいなぁと思うけど全然惹かれるものはない。まあ、向こうも私なんぞは範囲外だと思うけど(笑)。幸子さんの言うように胡散臭い感じもプンプンしますよね。どちらにしろ近寄りたくはない感じだなぁ。でも、惹かれちゃうひとも少なくないのかな??

    参考人を怒らせたあとの右京さんとイタミンのツーショットがなにやら笑える。どっちもデリカシーはないからな。女心わからないブラザーズとか言われちゃってるし! 兄弟かよ!(笑)。右京さん的にはイタミンと兄弟扱いとかどうなんだろうな。

    「意味のない捜査を頼む人じゃない」って、イタミンが右京さんのことを認めるような発言! まあ、岩月にやってほしくてもっともらしいことを言ってみただけかもしれませんが(笑)。でも、岩月さんわりと素直に言うことを聞いたなぁ。相手がイタミンだから?? それなりに認めている感じですよね。

    「優秀な捜査一課の刑事と比べられても困りますよ」って空々しすぎてニマニマしてしまうじゃないの。

    ビリー・ヘンリーの顔写真の人がリアルに出てくるとは思わなくてビックリした。しかも彼が殺人犯とは。うーん、すぐに自首や通報しなかったのは問題だけど、同情すべき点は多々あるよなぁ。しかし、Facegoodで尾藤と連絡をとったのなら、そのログが残っているのでは?? そこはすぐに調べなかったんですかね??

    「ちょっと付き合ってみたらわかりますよ」って、カイト君、ちょっとだけじゃわからないんじゃ。まあ、すごい人だってことはすぐにわかると思うけど。カイト君はもう右京さんを理解したつもりでいるのかな。まだまだカイト君の知らない右京さんはたくさんあるんだよね。

    最後の靴は贈り物? 誰から…?

    2013年2月20日/相棒 season11 第16話「シンデレラの靴」

    カイト君、恋人と一緒にジムに通ってたんですね。健康的すぎて目眩がしそう(笑)。でも、なんかやたら楽しそうで微笑ましいです。まあ、CAも体力がいりそうだし、ジムで体力作りするのもわからないではない。

    何でもよく知ってる右京さんは陸上の名門高校まで知っていますよ。大学ならまだわかるけど、高校だと相当興味のある人しか知らないんじゃないかな。右京さんは陸上にも興味があるんだろうか。それとも右京さん的には一般教養の範囲内?

    特命係に絡む捜一トリオが相変わらずいい感じ(笑)。「とあるところ〜?」とか。

    カイト君、実際に走っちゃうのね! 前はボクシングで今度は陸上かぁ。すっかり特命係の運動担当みたいな。右京さんに言われてやってるけど、本人も嫌々って感じではないんですよね。

    うーん、よくわからないんだけど、あの写真で高校陸上部の彼女をつぶせるの? それともアポロン電機に入社できないだけ? てか、そもそもあの写真はどういう写真なの? 彼女は相手が暴力団だって知ってたの? お金は受け取ったの? そもそもどういうお金なの? それっぽく見える写真が撮れるように仕向けただけ?

    高木クズすぎる。仕組んだ写真で脅す以外にも、選手に知らないうちに薬を飲ませて、その血液をドーピングの証拠として脅すとか。証拠を捏造して脅すのが彼の常套手段か。あの調子だといろんな選手にやってるんだろうなぁ。才能を潰された選手もいるのかな。暴力団とも繋がりがあるんでしょうね、たぶん。

    桂馬さんにもらったシューズ。銀メダルとったときの現品じゃなくて、同じモデルの新品(イニシャル入り)ってことでいいんだよね…? いくら何でも他人が使い古したシューズだったら大会で履かないだろうし…。サイズとか好みとか合ってるのかな?

    2013年2月13日/相棒 season11 第15話「同窓会」

    右京さんが吉村君に間違われたところまではいいとして、それで同窓会に誘っちゃうってどういうことよ。さらに行っちゃう右京さんもどういうことよ。さすがにカイト君は行かなかったか…と思ったら隣室待機とは(笑)。職務でもないこんなことにまで付き合うなんて従順すぎるぜ。終わるまで2時間くらいずっとひとりで待ってるつもりだったんですかねぇ。

    でも、そこで事件になっちゃうのが不思議なところというか、いつものことというか(笑)。あの爆弾、右京さんじゃなければ袋から出してドカンだったよなぁ。あの場にいたみんな命拾いしましたね。いや、殺傷能力が低かったらしいから死ぬまではいかなかったか? でも近くにいた人が重傷を負うことは避けられなかったでしょうし。

    40年前の写真部副顧問の寿子先生が亡くなった事件。突き落としたわけじゃなく、罠を張っていたわけでもなく、あっちの方に行かせただけ…だとしたら、それが知られたからってそんなに大ごとになるとは思えないんだけどなぁ。甘いのかなぁ。弁護士だとそうはいかないんだろうか。

    結局、生徒たちの言葉は全然関係なくて、花の写真を撮ろうとして落ちたってことか。それでもやっぱり事故でしかないよね。生徒たちはもちろん、岩田先生にもそんなに責任があるとは思えない。それでも責任を感じてしまう気持ちはわかるけどさ。寿子先生が悪いわけじゃないけど、なんか罪作りだなぁ…と思ったりして。

    爆弾犯が仲居さんだったとは…。報われない愛人の憎しみによる暴走かい。思わせぶりな40年前の事件は関係なかったんですねー。まあ、おかげさまでというか、その事件と向き合うことができたわけだけども。

    2013年2月6日/相棒 season11 第14話「バレンタイン計画」

    中学校の裏サイトで犯行予告が書き込まれ、特命係が警備に。予告時刻になると、「マイ・ファニー・バレンタイン」がスピーカーから鳴り、「ハッピーバレンタイン」の垂れ幕が屋上から落とされ、屋上にはジャズの名盤がばらまかれていた。そして、その屋上から逃走して階段から転げ落ちて重体になったのが藍沢祐介。

    祐介はきっついアニオタだとかで、同級生にもバカにされてたっぽい。うーん、学校にまでアニメグッズとか持ってきてたらそうかもなぁ。しかし、学校一の美少女もアニオタでSNSの友達だったとか。こっちは隠れオタクだけど。今でもアニメが好きだと白い目で見られたりするんだろうか。だいぶ市民権を得てる感じなのかと思ってたんだけど。

    ここ、父親も母親もおかしいよな…。結局、子供のことじゃなくて自分のことしか考えてないじゃないか。子供を自分の思い通りにしようとするなんてなぁ。こんな親は案外多いのかもしれないけど。父親は自分の思い通りにならないから祐介に冷たかったんですかね。兄は素直な良い子だったのにおまえは…みたいな。ジャズを聴いてほしいのにアニソンばっかりとかで。

    死んだ兄は、表面上は父親の言うとおりにしていたけど、もう我慢の限界だったみたいですね。バレンタイン計画なんて立てちゃうくらいに。なんかこのこっぱずかしい感じは70年代(?)っぽいけど…。これ、成功させていたら父親との関係はどうなっていたのかなぁ。ていうか、祐介は父親と二人でこれからどうするのか…母親は殺人で逮捕だし…。

    中園参事官の娘は中学生か。見てみたかった!

    2013年1月23日/相棒 season11 第13話「幸福な王子」

    すごく重要そうなことをしているのかと思ったら切手貼りか。特命係に押しつけられた雑用仕事ですかね。律儀に右京さんとカイト君で半分こかな。右京さんのきれいな字で「カイト君」と書かれてるとちょっと萌える。

    抜けてる不審者=陣川君、ってすぐ右京さんにわかられちゃうのも地味に悲しいよねぇ。陣川君、神戸君には先輩面してたけど、カイト君には敵意むき出しですね。親の力で特命係に入ったと思ってたかららしい。普通、わざわざコネ使ってまで特命係に行きませんって! そして、実は右京さんの指名と知ってますます気に入らないみたい。そこまで特命係に行きたかったのか…だったら、なにかやらかせばよかったんじゃ…。

    どうせ暇だから、と彼女に言われてしまう彼氏も悲しいな(笑)。カイト君も探してあげればいいのにねぇ。本当に暇なんだし。庭から彫刻が忽然となくなったって、右京さんだったら興味津々の変わった事件ですよね。そして、陣川君はいつもどおりまた惚れちゃったかぁ。

    完全に舞い上がっちゃってる陣川君。依頼主にもう探さなくていいと言われたのに、聞く耳を持たず、しつこく探し続けようとしてますよ。あずみさんのために彫刻を探したいというより、あずみさんとの接点を手放したくないだけみたいな。引っ越しの手伝いをするために有給休暇を延長しているあたりもうね。アプローチするのはいいけど性急すぎて怖いよね。惚れるたびにこんなだから上手くいかないんじゃ…。

    債権とか遺産相続とかって面倒くさいんですね…。まだよくわかってないけど…。

    あずみさん、ちゃっかり彼氏がいました(笑)。まあ、犯人じゃなかっただけいいですよね。今回は完全に陣川君がひとり勝手に舞い上がってる感じでしたし、自業自得としか言いようがないんだけども。

    2013年1月16日/相棒 season11 第12話「オフレコ」

    米沢さんまでスーツ着てたので何事かと思ったらCAと合コンか! あっれぇ、カイト君あれほどしないって言ってたのに(笑)。

    それにしても男性陣ひどいメンバーだな(笑)。既婚者はいるし、彼女持ちはいるし、奥さんに逃げられた人はいるし…まともなのは伊丹くらいか。と思ったら、みちるさんとちょっといい雰囲気に。でも伊丹の恋は上手くいかないと相場が決まっているんだぜ(失礼)。

    で、さっそく伊丹がみちるに情報漏洩したかもって…本格的に惚れちゃう前でまだ良かったのかな。しかし、こういうときだけ特命係に泣きついてくるのな。でも、頼るのではなく利用するのだと言い張ってる(笑)。可愛げないところが可愛い。まあ、右京さんは伊丹がどういうつもりでも気にしなくて、面白そうだから首を突っ込んじゃうんだろうけど。

    しかし、薫ちゃんは情報漏洩しまくりだったけど…ねぇ?

    警察の不祥事があると出てくる大河内監察官。カイト君とは初対面だっけ? 仲良くしてくれるといいけどどうだろう? まあ、神戸君とだけ仲良くいちゃいちゃしていればいいか!(違)。大河内さんが神戸君と相棒っぽくなって事件を解決するスピンオフはまだですか(真顔)。

    花の里での酔っ払い右京さんがちょっと可愛かった。演技だけど。でも、昔、花の里で本当にうつらうつらしていたことがありましたよね。実際にお酒はあんまり強くないのかな。

    大河内さん、右京さんの報告書をリークしたのか。右京さんが暗に仄めかしたからだけど。なんかちょっとスカッとしたよ。こういうのって大河内さんの一存でやってるのかなぁ? やっていいのかなぁ? 大河内監察官にどのくらいの権限があるのかイマイチよくわかってないです。

    カイト君、すっかり特命係が居心地良くなっちゃってますね。なんだかんだで好き勝手に捜査しちゃったりするし、右京さんといると面白いこともあるし、報われることはないけどやりがいはあるのかも。暇なことも多いだろうけど。伊丹もうらやましくないなんて言ってたけど、うらやましさの裏返しのような気がするなぁ。

    次回は伊丹以上に女性運のない陣川君ね(笑)。また惚れちゃうのかな。

    2013年1月1日/相棒 season11 第11話 元日スペシャル「アリス」

    昭和30年、少女二人が森の中で散策中にひとりが忽然と行方不明に。もうひとりの方が平成24年に息を引き取る。その間際に遺した言葉が「ヒナギクじゃなかった。茜が危ない。あの子を助けて」。その人の弁護士から右京さんに連絡がきましたよ。右京と朋子はロンドンで知り合った友人だとか。ロンドンというあたりがいかにも右京さんらしいです。

    まあ、謎の言葉なんて聞いたら右京さんが興味をもたないわけがないですよね。プライベートで調べに行ったわけですが、なぜかカイト君もついて行っちゃったり。乗りかかった船とかイマイチ意味がわからないんだけど(笑)。右京さんに興味があるのか、事件に興味があるのか…そのどっちもかなぁ。

    カイト君、よく寝過ぎ(笑)。9時過ぎまでぐっすり気持ちよくって…まあ、寝る子は育つっていいますしね…。どうやら初めてのところでも熟睡できるタイプのようです。右京さん、書き置きを残していくんじゃなく、起こしていった方がよかったんじゃ。茜さんから目を離すな、って起きたときにはすでに出かけちゃってるし。

    英国風のスクラップブック。奥ゆかしくておしゃれだなぁ。自分にはそんな面倒で上品なことは出来そうもない(笑)。良家の子女も大変なんですね。でも、確かにそういうこともあるかもしれないけど、だからといって普通スクラップブックにはいかないと思うんだよな。まあ、何か記録を残したいという気持ちはわからないでもないんだけど。ある意味、暗号なんですねぇ。

    警視庁で一番ヒマで頼りになる二人……ってカイト君、なんて的確なんだ!

    57年前の話は何やらややこしいな。次々に出てくる人物が覚えきれなくて関係も曖昧なまま(汗)。途中ぼんやり見てた(眠くて意識がとんでた…)ところがあったから余計に。というわけで、大雑把には理解できたけど、細かいことまでは把握できていません…。もう一度見たらちゃんと理解できるかな。

    2012年12月19日/相棒 season11 第10話「猛き祈り」

    第9話と第10話で前後編。前編では、キノコ狩りに出かけたカイト君が暴行を受けて瀕死になり、意識を取り戻したけど記憶喪失。思い出せるのは鈴の音だけ。右京さんの捜査の結果、まろく庵の人間が何か関係してるっぽい…というところまで。

    「警察官痛めつけといて知らぬ存ぜぬで通ると思うなよ(うろ覚え)」。イタミンにも意外とそういう仲間意識あったんですね。警察官が殺されるとムキになって必死に捜査するという話は、よくドラマとかで聞きますね。被害者が警察官であろうとなかろうと本気で捜査してほしいものだけど。

    女の子がカイト君に襲われて、それを助けるために半殺しにした——とまろく庵の人たちは言う。そんなわけないだろう、と思ったけど、カイト君は首を絞めた実感があると。どうなってるんだとみんな不安になる中で、彼はむやみに人を襲ったりしない、という右京さんの言葉が嬉しかった。

    右京さんの推理によれば、カイト君が首を絞めたのは、彼の記憶どおり森の中ではなく車の中。暴行を受けて車に乗せられたあと、車の中で目を覚ましたとき、暴行を受けてる続きだと混乱して反射的に反撃したみたいな、そんな感じではないかと。

    カイト君を襲った動機は、伏木田が即身仏となるべく土の中に入っていることを隠すため。鈴の音はまだ生きているというサインで鳴らしているらしい。うーん、なんか本末転倒じゃないですかね。即身仏となるために、罪もない人を殺そうとしたり、事実をねじ曲げて罪をかぶせたり。よくわからない世界。これだから宗教は好きじゃないんだよな。

    即身仏は自殺であり、その手助けは自殺幇助、と右京さん。言われてみればそうなるよね。でも、すぐにそういう現実的な考えが出来るというのが右京さんらしい。そして、伏木田さんの思いは尊敬するけど、それは個人的なもので、このまま見逃すことは出来ない——という考えは、右京さんもカイト君も同じでした。

    伏木田がカイト君の枕元に現れて詫び、カイト君の記憶が戻った。そして埋められている位置だけすっぽり忘れている。右京さんは嬉々として幽霊説を信じてますけど、実際はどうなんでしょうね。私は幽霊を信じてないので、幽霊(というか仏さん?)の仕業としか思えないこういう話は微妙…もやもやする…。

    ニューヨーク行きの夜行バスは嘘だったんかい! 渋谷の合コンだったんかーい! ちょっとズッコケました(笑)。CAの彼女、大変なときになんでこんな嘘なんかついたんだろう。まあ、本当に記憶がないって信じたくなくて、つい言っちゃったんだろうねぇ。何となくわからないでもない気はする。

    カイト父は相変わらず嫌な感じだなぁ。そして、あまり品のない感じですね。ゲスい。

    イタミン可愛いな! カイト君に悪態ついてみたけど、「愉快な人ですね」で片付けられちゃいました(笑)。

    2012年12月12日/相棒 season11 第9話「森の中」

    カイト君、瀕死で救急搬送されて ICUに。危篤? えええええ?! 特命係に来て間もないのに、早速えらい目に遭ってますね。もっともお仕事じゃなくてプライベートのキノコ狩りでしたが。右京さんはすぐに駆けつけたけど、父親はまったくの無関心。死のうが生きようがどうでもいいと言わんばかり。むしろ迷惑がっている感じ。誰に対してもああなのか、出来の悪い息子だからなのか…。

    内村刑事部長はほんとわかりやすい。次長の息子が事件に巻き込まれたんだから、速攻で解決しなければというわけですね。上には媚び媚び。捜査一課に伊丹よりもっと優秀なのがいる…って誰だろう。でも、ここまで切羽詰まっても右京さんには頼まないわけね。中園参事官のぶち切れ方が面白かった(笑)。

    キノコ鍋のためにキノコ狩りって、カイト君こだわりすぎ。CAの彼女は一緒にいかなかったんだ。キノコ狩りを楽しむというわけじゃなく、本当にただ鍋のために取りに行っただけ、って感じなんだろうね。

    カイト君、意識は取り戻したけど記憶喪失。逆行性健忘で、過去のことは名前も職業も全て忘れてると。捜一トリオが優しかったのが何かちょっと切なくなったよ…伊丹でさえ気遣うような感じで…。彼女も、存在すら忘れられてるなんてつらいよね。でも一番つらいのはやっぱり記憶をなくした本人だろうな。何にもわからないなんて不安すぎてもう。

    彼女との馴れ初め。海外の夜行バスで揉めたのがきっかけだとか。ほうほう。初対面の二人がバスで揉めて、それがどうやって付き合うまでになったのか気になる。

    角田課長、ブルース・ウィリスを騙った…! あとは、ジョニー・デップとか何とか…ふざけんな(笑)。私は受けたけど、何もわからないカイト君は苛つくだろうね。ていうか、俳優さんとかのことは覚えてるのかなぁ? そして、空気の全く読めない幸子さん。ほんともう帰れって感じだよな(笑)。

    山奥のあの人たちが関わってるのは確かだろうけど、一体何があったんだろう。カイト君の「鈴の音が聞こえる」もわからないまま…で、次回に続いちゃうんですか。うぬぬ…気になる…。予告後の告知ではあんなこと言ってたけど、イタミンが解決するわけではないと思う(笑)。

    2012年12月5日/相棒 season11 第8話「棋風」

    将棋の話。私は将棋もチェスも囲碁もわからないので、これ系の話はちょっと苦手だったりします。嫌いなわけじゃないんだけども。今回は名人と人工知能の対局に絡んだ話。現実でもこういう対局ありましたよね。

    名人との対局を前にして将棋ソフトの開発者が殺される事件が発生。将棋連盟会長は名人がコンピュータに負けるのではないかと危惧していた、だから殺したんじゃないかと疑いをかけられるけど、いくらなんでもそんな理由で開発者を殺すなんて安直すぎるだろう。ひとりで開発してたわけじゃないし、一応もうソフトは出来てるし…と思うけど、一応疑って掛かるのが警察のお仕事です。

    女流棋士と女性棋士は別物なんですね。知らなかった。女性棋士になる方が難しいってことかな。

    殺された開発者の助手の女性は、かつて棋士を目指していて、時田名人との対局のときに卑劣な盤外戦術に嵌められたと。同情はするけど負けた言い訳にはならないかな。プライベートにもろに影響されるんじゃプロの資格はないような。

    将棋連盟会長と将棋ソフト開発者が裏取引をしていたのではないか、と右京さん。実際にそういう話はあったみたいですが、持ちかけてきたのは研究費のほしかった将棋ソフト開発者の方で、将棋連盟会長は結局断ったらしい。ちょっとかっこいいぞ会長さん。こうなると、この対局に何がなんでも勝ちたかった助手に動機が出てくるわけですね。故意ではなく事故…かな。

    名人とソフトの対局は名人の勝利。と思ったら、48手目はコンピュータではなく助手自らがやっていたのか。コンピュータだったら勝っていたはずだと。それでも自分で指したかったのは、過去の対局をずっと引きずっていたからですよね。

    いけ好かない感じに見えた名人は良い奴でした。卑劣な盤外戦術かと思われたあれは、彼女に対する思いやりだったのね。しかし、彼女の将棋が好きだからというだけでそこまでやるのかな。棋風ではなく彼女自身が好きだったのではないかな。とかちょっと邪推してみる。

    今回、カイト君のカゲが薄かったような…。

    2012年11月28日/相棒 season11 第7話「幽霊屋敷」

    特命係は廃虚のような空き家へ失踪人捜索に。幽霊屋敷という噂があるようですが、外も中も見るからに幽霊屋敷という趣の家です。カイト君は暗がりで懐中電灯を顔の下から照らしたり子供みたい(笑)。かわゆいのう。でも、捜索には乗り気じゃないようで。こういう雰囲気は苦手なのかな。逆に右京さんは何気にオカルト的なものに興味があったりするんですよね。

    しかし、今回の右京さん、最初の方だけ何かちょっと変でした。窓を押すのと引くのと間違えて開けられなかったり、まるで犬のように土を掘り返したり。幽霊に取り憑かれたのかと思った(笑)。

    いちろうさん覚えてる。再放送で見ましたけど印象深い話でしたから。今回の少年少女の失踪もあのときと同じ動機というわけか。両親の仲が悪いので、自分が失踪することで仲直りをさせようと。いちろうさんから過去の話を聞いて同じことをやってみたというわけですね。

    幽霊屋敷で見つかった白骨死体の身元が判明。結局この人は練炭自殺だったんですね。なんで自殺したんだろう? 見つけた人がお金を奪ってその人に成りすまそうと、死体を埋めて、幽霊屋敷の噂をネットで流して人が近づかないようにしたと。それが幽霊屋敷の噂の真相らしい。

    その他にも土地の値上げを画策したり、父親の思いだったり、娘の行動だったり、火の玉っぽく見えた写真だったり、なんかいろいろとややこしい話でした。書くのが面倒くさくなってきたので割愛するけども(……)。いろんな人のいろんな思惑と偶然が合わさって、あの幽霊屋敷が出来上がったということのようです。

    右京さん、事件は解決してもまだまだ興味が尽きない様子。カイト君も付き合わされちゃうのかなぁ。幽霊にびびるカイト君を振り回す右京さんというのもいいね!

    2012年11月21日/相棒 season11 第6話「交番巡査・甲斐享」

    特命係は角田課長のお手伝い。張り込みとかじゃなくて、経費とかの整理…って、ほんとただの雑用(笑)。カイト君が真面目にやってるのは微笑ましいけど、右京さんにこんなことをさせてしまっては、ちょっと申し訳ないような、もったいないような。

    事件の被害者はカイト君の交番時代に関わりのあった人。かなり感情移入していたみたい。ああいういきさつのあった人が殺されるとやりきれないですよね。しかし、なんでわざわざカイト君に電話してくるんだろう。特命係は暇だろうからってこと?

    どうでもいいけどカイト君の制服姿かわいい。帽子は被ってない方がいいかな。このころからけっこう熱かったようです。人の幸せを踏みにじるような犯人は許せないという。犯人に拳銃を突きつけて問題になっていたようです。

    芹沢さん弱っ(笑)。本庁の捜査一課の人間がこれでいいのか…。

    被害者の旦那さんは賀集利樹くん。久々に見たなぁ。いつのまにやらちょっと貫禄がついてた(笑)。でも、声はそのまんまなので懐かしいです。最後に見たのいつだっけ。ハンチョウだったか、何かの2時間ドラマだったか。

    旦那さん、登場したときから犯人っぽいと思っていたけど、本当に犯人でやりきれなかったです。せめて、久保に罪を着せようとしているだけでありますように…と願っていたのに。その殺した理由というのも、愛人を作って心変わりしていたからとはね。

    純粋なカイト君にはこういう結末はつらすぎるよなぁ。私情を挟むことは許されないと頭ではわかっていてもね。そういえば薫ちゃんもこういうタイプだったよな。カイト君は若さもあってなおさらまっすぐな感じ。でも、そういう感情を持つこと自体は、右京さんも否定してないんだよな。それで捜査の目を曇らせることがいけないと言っているだけで。なかなか右京さんのようにはなれませんけども。

    警察官としての、人としての基本が出来ている…って、ほんとカイト君の評価高いな。

    2012年11月7日/相棒 season11 第5話「ID」

    カイト君「JK」を知らなかったのか。そういうところも可愛い。交番時代どのような警察官だったか上司として知っておきたい——って右京さんそれ単なる好奇心だよね(笑)。でも、私も大いに気になるので行くのは歓迎です!

    カイト君は本当にJKグループに懐かれてました。甲斐とか呼び捨てにされてるし。まあ、あれだけイケメンで気さくな感じだと、女子高生も懐いちゃいますよね。交番時代は楽しくもあり大変でもありという感じでしょうか。それでデレデレ鼻の下を伸ばしたりはしてなかったんだろうな。

    階段から落ちたのは自称システムエンジニアの滝浪。でもどう見てもなりすましくさい。マンションの同棲相手は知らないというし、レンタルビデオ屋で借りていたのは滝浪という名の別人ですからね。そりゃ逃げ出したくもなりますよ。なぜいろいろ事情を知っているのかと思ったら、盗聴器を仕掛けていたようです。

    盗聴により、マンション滝浪の宝石店強盗計画を知って、横取りしようと企んだのがパスポート滝浪。で、なりすましかと思われたパスポート滝浪の方が本物でした。だからパスポートも本物だったわけですね。売ってしまった自分の名義を取り戻そうとして、犯罪を掴むために盗聴器を仕掛けていたのですが、つい横取りする方に傾いてしまったということのようで。ううぬ…愚かだ…。やり直そうとしているのに犯罪してどうするよ。子供が生まれるのに。もともと金のために自分の名義を売っちゃうような人だからなぁ。これからは強い意志で真っ当に生きてほしいです。彼女と子供を悲しませるようなことはしないでよね。

    自首した方が罪が軽くなるぞ、というカイト君いいなぁ。右京さんが思っていても口にしないことを、カイト君がまっすぐに言ってくれてる感じでした。いいコンビです。

    幸子さん、番号つけられるのはこりごりだと(笑)。事情のわかっている人にしか言えない冗談ですね。

    2012年10月31日/相棒 season11 第4話「バーター」

    殺されていたのはNIAの内藤さん。NIAはカイト君の彼女の務めている航空会社。というわけで、当然のように特命係が関わってくるわけですね。CAの彼女はさすがに航空会社関係の職種や略称なんかには強いです。APはエアポートポリスだそうで。警察の天下り先なので民間会社だけど内輪ではポリスと呼ばれてると。アシスタントプロデューサーかと思ったわ…。

    米沢さんはともかく、角田課長までCAと合コンとか何を考えてるのさ。あなた既婚者でしょうが! まあ、浮気とか大それたことをするつもりは多分ないんだろうけどさ。しかし、そんなに CAっていいものですかねぇ。きれいな人は多いだろうけど…。

    大河内監察官も大変だなぁ。注意するために呼び出したのに、なぜか情報を聞き出されてるとか(笑)。しかも元からそのつもりだったというのがたちが悪い。注意してもまったく言うことなんて聞かないし。これは苦々しいよね。同情せざるを得ない。

    捜査一課に行きたいカイト君。右京さんに推薦をお願いしているけど、多分してくれないだろうなぁ。自分からカイト君を特命係に指名したわけだしね。それ以前に権限がない…のか?(よくわからない)。上司の嫌味をバネにして特命係で頑張ってね!(笑)

    カイト君は元警察官僚でもまったく容赦ないです。むしろ喧嘩を売ってるのかと。右京さんも窘めてるようで窘めてない(笑)。しかし、本気で止めるべきところは止めるし、カイト君も言うことを聞くし、二人はいいコンビというか師弟というかそういう感じ。

    警察庁とNIAの天下り先の交換が事件の動機。ややこしい。俺たち官僚がしてやってるんだ的な言い方だけど、結局は自分たちのことしか考えてないですよね。ものすごい上から目線で本音がダダ漏れでした。内藤さんは会社が好きだったってことなのかな。なのに会社のみんなからは裏切り者扱いで、クレーム処理にまわされて、最後は会社のための行動で殺されて…なんかせつない…。

    カイト父との関係がどうなるのか…なんかちょっと怖い…。正月スペシャルあたりで何か起こりそう?

    2012年10月24日/相棒 season11 第3話「ゴールデンボーイ」

    カイト君、CAの彼女と普通にデートしてますね。うーん、この彼女の良さが見えてこないせいか、なんかもやもやするんだよな。あんまり良い印象がないんだよねぇ。取り立てて悪い印象もないんだけど。ただ、今回のを見た感じでは自分の好みではないなと。今後、印象が変わるかもしれませんけどね。というか、そうであってほしいんですけどね。

    カイト君の「ごめんなさい」が可愛すぎる! この素直さは新鮮(笑)。「いちおう警察官ですから!」というのは口癖になるのかな。これも可愛いなぁ。そして、捜査をすごく楽しそうに一生懸命やってるのも可愛いすぎる。ボクシングジムに潜入までしちゃうなんて。嫌々じゃなくて自ら進んでウキウキと行ってましたからねぇ。刑事になりたかったみたいだし、捜査となると張り切っちゃうのかな。ボクシング姿はなかなかサマになってました。

    カイト君の涙にもやられた。素直で感受性の豊かな良い子だよ。何も出来なかったことを覚えておきたい、といえる人は成長できると思う。右京さんもそういうところを評価しているんじゃないかな。一方、都合の悪いことは忘れたいというカイトの父…。カイト君は母親似なのかなぁ。それとも単に若いだけ?

    カイト君のことしか書いてなくてすみません。もうね、ほんとカイト君が可愛くてたまらんですよ。そこばっかり見てしまう。いや、ちゃんとストーリーも追ってますけどね。カイト君の可愛さに頭から吹っ飛びそうになる(というか吹っ飛んだ)こともしばしば…。まあ、真面目に感想を書くと大変なので、これからもこんな感じになるかもしれません(開き直り!)。

    2012年10月17日/相棒 season11 第2話「オークション」

    カイト君がひたすら可愛い。何気に素直で育ちの良さが滲んでるように思う。右京さんとやたら距離が近いですよね? 至近距離で目を見合わせるってのが多い気がする。文句を言ってるのも、斜めに構えてるのも、反抗してるのも、指示に従ってるのも、普通に話してるのもいいなぁ。どれも右京さんの手の上で転がされているように見える(笑)。ドヤ顔推理からのしょぼーんもめっちゃ可愛いかった。そして右京さんとバトンタッチとかすでに相棒っぽいじゃないですか。

    捜一トリオの反応に笑ってしまった。イタミンは慕われると弱いのね。ガツンはどこへいった(笑)。こういう素直で人懐こいタイプに慣れてないから対応に戸惑ったってところか。芹沢さんは先輩風を吹かしてるけど、まったく板についてない感じ(笑)。

    右京さん。カイト君に興味があるから特命係に呼んだって本当かな。確かにああいうのは右京さんの好きなタイプだと思うけど、素直に受け取っていいものかどうかわからない。何か考えがありそうな気がするんだけど…どうだろう…?

    カイト君、CAの彼女を上手いこと利用してますね。てか、マンションまで売らせるつもりとかひどすぎる(笑)。あれは紛れもなく本気でしたよね。まっすぐ無謀に突っ走るカイト君は好きだけど、彼女に愛想尽かされないか心配です。まあ、個人的には、彼女より右京さんといちゃこらしてほしいんだけど(笑)。

    2012年10月10日/相棒 season11 第1話「聖域」初回2時間9分特別拡大スペシャル

    今シーズンから新相棒。成宮寛貴くん演じる甲斐亨。どんなキャラか楽しみにしてましたよ〜。いきなりきな臭い始まり方でわくわく。父親は警察庁次長だけど不仲なんですね。単に反抗期的なものかと思ったら、地味に親父が嫌な感じだった…あれだったら反抗したくもなるわな。

    右京さんは甲斐君の恋人の方と最初に面識があったのか。しかし、旅先でCAを見つけたからってわざわざ声を掛けるかなぁ。あれじゃ、クレーマーと勘違いされても仕方ないような。表面的には不可抗力といいつつ嫌な感じに圧力をかけてくる的な。もしくは下手なナンパか(笑)。視聴者的には右京さんレーダーが何か反応したんだろうとわかるんですけど。

    ていうか、右京さんはプライベートな観光なの? あの格好で? ロンドン→香港と…。どんなときでもスーツを崩さないんですね。スーツじゃないときってあったっけ…入院してたときくらい? 思い出せないけど他にもあったかなぁ。

    右京さんって何気に人使いが荒いんだよな。人を動かすのが上手いというべきか。角田課長のお人好しを上手いこと利用してますね。そうそう、かつて米沢さんをキレる寸前までこき使ったことは忘れない(笑)。

    トリオ・ザ・捜一。みんな右京さんのことはしっかり認めちゃってるんですよね。なんだかんだで伊丹も。「心が折れる」には笑ったというか、可愛いと思ってしまいました…!

    甲斐君、態度はちょっと無礼でアレですけど、曲がったことは許せないたちなんですね。なるほど。そして、刑事になりたてという感じがそこかしこに感じられて可愛いです。「学校でそう習いましたか」「うん」とか、拳銃にバールで立ち向かおうとしたりとか…そして、右京さんを真似て考えるポーズをしてるけど、きっと何も考えられていない(笑)。無鉄砲でドジっ子でアホの子って感じ。しかし絶対音感を持っている!

    右京さんは何だかんだでわりと甲斐君のこと好きそう。さっそくカイト君とか呼んでるしね。右京さんって薫ちゃんみたいに能天気な子が好きなんだよね。そういえば、薫ちゃんは音感じゃなくて味覚が鋭かったっけ。でも、甲斐君は薫ちゃんよりもっと子供ですね。うん、なんか可愛らしくて見ていて楽しいコンビだな〜。相棒というか保護者っぽいけど。飼い主とわんこ、先生と生徒でも可。

    甲斐君、さっそく花の里に来てる。偶然かと思ってびっくりしたけど、偶然じゃなかったわけですね。にしてもすごい行動力…どれだけ右京さんのこと好きなのよ。ちょっとしたストーカーじゃないですか。懐きっぷりが半端ないです。甲斐君はやっぱりわんこ。

    右京さん直々に甲斐君ご氏名! マジか! 単純に気に入っただけ? それとも何か裏がある? そりゃ神戸君も腰を抜かすよなぁ。ていうか、神戸君と大河内さんが今も仲良くしているのがわかってニヤニヤ。神戸君、腰お大事にね!(え?)

    「キャバクラかよ。指名なんかすると金とるぞ!」 なにこれ可愛すぎる! いやー、今後が楽しみだね! 甲斐君と右京さんのやりとりにニヤニヤできそう。そして、甲斐君の成長にも期待!

    新相棒と右京さんばっかり見てたら、事件の顛末がイマイチ頭に入ってこなかった(オイ)。なんかもうどうでも良くなってたというか(汗)。時間があったらもういちど録画を見るよ!

    2012年8月19日/スピンオフ

    米沢さんスピンオフ見てました。最後に相棒elevenとイタミンスピンオフの予告をやってたんですが、どっちも面白そうです。イタミンスピンオフ、ベタだけどああいうの好きかも。クールな頭脳派と気難しい熱血で、衝突しつつ協力して、最後は互いを少し認め合うとかそんな感じかな。右京さんの新相棒はちょいチャラ男系? ヤンチャ系? 確かに今までにない感じですね。右京さんとどんな感じで絡むのか楽しみ。

    自分としてはやっぱり大河内さんスピンオフが見たい。米沢さんですら(失礼)スピンオフできたんだから、大河内さんならきっといけると思うんだ…! ほら、いろいろ面白いネタも豊富だしさ(意味深)。監察官という立ち位置だったら、事件的にもいろいろ作れそうじゃないですか。ねぇ?

    2012年8月13日/新相棒は交番勤務からのたたき上げ

    新相棒は交番勤務からのたたき上げ。新相棒を成宮くんが演じるってのはだいぶ前に発表されてたけど、今回はそのキャラクターが発表されました。所轄署の交番勤務を経て、あこがれの刑事となった甲斐亨(かい・とおる)だそうです。写真で見る限り、茶髪でラフな格好をしているように見える…個人的には黒髪短髪スーツがよかったんだけどなぁ。ええ、単なる好みの問題です。見た目から推測すると、熱血ヤンチャな感じだろうか。薫ちゃんとは違って人当たりはあんまり良くなさそう? 何にせよ、とりあえず10月を楽しみにしています。

    2012年6月22日/相棒シリーズ X DAY

    イタミンのスピンオフ映画をやるらしいですね。イタミン好きだし楽しみではあるんだけど、映画じゃなくてテレビでいいんじゃないかなぁ。あと、どちらかというと、イタミンより大河内さんのスピンオフ希望です。ニッチすぎるので実現はしないだろうけど(笑)。

    2012年4月3日/新相棒は成宮寛貴

    3代目「相棒」に成宮寛貴だそうで。最初はどうにもピンと来なかったんですよね。嫌だとかそういうわけじゃなくて、よくわからないというか、ぼんやりした感じでイメージが湧かないというか。ミッチーはキャラが想像しやすかったけど、成宮くんはいろんなキャラやれるし、まだ想像がつかない…ってところなのかな。彼には演技力があると思うので、あとは製作側がどんなキャラクターを考えてるかにかかってると思う。どういうタイプにするのだろう。薫ちゃんとも神戸君とも違うタイプですよね。やんちゃで言うこときかない若造タイプとか、右京さんにやたら懐く大型犬タイプとか。あ、なんか成宮くんが大河内さんに熱烈アプローチして、大河内さんちょっと動揺するとかいうシーンが頭に浮かんだんだけどどうしよう(……)。でも、大河内さんは成宮くんみたいなのタイプじゃないと思いつつ、ある日急に押しかけてこなくなると寂しくなったり。すみませんごめんなさい妄想先走りすぎ。

    2012年3月21日/『相棒 season 10』最終回スペシャル「罪と罰」

    クローン作成に関する家族確執的な話。信心深い息子は、クローンを作った母親を「神への冒涜」と告発。母親も娘も息子もなんだかなぁ、というのが最初の印象。やっちゃいけないことをドヤ顔でやる母親はもちろん、失った子供をクローンで代用しようとする娘、宗教にどっぶりはまったエキセントリックな息子…ってね。

    しかし、科学者に対して「神への冒涜」という説得は無意味だと思うんだけどなぁ。息子の宗教が何なのかちょっと気になる。キリスト教っぽく見えるけど、キリスト教にも派がいろいろあるし、エセキリスト教みたいなのもありますから。神学校に行こうとしていたみたいだから、エセというわけではないのかな。

    クローンは技術的に十分可能、とはいえ、障害とかが出る可能性が高いのでは? 長くは生きられないとか、どこかおかしいとか、そんなふうになっちゃうとかいう話を聞いたことがあるような。人間以外の話だけど。人間での研究は(表向き)やってないはずなので、上手くいくかどうかはまったく保証がないわけで。というか、いきなりそう上手くはいかない気がするんだけどな。娘はそういう危険性をわかっていたのかな。いなかったんだろうな。

    「家宅捜索の片付けにやってきました☆」って、神戸君、その場で思いついた出任せだったのか。詐欺師の素質があるかもしれない(笑)。でも、右京さんもあのくらいのはったりは言えますよね。いつもお手洗いを借りておきながら、お手洗いじゃないところに行ってますし。

    証拠品(コート)のカマかけ。まるっとゴミに出してくれたから良かったものの、庭で焼かれたり、ずたずたに切り裂かれたらどうするつもりだったんだろう…。重要な証拠品だという目算があったんですよね。だったらきれいな状態で捨ててくれる可能性は低いと思うんだけど。あの娘があまり賢そうに見えなかったから…? にしても危険な懸けのような…。

    米沢さん、最終回までこき使われまくり。なぜか右京さんには逆らえませんからね。しかし、真夜中に叩き起こされて駆けつけたとはこれまたハードな…お疲れさまです…。でも、今回はちゃんと労ってもらえましたね! 花の里で朝食っていいなぁ。自腹、じゃないですよね…? 右京さん奢ってあげたよね? せめてそのくらいはやってあげてほしい。でも、そのせいで幸子さんが叩き起こされたわけですが(笑)。

    神戸君のシャワーシーンとバスロープ(ガウン?)姿はサービスショットですかね。ついつい大河内さんの姿を探してしまったではないですか(阿呆)。いや、今回はさすがにいませんでしたけどね。しかし、あの高層階はいったい…どこ…? ホテルじゃないですよねぇ? 神戸君の自宅?? すごい見晴らしがいい…お高いんでしょうね…。

    右京さんにとって伊丹たちは「愉快な仲間」らしいです(笑)。右京さん自ら言っちゃいましたよ。でも薫ちゃんのいるときに言ってほしかったなぁ。

    「人間が再生できたら」という神戸君に対し、「遅れて生まれてくる一卵性双生児」という右京さん。でも、実際にクローンを作ったら「遅れて生まれてくる一卵性双生児」という扱いは受けないですよね…。SFでよくあるネタだけど、適合する臓器などを得るためだけに作ったり、あるいは失った愛する人の代用としての役割だったり。そういう歪んだ目的でしか作ろうと思いませんもの。だから問題になるんじゃないかなぁ…と自分は思っています。

    片山雛子から神戸君に「杉下右京を止めて」という特命が。しかし、神戸君自身も言っていましたが、無理だろうと思いましたよ。たとえ右京さんがどういう決断を下そうとも、それは右京さん自身の考えであって、神戸君の説得による心変わりではありえないだろうなと。

    神戸君、思いあまって妊娠している娘を拉致りました。しかも、検挙するなら子供を始末するって…実質的な脅しですよね。でも子供を殺すってどうやるんだ? 神戸君にその手立てがあるとは思えないんだけど。母体もろともというならいくらでも手はあるけど、神戸君にそこまではできないだろうよ。右京さんもわかってたんじゃないかな。

    幸子さん、そういえば刑務所の先輩でした(笑)。経験者の言葉は頼りになりますね。

    追いつめられたときは大河内さんに頼る神戸君。このバーも見納めかなぁ。しかし「人事に掛け合ってください」って言われても、大河内さんも困っちゃいますよね。監察官としての見解なら通るだろうけど、単なる本人の異動希望じゃあ…大河内さんに言わせず自分で言えよと思ったり…。まあ、神戸君もわかってるよね。監察官としての大河内さんに頼ったわけでなく、個人としての大河内さんに甘えてるだけだよね。ね。

    神戸君が神様を怒らせてでも再生して会いたかった人間は城戸だと。右京さんは最初から神戸君の気持ちに気付いていたんだろうな。おそらく神戸君自身でさえ気付いていなかったうちから。でも、ストーリー的には強引なこじつけのように感じる。とってつけたみたいになってる。城戸を絡めるならもっとガッツリやればよかったのに。中途半端にやるぐらいなら、城戸のことはすっぱり切っちゃった方がよかったような。

    右京さんも追い出すつもりはなく、神戸君も残ることに納得したところへ、異動辞令が出ました。大河内さんはもちろん異動させるようなことをしていません。せっかく近くにいる神戸君を手放すわけなかろうと(そうは言ってないけど)。となると、もう長谷川しかいませんよねそうですよね。でも、これなら今後もちょくちょく出てくるのでは? 警察庁絡みの話もありますし。大河内さんともバーでイチャイチャできますよね。

    結局、クローンは生まれなかった。うーん…まあこれで丸く収まったという感じではあるんですけど、なんか安易な決着の付け方だったような気がして残念。いや、クローンが生まれるとなると、話が終わらなくなりますが。

    というわけで、神戸君卒業だったわけですが…ぬー…なんというか拍子抜けというか…。いろいろと釈然としない気持ちではあります。神戸君自身も納得して特命係を去ったわけではないですからね。城戸の件で偽証したという話も、さんざん思わせぶりに煽っておきながら、たいして関係がなかったというね。

    2012年3月7日/『相棒 season 10』第18話「守るべきもの」

    神戸君の警察学校の同期で元SPの警備員・土方が撃たれた事件。

    最初の狙撃が演出過剰でびっくりした…というか、相棒じゃないものを見ているように感じました…。

    土方さんは対象者との信頼が築けないと引き受けないタイプ。SPではそれが出来なかったから辞めた、というのは容易に推測がつきますね。神戸君とのエレベータの会話でも滲み出てましたし。右京さんは気付いていたんですよね。神戸君は気付いていなかったみたいだけど…うーん、頭いいんだしそのくらい気付いてほしかった。薫ちゃんなら気付かなくても仕方ないけど。

    警備情報を流すような警備会社って嫌すぎますね。まあ、会社の信用なんか眼中になく、自分のことしか考えてないんだろうけど。あんな人がいたら命取りになるよなぁ。警備会社には、会社としてそこら辺の管理はキチッとしてほしいところ。

    怪しげなNPOがいかにも怪しげで笑った。見かけだけでも、もうちょっとまともを装った方がいいと思うよ!

    狙撃は研究を中止するための狂言。土方さんが違う方向へ動き出したのは、逃げ出そうとしたわけではなかったのですね。いまいちよくわからないんだけど、訓練された人ほど誤認して反応してしまうらしい。うーん、命を懸けて守ろうとしたのにただの狂言だったなんてなぁ。土方さんの目指していた警護対象者との信頼も裏切られたわけで。優秀だった、といっても誤認して走り出したのが原因で撃たれたわけで。いろいろと悲しすぎる。

    腕のいいスナイパーとかどこでどうやったら雇えるんだろう…。裏世界の人ならともかく、普通に研究所の人間なんですよね? 裏と繋がりとかあったんだろうか。

    次回が最終回か。クローンとか何とか、自分の好きなネタではあるんだけど、相棒でやられるとうげっと思ってしまう…いや、トンデモな話ではないと信じていますが!

    2012年2月29日/『相棒 season 10』第17話「陣川、父親になる」

    陣川君、父親になるとか言ってます。でも絶対に陣川君の子供じゃないよな、と予告のときから思っていたので驚きはしませんでした。なんというか、あまりにも予想どおりすぎて…(笑)。しかし惚れっぽすぎだろ。まだ知り合ったばかりなのに、父親になりましょうか、って言えるのもすごいというか考えなしというか怖いというか…。

    神戸君の女性受けの良さそうな言動は天然だろうなぁ。陣川君の微妙な表情といったら(笑)。あれ以降、敵対心むき出しになっちゃいましたね。

    由香利さんは、お母さんが許されない火事を起こしたから、自分も幸せになってはいけないと思い込んでいる様子。真面目な人ほどそう思って苦しんじゃうんだろうな。由香利さんは当時まだ子供だし、そもそも本人が起こしたわけでもないし、責任なんて何もないのに。ずっと毎月墓参りをして謝罪をして…こういう人にこそ幸せになってほしいと思うよ。

    やらせをあれほど嫌っていたはずの担当ディレクターが、嘘の手紙を出したなんてどういう心境の変化なの…と、最初どうにも腑に落ちなかったんだけど、なるほど彼女自身が火事の遺族だったんですね。やらせじゃなく、嘘じゃなく、遺族としての本当の気持ちということなんだろうな。ディレクターとしていい画が撮りたいというのもあっただろうけど、彼女の真摯な気持ちを知って幸せになってほしいと思ったってのもあったんだろうな。

    あえて4月2日に産むということは、子供にも罪を背負わせることになると思うんだ。だから、4月2日じゃなく、予定どおりに産むことを決意できたのは、呪縛から解放されたってことなのかな。

    おなかの子の父親。陣川君にたきつけられなかったらどうしてたのかな。なんか態度がいちいち逃げ腰な感じだったし、あれで彼女を幸せにできるのかちょっと心配だなぁ。幸せにしてくれることを祈るしかないんだけど。

    陣川君、最後はやっぱり花の里ですね(笑)。いい人ではあるんだけどねぇ。もうちょっと地に足をつけられると幸せになれるかも。何かと猪突猛進すぎるんだよね。

    2012年2月15日/『相棒 season 10』第16話「宣誓」

    大河内さんも特命係を便利に使うようになったなぁ。神戸君がいるから気安いのかな。頼りにしているのは右京さんの方だと思いますけどね。

    過去の事件。もし、本当に容疑者だと知らずに職質して、結果的に犯人を取り逃がして事故死させてしまった——というんだったら、仕方ない気がするんだけどなぁ。これで閑職にまわされたら不憫なような気が。どちらかというと捜査していた方に責任があるんじゃ。でもまあ、真実は違ったわけだけど…。

    大河内さん、神戸君のこと心配してる! 実際そのとおり一人でどんどん突っ走ってましたね。挙げ句に公務員法違反とか。あれほど大河内さんが心配していたのに、右京さんは涼しい顔で放置しちゃうんだもんなぁ。でもあえて泳がせてたんだろうな。米沢さんを待機させてたり手際が良すぎましたものね。

    しゃちほこUSBメモリが、いちいち笑えて仕方ないんだけど。しかし、消した人がコンピュータに詳しくない人で良かったですな。普通にファイル削除したくらいじゃ、簡単に復元できることくらい、知っている人は多いですよね。

    大河内さんの一存で神戸君の公務員法違反はなかったことに。ほんと神戸君に甘いんだからもう。監察官としてそれでいいのかちょっと心配になるけど(笑)。

    過去の事件の真実。正義感による証拠の捏造か。自分の思い込みだけで決めつけるなんて、警察としていちばんやっちゃいけないことだよな。確かに、神戸君のやったことと似ています。あれ、自分的にはけっこう地味にショックだったんだけど、神戸君はそのけじめをつけようとしているのかな。うーん、普通に警察を辞めるってだけじゃ面白くないよね。何かもっとあっと言わせる展開を期待。相棒卒業なんだしね。

    花の里。幸子さんの箸使いがけっこう危なっかしく見えてヒヤヒヤしてしまった…。

    神戸君は右京さんと別々。そうか、大河内さんとおしゃれなバーに行ってるんだそうに違いない。大河内さんに甘えて慰められるといいよ! くそう、あえてそのシーンを描かずに匂わすだけにするとは上手いな。いろいろ想像してしまうじゃないかうへへ(落ち着け)。

    大河内さんの着ボイス…! あの音付き…!! 公式やりたい放題(笑)。

    2012年2月8日/『相棒 season 10』第15話「アンテナ」

    今日のゲストは、映画「鑑識・米沢守の事件簿」で米沢さんの相棒だった相原さん。まさか本編に出てくるとは思わなかった。この映画は観に行ったはずなんだけど、なぜかあまり思い出せない(オイ)。確か、小説と犯人が違ったんじゃなかったかな。小説の方は覚えてるんだけど…。

    米沢さん、右京さんに頼まれたら断れないけど、相原さんだったらビシッと断るんだな(笑)。誰にでもお人好しじゃなくて少し安心しました。みんなに無茶を押しつけられてたら大変すぎますものね。

    イタミンはノンプライベート(笑)。三浦さんは家庭が壊れかけ、芹沢さんは幸せ絶頂かな? 三者三様ですね。

    相原さん、熱血というか考えなしだよな。母親の制止を振り切ってまでひきこもりを問い詰めるなんて。それが逆効果だというのは、刑事じゃなくてもわかりそうなものだけど。それに思い込みも激しすぎる。刑事としては致命的じゃないですか。少年課としてもううむ…人の話をちゃんと聞かないしなぁ…。謹慎ばかりさせられているのも納得だわ。応援したくなる熱血と、ただうざいだけの熱血がありますよね。陣川君は可愛げがあるんだけど…。

    米沢さん、たまきさんがお店を畳んだことも知らなかったんだ。まあ、常連さんではなかったですし、右京さんも自分からはわざわざ話をしないだろうし。でも、再オープン後で良かったです。待ち合わせ場所に指定したのに閉まってたら最悪ですよね…。あのあと、相川さんに絡まれまくりだったのかな。うう、うざそうだ…。

    領収書の名目長い! あれは覚えられない(笑)。神戸君は大丈夫だったのかな?

    相川さんに説教はされたくないけど、右京さんのカウンセリングなら聞いてもいいかなと思える。アンテナの感度の話はけっこう突き刺さりました。ていうか、なんかひきこもり君にすごい共感している自分がいる。気持ちすごいわかる気がする。最後に声をかけられて、じわっときているところなんかも。自分もつられて潤んでしまった…。ひきこもり君はあれだけ上手く絵が描けるし、愛されてもいるし、大丈夫だよねというかうらやましくさえある…。

    すれ違い夫婦が怖すぎた…。確かにあの夫にはイラッとするけど、だからといって妻はなにやってんだか。

    2012年2月7日/神戸君卒業

    相棒は神戸君が卒業。せっかく右京さんといい感じのコンビになってきていたのに残念です。何より、大河内さんと神戸君の関係をニマニマしながら見守るという楽しみがなくなってしまう…。

    しかし、こういうネタバレを発表しちゃうのは何だかなぁ。話題を提供して視聴率アップという目論見なんだろうけど、楽しみにしているファンを軽視しているようでがっかりしてしまう。情報を先取りして楽しむ人もいるだろうけど、私はまっさらな状態で楽しみたいと思っているので。

    嫌なら見なければいいとはいうけれど、本家が発表してあちこちでニュースになったら避けようがないです。ネット絶ちでもしなければ。わたしだって日記に書いたりRTしたりしてるし(笑)。感想やレビューは、避けようと思えば避けられるんだけどねぇ。

    2012年2月1日/『相棒 season 10』第14話「悪友」

    内村刑事部長からの依頼は、行きつけの飲み屋でボトルキープをしていた田中さん捜し。店長が急死したのでボトルを返したいからだと。うん、まあ確かに特命係にしか押しつけられない雑用だな。しかし、頼むときくらい普通に頼めないものでしょうかね。ものっそい上から目線(笑)。いつものことだけど。それとツケはちゃんと払った方がいいんじゃないかな。

    今回の再登場は、床下の現金を盗もうとして失敗した間抜けな三人組。間抜けすぎて憎めない犯人だったなぁ。三人組のひとりの奥村は、幼なじみがやっているIT企業で働いていました。もうひとりの池谷は喫茶店のマスター。山崎はその喫茶店にやってきたり。

    お金を渡してお礼状を要求する池谷は、あからさまにあやしいんだけど、あからさますぎて、何か企んでることがバレバレです。なのに、奥村君は素直すぎる…。

    菅原には他に友達がいない、というのは本当っぽいですね。優秀で偏屈な人が、気弱でお人好しな幼なじみに縋っている様子はちょっと萌えまする。心を許せるのは彼しかいないんだろうな。そうじゃなきゃ刑務所に入っていた人間に声をかけないし、愚痴を聞いたりゲームの話するだけで役員として雇ってくれたりしないよ。それに、お礼状を書く代わりに奥村君自身を要求するんですよ! うーん、奥村君は菅原と一緒に仕事してほしかったんだけどな。菅原を見捨ててほしくないし、それに、あの三人組で会社なんてなぁ。言っちゃなんだけど、どう考えても無理じゃ…。

    なかなか実体の見えなかった田中晶。まさか喫茶店のパートの女性だったとは。ヤクザの通訳だったのか。おつかいのメモの難しい字とか幸子さんの間違えた中国語の文字とか、意味深すぎるなぁとは思ってたけど…。沢口さんは勝手に名前を使われて巻き込まれて気の毒でした。オオゴトになる前でまだ良かったかな。

    2012年1月25日/『相棒 season 10』第13話「藍よりも青し」

    今回は右京さんが鑑識で見つけた事件。細かいことが気になる右京さんは、些細なことからでも事件を見つけてしまいます。冒頭のレストランに潜入して暴いた密輸事件も、関係なさそうに見えて、実はちょっと繋がっていたあたりはさすがというか。

    レストランでの神戸君と右京さんのやりとりにはニヤニヤ。交換条件のあたりとか可愛かったです。あのお店は堂島組の元構成員がやっていたそうだけど、味とかサービスとかはどうだったのかな。見た感じは立派そうだったけど。

    米沢さんはかなり忙しくて苛立っている様子。以前、右京さんがひどい扱いしたから、まだ恨んでるんじゃないかと少し心配になりました。でも、苛ついていたのは最初だけだったのかな。右京さんのお願いも聞いてあげていましたし…って、まあなかなか断りようがないと思うけど。右京さん、お願いだからもうちょっと労ってあげて!

    反対運動のリーダーは、自然を守ろうとかもっともらしいことを言いながら、結局、自分の身だけが可愛かったわけですね。まあそんなものかな。でも、いちばんえげつないのは産廃工場の社長ですな。殺されて当然とは言わないけどさ…。

    幸子さん、生ハムを茹でるとは斬新すぎる…(笑)。

    2012年1月18日/『相棒 season 10』第12話「つきすぎている女」

    今回は右京さんがスランプだったせいで、めっちゃハラハラしました。何かの思惑があってわざとやってるんじゃないかと思いたかったけど、米沢さんに相談しているところを見ると、どう見ても本当だとしか思えなかったし。でも、あのボンクラっぷりがちょっと可愛いと思ってしまったりも(笑)。右京さんの調子が悪いだけでここまで面白くなるなんて卑怯すぎる…っ!

    ついてない女・月本幸子さんが再登場。幸子さんは服役中に調理師免許までとってたらしい。出所してから再就職して頑張ってるけど、つきすぎて怖いという。ついてない女だからついていることを異様に怖れているみたい。とはいえ、確かにあのお給料は怖いなぁ。おまけに前の家政婦が行方不明になってると知ったら、さすがに何かあると思いますよね。

    前の家政婦さんが行っていたらしい天体構造学研究会。アカデミックな名前とは裏腹に新興宗教だったようです。どこからどう見ても怪しさ大爆発なんだけど…! こういうのに引っかかっちゃう人たちの思考構造ってどうなってるんだろうな。

    幸子さん、右京さんを見限ってイタミンに電話。イタミン、一般人相手でもあんな嫌味な言い方するんだ(笑)。断るにしてももうちょっと言い方というものがあるよね。ぞんざいに特命係に押しつけようとしてるし。でも、右京さんが役立たずと聞いて、ちょっとやる気になったのかな。

    幸子さんいきなりナイフ! いや、ちょっと待て。思い込みだけで先走りすぎじゃないのか? とハラハラしたらやっぱりな(笑)。おじいさんは脱税、前の家政婦はそれを持ち逃げ失踪、何も知らない若社長は必死に探した挙げ句に疑われてナイフ突きつけられてボコボコにされて…かわいそうすぎる。結論として、若社長はすごく良い人だったってことだよな。前科者の幸子さんを差別するどころか結婚しようとしたり(それも手を出さずにきちんとプロポーズ)、失踪した家政婦を探すために怪しげな宗教に入会までしたり。うーん、幸子さん、こんないいひとを逃しちゃってまったく…。

    花の里、幸子さんで復活?! びびった。調理師免許ってこのフラグだったのか。これからも度々登場するってことか。たまきさんに代わって準レギュラーかな。

    右京さんの調子が悪かった原因って結局何なんだろう? もう復活したみたいなので、更年期障害でも若年性認知症でもなかったみたいだけど。たまきさんがいなくなったことのショックでもなかったのかぁ。ちょっと残念…。いつもの習慣が復活したから?? んー…もしかしたら、花の里がなくなってから、右京さんの食生活がズタボロになって、そのせいで頭も体も調子が悪かったんじゃないかなぁ。で、花の里でちゃんとしたものを食べるようになって復活したとか。勝手な憶測ですが。

    ピルイーター、大河内さん自ら傑作と言ってる! 見たい!! DVD買おうかどうしようか…BDは出ないのかな…。

    2012年1月11日/『相棒 season 10』第11話「名探偵再登場」

    マーロウ矢木再登場。いきなり神戸君の相棒とか言っちゃってるよ。勝手に言ってるのかと思ったら、右京さんの神戸君へのおしおきだったのね。まあ、遅刻した神戸君が悪い(笑)。遅刻したのはどういう理由だったのか気になるなぁ。

    神戸君はマーロウ矢木のキャラを知らないので、彼が何かを言うたびにいちいち戸惑いまくってます。何とも言えない微妙な表情をしてますね。話を一通り聞き終わる頃には、もうすっかり呆れかえっていたような…。

    神戸君とマーロウ矢木のコンビは、すごいチグハグというか噛み合わないというか。矢木はマイペースで気にしていないみたいですが。でも、捜査ではいいコンビネーションじゃないかな。矢木が盗もうとしている間、神戸君はそれを手助けしちゃってましたね。渋々っぽいですけど。こういうの違法じゃないのか…? とも思うけど、まあ今さらだよな(笑)。

    ジョッキ入りのギムレットって何よ(笑)。あれライムサワーだよなぁ。だからムギレットか。メニューにギムレットがないので、マーロウ気取りの矢木が勝手にギムレット言ってるだけだと思うんだけど。

    「矢木の部下の杉下と神戸と申します」。神戸君は思いっきり納得いかない表情してましたな(笑)。

    ハードボイルドを気取っている矢木に、「あんなきもいオヤジ」とかきっついですね〜。それも本人の目の前だぜ(笑)。そんなきもいオヤジ相手でも3000億円のためなら我慢できるのかそうなのか。まあ、ホテル入っただけで何もしてないみたいだけど。

    矢木の動きが怪しかったので、ちょっと不安だったんだけど、すごく良い奴でした。探偵の鑑みたいな感じだったな。依頼人への仕事っぷりも、隠し子への接し方も素晴らしい。「隠しておきたいことを心に秘めておけるのが探偵、秘めておけないのが刑事」か、なるほど。ただのマーロウかぶれじゃなかったです。見直した。

    イタミンと右京さんの距離がちょこっと縮まってる気がした! 元日スペシャルのおかげかな?

    右京さんと神戸君がそろって「ギムレット」というところ、めちゃくちゃ好きです。今度のギムレットはジョッキじゃないちゃんとしたギムレットかな?(笑)

    相棒の携帯サイトにあるらしい尊&大河内のボイスがめっちゃ気になってます。テロップ出てた以外にもあるのかな。うう、すごい聞きたい…。携帯もってないのが残念でならないです。

    2012年1月1日/『相棒 season 10』第10話 元日スペシャル「ピエロ」

    特命係は正月飾りの特命。わざわざ偉い人直々に呼び出して言いつけなくてもいい気がするんだけど(笑)。右京さんは丁寧にマメにやっていくのに、神戸君は邪魔しかしてないような…。不器用というよりやる気がないんだろうなきっと。やれば出来る子…だと思ってるんだけど。雑務も真面目にやりましょうぜ!

    子供たちと一緒に連れ去られちゃった神戸君。確かに誘拐阻止はできなかったけど、恥さらしってのも随分な言われようだなぁ…ってか、内村刑事部長的には、ああいうひどい言い方はいつものことか…。しかし、正月飾りをコサージュっていうのはほんとヒヤヒヤしました。どこをどう見てもコサージュじゃないし! もうちょっとマシな嘘をついてよ!(笑)。

    右京さんは一人でもゴリゴリ頑張ってます。神戸君がいようがいまいが関係なく、マイペースに捜査していきますよね。いつものことだけど。なんか相棒というタイトルが虚しいような気さえする…(笑)。別に神戸君のために頑張ってるわけでもないしね。あ、でも大河内さんはきっと神戸君が心配だったんだよ! 心配でいても立ってもいられなかったんだよ!(妄想)

    身代金目的の誘拐かと思われた事件だけど、実はテロ事件だったようです。最初、何が目当てなのかわからなくてもやもやしたけど、一晩たってからようやく声明文が出されました。草壁は理想を語ってた感じだったのに、結局は金なのかぁ…と思ったら、草壁と仲間の向かう道が違ったようで。いわゆる仲間割れというか、裏切りというか、下克上というか、利用されただけというか? あっさり毒殺されてしまいました。それまで丁重に扱われていた人質も、急に手荒な扱いになって…これはやばいです…。

    口の動きでメッセージを送る神戸君。無事に伝えられることが出来て良かった! 犯人に気付かれなかったのも良かったねぇ…と思ったら、ネットで蒲田のことも刑事だってこともバレバレか! そうだよなぁ。ガレージ調べられるなんて変わったことがあったらネットに書いちゃうだろうし、神戸君が警察の人間ってことを知ってる人もいっぱいいるだろうし。うーん、怖い世の中だよ。

    芹沢くん撃たれた! え、けっこうやばいところ撃たれてる。肩とか腕とか脚とかならそんなに心配しないけど、思いっきりおなかじゃん。死んじゃわないよね…とハラハラしてたんですが、命に別状はなかったようで本当によかった。しかし、あれだね、彼女と電話してたのが撃たれるフラグだったのかと思うと…。個人的には、イタミンの「芹沢あああ!」という取り乱しっぷりが可愛かったです。

    「僕には神戸君の車がありますから」って、右京さん運転するの? って思ってしまった…。何となく右京さんが車を運転するイメージなかったから。で、やっぱりというか、運転係はイタミンなのね(笑)。

    「好きだったよ、あんたのこと」と殺した元仲間に向かって言うのってなんか萌えるねとかいうと完璧にやばい人と思われそうなので言わない! 代わりに、幼女に優しくする神戸君て萌えるねと言っておく(笑)。それはそれでやばい気もしないでもないけどっ。

    夜間清掃の若い青年、警備保障会社の会長の息子だったのか! 苦労人っぽいのにボンボンだったのか! 厳しいおじいさんだったみたいだから、甘やかされてはいないんだろうけど。テログループの本当の狙いは彼だったとか…。警備保障会社の会長の息子と聞けば納得せざるを得ない。本人にはまったく自覚はなかったみたいですけどね。ちょっとは自覚してほしい…。

    クリスマスの警官射殺事件は無線機が目当てだったのかぁ。なるほど。何も射殺しなくても作れるような気はするんだけど、射殺するのが早かったのかな。彼らにとっては。

    通達が出てから随分たつのに、爆弾のことを知らない警官って…。無線で1回しか言わなかったのかなぁ。こんな大事なことはしつこいくらいに言わないと。無線だったら聞いているかどうかわからないんだし。女の子が戻ってこなかったらどうなっていたことか。って、この誘拐された女の子、大橋のぞみちゃんだったんですよね。最初、成長しててわからなかったです。ほんと可愛くなった!

    あれ? 信管が抜かれてた?? 速水には人質を殺す気はなかったらしい。「ニセモノの青空と白い雲」を憎み、そこから奪った10億で買いたかったものは公園…。貧乏人として、気持ちはほんのちょっぴりわからなくもないけどなぁ。しかし、草壁を殺したのはなんでだろう。何も殺すことはなかったんじゃ…。

    大河内さんてば、神戸君のこと心配しすぎ! 絶対に神戸君のことしか考えてないよね!(妄想)

    芹沢からのメールに爆笑。あんな目に遭ったのに、幸せそうで良かったよ。「なんじゃこりゃ」というイタミンの反応もかわゆい(笑)。

    2011年12月14日/『相棒 season 10』第9話「あすなろの唄」

    大学の微生物学研究関連の話。バクテクロリスという最近から重油とほぼ同じ成分を作り出せるという画期的な研究。右京さんはこういう方面にも興味を持っているのか。文系から理系からオールマイティですね。

    病死と思われた遺体は、右京さんの読みどおり硫化水素による窒息死。検死官より鋭い右京さん。検死官がダメなのか、右京さんがすごすぎるのかわかりませんが…。体面を重んじる刑事部長には検死官のミスが受け入れられないようです。有益な研究のためにも事件にはしたくない、という思惑もあるらしい。いったん解決してしまった事件ならまだしも、早々に蓋をしようとするのは、本当にどうしようもないなぁ。

    三浦さん英語しゃべってる! それを見るイタミンの表情が良すぎ!

    イタミン、だんだん特命係を上手く利用するようになってきたなぁ(笑)。自分じゃなく芹沢さんに行かせるあたりがなんとも。ギブアンドテイクって…なにかギブしましたっけ? な流れが良かった。

    右京さんは鬼のように米沢さんをこき使う(笑)。しかも平然と。米沢さんも思わず「はい?」ですよ。嫌な予感をひしひし感じて逃げたがっているのに逃げられないのが可愛いな。紅茶の差し入れだけじゃ割に合わないよ! もうちょっといいお礼してあげて! 何日徹夜させるつもりですか。これで右京さんが家に帰ってしっかり寝てたらと思うと…(汗)。

    口封じされかかった特命係の二人。急に緊迫感のあるシーンになって驚きました。まあ、二人はとっくにお見通しだったようですけど。

    資金提供を国内企業のみから受けるか、海外企業にも頼るかでもめていたことが、教授を殺害した動機。資金難なのに全部断っていたという話だったので、そんなことだろうとは思っていたけど…。純国産にこだわる気持ちもわからなくはないんだけどね。海外企業から資金提供を受けると全部持って行かれちゃいそうだし。でも、現実問題としては資金がなければやっていけないし…。

    バクテクロリスは硫化水素で全滅。右京さんたちを殺そうとしたことで、何より大切で守りたかったものを、自分の手で殺してしまうという結果に。自業自得というかなんというか…そんな大事なものがあるところで殺そうとするからだよ…。一応、少しだけ警視庁に残ってました。研究は栗田さんにしかできないという話だけど、そんなことはないんじゃないかな。誰かが引き継いでくれるのではないかと思います。画期的な研究ならなおさらこのまま終わらせられないですよ。

    2011年12月7日/『相棒 season 10』第8話「フォーカス」

    スクープカメラマンの話。

    目の前で通り魔事件が起こったというのに、被害者を助けることもなく、冷静にファインダーを向けて写真を撮るってなぁ。周りの人が気付いているならまだしも、誰も手をさしのべていない状況なのに。カメラマンとしては正しい姿勢なのかもしれないけれど、人としてはろくでもないよな。

    でも、周りの人も気付かないわけないんじゃ…と思ったら、右京さんいわく傍観者心理が働いたとか…。しかし、血を流して倒れ込んでいるのに、誰一人声すら掛けないなんてありえるのかな。むしろ、携帯電話とかで撮ってネットでアップする人がいそうだと思ったんだけど。

    求められるのは過激なスクープ写真や記事。伝えたいものがあっても、買い取られるのは衝撃的な写真ばかり。一介のカメラマンにはどうすることもできなくて、それで自腹で写真展を開こうとしたんだろうけど。通り魔の写真も、傍観者の残酷さを伝えたかったのかもしれない。だからといって、「ファインダーを向けることしかできない」なんてきれいな言葉で片付けてほしくない。彼女を追い詰めたひとりなのに。彼女を放置した傍観者のひとりなのに。カメラマンとしてよりも、人として出来ることがあるだろう。

    飛び降りる瞬間の写真パネルを部屋に飾ってたのって、本当に自分への戒めのためなのかなぁ。右京さんたちの想像でしかないんだよね? もしかすると、自分が注目を浴びたきっかけの写真だから、記念に飾っていたのかもしれないし…。もう亡くなってしまったので確かめようがないだろうけど。

    2011年11月30日/『相棒 season 10』第7話「すみれ色の研究」

    右京さんの大学時代の友人の研究者。頭が良くて変わり者っぽい…と書くと、右京さんと似ているような気がするけど、タイプはちょっと(だいぶ?)違うんですよね。右京さんが対等な感じで言い合ってるのは何か新鮮でした。悪友といったところでしょうか。若いころのエピソードがもっと聞きたかったです。

    探偵ではありません、なんて右京さん言ってたけど、いつも探偵まがいのことをやってるよなぁ…と思ったら、今回はよりいっそう探偵やっちゃってますけど! 警察が身分を偽ってもいいんですかね? これ職務かどうかもあやしいしところだし。まあ、いつものことといえばいつものことなんだけど(笑)。

    旧友を庇って公平な捜査を妨げるような、右京さんらしからぬ発言。当然何か理由があるんだろうなと思いましたさ。しかし、あの大喧嘩にはびびった。お互い理性を欠いたきつい応酬、そのうえ神戸君が右京さんを殴るなんて。これも示し合わせてのことなんだろうなとは思っていたけれど…絶対それ以外に考えられないとは思っていたけれど…はっきりするまではほんとドキドキしましたよっ!

    イタミン、憎まれ口を叩きながらも、手柄だけはありがたくいただいていきます(笑)。もうちょっと出番があればいいのにな。たまには特命係にガッツリ絡んでくれないかなぁ。

    「強く殴りすぎですよ」「何でか力が入ってしまって」のやりとりにニヤニヤしてしまいました。

    2011年11月23日/『相棒 season 10』第6話「ラスト・ソング」

    ゲストは研ナオコ。なんというか、研ナオコが演技してるようにしか見えなくて、微妙な気持ちになりました。出てこないシーンは良かったんだけど、出てくると一気にしらけちゃって、どうにもドラマに入り込めなかったという…。歌はすごく良かったんだけどさ…。相棒に大物ゲストとかいらないよ。知名度はあまりなくてもきっちり演技が出来る人を使ってほしいな。キャストの知名度に頼って、相棒の良さを潰すようなことはやめてちょうだい。

    イタミンの右京さんに対する態度がかわいい。ほんと子供みたいだな(笑)。苦々しさをまったく隠してないですよね。表情良すぎです!

    米沢さんがあまりにもジャズにそぐわなくて笑った。なんでTシャツ…? と一瞬思ったけど、鑑識ジャンパーを脱いだらアレなんですよね。飲んでるものは…牛乳? カルアミルク? 職務中だからアルコールは飲まないかな。しかし、ストローって…(笑)。

    てっきり研ナオコが犯人だと思ってたのにトランペッターだったのか。このトランペッターがいないと歌えないから庇ったってことね。すごいジャズシンガーだからどうのこうのって、右京さんがそんなようなことを言ってた気がするんだけど(しっかり覚えてない…)、あれって何だったんだろう? この人とじゃないと輝けないって、本物じゃない気がするんだけどな。

    2011年11月16日/『相棒 season 10』第5話「消えた女」

    劇場版(ビッグシティマラソン)のやよいさんがゲスト。大人っぽくなったなぁ。元気そうで何より。そうそう、ビッグシティマラソンのときはまだ薫ちゃんだったんだよなぁ。話だけでも出てくれて嬉しかったです。当たり前のようにスルーされると悲しいので。

    「僕たち仕事なんてありましたっけ」と、視聴者の思ったことそのまんまツッコミ入れてくれる神戸君が好きです。

    「立ってるものは特命でも使えだ」って、イタミン相変わらず可愛い。悪い顔がたまらなく可愛い(笑)。まあ、イタミンの情報があってもなくても、右京さんたちは動いていたと思いますけどね! 事件を解決したい気持ちは一緒ってのが嬉しいな。薫ちゃんがいたときは反発することが多かったけど、最近は何かと特命係を利用しようとすることが多いような。

    彼女は殺人事件の目撃者だったのですね。いろいろやばいことが重なってああなったというわけか。まあ、殺人事件とは関係なかったみたいなので、消されることはないだろうという話だったけど、とてもいい待遇とはいえない状態でしたな。事件解決が長引けばどうなっていたことか。

    しかし、高級娼婦の派遣ってなぁ…派遣…OL…高級感がないぜよ…。まあ、秘密厳守ってあたりが売りだったのかな。で、その派遣会社って元警察関係者がたくさんいるんだよね。ということは、顧客には警察のお偉いさんとかもいそうな気が。もしいたとしてもさすがにこのへんは揉み消されるかな。

    2011年11月9日/『相棒 season 10』第4話「ライフライン」

    運送会社の社長が殺された事件。

    右京さんに財務調査だけやらせようなんて無理に決まってるじゃない。捜査に口を出すなといっても出さないわけないよね。そろそろ学習しようぜ! ってか、わかってるけど頼んでるんだろうなぁ。だから口を酸っぱくして言ってるんだよね。今回に限っては右京さんしか出来る人がいないみたいだし、どうしようもないってところかな。

    しかし、右京さんの手際はすごかった。捜査二課にいたのはずいぶん昔だと思うけど、今でもまだ現役の人よりすごそうですね。いっそ二課に異動させた方が上層部的には都合がいいんじゃないのか? 特命係に置いておいても好き勝手やっちゃうだけだし。いや、二課でも何だかんだで好き勝手やっちゃうかな右京さんの場合。

    神戸君と右京さんはセットらしい(笑)。軽〜くそんなことを言えちゃう神戸君いいなぁ。この場面では「相棒」じゃなくて「セット」の方がしっくりくるよね。イタミンの苦々しい顔をもうちょっと見たかったなぁ。にこやかにかわす神戸君に歯ぎしりするイタミンの図式が好きかも。

    借金が返せない人に取り立てをさせてた…って、普通の人が取り立てなんて出来るものかな? と思ったけど、首をくくるしかないくらいの状況まで追いつめられていたら必死にもなるか。だからこそ、そういう後先ない人に取り立てをやらせるんですね。なんか…血も涙もないというか…闇金こわいね…。

    前回といい、今回といい、重くてやりきれない話が続くなぁ。そろそろニヤッとできる話もやってほしいよ。

    花の里を畳んだこと、やっぱり神戸君には言ってなかったのか。挨拶くらいはしていこうよたまきさん! せめて右京さんに伝言を頼むとか。神戸君のことなんて全然頭になかったんですかね。一緒に映画を観に行った仲なのに…。

    2011年11月2日/『相棒 season 10』第3話「晩夏」

    今回は女流歌人からの依頼。40年以上前に服毒自殺した婚約者の文箱に入っていた、青い小瓶の謎を解いてほしいと。完璧に探偵業ですな(笑)。

    神戸君、なんだかんだいって右京さんについて行くんですよね。ていうか、右京さんてほんと神戸君を誘ってあげないんだもんな(笑)。誘わなくてもついてくると思っているのか、本当にいなくていいと思っているのか…まあ、いなくてもまったく支障はないでしょうけど。

    「神戸君、意外に根気強い」って失礼なような気もするけど、右京さんに認められるってすごいことだよね。神戸君も内心は嬉しかったかな。素直に褒めてくれたら、素直に喜べたんだろうけど…って、右京さんがそんなに簡単に褒めないことは神戸君もわかってるよね。

    42年前の真実。要するに師匠がどうしようもない身勝手なヘタレだったってことか。愛する人の婚約者を殺しておきながら、失うのが怖くて何もできないし何も言えない。彼女のためじゃなく、すべては自分のため。彼女を愛しているといいながら、彼女の幸せを考えずに、自分のことばかり考えてるって何だかなぁ。師匠としてはいいひとだったのかもしれないけど。

    彼女も彼女で、もうちょっと想像力を働かせられなかったものか。歌人なのに。復讐を受け入れる覚悟なんじゃないかって、ちょっと考えれば思い至るはずなんだけど。なんで師匠は犯人じゃなかったって決めつけてるかな。ていうか、師匠も黙って復讐を受け入れるんじゃなくてさ、事実を述べて謝罪するとかしないと。結局は真実に向き合わず逃げてるだけじゃないか。

    どっちもどっちでもにょもにょするなぁ。まあ、二人が幸せになるのもそれはそれであれだけど。

    でも、婚約者を殺したのが師匠だとしたら嬉しい、と彼女が思えたのは、42年の月日が流れた今だからであって、殺して間もないころに告白されていたら受け入れられなかったんじゃないかな。42年のあいだに悲しい気持ちが薄れて、師匠を慕うようになっていったんだと思うから。

    まったく関係のない話だけど、神戸君てたまきさんが店を畳んだことを知ってるのかな。一緒に映画を観に行った仲なのに、一言の伝言もなしだったら寂しすぎるよね。

    2011年10月26日/『相棒 season 10』第2話「逃げ水」

    出所してまもない人が殺されるという事件。瀬田さん登場です。

    神戸君のいつもながらの地味なツッコミがいいなぁ。その逆襲なんでしょうかね。右京さんはちょくちょく神戸君をいじめてるというか、からかっているような気がします。真顔で。せっかく5階を往復してお茶を買ってきた神戸君に紅茶が良かったとか(笑)。

    被害者家族も加害者家族もつらい。被害者の両親もやりきれないんだろうけどさ、加害者の家族につきまとうというような、何にもならないことを続けるってのもなぁ。それで気が済むわけでもなく、互いに苦しみが増すだけじゃないか。弁護士も言ってたけど。それに、被害者家族の自分がつらいから、加害者家族もつらい目に遭わせるって間違ってるんじゃないかと。

    マスコミはほんときついだろうな。想像しかできないけど、ニュースやワイドショーを見ててもそう思いますもの。何の遠慮も礼儀もない感じで朝から夜までずっとつけまわされて、周囲の人たちにも聞き回ってあることないこと書き立てて。それで中傷も加速するんだよな。

    今回の事件、被害者家族が追いつめたのも一因じゃないかなぁ、という気がするんだよな。お母さんは亡くなってしまい、お父さんも逃げてしまって、ひとりで全部背負わないといけなくなって。なんかほんとやりきれない。

    最後の右京さんと神戸君の会話。右京さんはブレないですね。神戸君も、そろそろ聞くまでもなくわかっても良さそうだけど、それでも右京さんの言葉で聞きたかったのでしょうか。

    2011年10月19日/『相棒 season 10』初回2時間スペシャル 第1話「贖罪」

    シーズン10です。2時間スペシャルで始まりました。シーズン9は普通に1時間だったので、どうなるかなと思ってたんですけど。今回のタイトルは「贖罪」。以前にもあったような…と思って調べてみたら、シーズン9の第2話が「顔のない男〜贖罪」でした。「贖罪」単独ではなかったですね。

    テーマ曲、今回はジャズっぽい? けっこうアップテンポですね。

    神戸君と自殺したストーカーの過去話。神戸君のストーカーへの警告がなんとなく笑えるんだけど。かっこつけ方がわざとらしい感じがして。しかし、女性にストーカー相談されるまではわかるけど、家にまで上がっていたりするわけですね。本当にただの友達ってだけだったのか疑ってしまいたくなる…てか、女性の方は神戸君に気があったんじゃないかなぁ。神戸君にはその気はなかったのかもだけど。

    神戸君と右京さんの調査。出てくる状況が何もかもがあやしくて、でもなかなかすべてが繋がらなくてもどかしかったです。ホワイトボードのわかりやすい説明でようやく見えてきました。似顔絵ってのも良かったな。神戸君の似顔絵のうまさにはびっくりでしたわ。

    何か裏がありそう…とは私も感じていたし、右京さんたちも訝っていたけれど、そのとおり見事に一杯食わされましたね。まさか元判事たちの入れ知恵だったとは。しかし、このことでみんな静かに怒ってますよ。神戸君はもちろん、右京さんも、伊丹たちも、米沢さんまで。発案者は右京さんなんだろうけど、かなーり無茶で強引なやり方しています。ほとんどだまし討ちみたいな。でも、あんな卑怯な手段を使われたあとですからね。思いっきり応援したくなりました(笑)。普段は反発している伊丹たち捜一メンバーも一致団結ってのも嬉しいですしね!

    神戸君、偽証していたのか…。ストーカーを犯人だと思い込んでいたから、死刑にしたかったということだけど…それはダメだぜ…。友達が殺されて冷静ではいられなかったのでしょうが…どんな理由があってもダメだぜ…。彼が犯人だろうとそうでなかろうと、やってはいけないこと。もう時効ということだし、これからの生き方で償っていくしかないのかなー…と思いつつ、大河内さんが神戸君を慰めてるのを見てなんかニヤニヤしてしまいました。ほんとこの二人の関係が気になりまくりなんだけど!

    たまきさん、本当に店を畳んじゃったのか。もうたまきさんのお店のシーンが出てくることはないの? あれに代わる場所なんてないよ。すごく寂しい。右京さんもそう思ってるだろうな。何気にたまきさんに寄りかかってたみたいだし。店を畳むという話をしているとき、子供みたいなことを言ってるのが可愛かったです。あの右京さんだからよけいに。

    2011年3月9日/『相棒 season 9』 第18話・最終回2時間スペシャル「亡霊」

    テロリスト・赤いカナリア幹部の本多の死刑が執行された。というか、執行されたことにして釈放されたみたい。雛ちゃん、いろいろやってくれるなぁ。まだ若いのにすごい権力を持っている感じだぜ。もちろん彼女個人の勝手な行動ではないわけだけど、こんな機密事項を一任されたというだけですごいなと。

    赤いカナリアとその娘の話は、何となく覚えてるけど、何となくしか覚えていません…。いつの話だっけ?

    元法務大臣の瀬戸内さん、元気そうで何より。薫ちゃんの話が出てきたのがちょっと嬉しかったです。まあ、この場合は出さない方が不自然だけど。神戸君とは初対面なんですね。

    本多は娘に会いに行っちゃいました。うーん、自分がどんな立場に置かれているか、ある程度わかっているとは思うんだけど…それでも会いたい気持ちを抑えられなかったのかなぁ。下手すれば娘までも危険にさらすことになるのに。そして下手しちゃったわけで。

    本多を生かすことは「あの人」の遺言。せっかく名前を出さずにもったいつけてるのに、予告か何かで見てしまったので、すぐに小野田さんとわかってしまって残念でした。

    「性懲りもなく第一発見者」っていい表現だな! 本当になんでかと思うくらい第一発見者ですもんねぇ。おまえが犯人かと疑いたくなるレベル(笑)。伊丹がいらつくのもわかるよ。

    特命係は雛子に直撃。雛子と神戸君が会うのは初めてだっけ。挨拶は「よろしくどうぞ」で終わっちゃったけど(笑)。しかし、さすがに右京さんのことは一目置いているのか、雛子も話してくれて、これで本多釈放に関する事情がわかってきました。テロに屈しないという原則を表向き守りつつ、秘密裏に交渉を進めたということらしい。もともと小野田官房長の進めてきた計画で、官房長亡きあと雛子がそれを引き継いだと。けっこう準備に長い期間かかってたんですね。さすがにこんなヤバいことをそう簡単にはできないか。それにしても、炭疽菌って懐かしい響きだなぁ。流行ってたのはいつ頃だっけ。

    本多は雛子の手引きで国外逃亡を目論んだけど、捜査一課に捕まってしまいました。しかし、伊丹たちはせっかく捕まえたのに取り調べもさせてもらえない。全部雛子が仕組んだことみたいですね。くやしいよなぁ。職務に誇りをもっている刑事なら伊丹でなくてもそう思うはず。

    しかし、喧嘩をするには相手がやばすぎる。伊丹、頭に血が上ってるけど大丈夫かなぁ…と思ったら、特命係に押しつけて退散って! 賢明すぎるぜ。とはいえ、あの書類を手に入れるだけでも結構大変だったんじゃないかと思う。

    特命係はあっさり本多を連れ出しました。あっさり…。伊丹めっちゃ嬉しそう(笑)。本多が釈放に応じたのは、娘に会いたかったのと、何が起こってるのか見極めるためとか。娘には会いたくても我慢すべきだったんじゃないかなぁ…。

    おおう、特命係と捜査一課の連携プレー! だよな? 犯人を罠に掛けて捕まえて、伊丹がほんと嬉しそうだ(笑)。

    小野田官房長があらかじめ娘に居所を知らせるように言ってあったのか。娘、素直すぎる…。でも、こんなヤバい状況になったら藁にも縋る思いだったろうしなぁ。

    本多はマスコミの前に姿を現しました。まさに生き証人。しかし、釈放は公安調査庁と法務大臣が独自に行ったことになってしまったらしい。小野田さんや雛子の関与はなかったことに。それどころか自分のところの権限強化なんて、雛子おっそろしいなぁ…。こういう人でないとのし上がっていけないんだろうなと思うけど。

    瀬戸内さんが得た情報は、刑務官の内部告発ではなく、小野田官房長から直接聞いたことだったようです。やりかけで亡くなってしまったことが痛いな。他にも何かやりかけだったことがありそうだなぁ。今後もちょくちょく出てきたりして。それこそ亡霊のように。

    2011年3月2日/『相棒 season 9』 第17話「陣川警部補の活躍」

    すっかり準レギュラーの陣川くん。けっこう好きなんですよね。まっすぐ熱く純粋に頑張ってるけど、騙されやすくて、ちょっと駄目っぽいところとか。

    陣川くんが捕まえたコンビニ万引き犯の門馬。資産家宅で窃盗もしていたらしい。陣川くんお手柄で、刑事に…なんてことまで言われちゃって。嫌そうな伊丹たちがいいな! でも、芹沢は「先輩」になれても嬉しくないの? まあ陣川くんではやっかいなだけか。上が伊丹で、下が陣川くん…うん、確かにこれは胃が痛くなるかもしれない(笑)。

    「陣川に捕まるだけあって、運のない顔をしてるねぇ」のセリフ、ひどいと思いながら笑ってしまったよ! 陣川くんにも犯人にも失礼ですね!!(笑)。

    右京さんはやっぱり気になっちゃって、さっそく資産家さんのおうちまで出掛けていきました。なぜか陣川くんも一緒。まあ半分くらい特命係ですからね。

    門馬はわざと陣川くんの前で万引きして捕まったのではないか、というのが右京さんの見方。陣川くんは反発して後輩の神戸君を連れて飛び出して行きます。この二人の噛み合わなさ加減がいいなぁ。神戸君は、マイペースな陣川くんが本当に苦手そうですね。嫌味を言っても聞いてないんだもんな。

    右京さんの見立て通り、門馬は窃盗犯ではなかったようで、陣川くんの前で万引きしたのは、取調室にいながらオルゴールを取り戻すための計算だったらしい。そこまでして手に入れたがっているとなれば、きっとすごい財産が隠されているんだろうなと、容易に推測できますよね。右京さんでなくても。

    案の定、オルゴールにはスイス銀行の口座番号が隠されていました。スイス銀行はかなり厳格みたいですね。口座番号を忘れたらアウトか…。あと、郵便物に銀行名を入れないのはともかく、隣のフランスから出すなんてすごい徹底ぶりです。そのくらいやるから信用を得られているんだろうけど。

    しかし、背任横領やらなんやらで、結局、彼らがそれを手に入れることは不可能らしい。頑張ったのにね。まあそんなお金では仕方ない。あの奥様は、やっぱり財産目当てで結婚したのかな? 門馬のことはどう思っているんだろう?

    陣川くん、やっぱりヤケ酒(笑)。今回は女性に惚れなかったようですけどね! せっかくお手柄と思ったのに、利用されていただけとなれば、そりゃへこむわなぁ。

    2011年2月23日/『相棒 season 9』 第16話「監察対象 杉下右京」

    杉下右京に対する匿名の告発文が届けられて、右京さんは監察対象になってしまったようです。まあ、そんなことがあれば調べざるを得ませんよね。しかし、右京さんが何をやらかしたかと思ったら、捜査権がないのに捜査してるって…何を今さら!! 全力でツッコミましたよ(笑)。

    監察官に呼び出されてビビってタジタジになってる米沢さんが可愛かったです。それでも右京さんを必死に擁護していますよ。米沢さんも捜査情報漏洩とかになるのね。今さらだけど。

    伊丹も呼び出しくらってます。伊丹たちの捜査に右京さんがしなっと絡んで入り込んでくる…まったくいつものことですね(笑)。しかし、これ不法侵入になったりするんだ! 伊丹の「じゃあ何とかしてください」が伊丹らしくて良かった。あと、毅然として捜査に対する熱意を語るのも。

    続いて角田課長。「暇つぶしを装い…」と大真面目に監察官が言うのに爆笑。でも…あれ? 今までの特命係の捜査協力って正式なものじゃなかったの? それが意外でした。長々と張り込みを手伝わせたりしているのに…。やましいことがないんだったら、ちゃんと正式な手続きで捜査協力を依頼すればよかったのに。何かと面倒なのかなぁ。

    次は神戸君。「置いてけぼりを喰らったことも…」ってちゃっかり恨み言(笑)。まあ一度や二度じゃないですからね。右京さんは手帳の盗み見のうえ、同意なしの指紋採取…うん、これはまずい。いつもやってることだけど(笑)。

    最後に本人。右京さんはあっさり認めました。まあ、事実だしね(笑)。しかし、右京さんが意外な事実を掴んでいました。記者と監察官が高校の同級生。一気に形勢逆転ですね。この監察官はただの堅物で利用されているだけかと思ってたのに、しっかりと悪いことしてたんですねぇ…。

    大河内監察官、来た! せっかく監察のお話なのに、いなくて寂しかったんだ。出張というのは嘘だったんですね。最初から特命係とともに仕組んだ聴取だったとか。おおう、やってくれます!! もうちょっと出番があれば嬉しかったんだけど!!

    で、右京さんはあれだけいろいろやっちゃっててもお咎めなしかな?(笑)。

    今回は違ったけど、確かに小野田さんという後ろ盾がなくなっちゃいましたからね。目障りに思う人が、右京さんや特命係を排除しようとしても不思議ではないよなぁ。でも、劇場版II を見ていない人は「あれっ?」と思ったよね、ここ…。

    2011年2月16日/『相棒 season 9』 第15話「もがり笛」

    医療刑務所で殺人事件。右京さんと神戸君はやい! 何で来てるのこんなに早く! うん、まあ暇なんだろうけど…。伊丹たちからすれば、ホント歯がゆいだろうなぁ(笑)。

    「もがり笛」は知らなかった。刑務所では別の解釈もあるとか。本当の話かな? 寂しい音色ですよね。

    殺された浪岡と対立していた重病懲役囚の江田が、介護士の洋子と繋がっていた。彼女の父親を殺したのは江田だったみたいです。江田にそのことは言ってないけど、江田も気付いてたんじゃないかと…。

    江田はシーツで首をつって自殺を図りました。浪岡を殺したのは自分ですという遺書を残して。でも死ななかったんですね。右京さんは彼が誰かを庇っていると推測。

    江田が庇っていたのは介護士の洋子。うん、人間関係も心情もいろいろ複雑だなぁ。対照的な二組の加害者と被害者遺族。彼女が殺そうと思ったのは、浪岡から被害者遺族を守ろうとしたのもあるんだろうけど、まったく反省していないのが許せなかったというのも大きいんじゃないかと。

    人の罪をかぶるという償いは、絶対にありえない——右京さんらしい言葉だなぁ。私も同感。

    2011年2月2日/『相棒 season 9』 第14話「右京のスーツ」

    テーラー関係となると、右京さんの独断場だろうと思いましたよ(笑)。詳しいだろうなということはものすごく想像がつきます。案の定、右京さんのスーツはテーラーに仕立ててもらっているようですね。神戸君は仕立ててもらってないらしいけど、かなり良さそうなものに見えます。1着1万円のとかじゃないですよね(笑)。

    古谷洋服店でスーツを仕立ててもらった男性が亡くなった事件で、右京さんはこの店になにかあると感じ、女性のテーラーにスーツを仕立ててもらうことになりました。安くないだろうに本当に仕立ててもらうとはさすが右京さん。そして神戸君には本当に冷たい(笑)。苛ついて「もうっ!」ってなってる神戸君が可愛いです。

    プロのテーラーすごいな。体を触っただけで利き手までわかっちゃうとか!

    男性のスーツを触りまくる右京さんが怪しい。右京さん的には純粋にスーツを触っているんだろうけど…あれは身の危険を感じてもおかしくないレベル(笑)。しかし、触っただけで生地やその厚さ、そしてそこから秘密までわかっちゃうって、さすが右京さんとしかいいようがない。テーラーも顔負けです…。

    女性テーラーは古谷さんを救おうとしたんだろうけど、それが裏目に出てしまいましたね。せっかく古谷さんが毅然と突っぱねたのに…彼女がコピーを渡したりしなければ、古谷さんが人を殺めてしまうこともなかったと思うとやりきれない。

    2011年1月26日/『相棒 season 9』 第13話「通報者」

    今回は生活保護を受けている中学生のお話。女性が殺されかけているところを目撃して、慌てて通報するものの、名前を聞かれると名乗らず切ってしまったという。

    しかし、右京さんは相変わらず目ざとい。証明写真に目をつけたと思ったら、落ちていたレシートを見つけ、あっというまに通報者を特定しましたよ。運が良かったというのもあるんでしょうが…。

    殺された生け花教師の女性は、いろんな人に恐喝を繰り返していました。通報者の中学生は、生け花教師に万引きを脅されていたので関わりたくなかったと告白しますが、どうやらそれも嘘だった様子。もっと大きな隠したいことがあったようで…。

    しかし、まさかお母さんが男と逃げていたなんてなぁ。この子はすごいよ。小さい妹がいるからしっかりせざるを得ないとはいえ、こんな状況にあったらグレてもおかしくないのに。母親に捨てられたんですよね。なのに母親を責めるでもなく、妹を必死に守ろうとするなんて。

    というか、母親は本当に男と逃げたの? 置き手紙のひとつもなかったのが気になったんだけど…。何を考えてるんだろう。これも鬱病の所以?

    それにしても、神戸君は子供相手に随分むきになっていたような。むきになっていたというより、やけに思い入れていたというか…。神戸君なりに心配していたってことなんですかね。

    2011年1月19日/『相棒 season 9』 第12話「招かれざる客」

    冒頭が何となく海外ミステリっぽい雰囲気。右京さんの帽子のせいか(笑)。横領で逮捕されて2週間前に出所した市田の死因に不審を抱き、彼が持っていた観光ガイドに印があったオーベルジュへ…ということらしい。不動産屋さんになりすましちゃいましたよ。お店の人も、お客さんも、みんな何かありそうな雰囲気…このあたりもミステリっぽいなと思ったり。

    神戸君は置いてけぼり(笑)。すぐに右京さんの後を追わず、独自にこの事件の調査を始めました。右京さんと同じ道はたどりたくないんだと。そういう負けず嫌いなところが可愛いです! 右京さんに競ってるつもりがないのはわかっていても、なんか悔しいんだよね。で、せっかく調べたことを右京さんはすでにわかっていて、余計に悔しくなるという(笑)。

    右京さんと神戸君が一芝居。お芝居だとわかっていたのでニヤニヤしながら見てましたが、右京さん神戸君に逮捕される展開とはね! 右京さん詐欺師で殺人者ですってよ(笑)。それにしても右京さんの演技がくさい(笑)。いつもの右京さんとキャラが違いすぎて違和感あるだけかな。

    オーベルジュに集まったのは7年前の資産家のところで働いていた人たち。資産家が急死したときに奪って埋めた裏金を、時効が成立するのを待ち、掘り返そうとするところだったそう。自分のためというのもあっただろうけど、孫娘のためというのもあったんでしょうね。その孫娘はあまりお金に興味なさそうでしたけど…。自分のために犯罪に手を染めたなんて知ったら悲しむんじゃないかなぁ。みんなのことを、特に絵画の先生を慕ってるみたいだったし。

    お芝居のときの逮捕状が健康診断結果だったなんて! 右京さん冷静によく見てますねぇ。ていうか、こんなものを広げて他の人に見られたらどうするつもりだったんだろう。まあ、神戸君ならそこらへん上手くやると思いますけど。

    しかし、神戸君。あんな深刻そうなところで医者に再検査なんて言われてたからどんな大変な病気かと思えば、ヘモグロビンが少なかっただけとは…。重要なことではあるんですが! ということで、神戸君は貧血体質。うん、まあ違和感はないよな(笑)。

    2011年1月12日/『相棒 season 9』 第11話「死に過ぎた男」

    6年前に死んだはずの人が殺されました。死体が発見されていなかったんですね。海難事故の場合、1年で失踪宣告を出して死んだことにできるってことか。

    元妻の彩子は多額の保険金を手にして、自宅を改装してレストランを出し、別の男性と結婚していました。右京さんは勝手に厨房に入って、新メニューを詮索(笑)。もちろん、ただのメニューに対する興味ってだけじゃないんだろうけど。

    殺された男性・信川さんは偽名で別の女性と同棲してました。記憶を失っていたわけではないようです。千葉の地方紙を購読していたことから、何かを気に掛けていた様子が窺えます。右京さんたちはその新聞を調べて、身元不明の死体発見の記事に目を留めてましたが、なぜこれにピンと来たのかがさっぱりわからなかったです。海の事故じゃなくて山中の死体なのに。二人ともすごいよな。

    あいかわらず死体が苦手な神戸君。白骨でもダメなんですね。生々しい死体じゃなければ大丈夫かと思ったんだけど、これもダメって相当なものだなぁ。

    伊丹と神戸君の会話がなんか良いです。伊丹の嫌味にちょっとムッとして言い返す神戸君ね。これからももっと絡んでくれると嬉しいな!

    しかし、右京さんは肉の固さから昨晩のことを言い当てちゃうなんて…というか、最初からそのつもりで食べに行ったんですよね。前回、新メニューを見ていたときから疑問には思ってたんだろうなぁ。右京さんの追いつめ方はソフトだけど怖い(笑)。

    6年前の真相は横領事件をめぐる釣り仲間のゴタゴタ。しかし、今回信川さんを殺したのは釣り仲間ではなく、犯人は同棲中の女性。婚姻届を見て、元妻と復縁しようとしてるのだと勘違いして殺してしまったよう。推測だけでいきなり殺すなよ! 婚姻届に元妻の名前があったならともかくですよ。一人になりたくないなんて言って、自分で一人になるようなことをしてるんじゃあね。信川さんの気持ちを思うとやりきれないな。結婚しようとしていた人に殺されたんだから。

    元妻は関係なかったわけですね。ところで保険金は返さなきゃいけないの? 返さなくていいの? 海難事故では死んでなかったけど、今回殺されて死んでしまったわけだから…どうなるのかよくわかりません。今さら返すのは大変ですよね。

    2011年1月1日/『相棒 season 9』 第10話 元日スペシャル「聖戦」

    今回は最初から犯人がわかってるパターンですね。ちょっといっちゃってる感じの女の人。この時点で何か深い恨みがあるんだろうなと思わせてくれます。

    消費者金融の折原が自宅に仕掛けられた爆弾で殺害されました。リモコンで爆弾を爆発させたらしい。容疑者はすぐに浮上。折原が過去に起こしたバイク事故で息子を亡くした寿子。右京さんと神戸君が会いに行って確信したようです。

    寿子の息子は子供のころ心臓が弱くて野球もできず、やがていじめられて登校拒否になり、ようやく立ち直って就職したところでバイク事故で亡くなるという…親としてはたまりませんよねぇ。夢は母親を幸せにすることなんて言ってたと知ったら余計に。それから寿子が相手を殺すと決意するまでの課程は見ていてつらいですね。重くて息が詰まりそうでした。

    捜査の過程とシンクロするように過去映像が出てくるんですね。捜査というより過去の方に重点が置かれていて、なんだかひたすら重かったなぁ。しかし、特に知識もなかった普通の主婦だったのに、工作してリモコン爆弾まで作っちゃうってすごい執念だよな。

    うわぁ、ファミレスでのやりとり怖いなぁ! 寿子と折原の妻のアレね。寿子ただものじゃないな…。

    神戸君は右京さんにアレコレ反発。神戸君の気持ちもわからないでもないけど、刑事がそんなに感情に動かされて大丈夫なのかなぁとも思ったり。優しい人なんだろうと思うんだけどさ。

    寿子が爆弾の協力を求める過程も怖い! なにあの行動力。いきなり無謀すぎるよ不審者すぎるよ協力してくれるわけないよ、と最初は思ったんですけど、まさかあらかじめストーキングして脅しのネタを準備してきていたなんて。ほんとすごい執念です。

    伊丹の「責任は俺がとる」ってかっこよかったです。伊丹に責任がとれるのかどうかはよくわかりませんが(爆)。

    刑事を出し抜いて逃げた寿子はすごい。けど、右京さんの計画通りだったということか。そこらへんの刑事は出し抜けても、右京さんはそうはいかないんですね。とはいえ、発信機を取り付けたりかなり必死な様子。戦争、か…。

    最後の大きな爆弾は自爆用。しかし、こういう復讐をする人って身勝手だと思うんだよな。息子を言い訳にしているけど、息子はきっとこんなことを望んでないよ。だって夢は母親を幸せにすることだったんだろう? 幸せに生きていってほしいと願っているはずだよ。これだけのパワーを良い方に向ければ、幸せに生きることもできたんじゃないかと思うんだけど。

    青山剛昌さんは序盤で出てましたよね? たぶん、画板みたいなのを持ってた鑑識の人だと思うんだけど。そんなに顔をよく知らないので自信はないです(笑)。でもセリフもないあのくらいの役ならアリだなぁ。取り立ててわざとらしい感じもしなかったし、わりと大きく映ってたというのはあったけど、相棒のドラマや世界を壊さない程度に抑えられているなと。相棒番宣でも特に宣伝してなかったし、注目している人にだけわかるってのは何かいいよな、うん。

    2010年12月23日/相棒 - 劇場版II - 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜

    観てきました! 入場するときに神戸君のクリスマスカードをもらったよ(笑)。確かそのうち右京さんの年賀状に変わるはず。その後もシークレットがあるとか何とか映画系のニュースに出てました。

    ストーリーはわりと淡々と進みますね。ストーリーとしての盛り上がりどころがよくわからないというか。ラストももやもやしたまま終わってしまいました。相棒らしいといえば相棒らしいんですが…。面白くないわけじゃないですけど、なんとなく物足りない感じがします。焦点が定まってないのかなぁ。

    途中、ビックリするシーンはありました。ええ、そりゃあもう長年の相棒ファンだったら「?!!!」くらい驚愕すると思います。私も最後の最後まで信じられなかったですもの。

    とりあえず、大河内さんに萌えまくりでした(笑)。特に序盤の神戸君とのシーンはおいしすぎるぜ!

    以下、ネタバレありです。

    とりあえず、大河内さんと神戸君ですよ。きのうのドラマ呼び出しは剣道のお稽古だったんですね。それだけで萌えてたんですが、まさかシャワーシーンまであるなんて…! 二人並んで(仕切りはあるけど)シャワーですよ。なにこのおいしいシチュエーション。このときの二人の会話にも萌える。大河内さん、神戸君以外にお友達いないんだ(笑)。ワインをもらう約束してたのもいいなぁ。そして、その後、神戸君が大河内さんに食ってかかるのもおいしいんだよ。車の前に飛び出したりさ。序盤のアレを見たからなおさらグッとくるんですね。……なんていうか、こんな感想でスミマセン(汗)(何を今さら)。

    陣川君は出てきたことは出てきたけど、全然活躍していませんでした。それがちょっと残念。このときが神戸君と初対面だったみたいですね。いきなり先輩風ふかしていたのには笑わせていただきました!

    右京さんはロープで降りていったところが一番の見せ場だったような(笑)。みんなの準備がままならないうちに、窓からするっと降りて行っちゃうんだもんな。慌てふためくみんなと、いたって冷静な右京さんの対比が面白い。会議室の窓の外にいきなり現れて普通にデジカメで撮影しちゃってるのは、なにかギャグマンガでも見ているような気持ちになりました(笑)。

    その人質籠城事件ですが…そんなに簡単にできちゃっていいんですかね? あまりにセキュリティが甘くてビックリだ。上層部がごっそり集まって会議してるんだったら、その会議室の前に警備の一人くらいは置いておこうよ。この会議室で自爆テロでも起こされたら、上層部がみんないなくなって、頼りない中園参事官がトップになっちゃうじゃない(笑)。

    小野田官房長にはマジでビックリでした…。せっかく回転寿司の皿を戻さなくなったというのに…。ああ、これが死亡フラグだったのか…。私、素直じゃないので、小野田さんが刺されたとき「うわ、こんなにざっくりいってたら普通は助からないよ。盛り上げたいんだろうけどやりすぎだって!」と思っていました。その後の血の海を見ても「これは生きていられる出血じゃないよ…それでも助かるんだろうけど…」と。だから葬送のシーンで本当に驚いてしまいましたよ。まさかこんな呆気なく…。右京さんになら殺されてもという覚悟は、多分本当にあっただろうけど、人生思うようにはいかないようですね。

    方法の是非はともかく、小野田さんは本当に警察組織を良くしようという思いはあったはず。絶対的な正義があると思ってるの? 正義なんてものは立ち位置によって変わってくるんだ、という発言には頷くものがありますし。現実主義者の私としては、どちらかというと右京さんより小野田さんの考えに近いんですよね。それが正しいとも思ってないんだけど。

    ラストは中途半端に終わった印象が強いです。エンドロール後に何かあるかと期待したけど何もなかったし。前回の劇場版ではそれなりのカタルシスがあったけど、今回はもやもやしたものを抱えたまま終わってしまいました。その後、どうなったのかなぁ。気になる…。

    警察組織の上層部が糸を引いているような事件は、結局、特命係だけではどうすることもできないし、あまりきっちりとした解決をするわけにもいかないんだよな。テレビシリーズでも小野田さんが絡んでくるような事件はそういう終わり方のものが多いし。テレビシリーズならそれでいいけど、劇場版だとやっぱりそれなりに解決してくれないとと思ってしまうんだ。

    あれですね、コナン劇場版の黒の組織と似た感じというか(爆)。

    2010年12月22日/青山剛昌先生が「相棒」元日スペシャルに登場

    青山剛昌先生が「相棒」元日スペシャルに登場するらしい。この情報を見たときは我が目を疑いましたよ。本人役ではなく現場検証をする鑑識役だそう。たぶんチョイ役だとは思うけどマジでビックリ。これはいずれコナンに右京さんが出てくることになるのか?(笑)。アニメだと局が違うからコラボは難しいでしょうけど。

    2010年12月22日/『相棒 season 9』 第9話「予兆」

    2010年夏——ってことは、劇場版とリンクしているのかな? と思ったらやっぱりそういうことですね。

    神戸君、朝帰り中に女性の死体を発見。どう見てもジョギングの格好じゃなかったぞ(笑)。何をしてたんだろう。事件よりもそっちが気になって仕方なかったです。

    神戸君は亡くなっていた女性に違和感を感じたとか。それは女性のコーディネイトに関することだったらしい。ファッションについても、ネックレスについても、化粧についても、女性の心理についても、やたら詳しいうえによく気付くというか…。女性のことなら何でもわかるんじゃないかくらいの勢いです。どこでそういう知識を身につけるんだろうな。米沢さんじゃないけど、私も全然わかりませんよ(笑)。

    亡くなっていたのは警察庁の総務課の女性職員でした。シングルバーで男あさりだけでなく、警視庁刑務部のエリートと不倫までしていたことが判明。当然ながら上の方はあまり表沙汰にしたくないようです。でも、それだけではないようで…。

    いつもテレビ番組表を持ち歩いてるの?! 神戸君だけ? みんなそうしてるの? 聞き込み中にテレビ番組表を取り出すなんて人は初めて見たよ。あとでそのときやってた番組のことを調べるというのはよくありますが…。

    警察庁長官直々のお呼び出し。右京さんは警察庁にも名を知られているのか。さすが…。しかし、事件の方は、長官直々に出てきたりと、何やらきな臭くなってきました。

    神戸君は特命係のきっかけとなった事件を知らなかったんだな。こういうときに呼び出して話を聞ける便利な知り合いがいていいですね(笑)。神戸君と大河内さんの関係がどうにも気になって仕方ない。

    犯人は警視庁刑務部エリートの妻でした。はずみで殺してしまったのかな。探偵を使って夫の素行調査をして不倫を知り、相手のことを許せなく思って詰め寄ったらしい。浮気ではなく本気だったのが許せなかった? どうやらただの不倫ではなく機密文書漏洩もあったらしいですね。

    警察庁と警視庁はピリピリですね。対立ムードこわいよ!

    大河内さんが神戸君を呼び出しましたよ。なにこの俺様(笑)。ちょっとときめいてしまったじゃないか。うーん、もしかして神戸君の朝帰りは大河内さんに付き合わされたから、なんてことはないだろうな……妄想が止まらなくなりそうだよ! どうしてくれるんだ!(……)

    あれ、陣川君まで出てきました。緊迫感のあるBGMにそぐわない感じで(笑)。劇場版でまた登場するってことかな?

    2010年12月19日/相棒劇場版 副題

    夜はテレビでやってた相棒劇場版を見てました。どうでもいいけど、なんであんな副題(絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン)になったんですかね。初めて聞いたときはイロモノなのかと心配してしまいましたよ。確かにビッグシティマラソンが重要な舞台ではあるんですが、テーマの重さとはあまりに乖離しているような…。もうちょっとふさわしいタイトルがあったんじゃないかと思うんですが。

    相棒劇場版IIも観に行きますよ! こっちの副題は「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」。そこはかとなく2時間サスペンスっぽいニオイがしますが、ビッグシティマラソンよりはだいぶましかな。エクスクラメーションマークがいただけないんですかね…安っぽくなるような…。内容はかなり自分好みっぽい感じなので期待してます!

    2010年12月15日/『相棒 season 9』第8話「ボーダーライン」

    転落死体の胃の内容物に興味を持つ右京さん。当然のようにこの事件を調べ始めます。伊丹たちも調べるなとは言わないんだな。先回りされると文句は言うけど。諦めてるのかな(笑)。

    被害者が持っていた3つの鍵はコンテナと私書箱とロッカーのもの。派遣で正社員になろうとしたけど叶わず、新たな派遣先では雇い止めになったり、結構苦しい状況だったよう。結婚したい女性とも結婚できず…。ていうか、派遣をやめさせるための会社なんてあるのか…なんかひどいですね…。そのうえ生活保護も断られてしまうなんて。神も仏もないなぁ。

    古物商の免許を取ってリサイクルショップに名義貸しをしてから、次から次へと名義貸しのカモにされてしまったようです。こわいなぁ。金がなくなった頃を狙って声をかけて…マジでカモですよ。確かにいけないことだけど、生活保護まで断られたら、こうでもしなければ生きていけないくらいに追いつめられていたんだろうなと同情する気持ちもある。

    胃の内容物はスーパー等の試食だったんですね。だから統一性がなかったと。ただ生きるために試食をまわる日々。それすらも許されないような言葉を投げられて、就職活動に使っていた私書箱も使えなくなって、絶望するしかなかったんだな。

    彼は社会に殺された。本当にそんな感じ。あまりにも救いがなくて、見ていてたまらなかった。もう少し彼が図々しい人間だったら死なずにすんだかもしれなかったけど…。真面目で努力家な人でも負のスパイラルに入るとなかなか抜け出せないんだよな。

    2010年12月8日/『相棒 season 9』第7話「9時から10時まで」

    9時から10時までって…リアルタイム進行じゃないですか! ちょくちょく時計が大映しになってましたね。

    たまきさんと神戸君が一緒にホラー映画。ホラー好きのたまきさんが、興味のない右京さんの代わりに神戸君を誘ったのですが、神戸君はまったくホラーがダメだったらしい(笑)。こういう弱点があるのが可愛いですよねぇ。しかし、吐きそうになるまでとは…。

    景徳鎮に詳しい神戸君。たまきさんに「いいところのおぼっちゃま?」と聞かれて「あったりなかったり…」ごまかしていたのが気になるなぁ。何か複雑な事情でも? とっさの嘘かもしれないけど、家業を継いだというのが本当だったら、親も警察関係だったりする?? 実際はどうだかわからないけど、おぼっちゃんっぽい雰囲気はありますよね。

    神戸君が景徳鎮の取引に首を突っ込む一方、右京さんは美術商殺しの捜査をしています。きっとこの二つ、関わりがあるんだろうなとわくわくしながら見てました。たまきさんの電話がふたりを繋いだんですね。

    殺されていた美術商は、神戸君の方の詐欺師仲間でした。詐欺師だけど良い相棒だったのかな。命を懸けて相手を守るなんて、よほどの絆がないとできることじゃないような。生き残った方にはちゃんと足を洗ってほしいんだけど、どうかなぁ…。あいつの遺志を継いで立派な詐欺師になろう! なんて思ってたらどうしよう(爆)。

    右京さん、ちょっとだけ妬いてるといいな!

    2010年12月1日/『相棒 season 9』 第6話「暴発」

    薬物売買の現場を録画するために張り込んでいた特命係。今回は雑用じゃなくてきちんとしたお手伝いですね。二見会の一斉検挙にも同行していましたし。右京さん、何気に大活躍。涼しい顔で足を引っかけたり、取り押さえたり…本当に何気に強いんですよねぇ。

    踏み込んだそこで射殺体が発見されました。その男についてはみんな黙秘を貫いています。殺人が起こったわけだしもしや…と思ったら、やっぱり伊丹が出てきました(笑)。けっこう厳しい取り調べをしていますが、それでも落とせないようです。

    麻取さんまでやってきました。あまり詳しくなかったんですが、麻取って警察じゃなかったのか。厚生労働省の麻薬取締部…うーん、ややこしい。警察とは持ちつ持たれつの関係みたい。警察と同じような仕事を厚生労働省に置いておく理由ってなんだろう。事業仕分けを恐れるのもわかるな(笑)。

    角田課長、手柄を横取りされまくって荒れてますねぇ。米沢さんにも八つ当たり。

    殺人ではなく銃の暴発だった…という供述を始めた二見会の面々。麻取が事情聴取したあとで急に供述が変わったことを不審に思った右京さんがあたりをつけて調べてみると、どうやら麻取の潜入捜査官だったらしいことが判明。協力者が潜入捜査官を殺したということらしい。

    右京さんは協力者であろうと何であろうと、正しい罪状で送検すべきだと主張します。融通がきかないくらい一本筋の通った考えは健在ですね。上の方が損得や貸し借りで話をしているのとは対照的です。神戸君はそれとはまた違って、協力してくれた人は出来る限り守らねばならないという情の話。右京さんはそれでもまったく揺らぎませんが。

    そんな気はしていたけど、潜入捜査官は自ら死を選んだようです。1年の内偵が無駄になるからって、自分が死のうとよく思えるよな。何だかやりきれないです…。右京さんは自殺幇助で送検すべきだと言ってましたが、結局のところ業務上過失致死ということになったらしい。不法所持の拳銃で業務ってのはよくわかりませんが…それとこれとは別問題なんですかね。この潜入捜査官が守りたかったものはわかるけど、摘発はされたわけですし、汚名をそそぐ意味でも真実を明らかにしてほしかったなぁ…と個人的には思う。

    神戸君は右京さんと微妙に対立。神戸君は似たようなこと(だいぶ違うか?)をやっていたので、潜入捜査官に感情移入してしまったんですかね。正面から歯向かうのではなく、こそっと裏で動いちゃったのが、ちょっと後味が悪かった…。それでも右京さんは責めないんですけどね。そのうえで静かに自分の考えを述べるのが、何かずっしりときます。

    2010年11月24日/『相棒 season 9』 第5話「運命の女性」

    おお、陣川君じゃないか。忘れた頃に登場してきますね。しかしほんとこの人は相変わらずだよね。とことんマイペースだし、酒には飲まれるし、指名手配犯の見当たりに力入れてるし、運命の女性を待ってるし(笑)。それにしても、神戸君と陣川君は合わなさそうだなぁ。陣川君のマイペースさに神戸君はいらついているというか呆れている感じ? 後輩扱いされるのは納得いかないだろうな(笑)。

    陣川君はまた運命のひとに出会っちゃったりなんかして(笑)。絶対、何かあるよなぁ…と思ったら、スリですか! 昔の知り合いに札入れをするように脅されたらしい。象牙密輸に関係しているとか。うーん、象牙ってそんなに金になるのか…。

    脅されたのは本当だけど、彼女は黙って脅されていたわけでなかったらしい。逆に脅し返して報酬を吊り上げた上に、偽物にすり替えたりして…スリの腕は一流のようです。そして、陣川君のことも考えてくれていたみたい。そんなに悪い人ではなさそうなんだよなぁ。今度こそきちんと更正してほしいですね。

    2010年11月17日/『相棒 season 9』 第4話「過渡期」

    世界を放浪していた立松という男がホテルの非常階段から転落死。立松の祖母は15年前に殺害されていて、時効撤廃がなければ3日後には時効が成立していたらしい。立松は海外暮らしだったので、時効の撤廃は知らなかったのではないか…ということで、何か気になってしまった右京さんと神戸君が嗅ぎ回り始めましたよ。事故で処理されたのにほんと自由だなぁ、特命係(笑)。

    まずは15年前の事件から。当時の担当の刑事さんは、その事件で体をこわして刑事をやめたけれど、今でも意地になって捜査しているらしい。右京さんたちが聞きに行ったところ、なにか歯切れが悪く、どうやら嘘を言っている様子。でも、あとで立松と会ったとわざわざ右京さんたちに言いに来ました。嘘を言っていたのは鑑識係長に釘を刺されたためだったとか。

    「君もすぐにわかります」「いま教えてくれないんだ」のやりとりがいいな。いま教えてくれって思いますよねぇ(笑)。そのあとの「余計な一言」についてのやりとりも面白かった! 神戸君はまだまだ右京さんにはかないませんね!

    鑑識係長が隠していたのは証拠品(お金)の横領。元は優秀な刑事さんだったけど、鑑識係長になってからは証拠品の紛失で2度の訓戒。次に紛失したら辞表を書けと言われていたらしい。この人が横領したのかと思ったけどそうではなかったようで。

    横領したのは当時の担当の刑事さんでした。そんな人に見えなかったからちょっとビックリだ。しかも、立松さんが還付請求をしようとしたことで、横領が発覚するのを恐れて殺した…かと思われたけど、動機は違うところにあったようで。15年前の犯人は立松さんだということがわかり、こいつに自分の人生を狂わされてしまったのだと許せなく思って殺してしまったらしい。ううむ、なんかよくわからん人だな…。横領して本当に捜査に使ったの?? 横領が発覚しないように殺したわけじゃないの? 人生狂わされたってのもあったかもしれないけどさ。なんかあまり悪い人って雰囲気ではないけど、やってることはひどいよねぇ。

    鑑識倉庫の整理、まだやってなかったのか(笑)。とても大切な仕事なのに(笑)。

    2010年11月10日/『相棒 season 9』 第3話「最後のアトリエ」

    たまきさんと右京さんが絵画鑑賞。たまきさんのお目当ては夭折した天才画家・有吉の作品。知る人ぞ知るという画家のよう。さすがというか、たまきさんも結構高尚な趣味をしていますね。しかし、この二人、いい雰囲気ですよねぇ。はたから見ると、別れた夫婦だとはとても思えません。

    神戸君も天才画家・有吉の生き様に感銘を受けたとか何とか。でも、話を合わせただけっぽいな(笑)。

    有吉の回顧展を計画していたイベント会社の社長・三木が殺害されていたという事件。右京さんは電話の指紋が拭き取られていたことを疑問に感じて調べ始めました。三木のイベント会社で出会ったのは、有吉の友人で画塾の講師・榊。何かにつけ「画家ではない」と言っていることから、相当なコンプレックスを感じているようです。しかもかなり偏屈な感じ。神戸君いらいらしてる(笑)。思いっきり顔に出てます(笑)。

    引き裂かれたはずの「晩鐘」が、引き裂かれない状態で発見。贋作かと思われたけれど、有吉が描いた作品に間違いないらしい。手紙も本物、絵も本物、どういうことなのか…という話だけれど、素直に考えれば嘘をついたってことだよな。人間だもの。何らかの理由で嘘をつくことなんて十分ありえる話。

    嘘をついた理由は、ただ一人の友人である榊に会いたかったからということらしい。皮肉屋の榊に素直に言っても来ないだろうから、あえてあんな嘘を書いて待っていたのだと。でも、間に合わなかったって…。

    もぎりをやらせてやろう、なんて見下すにもほどがある! と手紙を見たときは思ったけど、それは二人の約束だったんですね。ちゃんと友人だったんだ。若い頃の二人は、本当に気の置けない友人という雰囲気でした。

    ストーリーを見に来る人もいるかもしれないけど、絵そのものを見に来る人もいますよね。絵を金儲けの道具としか考えていない人にはわからないと思うけれど…。

    2010年10月27日/『相棒 season 9』 第2話「顔のない男〜贖罪」

    現場から逃走したのは、元SAT隊員だった上遠野という男でした。錯乱した部下を射殺したことで依願退職になったらしい。前回の冒頭は戦場なのかと思ってたけど、SATの訓練だったんですね。極限状況でのこういう訓練って実際にやっているのかなぁ。ていうか、どこでやってるんだ? とても日本とは思えないんだけど。

    神戸君と子供のやりとりが良かった。ほんの一瞬だったけど。「おじさん」「お兄さん」ってときの、ちょっと投げやりな言い方がね。しかし、冷静に考えると、神戸君も年齢的には十分おじさんだよなぁ。お兄さんと呼ばせるのはちょっと図々しい気も(笑)。

    どうやら裏金作りから起こった事件のようです。上遠野の贖罪の気持ちを利用して人殺しをやらせるなんて、やり方が汚すぎますって。しかも使い捨てだし…。結局のところ、自分の裏金のためだったんだろう? なんかやりきれない。上遠野にももう少し心を強く持っていてほしかったよ。重いものを背負ってしまったってのはわかるんだけど、だからってそんな贖罪は間違っているんだと判断できていればなぁ。でも、上遠野がやらなければ、他の誰かに頼んでいただけかもしれない…。

    「この世に命と引き替えになるものなどありません」と、やっぱりそういう気持ちを持っていたいよな。理想論だとしても。

    2010年10月20日/『相棒 season 9』 第1話「顔のない男」

    今シーズンの初回は1時間でした。このところのシーズンはずっと初回と最終回とお正月はスペシャルだったので、どうしたんだろうとちょっと心配になってしまいましたよ。別にスペシャルでなければダメだとかは思ってないんですけどね。

    冒頭は相棒らしからぬシーン。以前もこういうパターンがあったので、もう驚きはしませんけど!

    オープニングは前回とは打って変わってあっさりめ。こういう感じの方が右京さんと神戸君には合ってるかな? 前回のムーディなのは行きすぎてる気がしてたんだ(笑)。極端に走ったのは薫ちゃんを吹っ切るためだったのかなぁ。で、今回は落ち着いてきたと。

    米沢さん、とうとう開き直りました。でも伊丹相手だしたいしたことはないよな(笑)。いつも右京さんに連絡しているのはバレバレだしね。今回、米沢さんが右京さんに連絡をしたのは、被害者である人気女流作家のファンだったからだそうで。相変わらず趣味が幅広いですね。

    神戸君は相変わらず置いて行かれてます。せっかく自分の意志で特命係に残ることにしたのに、相棒の右京さんがこうもつれないとぼやきたくもなるかも。でも、見ている方からすると、良いバランスがとれているように思います。ちょっとつれない右京さんに、ぼやきながらもついていく神戸君…という図式がけっこう好きなんだ。ベタベタしてなくてちょうどいい感じ。

    若い女性からの聞き取りは神戸君のお仕事(笑)。話の持っていき方は右京さんと似ているように思うんだけど、雰囲気はまったく別物になっちゃいますね。神戸君には、刑事というより、どことなく女たらし的な雰囲気が…。

    この人気女流作家の事件と、冒頭の戦場(?)っぽいシーンと、どうつながってくるんだろうと心配しながら見てたんですが、ちゃんとつながってきたようですね。しかし次回に続くのか。だったらスペシャルにしてくれればよかったのになぁ。2回にわけると山場は次回になるので、初回はちょっと物足りない感じになっちゃう。

    2010年6月3日/相棒 - 劇場版 II - 2010年12月23日公開決定

    相棒 - 劇場版 II -、2010年12月23日公開決定ですってね。ドラマが好調だから劇場版…という安易な流れが気に入らなくて、個人的には素直に嬉しいと思えないんだよな。なんだかんだ言いつつ観に行っちゃうんですけどね。しかし、ミッチーのコメントがやたら可愛くて、つい良かったねと思ってしまったよ(笑)。

    ドラマのシーズン9は素直に嬉しいです。といっても、当然やるだろうと思っていたので、感動感激は特にないですが(笑)。楽しみに待っています!

    2010年3月10日/『相棒 season 8』 第19話 最終回2時間スペシャル 「神の憂鬱」

    神戸君は庁内Sとしての自分の仕事の意味を尋ねています。まあ、右京さんの人となりをレポートなんて、ただそれだけってことはないだろうとは思いますよねぇ。大河内さんも気にしてくれています…って、あれ? 大河内さんって神戸君が庁内Sってこと知ってたんでしたっけ。それにしても大河内さんと神戸君の関係が気になりまくりですよ。大河内さんはすごく神戸君のことを気にかけてますよね。

    オービスの誤作動多発。神戸君がさっそくその誤作動に捕まった模様。顔認証システムとか何とか、そこら辺に絡む不具合のようで。しかしこれ、元は神戸君が進めていたプロジェクトだったんですね。特命係に来る前は、神戸君いろいろやってたんだなぁ。

    転落事件が起こった会社には警察の天下りがいます。やたら偉そうでなんだかなぁ。しかし、右京さんのとぼけっぷりは良いです。相手のペースには巻き込まれないんですね。

    大河内さんは神戸君と伊達警視との関係を疑っているのか。まあ、確かに怪しいとは思うよな。

    防犯カメラで顔認証システムを活用するシステムって、あそこまですごいものだったのか。あんなに何でもわかってしまうと、確かに神になったような気持ちにもなりますよね。行きすぎのような気がしてちょっと怖い。いいことだけに使われれば良いけれど、悪用されないとも限らないし。監視する立場の人はいろいろ難しいようです。責任感の強い人は追い込まれ、誘惑に弱い人は悪用することになるんだな。

    神戸君はその防犯カメラFRSの完成期限を延ばそうとしたらしい。そのあとすぐに特命係に飛ばされたとなると、これが原因だと考えるだろう普通。神戸君は今まで疑いもしなかったのか? 素直な人なんですかね。

    伊丹の信念を曲げないところは良いな! 上にたてついても、きちんと刑事として警察官として正しいことをしようという姿勢は素晴らしい。でも、こんなことを続けてたら、いつか特命係に飛ばされるかもしれませんよ(笑)。

    右京さんも同じく信念を曲げません。たとえそれでどんなデメリットがあったとしても、事件は事件として解決するという姿勢を貫き通します。神戸君も自分の意思で右京さんと行動をともにすることになりましたよ。これで本当の意味で相棒になれたのかも。

    右京さんと神戸君はともに試されていたらしい。ともに FRSセンターへ登用しようと考えて、二人が相棒としてやっていけるかを見るためってことですね。相棒の試験は合格とのことですが、FRSセンター自体が出来るかわからない雲行きになっているようです。FRSセンターで活躍する二人というのも見てみたかったけど。

    伊達警視は責任をとって辞めさせられました。依願退職扱いですが。無理を押しつけられて、それで失敗して辞めさせられて、退職金も共済年金も放棄させられて…。なんか不憫だなぁ。もっと責任を取るべき人がいるような気がするんだけど…。

    大河内さんは本当に神戸君のことを気にかけてますね。右京さんのところまで頼みにいっちゃいましたよ。まるで保護者じゃないか。本当にどういう関係なのでしょうか。一方的に神戸君のことを可愛がっているだけ?

    「ようこそ、特命係へ」は良かった! あえて具体的に言わないあたりがね。こうなったら Season 9にも期待せざるをえない。

    2010年3月3日/『相棒 season 8』第18話「右京、風邪をひく」

    そりゃ右京さんはバカじゃないから風邪をひくだろうな…とタイトル見た瞬間に納得してしまったんですが、そういう話ではありませんでした(当たり前)。

    伊丹。犯人を見極める目はともかく、あの直撃の仕方は刑事とは思えない(笑)。しかし、あの目力で犯人あっさり自供?? うそだー。絶対、何か裏がある! と思いましたよ。右京さんたちの態度も意味ありげだったし。

    今回は、結果を先に提示してから、何が起こったのか過去に巻き戻して見せていくという、相棒にしてはめずらしい手法でした。疑問だったことや些細な絡みが少しずつ少しずつ解かれていく感じが、面白くもありちょっともどかしくもあり。こういうの嫌いじゃない…というかむしろ好きかも。毎度こういうのだと嫌だけど。

    右京さんが「縁があった」と言った意味もよくわかりました。この「縁」という言葉にはいろんな意味がふくまれているんだろうな。右京さんと神戸君が関わった小さな事件の偶然のつながりとか、少女とおじさんの小さなつながりとか…。

    伊丹たちは知らないままなのかな。右京さんと神戸君の暗躍(って言い方もなんですが)。まあ、あのままいい気分にさせておいてあげたい気がする(笑)。調子に乗っているイタミンって何か可愛いんだよな。そこから突き落とされたときの悔しそうな腹立たしそうな様子も可愛いんだけど。

    「自己管理がなってませんねぇ」って右京さん、自分も風邪をひいたばかりじゃないか(笑)。自分のことは軽く棚に上げちゃうんだな。

    あ、次回もう最終回スペシャルなのか! なんかずっと続くような錯覚に陥ってました…。最終回でどうやら核心に触れるようですね。どうなるのか楽しみです。

    2010年2月24日/『相棒 season 8』 第17話「怪しい隣人」

    角田課長にインスタントコーヒーばれてたみたいです。味はわからなくとも、毎回ごまかそうとしてればねぇ。まあ、それで自分で淹れるようになってくれれば、神戸君の思惑どおりですかね。

    「似てませんね」とばっさり切り捨てられたときの、米沢さんのしゅんとした顔(に見えた)がちょっと可愛かった。

    右京さん、本当にマイペースだなぁ。神戸君の電話を途中で切ったり、なぜ途中で切るのかと言われて、それに答えもせず頼み事をしたり。さらに怒らせたあげくまた頼み事をするという…。そして、お礼もなしに一方的に切ると(笑)。案外、それが神戸君の操縦法ということで、わざとやってるのかもしれませんが。結局、神戸君は腹立たしく思いながらも従順に頼みを聞いてますしね。

    模様替えでテーブルを…のところは、すぐにばれるだろうなと思いました。ガラスが外側に散らばっているか、内側に散らばっているかというのは、ごく初歩的な推理ですからね。まあ、庭で作ったテーブルを運び入れようとした…という可能性もないわけじゃないけど(滅多にないな…)。

    右京さんは警備会社のセールスマンになりすまし、まんまと家に上がり込みました。セールストークなんて出来るのかと思ったら、なんかイイ感じにやっていますよ。巧みにセールストークをしつつ、家の中を見てまわると。詐欺師にもなれそうです(笑)。

    攻守逆転。うん、確かにダメそうな犯人たちだとは思っていたけど…、あの二人がさらに上を行く悪党だとは思わなかったのでビックリです。心臓が弱いとかいうのも演技だったのね。さらにその隣人までもが関係者だったのかい。もうビックリだよ。住人男女も、ダメ三人組も、それぞれ隣の床下の金を狙っていたのか。えらい複雑なことになってました。わかった右京さんすごすぎる…。

    「すみませんねぇ、重箱の隅をつついて」が怖かった(笑)。

    2010年2月17日/『相棒 season 8』 第16話「隠されていた顔」

    大学に来ていた右京さんと神戸君のすぐ後ろの倉庫で爆発。本当によく事件に出くわす人たちです(笑)。神戸君はまだ死体に慣れていないようですね。まあ、焼死体は悲惨だっていうしなぁ。

    禁煙しないと教授になれない? 担当教授がたばこ嫌いだから? しかし、建物のほとんどが禁煙になっているっていうし、大学自体もたばこに厳しいようですね。たばこ嫌いの私からすると、大変うれしい大学なんですが。

    中盤での神戸君の推理。私もまったく同じことを考えました。けど、こんなにわかりやすいのは違うなぁと思ってました(笑)。

    あの学生がサブリミナル効果の本を返したのは確かに気になってました。しかし、そこまでサブリミナルに心酔している人だったら、今さら大学の図書館であんな初心者向けっぽい本を借りる意味がわからない。あのくらいのオタクなら、すっかり研究しつくしているんじゃないかと思ったんだけど。

    伊丹たち、来るの遅かったなぁ。右京さんたちの行動が速かっただけ??

    事実は逆だった。オタク学生が槙子を操っていたのではなく、槙子がオタク学生を操っていたってね。そりゃそうだよな。相手は心理学のプロだもん。それも優秀な。学生の作ったつまらんサブリミナル効果なんて見破っちゃうだろうな。

    あそこまで慎重にやっておきながら、わざわざ確認しにいくなんて…。たとえ爆発しなくても、次の機会にすれば良かったのでは? 証拠は何も残してないんだし。脅迫されていて焦っていたのかな?

    右京さんが神戸君をお昼に誘いましたね! ナポリタン…は右京さんの好みではなさそう(笑)。

    2010年2月10日/『相棒 season 8』 第15話「狙われた刑事」

    ラーメン屋で伊丹の隣の客が毒物で倒れるという事件。もしかしたら伊丹を狙ったのかも…というのが右京さんの推理。それは当たっていたようです。飲みかけのペットボトルにも毒物が混入されていました。右京さんが止めなかったら、伊丹は死んでいたかもしれませんね。命の恩人じゃないか。

    伊丹に警護がつくことになりました。捜査一課の刑事としては、それだけでも屈辱なんじゃないかなぁ。そのうえ特命係…。伊丹のものすごく嫌そうな顔がナイスです(笑)。

    伊丹は10年前の殺人の取り調べのときに威嚇や恫喝をした模様。まあ伊丹だったらやるよね。今よりも血の気も多かったそうですし、結構相当きつかったのかも。

    10年前の関係者(準幹部)は、そろいもそろって嫌なやつだな…。誰ひとり反省してないんだもんな。自分は無関係ですよ的な態度です。殺人には関係してなかったかもしれないけれど、やりたい放題やってきたのは事実なのに。

    伊丹のトイレ、ご一緒しなければダメじゃないか神戸君。マルタイが自分から逃げるかはともかくとして、どこで襲われるかわからないんだし。でも、行き先をすぐに推理してしまうあたりはすごいですね。

    今回の神戸君やたら饒舌です。右京さんは天才だと、そして自分は凡人だと。過去のミスを具体的に語ってます。伊丹の話を引き出すためかなとは思っていたけど、まさかまるきり嘘だったとは…! 喋りすぎて違和感はあったんだよね。しかし、せっかく伊丹がちょっと心を開いたのにねぇ。嘘だと知ったらまた態度を硬化させちゃいますよ。

    今回の犯人はかなり不憫ですね…。正しい行動をとったのに、そのせいで自分も妹も人生をめちゃくちゃにされて…それでもここまで抑え込んできたのに、なんとか受け止めようと頑張ってきたのに、その気持ちを利用されて…。正直者が馬鹿を見るようなことにはなってほしくないんだけど、そういうことって現実としては多いんだもんな。

    「あのとき、守ってやれなくてすまなかった…」の伊丹の言葉が切ないですね。守ってやろうと思っても、一刑事ではどうにもならないこともあるもんな。本当は軽々しく守ってやるなんて言っちゃいけないと思うんだけど。

    2010年2月3日/『相棒 season 8』 第14話「堕ちた偶像」

    花の里が臨時休業。たまきさんどうかしたのかと思ったら、盲腸で入院だったのか。お見舞いの時点でもう手術済みだったのかな? 元気そうで何よりです。右京さんも過去に盲腸で入院したことありましたよね。薫ちゃんに笑われまくってたなぁ。懐かしい。

    それにしても神戸君は早いです。右京さんより先に駆けつけてますよ。たいそう立派な花束を持って(笑)。そんなに足繁く花の里に通っているのか? しかも右京さん抜きで。右京さんはちょっと面白くないかもしれません。そうだといいなと勝手に思っているだけなんですが(笑)。

    神戸君は本当にいい味を出してますな。品のある軽妙な感じが好きです。

    「君にうってつけの役目があります」…うん、やっぱりね(笑)。右京さんの言うことは間違ってない(笑)。ああいう場所に右京さんが行ったらちょっと浮いちゃいますよね。それでも必要とあらば気にせず聞き出しちゃうだろうけど。

    代議士の江嶋はあからさまに怪しすぎ。自分のせいで怪我をしたのならともかく、自分に似た人のせいで怪我をしたってだけで、その女の子のお見舞いに行くなんて、どう考えても普通じゃないだろう。まあでもあんな重要なものを落としたんだったら、探りに行きたくもなるだろうけど。

    正しい理念のためとはいえ、殺しまでやっちゃったらもうどうしようもないですね。せっかく今まで一生懸命やってきたことが全部水の泡になってしまうかもしれないんだぞ。ばれないと思ったんだろうか?

    2010年1月27日/『相棒 season 8』 第13話「マジック」

    右京さんはたまきさんとマジックショーへ。映画に行ったりお芝居に行ったりマジックショーに行ったり…離婚してこれだけ仲が良いって、ある意味うらやましいですね。

    「見たままを楽しみましょう」っていいこと言うね! たとえわかっても、こういうところで得意げになって種を明かすのは御法度でしょう。他のお客さんもいるんだしね。さすがに右京さんはそういう無粋なマネはしません(笑)。

    そのマジックショーの途中、マジシャンの弟子が照明用の足場から転落死。ホント右京さんは事件によく遭遇しますね(笑)。今回は目撃者という理由をつけて関わってます。でも、目撃者でなくても、自分が気になる事件には制止を無視してでも関わりますよね。

    右京さんくらいの観察力と洞察力があれば、マジックの種なんてすぐにわかっちゃいそうですね。

    神戸君のケータイの一番目には誰の番号が登録されているのかなぁ。右京さんだったらいいなぁ、それとも別れた恋人? もしかして大穴で大河内さん? とかいろいろ考えてしまいました。

    右京さん、ハッタリも得意です。「離婚したい」「妻に非がないから困ってるんです」とか、立て板に水のでっちあげ(笑)。でもあの聞き出し方からすると、ある程度の推測はしていたんでしょうね。別れさせ屋的なものを。

    右京さんの本当の離婚の原因も気になるところですが。たまきさんの話からすると、たまきさんの方が愛想つかしたみたいな感じだったけど。「夫としては最悪で」とか、言ってましたよね。一番最初の相棒(2時間ドラマ)のときに。

    神戸君がだんだん愉快な人になってきているような。右京さんにも結構言うようになったし、角田課長にもインスタントコーヒーで逆襲?(笑)。口調とか手つきとかも面白いですしね。

    どうしようこのマジシャン。自分がいちばんで居続けたいためだけに、弟子は殺すし、息子の才能まで潰そうとするし。普通は息子が自分を追い越してくれるのなら、少しの寂しさはありつつも、喜ぶべきことだと思うんだけどな。息子は随分とつらい目に遭いましたね。4年前の父親を目撃したことでも思い悩んでいただろうに、今回の事件も起こる前に知ってしまって、止めるべきかどうか悩んで…。おまけに父親が自分をマジシャンにしたくないってことも知っていたみたいですね。それでもいいって、父親のマジックがいちばん好きだって、どれだけ出来た息子なんだよ。マジシャンになるにしろ、ならないにしろ、良い人生を歩んでくれることを祈らずにはいられません。

    2010年1月20日/『相棒 season 8』 第12話「SPY」

    銀座のクラブ…かな? 警察庁と警視庁の関係者が半分ってすごい。ほとんど警察関係者御用達、みたいな。まさかとは思うけど、公費で豪遊&接待ではない…よな? 神戸君も連れられて行っていたのか。特命係に来る前は、出世コースを歩いていたみたいですね。

    ホステスの証言を再現する伊丹に笑った。お茶目すぎる! いや、本人はいたって真面目なんだろうけど。うーん、警察関係者とホステスの結婚ってまずいのか…犯罪者じゃないんだからいいと思うんだけどな。体裁が悪いって、どこらへんから責められるんだろう?

    神戸君の警察庁から特命係への異動は、どう考えても普通の人事異動ではないよな。とんでもないヘマをしたって考えるのが自然だけど、大河内さんは信じていないみたい。そうか、大河内さんは不祥事を扱う立場にあるから、耳に入らないのはおかしいってことなのね。しかし、大河内さんはなぜそれほど神戸君のことを気にしているんだろう…? 何気に親しそうだしなぁ。この二人がどういう関係なのか気になります。

    警察では40までに結婚しないと出世に不利とか。信用ってことらしい。昔は警察に限らずそうだったんですよね。いまどきは40で独身の人なんてゴロゴロいるし、特に不利になることもない気がするんだけど、警察ではそうもいかないのかな。

    警察庁が警視庁にスパイってすごい話だな…と思ったけど、神戸君もスパイになるのか。まあ神戸君の目的はとりあえず右京さんの監視? 観察? であることがわかっているのでいいんですが、10年も続けていたあの課長さんはどういう情報を流していたんだろう。気になるなぁ。警察庁と警視庁って仲が悪いんでしょうか。関係がいまいちわからないんですよね。

    大河内さん、何かかっこいいよ!

    2010年1月13日/『相棒 season 8』 第11話「願い」

    右京さんは、住民が相談として持ち込んだ盗聴器を見ただけで、一瞬にして16年前の未解決事件と結びつけてました。すごすぎる…。事件の詳細がバッチリ(住所まで)頭に入っていたみたいですしねぇ。本当にどういう頭をしているんでしょうか、この人は。

    「暇か?」「暇ではありません」…間髪入れず速攻でしたね(笑)。右京さんはよっぽどこの事件に興味があるようです。何かピンとくるものがあったんでしょうか。

    しかし、なかなか悲劇的な事件です。失踪した少女は見つからないまま(結局殺されてた)、容疑を掛けられた無実の人は自殺、母親は心労で亡くなる…と。さらに時効になったら犯人の片割れが金を要求してきたり。

    「時効で全てが許されると思ったら大間違いです!」右京さんの一喝はまさにその通り。でも、法律では裁けなくはなっちゃうんだよな…。やりきれないよなぁ。あんな計画を企てるのも無理はない気がする。復讐というよりも、汚名をすすぐため、失踪した少女を取り戻すため、というのが切ない。結果的に誰も傷つけてないわけだし、精一杯の情状酌量をと思ってしまいます。

    2010年1月1日/『相棒 season 8』 第10話「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた幻の茶器の謎…東京〜京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」

    ど、どこまでがタイトルなんだろう…? わからなかったので全部入れたけど…。公式サイトでもこうなってたんですよね。

    神戸君は大学時代の恋人とばったり再会。しかし、しょっぱなから何やらきな臭い感じです。逃走の手口が素人とは思えません。黒服の人の指示なんだろうけど。

    右京さんは角田課長にペラペラと神戸君の元恋人情報をしゃべってます。しかも大変正確に。神戸君がいるのに何で右京さんが答えてるんだ(笑)。まあでも曖昧にして変に尾ひれがつくよりかはいいですかね。そんなに変な話でもないですし。神戸君的には微妙な気持ちになるでしょうが。

    「誰でもピンと来ます」って、そんなのピンと来る人の方が少ないよ! 右京さん的にはそれが世間の常識なのでしょうか…。しかし、本当に右京さんは博学すぎる。単に物知りというだけではなく、きちんとその知識に繋げて推理ができるのがね、もう最強ではないですか。

    特命係の設備が老朽化しているので改装? それで休暇? 上もやることが何かせせこましいな(笑)。あんまり露骨なことは出来ないのかな。何とでも理由をつけてでっち上げられそうな気がするけど…。いや、相手が右京さんではそれも怖いか。地味ないじめが精一杯? こんなことでは特命係はさっぱり堪えませんけどね。右京さんに京都まで行って捜査しろと言っているようなもの…あ、もしかしてそういうつもり? まさかねぇ…。

    たまきさん…。せっかく右京さんがもみじがりに誘ってくれたのに、神戸君を押しつけて去っていくなんて(笑)。何気にひどいと思ったけど、きっとわかっていたんでしょうね。右京さんは事件の捜査が目当てだってことが。そうでなければ、京都旅行なんかに誘うわけはないと。付き合いは長いですしね。

    研究所は随分と立派な建物です。厚労省の管轄だとか。一見しただけでも最先端の研究をしている感じですが、実際、機密扱いの重要な研究をしているのですね。どういう研究なのかはよくわかりませんでしたが(汗)。神戸君の元恋人は、そこでその機密を扱うような研究をしている、すごい人のようです。

    神戸君は元恋人のことになると冷静ではいられないようですね。微妙に味方している感じ。まだ未練があるのかなぁ。理由もわからないまま突然消えられたら、そうなるのかもしれません。でも、別れてから今まで他に恋人が出来なかったというわけではないよな? そうだったら重症ですが…。

    伊丹が特命係に情報提供! 思うように捜査できないのが悔しいんだな。それができる(というか、やっちゃう)特命係に情報を提供するっていうのは何かいいなぁ。「立ってるものは特命係でも使え」なんて言っちゃってますけどね!

    幻の茶器と最先端の研究がどう繋がるのかと思ったら、暗証番号でしたか。うん、暗証番号の使い回しはよくないよ(笑)。やっちゃいますけどね…。

    神戸君の元恋人が何も言わずに消えた理由。うーん、せつないですね…。でも、神戸君のためを思うなら、嘘でも何か理由を言って別れた方が良かった気がするんだけど。彼女もまいっていたので、そこまでの余裕はなかったのかもしれませんが。お互いまだ気持ちは離れてなさそうなんだけど、よりが戻るということは…ないかな…。

    右京さんが花の里に神戸君を誘った! 少しは距離が縮まったのかな。

    実は、後半少し見られない部分があって、事件の展開がちょっとわからなくなってたり…(汗)。ビデオにとってあるので、もう一度ちゃんと見ます。

    2009年12月16日/『相棒 season 8』第9話「仮釈放」

    「嫌ならけっこうですよ」ってすっかり右京さんの口癖になってますね。まあ、右京さん的には神戸君がいてもいなくても本当にどっちでもいいのでしょうけど。神戸君は懲りもせずによくついていくなぁ。

    仮出所した山部という男が出所翌日に失踪、という相談が特命係にまわされてきました。免許の更新に行って、そのあとレンタカーを借りたまま返さず失踪。まあ、ただ単純に逃げたってわけじゃないだろうなとは思いました。相棒の事件ですしね。

    しかし、仮出所で失踪する人は少なくないなんて…なんか怖いな…。

    右京さんの追いつめ方は本当にいやらしいな(笑)。ねちこいうえにじわじわと。気になることがあってもすぐには問い詰めず、ここぞという使いどころを見極めて使ってきますね。それと、いったん納得したように見せかけるのがコツですかね。それで相手の矛盾を引き出してそこをつくと。逃げ切れる気がしません。

    山部は殺されていました。彼は覚醒剤の売人で、しかも仲間を裏切って覚醒剤を奪ったとか。そんな人には見えなかったのに。模範囚といっても信用なりませんね。早く出所して覚醒剤を売りさばきたいという執念で耐えていたのか…。

    犯人は刑務官でした。最初、誰だかわかりませんでしたよ(笑)。刑務所の実情を見ているのに、罪を犯そうとよく思いましたね。自分は上手くやれる自信があったのかなぁ。角田課長の言うように、刑務所ではいじめられるのかな…。まあ、逆恨みするような人たちはいっぱいいますからねぇ。

    2009年12月9日/『相棒 season 8』第8話「消えた乗客」

    右京さんと神戸君は車の中でチェスをしています。盤も駒もなしにやるなんて、二人とも頭いいんだな。右京さんは出来ても驚きませんが、神戸君がそこまで出来るなんて…。見くびってましたすみません。右京さん的には暇つぶしの相手が出来て嬉しい…かな?

    路線バスがもぬけの殻で停車していた。一見オカルトっぽいですが、もちろん事件です。犯人は乗客の命と引き換えに1億円を要求してきました。しかし、単なる身代金目的の誘拐ではないようです。相棒の事件がそんな単純なわけはないよな、うん。

    女子学園の校章に詳しい米沢さん。そんなところまでマニアなのか…?!

    神戸君は右京さん抜きで花の里に行っちゃってます。何気にすごい行動力。右京さんは連れて行くつもりはなかったですもんねぇ。これも右京さん観察の役目のため? というよりも、今は神戸君自身が右京さんにかなり興味を持ってきているような感じです。

    右京さん、真犯人がよくわかりましたね。動機となることも非常に類推しにくいことなのに。うーん、すごすぎる。

    2009年12月2日/『相棒 season 8』 第7話「鶏と牛刀」

    社会年金事務所の人がホテルから転落死したのですが、年金事務所の不正に加え、何やら警察の上層部も絡んでいる様子。小野田さんが出てきましたよ。こうなると一筋縄ではいかないんだな。

    右京さんのカマかけに簡単にひっかかる捜査二課。簡単すぎる(笑)。でも彼らも口止めには納得していないとかでしっかり話してくれました。中園参事官にはあまり力がないんだろうか…。

    右京さんと小野田さんがまた一緒にお食事。小野田さんが誘いに来たのかなぁ。今回も庶民的なお店ですね。ぼんじりは私も知らなかったです。焼き鳥には詳しくないんだ。

    神戸君の変装には大笑い! そのキャラに合わないジャケットは変装のためにわざわざ調達?? けっこう頑張りますね…。その下がスーツって明らかに変ですが! 小野田さんにも右京さんにもバレバレだったようです。「あちらのお客さんから」ってビックリしますよね…。そして恥ずかしいですよね(笑)。

    右京さんは神戸君の目的に気づいているようですね。どこまで具体的にわかっているのかは不明ですが。神戸君もちょっと驚いたんじゃないかな。

    ひとり正論を言う神戸君。しかし、まともな神戸君の方が肩身が狭い雰囲気だ(笑)。右京さんにいらないみたいなことまで言われてます。いつものことですが。ちょっと可哀想ですね。しかし、結局ついていっちゃうんだな。右京さんを観察するため…なの?? もしかしてひとりが寂しかったり?(まさかね!)

    藤石さんの汚名を晴らせただけでも良かったのかな…と思ったけど、小野田さんやるときはやるんだな。

    神戸君、変装して聞いていたの? うわ、気づかなかった!! 奥に誰かいたような気はしてたけど…それだったのかなぁ。変装してこっそり話を聞くなんて、密偵らしくなってきたな(笑)。

    2009年11月25日/『相棒 season 8』 第6話「フェンスの町で」

    今回は強盗事件。米沢さん、事件についての重要なことを当たり前のように右京さんに報告しちゃってますが、いいんでしょうかね。まあ今さらですが(笑)。ちゃんと捜査本部にも言ったんだろうと思いますし。

    右京さんが神戸君に意見を求めていますよ。そろそろ捜査に慣れた頃かと思って…って一歩前進? 神戸君の意見もなかなか良いと思ったけど、まあ確かに模範的で面白みには欠けるよな。見てる方としては…ですが(笑)。現実的にはかなり役立つんじゃないかなぁ。普通に捜査一課とかに行ったら良さそうな。

    いざとなると神戸君は俊敏だということが判明。こうやって少しずつ神戸君のことがわかっていくんですね。神戸君も右京さんのことがだんだんわかっていってると思います。ソフトな脅迫とか…(笑)。

    角田課長の息子がビジュアル系バンドをやりたがってた…! けっこう衝撃でした(笑)。いや、悪いというわけではないのですが、角田課長にはかなり縁遠い感じなので…。まあ息子は息子なんだけど、角田課長が戸惑う気持ちもわかるな。

    強盗事件は15歳の少年が起こしたもの。しかし、ただの強盗ではなく、爆弾やら何やら物騒な話。それもけっこう綿密な計画を立ててます。いじめが原因かと思ったら、もっと深いものでした。二人が共感して計画を立てていく過程の映像はちょっと泣けてきたよ。憎いというより、寂しかったのかなぁ。

    神戸君の推理とか着眼点とか、けっこう右京さんの役に立ってましたね。

    2009年11月18日/『相棒 season 8』 第5話「背信の徒花」

    米沢さん、相変わらずマニアな趣味だなぁ(笑)。こういうのって「どこが面白いんですか」なんて面と向かって訊くものではないですよ。趣味は人それぞれ、納得のいく答えなんてないしね。ものすごく詳しく説明されてもわからないものです。

    それにしても右京さんは目ざとい…。気がつきすぎです…。

    神戸君、苦労してますね(笑)。右京さんについていくのは本当に大変そうだ。こういうところを見ると、人材の墓場といわれていたのもわかるような気がします。でも、神戸君は一見繊細そうに見えて意外とへこたれないんだな。ぼやきつつもついていくあたりは大好きです。

    案の定、上から怒られましたね。まあ、右京さんはわかっててやってるんでしょうけど。しかし、神戸君が右京さんを差し置いて真っ先に反論していたのにはちょっと驚きました。右京さんを見極めるために来たわりには、けっこう真っ当な感覚を持っているみたいで、意外と真面目に捜査をやっているんですよね。ときには熱くなったりもして。

    涸れ井戸に落とすのはいいけど、引き上げるのは大変そうですね。しかし、井戸に落ちたのと高い建物から落ちたのとでは、損傷の仕方がまるで違うと思うんですが、当時はわからなかったんですかね。引き上げたときにも不自然なあとがついたりとかしただろうし。いや、怪しいとわかっていて蓋をしたのかな。

    2009年11月11日/『相棒 season 8』 第4話「錯覚の殺人」

    殺人の手口がえげつないったらないね。天国から一気に地獄へ突き落とすような感じですよねぇ。

    雑用でテレビ局に来ていた右京さんと神戸君。そんなところでも殺人に遭遇です。当たり前のように現場にいる二人…。伊丹が嫌味のひとつも言いたくなる気持ちもわかるな。

    今回の犯人は大学教授の好田さん。錯覚に詳しい先生のようです。しかし、さすが頭脳派というか、策士というか。おまけになかなか図太い神経の持ち主です。右京さんに鋭いところをつかれても、神戸君に揺さぶりをかけられても、まったく平然としていますよ。

    伊丹、神戸君のことを怪しんでいる…! 鋭い! と思ったら、全然違いました(笑)。単なるイジメのネタ探し(笑)。でもこれがきっかけで正体がばれる…ことはないよなぁ。

    神戸君、ストレートすぎる。見ていてヒヤヒヤ。右京さんが窘めるのも振り切って暴走していますよ。これでは確かに右京さんの邪魔をしているようにしか…。右京さんは慎重かつ大胆という感じだけど、神戸君は単なる無謀という感じです。今回は感情的になってるから? 「自分が人よりも頭がいいと思っている人間が嫌い」…思わせぶりだけど、なんか過去にあったのかなぁ? 「頭の良し悪しで判断しない」という右京さんとはいいコンビなのでは?

    咄嗟に錯覚を利用したトリックを思いつくなんて、さすが先生ですね…。こんなことに使わずに、もっといいことに役立ててほしいですけどね。

    殺害の動機はえらい身勝手なものでした。結局錯覚だったというのもそうだし、それで彼女と話し合うでなく、別れるでもなく、いきなり殺すってどういうことよ? なんか本当に自分のことしか考えてないんだなぁ。

    神戸君の報告書はわかりきったことすぎて、なんの報告にもなっていないような…(笑)。

    2009年10月28日/『相棒 season 8』 第3話「ミス・グリーンの秘密」

    タイトルのミス・グリーンって何かと思ったら、ガーデニング好きの緑さんだったんですね。イングリッシュガーデンだから英語でミス・グリーンってこと? けっこうなお年なのにネットも使いこなすらしい。若々しい。そして見た目も美しい。老女と呼ぶには失礼なくらいだ。

    神戸君は相変わらず右京さんにいいように使われています。ぼやきつつもいちおう従うところが何か可愛いんだな。ガーデニングのお手伝いもやっちゃいますよ。若い女性だけではなく、年上の女性にも好かれるようです。女性から話を聞き出すのはお任せって感じですね(笑)。

    ハプニング動画って、仕込んだらそれはもうハプニングではないよなぁ。

    直接の死因ではないけれど、足が悪く非力な老女が杖で一撃しただけで亡くなるって…。この場合は殺人というより傷害致死ですよね。しかし、今度はもうひとりを爆弾で殺害しようと行動を…。爆弾ってそんなに簡単に作れるものなのか? ドロップ缶…!!

    「ここを突き止めたの杉下さんね」って、神戸君だとは思ってもらえないのね。しかし、ここの神戸君は良かったなぁ。あの状況で信じることって難しいと思うのに。しかも、ミス・グリーンの盾になる位置取りをしていたなんて。神戸君も何気に情熱を持っているようです。右京さんの神戸君に対する評価も、これで少しは変わったかな。

    2009年10月21日/『相棒 season 8』 第2話「さよなら、バードランド」

    右京さんと神戸君は一緒に証拠品返却。要するに雑用ですね。相変わらずなんやかんや言い合って仲が悪いふたりです。見ている方は楽しいんですが! しかし、あの細い橋を横に並んで歩くなんてどういうことよ?(笑)。どれだけ仲が良くても、普通は横に並んで歩かなさそうな細さなのに…。

    帰りのバスに乗り遅れて、さっそく一夜をともにするのかとわくわく(腐)。

    そんなところで、案の定、殺人事件に遭遇。しかし、右京さんのあの入り方はビビりますって! ナチュラルに当たり前のように…。なんでこんなところにいるの?! って思いますよねぇ。そんな皆さんの反応がコミカルで楽しかったです。伊丹はもう相手にしないようにしてますね。もっと絡んでくれればいいのに…!

    右京さんたちは温泉へ。でも、神戸君は温泉嫌いだそうで。うん、いかにもそんな感じ。なのに、右京さんは温泉に話を聞きに行かせちゃうんですね(笑)。微妙に嫌がらせ入っているのか何なのか。他にも、神戸君の喉が渇いているのでお茶がほしいとか、神戸君に女性の気を引かせたりとか、何かとダシにしているというか、便利に使いまくっているというか…。ふてくされながらも言うとおりにする神戸君はかわいくて良いな! 温泉で頑張ってのぼせちゃうあたりとか、嫌々ながらも歯の浮くようなセリフを言っちゃってるあたりとかね。

    音についても詳しい右京さん。鈴虫の音が何ヘルツかまで記憶しているなんてすごすぎる。どれだけうんちく持ってるんでしょうか。

    事件を読み違った右京さん。下手な慰めを掛けようとする神戸君ですが、聞いてももらえません(笑)。まあ、右京さんでなくても、あんな慰めならいらないよなぁ…とは思う。

    2009年10月14日/『相棒 season 8』 第1話「カナリアの娘」

    いつものごとくスタート2時間スペシャルです。このシーズンから新相棒が本格的に登場ですね。しかし、あの無駄にムーディなオープニングはどーしちゃったの? 確かにこの二人だとこんなのが似合うかもしれないけれど…ビックリしました(笑)。

    右京さんはロンドンへ行っていたらしいですが、何をしに行ってたんだろう? 観光…には見えない。見た目は出張なんですが、特命係にロンドン出張なんてあるのかなぁ? どうでもいいことですが、どうにも気になって仕方ないです。

    神戸は意外と普通っぽいですね。右京さんの元女房を見に空港に行ったり(単なる興味というより調査の一環??)、死体が苦手だったり、右京さんに常識的なツッコミをしてみたり。こういう常識的なツッコミはなんか新鮮です。薫も最初の方は右京さんの行動に戸惑ってることが多かったですけど、次第に慣れていったんですよね。

    いじめっこ伊丹(笑)。薫がいなくなって寂しくしてると思うのですが、新たなターゲットを見つけた…かな? とはいえ、神戸はあまり相手にしなさそうな気がするんですが…。いじめようとして逆にさらりと逆襲されるとかだったら面白いかもしれない。

    「二人で朝を迎える」とか、神戸君、いきなり何を言い出すんだい。わざととしか思えないんですが…! 本当に天然なんですかね? 天然だったらかなりのものだぞ。それよりも右京さんの返しがツボにはまった。「君は突如、不気味なことを言いますねぇ」ってまったくだ(笑)。

    右京さん、反抗期(笑)。これまでも神戸には一々とげとげしい態度をとってましたよね。慇懃無礼というか何というか。しかし、今回は「言いたくありません」って…! ケータイも切っちゃうし!! ストレートすぎるよ!!

    クローゼットに服を移すのが当たり前なのか…。自分だったら鞄に入れっぱなしだよ。一週間滞在だろうが何だろうが、そこまで頭がまわりません。うわー狂言誘拐だと思われちゃう(爆)。

    何気に右京さんと神戸君はいいコンビかもしれない。見ていて面白いという意味で。もっとギスギスした感じになるかと思ってたんですが、意外とコミカルな部分が多かったように感じました。嫌がる右京さんにめげない神戸君的な構図もけっこう好きだったり。

    ところで、神戸は大河内とどんな知り合い?

    2009年8月13日/宝塚歌劇

    宝塚歌劇が相棒を舞台化ですって。最初はまさかと思ったけど、どうやら本当にあの「相棒」らしいです。ぴあによると「杉下と神戸が、アメリカから来日したある女性を警護することから始まる物語が展開する」とのこと。うーん、右京さんが歌って踊ったりするんですかね? 宝塚歌劇はよく知らないんですが、何でもありなんですね…。逆転裁判とかいうゲームもやってたみたいだし…。

    2009年3月29日/相棒 劇場版 テレビ放送

    相棒 劇場版。テレビでやっていたので見てましたー。やっぱり面白いな。後半ちょっとくどいと思う部分もあったりしますが。今回のテレビ放送では、新規に収録した部分もあって嬉しかったです。前振りというか、コントというか、宣伝というか(笑)。神戸君、バシバシ出てくるなー。伊丹はやっぱり可愛いヤツです。薫について話すときの伊丹って妙にイキイキしている気がする。本人に言ったら全力で否定するだろうけど(笑)。

    2009年3月28日/相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

    観てきましたー。原作の小説はだいぶ前に読んでいました。だいぶ前なので細かいことは忘れてますが…。この地味な話をどうやって映画化するのかな? と思っていたのですが、テンポ良く進めてくれて、見せ場的なものもいくつか作られていて、ちゃんと映画として成立していました。知子の勤める団体とか、知子のほくろの位置とか、ちょっとずつ違ってるなー…と最初は思っていたんですが、ちょっとどころではなくストーリー自体も違っていました。「エッ……?!」とビックリしてしまいましたよ。

    右京さんと薫ちゃんはカメオ的な出演で、事件に絡んではきません。何度かちらちらすれ違ったり、ちょっと会話したりするくらいですかね。それよりも、どちらかというと伊丹の方と絡んでます。伊丹はいつものごとく特命係を意識しすぎるくらいに意識していて可愛いです(笑)。

    エンディングの米沢さんと知子のほのぼの仲睦まじいシーンが微笑ましくも切なかったなぁ。こんなに仲が良かったときもあったんですね。細かいのがいくつも並んでいたので全部は見られませんでしたが。じっくり見たかった気もします。ていうか、これだけのためにわざわざ撮ったんですかね、このシーン。

    エンディング後に特報がありますー。新相棒の神戸君と右京さんの掛け合いみたいなもの。この前の本編では何となく微妙な感じでしたが、この特報ではコミカルだったせいか何かいい感じに見えました。どうやら次シーズンも作られるようですね。たぶん皆さん当然のようにそう思っていたと思いますが(笑)。

    以下ネタバレありです。

    何気に米沢さんのピザ脱出シーンがお気に入りです。米沢さんは顔が広いので、いざというときにこういう助けてくれる人がいるんだな。見張りのふたりには、怪しめよ! 気付けよ! とツッコミたかったですが(笑)。しかし、協力してくれたピザのお兄さん、あのあとどうなったのかが気になります…。

    犯人が変わっていたのには驚きました。本当に「エッ……?!」と絶句状態でしたよ。最初は米沢さんたちと打ち合わせて、犯人をあぶり出すための芝居でもしているのかと思ったけど…本当にオマエかよ!

    でも、あのおばさんが犯人って無理があるような気がして、ちょっと納得がいかなかったです。横領はわかるんですよ。でも、あそこまで用意周到に、冷酷に、人を殺してしまうというのはちょっと…。あのおばさんにそこまでの頭があるようには見えないし、そういう綿密な計画を立てる性格でもないように思えるし。いや、人はわからないっていうけどさ。最後まで見てもそこらへんの説得力がなかったように思えたのです。動機も弱い…というか、やっぱり説得力がなかったのかな。原作の方では犯人の心理や葛藤が詳しく書かれていて、納得できたのですけども。映画ではさらっと流されちゃいましたからね。

    でも、映画の方はきれいにまとめてはありました。知子を弔うところまで描かれていたのが良かったかな。知子の日記を変えてちょっと切ない感じにしてましたね。ただ、横領のことは相談しないつもりだったのかな、と少し気にはなりましたが。

    といろいろ書きましたが、基本的には面白かったです。原作を読んでいても楽しめると思いますー。

    2009年3月18日/『相棒 season 7』 第19話「特命」

    最終回スペシャルでした。20時開始ってことを忘れていて、危うく見逃すところでした…。

    開始数分はとても相棒とは思えない雰囲気。何というか TRICK的な感じ? 予告で見てたから良かったけど、そうでなければチャンネル間違えたと思ったんじゃないかと(笑)。

    新相棒登場! 神戸尊(及川光博)。特命係へは島流しになったわけではなく、杉下右京を有益な人物かどうか見極める役目のようです。いや、本当かどうかはわかりませんが。なんか小野田さんが企んでそうな気がします。どうなんだろう?? 役職は警視。右京さんより上じゃないか。でも特命係では警部補ってことになっているらしい。右京さんの下についた方が見極めやすいからってことですかね。

    右京さんは誰にも行き先も告げず、勝手に山奥の村で捜査中。一応、東京都のようですが…。やりたい放題ですね(笑)。

    神戸君は凄い真面目で几帳面な人のようです。だけど微妙にずれてる…。扱いづらい感じです。伊丹もなんかテンポ狂わされてる感じがしますなぁ。

    しかし、右京さんは変わらずマイペースです。いくら言い返しても右京さんには勝てません(笑)。神戸君のことをあんまり良く思っていないのかな。言い方が他の人に対してよりもちょっと冷たい気がします。まあ、右京さんの好きそうなタイプではないよなぁ。「君は亀山君の代わりにはなれません」ってのはちょっと嬉しかったかも。

    結局、伊丹たちは何しに来たんだろう…。大して何にもしていない気がするんだが…。三人もそろってやってきて…よっぽど暇だったんだね…(笑)。

    もしかしてそのうち薫ちゃん登場?? とか匂わせて…なんかずるいぞ!

    神戸君と右京さんの関係はまだよくわかりませんね。微妙に反発しあっている様子ではありますが、薫ちゃんのときみたいにはっきりしないので、なんかもやもやしています。腹を探っている感じもあったりして。まあ、神戸君は右京さんを見極める立場にあるからなぁ。これがどのように変化していくのか、ちゃんと“相棒”になれるのか、そのへんが見どころになるんでしょうか。この調子だと当分もやもやが続きそうな気がする。

    ていうか、神戸君、いまいちキャラが弱くないか?? もう一押しほしいところなんだが。このままでは、まわりのキャラに喰われてしまうぞ。

    2009年3月11日/『相棒 season 7』 第18話「悪意の行方」

    今回のゲスト相棒(何?)は陣川君。いや、相棒といえるほどでもなかったか…(笑)。

    いきなり右京さんと陣川君が拉致監禁されています。一生懸命、脱出を試みてますが……私、救出されるまで陣川君の夢じゃないかと思ってました(笑)。本当だったんですねぇ。ごめんよ陣川君。

    陣川君は相変わらずだなぁ。捜査に対する情熱も、惚れっぽい性格も。右京さんにも「相変わらずですねぇ」なんて言われちゃってますよ。「当たることもあるんですねぇ」「事件を呼び寄せるのが運命」とも(笑)。

    あんなふうにネットで盛り上がって犯罪まで…。面白がってあんなことができちゃう人がいるってのが怖い。でも、書いた人たちは特定できるんだよ。ネットは完全な匿名ではないってことに、いいかげん気付けよな。退学になった中学生は一度つきとめられているんだけど…。学習しないのか。まあ学習するような子だったら、はなからこんなことはやってないだろうけど。

    ネットであろうとなかろうと、軽い気持ちで人を陥れるようなことをしてはダメだと思うぞ。いや、もちろんよく考えてやってもダメなんだけど。自分がやられたことをやり返したら、自分も相手と同じじゃないか。ていうか、大人になってからだし、職務を不正利用してだし、余計に悪い気がする。悔しいのはわかるけどね。

    それにしても陣川君。運命の人かもなんて呑気なこと考えてないで、それだけ重なっていれば何か怪しいとか疑えよ。刑事志望なんだから…。まあ、そういう抜けたところが陣川君らしいわけですが。いつか運命の人が現れるといいんだけど。

    次回予告の前半がとても相棒には見えなかった…。どこのミステリかと思ったぞ。でも、とうとう新相棒が登場なんですよね。けっこう右京さんと似てて理詰めな人?? どんな感じに絡んでくれるのか楽しみです。

    2009年3月7日/薫ちゃんが恋しい

    相棒 Season7 スタートスペシャルがまた再放送をやってました。まだ Season7 放送途中なのに、これで二度目の再放送だよ。猛烈プッシュしてるんですかね。薫ちゃんがすでに懐かしく感じますよ。薫ちゃんのいない相棒はやっぱり物足りないんだよな。右京さんとの掛け合いはもちろん、美和子とのやりとり、たまきさんの店での賑やかな光景、伊丹との大人げないいがみ合い、全部なくなっちゃったんだよね。そこらへんが好きだったのに。

    2009年3月4日/『相棒 season 7』 第17話「天才たちの最期」

    今回は詩人自殺の再捜査依頼の話。編集者の女性が警視庁まで乗り込んできました。面倒なことなので、例によって右京さんに全部押しつけですね。しかし、伊丹の調子の良さったら…! こんなときばっかり自分より上の人間であることを強調してます。普段は全然そんなふうに思ってないのに(笑)。

    伊丹に言われたように、右京さんは懇切丁寧に話を聞いてあげています。そしてしっかり再捜査しています。職務というより勝手にやってるんだろうけど…。やっぱり暇なんですかね。ほとんどボランティア探偵の勢いです。

    しかし、今まで勝手なことばかりやっていたら怒られていた気がするんですが、薫ちゃんがいなくなってからは結構やりたい放題やっているような。ひとりじゃたいしたことができないと思われて、放置されているんでしょうか。

    いつのまにか捜査一課も再捜査をしてました。毒のことを米沢さんから聞いたんですかね? そう簡単に再捜査なんてやってくれるのかなぁ? メンツの問題とかいろいろあって揉み消さりたりするのかと思ったんだけど。

    結局、安原は自殺でした。でも、なんかいろいろやりきれない話でしたなぁ。でも、もうちょっと安原と 7年前に自殺した詩人との関わりを見せてくれると良かったんだけど。そこらへんイマイチ実感が湧かなかったな。

    捜査一課は振り回されっぱなし? 右京さん、あとで伊丹に嫌味を言われてたりして…。

    次回、陣川君登場です。多分そのうち出てくるだろうとは思っていたけれど、まさか陣川君が右京さんの新相棒だったりするのか…? 思わせぶりなだけ??

    2009年2月25日/『相棒 season 7』 第16話「髪を切られた女」

    今回は、捜査一課の芹沢が、右京さんに助けを求めて一緒に捜査をする話。そういえば芹沢は以前からわりと右京さん寄り(というかニュートラル?)だったような。今回も「勉強になるなぁ」とか呟いたりしてました。素直な人なんですよね。

    芹沢の描いた伊丹の似顔絵…! 何気に上手いんだけど! 彼はこういうことで憂さ晴らししているのでしょうか。日頃、ずいぶん伊丹に怒鳴られたり怒られたりしているからなぁ(笑)。

    右京さんは何気に芹沢を可愛がってますよね? ほとんど妄想ですけど(笑)。でも、右京さんは単純で素直な人が好きみたいだし、たまきさんのところにも連れて行ってたし、ありえなくもないかなと。

    今回、異色コンビのはずなのに全く違和感なかったです。かなり好き。今回限り(ですよね?)ってのが惜しい。レギュラーは無理にしても、たまにはこのコンビで見てみたいな。難しいだろうけど。

    芹沢が右京さんを頼ったことがバレたら、伊丹に怒られるだろうなぁ…と思っていたのですが、もっと上に怒られちゃいましたね。でも、芹沢本人は悪いことをしたとは思ってなさそうです。ますます右京さん寄りになっちゃうかな?

    2009年2月18日/『相棒 season 7』 第15話「密愛」

    フランス文学翻訳家の悦子は、右京さんの大学時代の恩師らしい。右京さんが単位を落としたって! 悦子の言うように、厳格どうこうよりも、きっとフランス文学が苦手だったんですね。やっぱり右京さんにも苦手なものはあるんだな。ていうか、フランス文学って愛だの恋だのって話ばっかりなんですかね?

    紅茶がないと言っているのにハーブティーを要求する右京さん…。いや、普通ハーブティーの方がもっとないだろう! と思ったら、捨ててあったハーブティーを見つけたから言ったわけね。本当に鼻がきくというか何というか…。この時点では怪しいと思っていたわけではないよなぁ。引っかかってはいたんだろうけど。

    右京さんは悦子のことも調べてきてたのか? 身体的に問題があったとか、そこまで想像で当ててしまえるわけはないですよねぇ。そこらへんは調査済みだったってことでいいのかな。ウブな乙女っていうのは、そこからの想像だとしても。

    右京さんが愛を説いてる…! でも落第か(笑)。

    今回はほとんど二人劇のようでした。相棒としてはかなり異色ですね。岸惠子のギャラでいっぱいいっぱいだったんだろうかと考えてしまってスミマセン(汗)。

    2009年2月11日/『相棒 season 7』 第14話「男装の麗人」

    今回は歌劇団関係の事件。帝都歌劇団って宝塚をモチーフにしていると思うんだけど、どこまで宝塚と共通しているのかな。いろいろ気になってしまいました。

    もう右京さんの独壇場です(笑)。そもそも右京さんがいなければ事故として片付けられていたかもしれないんですよね。右京さんがすごすぎるのか、他の刑事さんがダメなのか…。

    捜査一課は今回は本当に影が薄かったよな。ここからは我々が…といいつつ、右京さんに任せっぱなしじゃないか。ちゃんと捜査していたんでしょうか。まあ、的外れなところを一生懸命に捜査していたのかもしれませんが。もうちょっと頑張ろうぜ!

    右京さんが奈落からせり上がってきたシーンがなぜか笑えてしまいました。いきなり澄ました顔で登場だったからな(笑)。

    犯人の「男装の麗人」姿って、顔を隠してコート着ているだけじゃないか…。

    2009年1月28日/『相棒 season 7』 第13話「超能力少年」

    今回は超能力少年のお話。米沢さんが細かく活躍。「鑑識・米沢守の事件簿」へ向けて、テレビシリーズでも頑張ってますよ。

    面倒なモノは特命係へ押しつけられるわけですね(笑)。お菓子とかいつも常備してあるのかなぁ。私も右京さんにおもてなしされたいです! ちょっと緊張するかもですが(笑)。

    超能力の話を聞いたときに、真っ先に盗聴が思い浮かびました。母親が盗聴して息子に言わせているのかなと。しかし、相棒がそんな単純なわけないよな…とは思いました。息子も嘘をついている感じではなかったし。しかも、お告げを聞いているときの感じ…頭に受信機でも埋め込まれているのかと…いや、SFじゃないんだしありえないとは思ったけど。まさか人間電波受信機なんて…!! 衝撃が走りました…。

    母親に一生懸命に応えようとする子供がせつない…。目を覚ましてくださいね、お母さん…。

    バーの強盗殺人事件は、最初から奥さんが仕組んだものだとしか思えなかったです。あまりにも不自然だったもんなぁ。奥さんを外に出したり、クッションを持って出てきていきなり撃つし。奥さんは殺さないのにね。

    すっかり超能力を信じている伊丹が可愛かった(笑)。

    2009年1月21日/『相棒 season 7』 第12話「逃亡者」

    大人げない伊丹は健在(笑)。こういうところが好きだったりするのでちょっと嬉しかったり。いや、シリアスなのも好きなんですけどね。

    国をまたいでの事件。やっかいだなぁ。まあ、国によって違うことだし、簡単にはいかないことだけど、逃げ得が許されるのってどうにも釈然としませんね。こういう事件だと上層部(特に小野田さん)が動いて、なおのこと釈然としない事態になったり…。

    米沢さんと角田課長の微妙なアシストは継続中。右京さんの味方といえる数少ない人物ですね。ありがたいことです。

    あの所轄の刑事さんが右京さんの新しい相棒になるのかなぁ…と登場時には思ったんですが、捜査一課に来ることもなくなっちゃったからな。いや、捜査一課に来ることはなくなったけど、問題を起こしたから、薫みたいに特命係に左遷ってこともありうるかな。最後の伊丹との会話からしても、このまま終わるとは思えないんですよね。薫とは違うタイプですが、熱いところのある人ですし、右京さんの相棒としては悪くないかなと思ってみたり。

    でも、やっぱり薫ちゃんのいない相棒はなんかやっぱり寂しいんだよなぁ。

    2009年1月14日/『相棒 season 7』 第11話「越境捜査」

    拳銃を持った容疑者と誘拐事件とどう繋がってくるのかと思っていたら、それほどの繋がりはなかったんですね。拳銃の事件があったから、右京さんは誘拐事件に出会った、そして解決するヒントになった、ってくらいで。

    右京さん、明らかに不審者です(笑)。ていうか、不法侵入じゃないか! まあ、捜査の一環ってことなんですかね? 初めから疑っていたようですし…。だからこその行動だったのかもしれませんが。

    ますます細かい右京さん。どうにもまわりくどいなーと思っていたら、神奈川県警の刑事さんを名乗っていた人たちが犯人だったとは! しかし、右京さんすごすぎですよ。ひとりであそこまでやっちゃうとは…! もちろん角田課長や米沢さんの協力があってこそではあるんですが。それにしても鮮やかすぎる推理と手際です。

    確かにあの神奈川県警の刑事さん、ちょっと変だとは思ったんですよ。右京さんが突然やってきたときに、あんまり追及もせず、ここにいろとか言ってましたし…。

    電話ジャックってそんなに簡単にできちゃうものなの? 110番じゃなくて別のところにかけたら、どうするつもりだったんですかね。もしくは直接近所の交番に駆け込むとか…って、それはないか。

    2009年1月1日/『相棒 season 7』 元旦スペシャル「ノアの方舟〜聖夜の大停電は殺人招待状!狙われた法務大臣・次の標的は豪華客船?」

    2時間半のスペシャルです。薫ちゃん卒業後、最初の回ですね。

    東京大停電ってのはちょっと見てみたい状況です(不謹慎な…)。それにしても、ライフラインって本当にそんなに脆いんですかね。本気でやろうと思えば、あのくらいの停電は簡単に起こせそうに見えましたが…。どうなんだろうな。

    しかし、呑気なたまきさんはいいな。あのケーキ、停電にならなかったら、どうするつもりだったんだろう。とても一人で食べるものとは思えないし…。もしかしてお茶漬けの後に出したり?(笑)。ていうか、あれ、二人で全部食べちゃったんですかね? 残したりしたら、それこそエコテロリストの標的になりそうな(違)。

    右京さんは相変わらずの博識ぶりです。ノアの方舟のそんな話は知りませんでした。有名な話なんですかね。テロリストって何となく神話とか聖書とかそういうものに引っかけた名前をつけたり、声明を出したりってのが好きそうな印象はあります。って、漫画やドラマの見すぎか?(汗)。

    小野田さんは「暇?」と角田課長化(笑)。暇であろうとなかろうと呼び出すつもりのくせに…。

    豪華客船でエコパーティってのも何か妙な感じです。パーティ内容はわりと質素なんでしょうか。生演奏があったりしましたけど…。瀬戸内さんのチャリティパーティみたいに食事がしょぼいとか? それより本当にちゃんと寄付してるんでしょうかねぇ。

    事件はややこしいことになっています。いろんな人がいろんな思惑が絡み合っていますね。突発的な殺人まで起こるしなぁ。まあ、瀬田さん長男が無事だったのが救いです。

    姉川さんはかなりの行動派(猪突猛進タイプ)。しかし頭はけっこう鈍そうです。この人、大丈夫か? …と何度思ったことか。とても法務省官房長補佐官とは思えない感じ。そして、右京さんの部下ではないせいかもしれませんが、止めても全然言うことを聞きませんね(笑)。この人は今回限りの相棒ってことでいいのかな。

    どうでもいいけど、モンカフェの CMを見て「薫ちゃん!」と反射的に思ってしまいました…。薫ちゃんのいない相棒は、やっぱり物足りなさがありますね。右京さんの新しい相棒、いつ決まるんだろうなぁ。

    2008年12月17日/『相棒 season 7』 第9話「レベル4〜後編・薫最後の事件」

    米沢さんのプロ意識すごい! いっぱいいっぱいでも、ちゃんと冷静に対応しているよ。ちょっと感動してしまいました。そして、隔離されても冷静に観察しています。防護服を着た人の不審な行動に気づかなければ、少なくともあそこにいた全員感染していたよなぁ。みんなが助かったのは、米沢さんの冷静な行動と、右京さんの鋭い推理力のおかげですかね。

    犯人の狙いはウイルステロではなく、自衛隊に売り払われた本物のウイルスを奪還すること。殺人もすべて計算尽く。そこまで考えていたとは…それを見透かした右京さんはもっとすごい。しかし、犯人も自衛隊もひどいな。ウイルスのためなら無関係な人でもあっさり殺しちゃうんですね。

    第2話の終わりで、あのまま NGO活動を始めちゃうんじゃ…と心配したのですが、いや、まさか本当にそうなっちゃうとは。聞いた瞬間、美和子はどうするの? と思ったのですが、無事に一緒に行くことになってほっとしました。まあ、とにかく頑張れ薫ちゃん! 薫ちゃんならきっと良い先生になると思う。

    去り際は意外とあっさりしていました。あっさりした中にもジンとくるものがありました。うん、大袈裟なお涙ちょうだい的な展開よりもこういう方が好きです。薫らしいっていうかさ。前向きな理由での別れなわけですしね。伊丹と薫の言い合いには泣けてきました。「とっとと行けよ、バカヤロウ」「とっとと死ね」とか…何か上手くいえないけど…最後までこのふたりらしいなぁ…と。お互いに寂しく思っている気持ちは伝わってるよな。右京さんの「誰が笑うもんですか」「気をつけて行ってください」も良かったです。

    新しい「相棒」はどんな人になるんですかね…? 薫ちゃんとは違うタイプになるんだろうと思うけど…。

    2008年12月10日/『相棒 season 7』 第8話「レベル4〜前編〜」

    薫がやたら元気でした。何か吹っ切ったかのよう。右京さんも薫が変わってきたことに気づいている様子です。いろいろ指摘しているんですが、どうも薫が特命係を去ろうとしていると言わんばかり。それなのに、指摘された薫は笑ってごまかしただけ。うーん、もしかしてすでに自ら去る決意をしていたりするんだろうか…。コーヒーがなくなったときが去るときだったり…?

    今回の事件はウイルステロ。テロといっても組織ではなく個人での犯行のようです。いわゆるマッドサイエンティスト系なんですかね。自分の作った強力な殺人ウイルスを我が子とかいってます。それだけならいいけれど、広いところに放ちたいとかまで言ってますし。

    特命係は特別捜査チーム(笑)。勝手に誤解してくれたんですが、右京さんは否定しないもんなぁ。まあ、「特命係」と名前だけ聞くと、普通はそう思うような気がする。そういう意味では便利な名前なのかもしれません。

    伊丹は後輩に逆襲されてます。いや、本人は違うって言ってますけどね(笑)。日頃の鬱憤はたまってそうな気はするぞ。しかし、せっかく被疑者を見つけたのに、逃げられちゃいましたね。「見すぎ! 動けよ!」と思った(笑)。

    右京さんと犯人のゲームが始まりました。頭脳戦ですね。右京さんはもちろんのこと、相手も頭のいい人みたいです。学者だしね。とはいえ、右京さんには敵わなさそう。あれだけでどうやって見つけるんだと思ったけど、本当に隠れ家を見つけちゃいましたよ。自衛隊のヘリとか、運も味方している気はするけど。

    薫、また捕まってます(笑)。笑っている場合じゃないんだけど、またかよ! と思ってしまいました。しかし、ちゃんと学習はしてましたね! 右京さんに言われなければ忘れてたかもしれないけど…。

    ウイルスが散布されて後編に続く…はいいんだけど、これが薫の最後の事件って…?! え? もう?? めっちゃ気になるんですが!!

    2008年12月3日/『相棒 season 7』第7話「最後の砦」

    警察内部のゴタゴタ話。今回の話は重かったです。あのイタミンまでシリアスなんだぜ(酷)。

    精神的に弱い人は、監督官のような役目は向いてないですよね。薫みたいに情に流されやすい人も。右京さんみたいなクールで鉄壁の意志を持っている人が向いているんだと思う。でも、組織としては歓迎しないんだろうな。頼んでも絶対に隠蔽なんてしないだろうし。

    「右京さんは強いですね…そして、正しい…」という、苦しそうな薫の言葉が印象的でした。薫の言い方が「ついていけない」と言っているようで…。頭では正しいとわかっていても、感情的には納得できないものがあるんだろうな。最後に、いかにも薫らしい考え方を右京さんに言っていたのを見て、ちょっと安心しました。薫はそういうふうに人を信じることの出来る人であってほしいです。右京さんとは正反対だからいい相棒になれるんだと思うし。

    小野田さん、本当に食えない人ですね。右京さんのことを上手く利用しちゃうんだなぁ。

    2008年11月26日/『相棒 season 7』第6話「希望の終盤」

    将棋にも詳しい右京さん。チェスと将棋は通じるものがあるって、明智さん(@金田一少年の事件簿)もそんなこと言ってたな…と思い出してしまいました(笑)。

    薫の鼻は警察犬並み?(笑)。今回は匂いでプチ活躍。

    さっぱり事件が見えてこなくて、犯人誰だろうなぁ…と思っていたら、自殺でしたか…。6年前の反則がわざとだとしても、相手が勝手にやったことならば、不正ってわけでもないと思うんだけど。彼が責任を感じることはないはず。潔癖すぎるというか、繊細すぎるというか…。性格だからどうしようもなかったんだろうね。

    しかも、それがわざとじゃないっていうんだから…。いや、本当かどうかはわかりませんけど。本当のところは彼のみぞ知るってところでしょうか。本当に真剣勝負だったとしたら、やりきれないよなぁ。ずっと勘違いで 6年も悩み続けて、追いつめられて自殺してしまうなんて。

    2008年11月19日/『相棒 season 7』第5話「顔のない女神」

    角田課長の原稿読みの下手さには涙が…(笑)。何でこんなにダメな人に白羽の矢が立ったんだろう?? もっと他に向いている人がいたんじゃ…。そして意外と(?)ミーハー? それとも伊沢ローラのファン?? すごい良い笑顔でカメラに写ってましたねー。

    右京さんの「捜査の邪魔はいたしません」は、もはや誰にも信じられていない気がします…。

    伊沢ローラの番組は、右京さんも良く聴いていたんですかね。あんなふうに褒めるなんてビックリしました。右京さんが褒めるということは良質の番組なんだろうなぁ。クラシックがメインなのかな。

    伊沢ローラが人違いで春香を殺させようとしたのかと思ったけれど、春香ではなく志麻子の方だったのか。言われてみれば引っかかるものはあったよな…気づけよって感じですが…。

    ラジオ番組のプロデューサーなのに、担当DJの声も聞き分けられないのか…と思ったら、ローラもそこにショックを受けたわけか。まあ、それはわかるような気はする。だけど、だからってやっちゃいけないよな。

    ローラは志麻子に「リスナーを裏切るような真似を…」とか言っていたけれど、ローラ自身もリスナーを裏切ったよな。右京さんがズバリ言ってくれたけど。

    2008年11月12日/『相棒 season 7』 第4話「隣室の女」

    子守に駆り出される暇な特命係です。薫は子供と遊ぶのが得意ですよね。すっかり「亀ちゃん」なんて呼ばれてます。カップまであげちゃったりして…って、角田課長のを勝手にあげたのか(笑)。でも、個人的には「防弾チョッキを着ています」の右京さんがツボでした。無視するのかとかと思いきや、一応、相手をしてあげるんだな。機転のきかせ方がさすがです。

    二人が入れ替わったんじゃないかと最初は思ったんですけど、婚約者が遺体を確認しているし、遺品の指紋もあったし、兄の証言もあったし、違うんだろうなと思ったんですよ。そうか、婚約者が共犯だったのか。兄も真実を知って口裏を合わせたんですね。どちらか一人ならまだしも、ふたりも証言者がいると騙されますね…。

    見逃してと言われても見逃せないですよね。刑事が罪を見逃してはいけないんだ。ここで見逃しても彼女のためにならないと思うし。犯罪者の家族って確かに厳しそうだけど…。自分が何も悪いことしていなくても、人生めちゃくちゃになりますもんね。なんとかならないかとは思う。

    2008年11月5日/『相棒 season 7』第3話「沈黙のカナリア」

    政治家関係の事件になると、いろいろやっかいですね。上層部もなにやら微妙に対立している様子。いや、公安とは普段から仲がよろしくないんでしたっけ。

    スッポン山って…! 伊丹もいろいろ考えてくるなぁ。暇なんだろうか…。しかし、この二人のやりとりも、今シーズンが最後になるかもしれないからな。思う存分やっちゃってほしいです。

    土と栄養剤で爆弾になるって怖すぎ。こんな手を使われたら、防ぎようがないんじゃ…。本当にメンテナンスの人かどうかをきちんと確認すればいいのかな。でも、別件で入り込むことが出来ればやっちゃえるよなぁ。怖いぞ…。

    右京さんがネットカフェで紅茶! と思ったら実験のためだったのか。あのあと飲んだのかな? 飲まなかったのかな? ぜひインスタント紅茶の感想を聞きたかったんだけど。

    動機はつらい話でした。いくら積まれても頼まれても、死に様までは売っちゃいけなかったんですよ。どんな目にあうか想像しなければならなかったと思う。とはいえ、小さかった息子にはどうにもしようがなかったよなぁ…。

    2008年10月29日/『相棒 season 7』第2話「還流〜悪意の不在」

    2時間スペシャルの続きです。兼高さん、何と結婚していました。こういう亡くなったあとに届く手紙って、何かくるものがあるよなぁ。幸せいっぱいのものだとなおさらね。

    大河内さんは角田課長にまで釘を刺してました。本当に特命係がウザいんですね(笑)。今にも潰しそうな勢いだけど、どうなんだろうなぁ。潰すってことはないか。動きを封じようとはしても。どんどん外堀を埋めようとしていますね。あんまり埋まってないですけども。

    右京さん、「空」に熱くなってて驚いた。「そら」とも「から」とも読めるってのは納得の指摘なんですが、何か妙に必死だったんですよねぇ。馬鹿にされたと思ったから? そんなこと右京さん気にしちゃうの??

    瀬戸内さん、あっさり首謀者であることを認めました。とはいえ、私腹を肥やすためではなく、本当に必要なところに届けるためだった。兼高さんが強請ろうとしていたのも同じ理由だったようです。少しほっとしました。いや、そこだけは信じてましたけどね。だからって良いわけではないですが。しかし、このことを「許されるべきではない」とはっきり言える人は少ないんじゃないかな。警察官ならそう言えなければならないと思いますけど。

    このまま薫が NGO活動を始めてしまったらどうしようかと思ったけど、そういうわけではなかったようです。このシーズンの終わりまでは特命係でいてほしい。いてくれるよな??

    2008年10月22日/『相棒 season 7』 第1話「還流〜密室の昏迷」

    初回は恒例の2時間スペシャルです! およそ相棒らしくない映像で始まったので、ちょっと驚いてしまいました。

    特命係、ウザいって言われた!(笑)。ウザいって…!! その言葉遣いに驚きですよ。しかし、自分の気持ちを表すのにぴったりな言葉だったんだろうな。気持ちはわからんでもない(ってオイ)。

    瀬戸内米蔵のパーティ、誘われたからタダなのかと思ったら 3万円とられたのね。庶民にはきついよね、3万円は…。しかし、チャリティなのか。あえてチャリティと言わないあたりがすごいのかもしれない。目先のことにはとらわれないあたりが。純粋な気持ちなのか、何か旨みがあるからなのかはわからないけれど。少なくとも薫の言うような小さい俗物じゃないよな。

    被害者は薫の高校時代の友人。同窓会の回想をからすると、けっこう親しかったようですね。薫が疑われたわけではなくて良かったと思ってしまった。友人が殺されたうえに、その犯人が自分だなんて疑われたらたまりませんものね。しかし、伊丹の言葉にはカチンときたようだ。うん、さすがにこんなときにあんな言い方されたら腹立つよな。

    勝手なことをするなと言われているのに、平然と勝手なことをしている右京さん…(笑)。米沢さんも相変わらず協力的ですよ。まあ、そうでなければ始まりませんけどね!

    殺害シーンは怖かった…!! 思わず自分の頸動脈あたりを押さえてしまったよ…。喉や頸動脈を切られるのを見るのは、自分どうもダメらしいです。スウィーニー・トッドも見ながら硬直してたしな。

    伊丹の取調中の行動はぜんぶ計算尽くだったのね。けっこう危険な作戦だと思うけど…。下手をすれば処罰されてしまうわけですし。まあ、あの刑事部長は事なかれ主義の人だから大丈夫と思ったんだろうけど。部下になめられまくり(笑)。

    右京さんは服についても詳しいのですね。スーツが合っているかどうかを調べる仕草は、もはや刑事ではなく仕立屋さん…(笑)。

    特命係に続き、特命係に協力的な米沢さんも厳重注意。なんか特命係が今までになく追いつめられている感じがします。存続も危うい?? 薫卒業のための準備段階に入っているのだろうか…。

    なんだこれ、続くのか! 気になるところで終わってしまったよ。瀬戸内米蔵が何か絡んでそうですね。直接犯罪には関わってはいないと思うんだけど、ボランティアやチャリティに絡む不正な何かに…とか。瀬戸内米蔵が不正をしているっていうんじゃなくて。いや、してないとも言い切れないけれど。

    2008年8月29日/薫ちゃん卒業

    相棒がえらいことを発表してくれちゃったりなんかしちゃったりして、私は呆然としてしまいましたよ。薫ちゃん、殉職ってことはないと思うんだけどなぁ。それじゃあ、右京さんは人材の墓場どころか人生の墓場に…(汗)。どうなるかはわからないけれど、少しの寂しさを胸に秘めつつ笑顔でお見送りであってほしいと思ったり。捜査一課に戻るなんてあんまり変わりばえのしないオチだったらどうしよう(ないだろ)。

    2008年8月1日/相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿 〜幻の女房〜

    相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿 〜幻の女房〜。短かったのでさくっと読めました。面白かったです! めちゃくちゃ米沢さんでした(何?)。真面目で淡々とした中に面白さがあるんですよね。バースについて冷静に熱く語るところがお気に入りです。小市民っぷりもいいなぁ。財布を忘れたときの反応が…(笑)。今までわからなかった米沢さんの生態も少しわかりました。でも、余計にわからなくなったとも言う(笑)。意外とアクティブで交友関係は広いみたいだ。

    特命係のふたりはほとんど出てきませんので、それを期待はしない方がいいです。事件にはノータッチで、最後にちょこっと出てくるだけ、みたいな。

    この小説は面白かったのですが、これを映画にして面白いのかと言われると悩むところ。小説だからこそ味が出るような気がしてならない。事件自体は地味ですしねぇ。会話の掛け合いとか、米沢さんのモノローグが見どころなわけですし。まあ、監督さんや脚本さんの手腕を信じて待ちましょうか。

    2008年7月25日/「相棒 season 7」放送決定

    「相棒 season 7」放送決定です。2008年10月から2クール。絶対そう来るだろうと予想していたので、驚きは特にないんですが、もちろん楽しみですよ〜。

    2008年5月4日/相棒 -劇場版- 絶体絶命! 東京ビッグシティマラソン 42.195km

    さすが劇場版だけのことはある内容になっています。何かと大掛かりだし、内容もかなり濃くて重いです。事件は、実際にあったものを元にしていますね。

    コミカルなシーンは控えめですが、全くないわけでもないです。「暇か?」は健在(笑)。あと、これまでに出てきたゲストキャラ(というか準レギュラーくらいの人?)がけっこう出てきていて、相棒ファンには嬉しいです。政治家関係はキーマンとしてご登場。弁護士は武藤さん。陣川君は何気に活躍していますし、鹿手袋は暗躍しています。暗躍なので、画面にはほとんど映っていませんが(笑)。ヒロコママも応援でちょい出演(笑)。

    しかし、相棒で泣くとは思わなかった…。感動というわけではなく、なんかやりきれなくてねぇ。

    パンフレットを買ってきたのですが、封筒に入っていて「開封厳禁」と封がされていました。結末に触れているから、見終わるまで開けるなということらしいです。で、家に帰って開けてみたのですが、冊子と新聞風のものがひとつずつ入っていました。冊子の方は、表紙真っ黒で、中は写真のみ。文字は一切ありません。インタビューとか紹介とかは、全部新聞の方にまとめられていました。「相棒新聞」と書いてあったのですが、なぜか私は「相模新聞」と読み間違えてしまいました(爆)。で、これが本当に普通の新聞サイズなので、どうにも読みづらい…。まだほとんど目を通していません。

    以下、ネタバレありです。

    右京さんのチェスはすごいです…。私はそもそもチェスを知らないので、さっぱりわかりませんが、あんな記号の羅列を見ただけでわかるものなんですかね。まあ、右京さんレベルになると、頭の中で動かせるのでしょうね。

    しかし、特命係になぜチェス盤が…。チェス盤というか、テーブルですかね? ちょうどありがたいことに盤が透明(笑)。右京さんの私物ではないかと思うんですが、わざわざあんなものを持ち込んでいるのでしょうか。

    小野田さんと右京さんは、なぜ回転寿司なんかに…。回転していない寿司屋じゃないのか? 小野田さんの酔狂ですかねぇ。一度、行ってみたかったんだ、などといって右京さんを誘ったんじゃないかと妄想。回転寿司のルールさえわかっていなかったみたいだし(笑)。

    岸谷五朗には笑いました。えらい目にあってしまいましたね(笑)。

    薫の無茶っぷりにはビビリまくりです。いつ爆発するかわからない爆弾を素手で掴んだよ! それを放り投げたよ! 処理班を待てという命令を無視してカード引っ張り出して箱開けてるし! 爆弾がつながれているコードをブチブチ手で引きちぎってますよ! タイミングが良かったり、ダミーだったりで、全部たまたま上手くいってますけれど、相当に危険ですよ…。まあ、運が良くてこその薫ちゃんだとは思いますが!

    それより、伊丹に驚きました。ボートの操縦が出来んですね。あまりに鮮やかにエンジンを始動させていたので、一瞬、我が目を疑ってしまいましたよ(酷)。勘であれだけ出来るとは思えないので、きっとどこかで習ってるんですよね。実家がそれ系(ってどれ系だよ)のお仕事でもしているんだろうか。

    木佐原さんのコーヒーのアレを見たとき、この人が真犯人なんじゃないかとピンと来てしまいましたよ。意味ありげに映してくれましたからね。きっとこれで右京さんが真犯人が木佐原さんだと気づくという流れなんじゃないかと思ったら、そのまんまでした…。とはいえ、それだけで終わらないのが相棒なんですけど! ここに気づくのはそう重要でもないんだな。

    右京さん、爆発まで時間がないのに落ち着きすぎだ! 策があるから落ち着いているってわけでもなさそうですよね。まあ、パニックになるよりは全然いいんですけど。見ているこっちはヒヤヒヤですよ。

    やよいさんは塩谷さんのことが好きだったのかなぁ。なんか、彼女が塩谷さんのことを話しているのを聞いていると、そう感じてしまいました。

    片山議員はやってくれましたね。テロとかいわれていたけれど、まさにそれ級の大暴露です。いまいち読めない人ですけど、彼女は彼女なりに正しいことをやろうとしているのかなぁ。うーん、彼女の身が心配ですね…。政治生命どころか、本気で命懸けじゃないですか?

    木佐原さん、他にやり方はなかったんでしょうかね。まあ「Sファイル」を認めさせることだけが目的ではなかったんでしょうけど。復讐というのもあったんですよね。実際に殺していますし。塩谷さんのことも許せなかったんだろうなぁ。でも、そのせいで娘までも殺し掛けてしまったんですよね…。

    ところで木佐原さんはなぜ Sファイルの存在を知っていたのでしょう? 事実は息子の仲間からの手紙で知ったとしても、そこには当然 Sファイルの存在や名前なんて書かれていませんよね。うーん、私、何か見逃しています?

    2008年5月4日/土曜ワイド劇場 特別企画「相棒〜名コンビ誕生篇」

    きのうの相棒を見ましたー。新たに撮影したシーンは、予想どおり最初と最後にちょこっとずつ入れてありました。でも、思ったより多かったな。その代わり、本来の本編が少し削られてましたけど。

    美和子は記念日にこだわりすぎです(笑)。女がみんなあんなわけじゃないぞ。私はさっぱり何にも覚えてない方です。ていうか、記念日とかこだわっている人なんて実際にいるんでしょうかね。ドラマの中ではよく聞くけれど、今まで自分のまわりではそういう人は見たことないです。

    何気に右京さんの「ししゃもが焦げますよ」がツボです。そのあとの、たまきさんの「あらやだ!」という反応も含めて(笑)。

    薫が人質になった回数は 6回であっているのかな? めっちゃ多いよ(笑)。

    2008年4月27日/「相棒 -劇場版-」公開直前SP

    1時間半たっぷり見応えがありました。番組を特集したものと、出演者さんのトーク、劇場版の紹介、撮影の舞台裏などですね。かなり楽しめました!

    VTRはいろいろな切り口で、それぞれ上手いことまとめてありました。右京さんの小言集は笑えました! トリオ・ザ・捜一特集も良かったです。伊丹の名言集は最高です(笑)。

    トークも面白かったです。特に水谷さんと寺脇さんのふたりは、仲が良さそうで楽しげな雰囲気だったのが最高でした。お姫様だっこまでやってくれるとは! 寺脇さんが水谷さんを!! 頼まれたわけじゃなくて、話の流れでふたりとも自然にやっていたのが印象的でした。トリオ・ザ・捜一の言い訳っぽいのも面白かったなぁ。テレビで放送されていないところではちゃんと捜査一課が事件を解決しているって(笑)。

    スタイリングでは気づいていないことも多かったです。右京さんのネクタイがアニマル柄で統一されていたとか。今度、注目して見てみよう。ウチの小さなテレビではわかりづらいかな…。薫のジャケットがいくつもあることは気づいていました。そう思うと、薫ってけっこう衣装持ちなんですね(笑)。

    というわけで、劇場版は観に行きます! 楽しみにしている映画はたいてい初日に行くんですけども、5月1日は平日なので無理…。なんで平日公開なんだ。悔しいなぁ。

    2008年4月26日/裏相棒

    そんなに期待してなかったのですが、思った以上に楽しめました! イタミン、面白すぎだ!! 彼の小市民っぷりと翻弄されっぷりが素敵すぎる。伊丹関係では、500円玉のと結婚相談所のネタが良かったんじゃないかと。結婚相談所は右京さんと薫が電話の向こうでどういう反応をしていたのかを想像するのも楽しいです。米沢さんは…いろいろわざとやってんじゃないか…? そうとしか思えない(笑)。

    2008年3月19日/『相棒 season 6』最終回スペシャル「黙示録」

    雑用とはいえ、裏があるようなものを、特命係に任せるのは間違っていると思う。引っ掻きまわすに決まっているじゃないか(笑)。右京さんはやっぱり気になっちゃうんですよね。まあ、ここで特命係に任せなかったとしても、いつかどこからか右京さんがしゃしゃり出てくるとは思いますけど。

    小野田さんはスペシャルになると出てきますね。今回は食べてばっかりだ(笑)。アイスクリームとか焼き肉とかを付き合わせられる人って右京さんしかいないんですかね? 友達は少なそうだよなぁ。気の置けない友達っているんでしょうか。

    幽霊がいた?! 何を言い出すのかと思ったよ。シスター姿だけに読めなかった…。そういうことだったのか。でも、その幽霊を作り出したのは誰だって話ですよ。冤罪で死刑判決を受けたあげくに幽霊呼ばわりなんてなぁ。あまりにも悲しい。

    三雲判事が再登場でした。悪い人ではないんだろうけど、なんかいろいろ引っかかる人なんですよねぇ。今回もやっぱり引っかかる感じでした。なんだろうね。何かが間違っているというか、どこかがずれているというか。まあつらい思いをしてきたんでしょうけど。逆に文忠さんは立派でした。なかなか許すとは言えません。強い人です。

    人の人生をなんだと思っているんだ! という会話の数々が悲しかった。まあ、保身しか考えていない人間だと、そんなもんなんだろうな…。

    なんかいろいろ怖い終わり方でした。何かと考えさせられますし、薫と右京の間がどうなるのかも心配だったり。今はちょっとした傷でも、いつかそれが大きな亀裂になってしまうのではないかと。

    2008年3月12日/『相棒 season 6』第18話「白い声」

    変死体ってみんな解剖されるものかと思っていたよ。そんなに少ないんだ。そうだとすると、殺人なのに病死と判断されてしまうことが、けっこう起こってそうですよね。

    ストーカーって怖いな。一方的に好意を寄せて、勝手に香水を送りつけて、それをつけてなかったってだけで殺してしまうなんて…。気持ちを踏みにじるとかいっても、まだ何にも言ってないじゃん。勝手に名前も名乗らず香水を送りつけられたらそりゃ気持ち悪いよ使わないよ。あんな自分勝手な考えの人がいたら怖いよなぁ。

    あの所轄の刑事さんも悪い人ではなかったんだよな。頑固すぎたけど。

    お父さんの手紙がズシンときました。命を張って訴えたのか…。娘のためにそこまでやっちゃうんだ…。薫のことを信用したから決意したのでしょうかね。薫と右京ならきっと明らかにしてくれると思ったんじゃないかと。

    2008年3月5日/『相棒 season 6』第17話「新・Wの悲喜劇」

    しょっぱなから怖かった(笑)。

    検挙率ってけっこう低いんだなぁ。そんなものなのか。それだけ犯罪が増えたってことなのか? それとも犯罪が巧妙で複雑になったのか? もしかして、殺人事件の捜査で手一杯で、他になかなか手がまわらないとか?

    スゲー殺し方! っていうか、怖いよ妻! ビックリしたよ! 大胆不敵というか何というか。あのマスク姿はシュールだわ。いたって冷静なのが、また怖さを引き立てていますね。カウントしているあたりとか。関西弁もド迫力でした。

    えらく早く解決しかけていたので、何かおかしいなぁと思ってたんですよ。そうしたら、思いもしない展開に…。

    いきなり妻が黒づくめ男に殺されかけました。あんた誰? ていうか、あれ? 旦那が普通に帰宅?? 旦那の方が妻を殺そうと???

    旦那が出てきたあたりで、思いっきり混乱してしまいました。話を聞いているうちに気がつきましたけど。妻が実行に移さなかったのは、右京さんから殺人事件の検挙率の高さを聞いたからですかね。

    よ、米沢さん…? 結構な修羅場をくぐってそうですね。

    2008年2月20日/『相棒 season 6』第16話「悪女の証明」

    またまた過去のゲストさん再登場ですね。今シーズン、本当に多いなぁ。

    片山雛子は一筋縄ではいきません。あいかわらずというか、ますます貫禄がついているような気がします。敵にはまわしたくないタイプです。最初から犯人っぽい描かれ方をしていたので、逆に犯人ではないだろうとは思ってましたけど。それにしても怖い。怖すぎる。こういう人でないと政治家にはなれないのかなぁ。これからも何かと右京さんに関わることになりそうですね。いつかぎゃふん(死語)と言わせてほしいなぁ。

    政治絡みの事件は難しいですねぇ。駆け引き、足の引っ張り合い、男と女など、とてもややこしい。そして、なかなかすべては世間に明らかにはなりませんね。圧力とか何とか、いろいろあるんだろうなぁ。

    2008年2月13日/『相棒 season 6』 第15話「20世紀からの復讐」

    えらい緊迫したところで出て来たのは恥ずかしい Tシャツ(笑)。本当に恥ずかしい…。作るだけならまだしも、薫、着せられちゃってますよ。仕事中なのに。逆らえないんだろうけど、あれはきついよなあ。えーと、美和子さん? いい大人なんだからさ…。初デート記念ってのもよくわからないし…。付き合って一年目のカップルとかじゃないんだから。何か前も似たようなことを書いたような記憶が…。

    薫はまた人質に取られてしまいました(笑)。上が怒るのもわかるような気もする…。不可抗力というのも大きいのですけどもね。

    米沢さん、家を出て行った妻に関係することだと饒舌になりますね(笑)。ものすごく執着してますよね…。

    最初からあの店員さんの狂言だろうと思っていたので、あまり心配せずに見ていたのですが、何やら事態が妙なことになってきました。本物の爆弾魔から薫の携帯電話に電話がかかってきましたよ。頭の中はハテナでいっぱい。なんで薫の名前やケータイ番号を知ってるんだ? えっと、伊丹じゃないよね? と一瞬だけ思ってしまいましたすみません(爆)。

    犯人は昔、薫が犯人追跡のためにオートバイを借りた人物。確かに警察だからって有無をいわさず持っていかれるのは困りますけどね。ものすごく大事な用事があるかもしれないんだし。犯人もそういう事情なんだろうと少し同情的になりかけていたのですが…えっと、ミレニアムに間に合わなかったとかなんとか。いや、それも大事なことかもしれませんが…。私は大事な人の最期を看取れなかったとか、そういうことかと思いましたよ…。

    お母さんが倒れて実家に帰ったとか、なんか不自然だなぁ、あとで連絡とれば良かったじゃん…と思ったんですけど、芝居だったのか。犯人はそうとう思い込みの激しいヤツだったんですね。危険だなぁ。そういうやつだから、あんな極端な行動に出るんだよな。

    あの恥ずかしい Tシャツが、事件解決の鍵になると踏んでいたのに! 何の関係もなかったのか。残念。

    2008年2月9日/相棒 pre season 第3話「大学病院助教授、墜落殺人事件! 日付の違う乗車券の謎と、死体が語る美人外科医の秘密」

    相棒 pre season 第3話を見ました。

    右京さんが救急車で運ばれていったのを見たとき、思わず薫と同じ反応をしてしまいました。怪我をしている様子ではなかったので、単なる腹痛とかかなぁと思ってたら盲腸でした。盲腸は結構大変ですね。救急車で運ばれても仕方ないよな。でも、右京さんが盲腸…。右京さんも普通の人間だったんだなぁ(それどんな感想)。

    伊丹が妙にシリアスだ。なんていうか、刺々しい感じ? でも、最初の方は怖いくらいだったけど、だんだんコミカルになってきたような。「ケツが当たって痛い」という言い合いはちょっと萌えるだろ!(爆)。

    右京さんは病人なのに頑張ってます。病院のベッドの上でしっかり捜査(頭脳系)、パジャマ姿のままウロウロ捜査。なんかすごい新鮮だ(笑)。今回はずっとこういう感じかと思ったけど、途中で退院してしまいました。嬉しいような、残念なような。

    子供最強! 右京さんに「頭悪い」って!! 右京さんの張り付いた笑顔がちょっと怖かった(笑)。

    右京さん、薫に無茶な要求をしています。屋上の外に足を放り出して座るなんて、めちゃくちゃ危ないじゃん! こんな危険な検証、生身の人間を使ってやることないと思うぞ。わかりやすかったけど。さすが右京さん、容赦ないな…。

    右京さん大ピンチ! 怖かったよ〜。右京さんを殺したあとの遺体の処理の話とかしてるし! 助かることはわかってたけど、助かって本当に良かった。生意気な子供は命の恩人。ていうか、あの子供、しょっちゅうあんなところに出入りしているのか…。誰でも入れちゃうんだなぁ。鍵とかかけないの?

    最後のシーン、薫をからかう右京さんひどい!(笑)。意外と下世話ですね。

    2008年2月6日/『相棒 season 6』第14話「琥珀色の殺人」

    殺されたのは有名ウィスキー評論家の勝谷。右京さんは当然のようにウィスキーにも詳しい。プロにはプロの飲み方があるって。氷がどうとか、そういうのも決まっているらしい。味や香りをもっとも引き出すような飲み方ってことなんだろうけど。右京さんもプロ並み。私にはまったくわからない世界です。オールドボトルが何なのかすら知らなかったよ。

    そして右京さんは葉巻にも詳しい。右京さん自身は吸わないみたいですが、ロンドンのご友人が好きだったみたい。ロンドンに葉巻って似合いますよね。なんとなくのイメージですが。

    そのものに興味がなければ、値段くらいしか気に掛けることはないもんな。薫、右京さんの嫌味を気にすることはないぞ!(笑)。

    伊丹、やっぱりおいしいキャラだ。特命係の推理をパクったり、批評を読み上げてエライ人を怒らせたり。批評に書かれたことを読んだだけだから、伊丹は悪くないけど、そういう役回りってあたりが伊丹だなぁ。

    一杯三万円のオールドボトルウィスキー。一杯千円でも高いと思ってる私には、とてもじゃないが手が出ない…。けど、ふたりとも飲んじゃいましたよ。そういう好奇心はふたりとも旺盛です。しかし、美和子にあとで怒られなかったかと心配です。

    薫の舌は健在。ひとくち飲んだだけで違いに気づいちゃうんですよね。さすが!!

    バーテンダー・三好倫太郎。昔、特命係に逮捕された人らしい。再犯だったらどうしようとビクビクしていたのですが、そうではなくて良かったです。偽装はしていましたけどね。何かの罪に問われるのかな?

    勝谷は本当に腹が立つヤツですね。純粋な批評というわけではなく、明らかに潰そうという意図を持って書いてますよね。バーテンダーの資格がないヤツは潰すんだって。神様にでもなったつもりなんだろうな。いったい何人のバーテンダーを潰してきたのだろうか。

    なんかあったかい終わり方だったなぁ。いつか帰れますように。やり直せるさ。

    最近、けっこう再登場のゲストが多いですね。個人的には嫌いじゃないけど、ネタが尽きたからという理由じゃないことを祈ってます(爆)。

    2008年1月30日/『相棒 season 6』第13話「マリリンを探せ」

    薫はゲイバーのヒロコママの愛犬マリリン探しを手伝ってあげてます。職務としてでしょうか? 特命係だから、どんな仕事でもありだと思うけど(笑)。でも、右京さんは一緒ではなかったんだよなぁ。

    連続殺人事件でてんやわんやの捜査一課の面々は、失踪したマリリンのことなんてまったく気にかけていない様子。まあ、当然なのですが(捜査一課の事件ではないし)、右京さんだけはマリリンのことをやたら気にしています。過去を調べたところ、元麻薬犬だったと! 殺人事件と関わりがある可能性も出てきました。うーん、右京さんの鼻も麻薬犬なみにききますなぁ。

    「猫の手は借りても、亀の手は借りねぇ」って(笑)。伊丹はたまに上手いこと言うんだよなぁ。そんなことばっかり考えてないで、ちゃんとお仕事しようぜ(してるって)。

    沖田が怪しいと思ったけど、稲垣が犯人だったか。まあ、こうなると動機はひとつしか考えられないけど。なんかやるせないですねぇ。偶然、出会わなければ、こんな事件を起こすこともなかっただろうに。

    沖田。妹が死ぬのと稲垣が殺人鬼になるのを止められなかったのは仕方ないけど、稲垣が死ぬのは止められたんじゃないかな。自首するというヤツをひとりにしたらいけないと思う。警察まで付き添っていかなきゃ。こういうのって自殺するパターンが多いんですよねぇ。

    2008年1月23日/『相棒 season 6』 第12話「狙われた女」

    前回「ついている女」からの続きです。

    春麗の父親が台湾のマフィアというのは何かの間違いで、春麗の勝手な妄想かと思ってたけど、昔は本当にそうだったんだ。それが驚きだよ(笑)。今では真面目に中華料理店で下働き。悪いことしたら刑務所に入るのは当たり前、なんて元マフィアのボスとは思えないセリフだよなぁ。そういうタイプだったから、足を洗ったのかもしれませんね。

    春麗と幸子のコンビがけっこう良かった。春麗は怒らせると何しでかすかわからないタイプですね。別にあのままひとりで逃げてもよかったのに、怒りまくって幸子を助けるような行動に出ましたよ。幸子は普段はおっとりしているのに、銃を持つと別人のようです(笑)。

    右京さん、鋭すぎ! 勇敢すぎるってだけで刑務官に目をつけるとは。そして、揺さぶりをかけて、簡単に口を割らせちゃいました。ああ言われたら怖いよね…。特に、仲間ってわけでもなく買収されただけだったら、始末されるかもってのも説得力があります。

    春麗の脱獄計画かと思ったら、実は幸子への復讐計画…かと思いきや、本当は春麗の口封じが目的。うーん、ややこしい! ここまでややこしいことになるとは思わなかった。しかも、刑務官どころか警察が関わっていたなんて。それも刑事だけではなく、上の方まで。オオゴトですね。こういうときに、信頼できる刑事さんがひとりでもいると助かります。私も特命係とお知り合いになっておきたい(笑)。

    最後の春麗と幸子と右京さんたちの話が良かった。刑務所内では番号で呼ぶから、名前は知らなかったんですね。

    2008年1月20日/相棒 pre season 第2話「恐怖の切り裂き魔連続殺人! サイズの合わないスカートをはいた女の死体...」

    相棒 pre season 第2話を見ました。これ、以前に見たことある…。タイトルを見たとき「昔、同じようなネタのドラマがあったよなぁ」と思ったんですが、これがそれだったんだよ!(爆)。浅倉のやつですね、はい。冒頭を見てすっかり思い出しました。確か再放送で見たはず。pre season のものだとは思いませんでしたなぁ。

    右京さんはいつものごとく厳しい。刑事の仕事は凶悪犯を捕まえることではなく捜査をすることだ、と薫を一喝。でも、言ってることは正論だからね。薫も素直に反省してますし。

    薫。家を追い出された女子高生を自宅に住まわせるって、確かにかなりずれてると思うぞ(笑)。まあ、お金を貸すだけよりはいいと思うけど。自宅には美和子もいるしね。しかし、薫って本当に頼られやすいタイプなんだなぁ。ところで二千円しか持ってなかったというのは本当だったんだろうか?

    すごく悲しいお話でした。面白いというより、悲しいの方が上にきてしまう。同情の余地はないはずなんですが、何なんだろう、この悲しさというかやるせなさというか。どうにかして止められなかったものかと思ってしまう。薫と美和子の友達ってのがまた…ね。浅倉がこの後どういう運命をたどるのかを知っていると(再放送で見た)悲しさ倍増です。

    スタッフロールで鑑識課 米沢さんの名前を確認。このときから名前がついたんですね。第1話のときは出てなかったので。スタッフロールのぼかし部分は今回もあったんですが、あれは土ワイのテーマ曲関連のものだそうで(情報ありがとうございました!)。なるほど納得です。わざわざ消すこともない気がしたけど。ぼかされると気にかかって仕方ないよ(笑)。

    2008年1月16日/『相棒 season 6』 第11話「ついている女」

    ついてない女、再登場。けっこう回想に時間を割いてましたね。といっても、3分くらい? 今は刑務所で真面目にやり直そうとしているらしい。薫と右京に前向きな内容の手紙を出したりしてます。基本的にいい人なんですよねぇ。

    せっかくそんな感じで真面目に服役していたのに、脱獄計画に巻き込まれてしまった幸子。いや、実は幸子が目的だったわけですが。どちらにしても不憫すぎる…。

    しかし、幸子さん。春麗へのあの説教は逆効果だろう。説教なんて聞きそうにないタイプですもんねぇ。怒らせるだけだって。殴られたのは仕方ないかもと思ってしまいました(酷)。

    こら、参事官! あー、もうっ! もうちょっとだったのに!! 上がフラフラしてちゃいけませんって。こういう上司のもとでは働きたくないなぁ。

    幸子は意外と行動力がありました。刑務官を車から放り出したのには驚きましたよ。後続の車にはねられたりしたらとかは考えなかったんですかね。そこまで確認している時間はなかったような。まあ、それどころではなかったのかな。

    って、あの刑務官が仲間か! せっかくの血文字のメッセージが!!

    あれ? これ、決着つくの? と思ったら、次回へ続くとのこと。うう、気になります〜。あと一時間あるってことは、まだまだ波乱がありそうですね。

    2008年1月14日/相棒 pre season 第1話「刑事が警官を殺した? 赤いドレスの女に誘惑され…死体に残る 4-3の謎とは」

    相棒 pre season 第1話を見ました。面白かったです! 薫が特命係にとばされたいきさつから描かれています。このときからレギュラーキャラはしっかり出来上がっていたようですね。見ていてもほとんど違和感がないです。

    薫は若いです。見た目も中身も。体つきや顔なんかは、今より線が細い感じがします。性格は今よりだいぶカッカしやすいですね。あ、でもそれは最初の方だけか。右京さんに反発してたときね。いつのまにやらいい感じになってました。

    それにしても、薫。人質にされたり、酔って女についていったり、それで殺人容疑をかけられたり、どれだけダメ刑事なんだと(笑)。このときすでに一回、美和子にプロポーズしてたんだなぁ。あれはひどかったけど。美和子が怒るにももっともだよ。どれだけダメ男なんだと(笑)。

    右京さんの偏屈具合というか、嫌味っぽさというか、そのあたりは今より遥かに上ですね。ものすごく痛いところをグサッと冷静についてくるんですよね。今でもときどき見せてくれますが、このときはもっと鋭利な感じがします。

    伊丹は、今はもう面白キャラ以外のナニモノでもないですが(笑)、このころはまだ普通でした。薫や右京さんに反発はしてるんだけど、反発の仕方が普通っていうかね。

    美和子の右京さんへの逆襲に大笑いしてしまいました! 右京さんの反応が妙にコミカルで良かったです。あのいつも冷静沈着な右京さんが…(笑)。

    スタッフロールで一部ぼかしが入ってたんですが、何が書いてあったんですかね…。わざわざ消すほどマズいこと? 気になって仕方ないです。

    2008年1月5日/相棒 pre season DVD-BOX 注文

    相棒 pre season DVD-BOX。アマゾンで注文してしまいました。これは相棒がシリーズ化される前の単発 2時間ドラマを 3話収録してあるものです。多分、見たことないはず。ちょっと気になっちゃって。気がついたらぽちっと衝動買いしてました。ぽちっとで買えてしまうところが恐ろしい…。店頭だったらさんざん悩んで買わないパターンが多いのに。

    2008年1月1日/『相棒 season 6』 元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件」

    寝台特急は超あこがれです! しかも、スイートだなんて…! 食事も豪華ですよ! くぅっ、私も護送されたい!!(笑)。たまきさんの怒りもよくわかります。一度は乗ってみたいもんなぁ。

    しかし、たまきさんの男の好みはよくわかりません…。たまきさんのお好みの男性は、ずいぶん右京さんと違うタイプでしたよねぇ。真逆といってもいいくらいに。美和子も不思議そうにしてました。

    カシオペアの乗客は、何か問題を抱えてそうな人や胡散臭そうな人がいっぱい…。素敵な車内でも、こんな人たちと一緒だと気分が台無しになります。関わらないようにしてても、食堂車では一緒になりますもんね。喧嘩とか聞きながら食事はしたくないなぁ。

    米沢さんの自宅がなかなか侘しかった。正方形の小さなこたつに、篭みかんに、紅白(しかも一日遅れ)。まるでどこぞの浪人生みたいな雰囲気(笑)。

    走る密室、犯人はこの中にいる! というタイプの話はミステリーの基本ですね。わくわくします。それぞれにアリバイを聞いてまわるところが面白いんですよね。しかも、みんな問題を抱えてそうなあたりが。こういうのを見てると、推理しようという気持ちが盛り上がってきます。

    気持ちは盛り上がるけど、推理は難しいですね(笑)。右京さんの鮮やかな推理ショーに拍手。完全な計画犯罪も面白いけど、こういうそれぞれの事情が絡み合ってややこしくなってる事件というのも面白いです。

    しかし、モデルの友達怖い! 怖すぎる!! モデルの子にも問題は多分にあったかもしれないけど、そこまでやるか! という感じですねぇ。嫌なら友達やめればいいじゃないか。

    カシオペアで殺人事件のあとは証人護送と爆弾事件。こちらにもカシオペアの乗客が絡んできてます。そうきたか! そうでなくちゃね! あの女性は何となくあやしいと思ってたんだ。右京さんたちに絡みすぎだし、会話の内容にも引っかかるものが多かったし。

    右京さん、リモコンアタック! 素早いなぁ。薫じゃなくて右京さんが行くとは驚きだ。

    うーん、あの時代の話はよくわからないです。いろいろ話を読んだり見たりしても、何が何だかさっぱり理解できませんです。どうしてそういうことになっちゃうんですかね。

    2007年12月19日/『相棒 season 6』 第9話「編集された殺人」

    最初は法廷シーン。怖いよなぁ、弁護士とか検事とか。絶対に勝てないです。いや、喧嘩じゃないんだけど…でも、そんなには違わないような。屁理屈や難癖をつけて丸め込む、みたいなところが。

    抜粋も一種の編集ですってば。しかし、なんでビデオで証言なんですかね? 法廷に連れてきて、生で証言させるべきだと思うんですけども。ビデオでは編集だの捏造だのが横行してしまいますよ。

    米沢さんのカラオケに笑った。妙にノリノリなんだけど、その歌詞って…。

    ボイスレコーダーとビデオの内容の違いに愕然。これは捏造以外のナニモノでもないですよ。編集は暴力になる、勝手に意見を捩じ曲げることができる、とは聞いたことがあったけど、こういうことなんですね。でも、マスコミじゃないんですよ? 検事ですよ? マスコミでもやっちゃいけないことなのに、ましてや検事がこんなことなんて許されるわけはない。なのに、軽く開き直ってますよ。そんなものなんですかねぇ…。なんか世の中まっくらです…。これこそ法律で取り締まれないわけ?

    なんかややこしい上に悲しい事件でした。証言の子はともかく、無実の罪で拘留されてた女性とその父親が、なんとも不憫でやりきれません。

    劇場版の予告が立派になってました。おおお、これは気になる!!! わくわくしてきました。

    そして恒例の元日スペシャル。寝台特急カシオペアなんですね! うわぁ、楽しみだなぁ。

    2007年12月12日/『相棒 season 6』 第8話「正義の翼」

    今日は最初から緊迫シーンが続きました。びっくりしたなぁ。相棒とは別番組になっちゃいそうな勢いでした(笑)。でも、途中からしっかり相棒らしいシーンが出てきて安心しましたよ。やっぱりこうでないとね!

    20億ってすごい額ですね。鳩に奪わせるわけでもなくても、ダイヤの方が良さそうです。持ち運びやすい。20億円の紙幣なんて、すごい量になるだろう。

    20億円をダイヤに変える、というだけで、鳩を思いついた右京さんは、やはりタダモノではない。普通はちらりと考えても、そんなわけはないかと思ってしまいそうなものですが、ちゃんとビデオにとってたんだもんなぁ。どのくらいの可能性があると思ってたんだろう。

    米沢さん、もう特命係と運命共同体(笑)。

    高い志というのは立派だと思いますけどね。でも、どんな理由があっても、犯罪に手を染めるのはいけないわけで。自分勝手な基準で突っ走ってはいけないわけで。右京さんが言っていたけど、それではおろかな人間と変わらないって。

    本当に鳩が好きな人なら、鳩を犯罪の道具には使わないと思いたい…ので、脇田さんが犯人でなくてほっとしました。

    完璧な計画とかいっていたけど、かなり穴だらけだと思うんだけどな。右京さんがいなくても、地道にちゃんと調べていけば、犯人にいきつくと思う。そもそも、あれだけのダイヤを現金に換える時点で足がつきそうな…。上手い方法が何かあるのかもしれませんが。

    最後、掃除のおばさんにきちんと謝ったのが良かったです。というか、怪我ですんで良かったですよ。亡くなってたら、本当に取り返しがつかないところでした。

    2007年12月5日/『相棒 season 6』 第7話「空中の楼閣」

    美和子が本を出版するとかで、たまきさんの店でお祝い。ええ? いつのまに?! すごい!! ジャーナリストらしく、取材を重ねたジャーナリズムあふれたものらしい。でも、出版はまだで、契約もこれからとか。えーと、なんか、嫌な予感が…。これは、もしかして、殺人で中止…ああ、やっぱりね(涙)。

    でも、美和子の原稿はなかなか良いらしいですね。あの右京さんが大絶賛ですもの。装丁の人も評価してました。地味なテーマだから、出版されても大ベストセラーってことにはならないだろうけど、内容が良いのは間違いなさそうです。

    人気作家の庄司。右京さんは見透かせないけど、薫は見透かされまくりです(笑)。見事にそのとおりだよ。笑ってしまいましたわ。人を見る目があるというのは、どうやら本当らしい。

    美和子の担当編集者の勝村さん。ずいぶん熱心な編集者だったようです。ただ、やり方にはいろいろ問題あるよなぁ。人の恨みを買いまくるタイプ。作品にダメ出しするのはいいんだけどさ。モノには言い方ってものが。作品に勝手に手を加えるなんてもってのほかだ。そして、仕事内容(職業)を見下すのは良くないと思う。たかが表紙だ、なんて言われたら、そりゃ頭にきますって。

    美和子の原稿が庄司の心を動かしたのかな。たまたま彼の出身地を扱っていたからだろうけど、それでも蛍のこととか子供時代のことを思い出したのは美和子の文章があったからかもしれない。

    美和子の原稿は、出版されるかどうかはわからないけれど、読まれはするでしょうね。庄司が急に態度を変えた理由として、マスコミは興味を持つだろうし。それで、あの化粧品会社を追及する動きが出て来るのではないでしょうか。そうであってほしいな。

    2007年11月28日/『相棒 season 6』 第6話「この胸の高鳴りを」

    今回は、ロックバンドのボーカリスト・丹野がギターの第5弦で絞殺された事件。若い女性の間ではとても人気のあるバンドらしい。街頭でニュースが流れたとき、女の子たちが騒然としていたので、たぶん本当なんでしょう。

    何気に伊丹に喧嘩を売っている(売ってないかもしれないけど)米沢さんがいいなぁ。微妙なトコロをついてくるあたりが、実に米沢さんらしいというか何というか。

    右京さんは楽譜が読めるうえに、ギターも詳しいんですね。チューニングがバラバラとか言ってましたし、指を見てギターを弾くかどうかまで言い当てるし。本当にどういう人生を送ってきたのだろう。いろいろ詳しすぎだ。

    人気ロックバンドのボーカリストと大人しい女子大生の出会いは、聞いていてやたらと恥ずかしかったです。少女漫画のお約束みたいな展開ですもの(笑)。その子に本気になっていくあたりも、女子中高生が好みそうなストーリーですね。殺人さえ起こらなければ(笑)。

    発作を起こした夏生を前にして、伊丹はうろたえまくってましたね。うーん、期待を裏切らない人だ(笑)。けっこう繊細なのですよね、イタミンは。

    移植された心臓が、昔の自分の曲に反応するとか、本当にあるんだろうか。医学的に説明がつかない不思議なことってあったりするからなぁ。でも、そうじゃないかもしれない。彼女の心臓ではなく、本当に心(気持ち・感性)の方が反応したのかもしれない。

    何かいろいろせつないなぁ。丹野も夏生も大二郎の彼女も、みんなそれぞれ思い悩んでいたんだなと。丹野も裏切りたくて裏切ったわけじゃないみたいだし。ありのままの自分で生きると決意したとたん殺されたというのもな。

    2007年11月21日/『相棒 season 6』 第5話「裸婦は語る」

    今回は画家の家でモデルがお亡くなりになった話。画家の立花さんはけっこう有名なようです。右京さんもたまきさんも知ってましたから。しかし、右京さんは本当にいろんな物事をご存知ですね。いったいどんな生活をしているんだろう。

    右京さんが薫に耳打ちしてたのに萌えました(はいはい…)。まさに「相棒」って感じでいいですよねぇ。何も言わずに阿吽の呼吸でわかり合えるってのもいいですけど。

    イタミン、部下に裏切られてるよ。可哀想なイタミン(笑←なぜか笑う)。特命係に協力しているとは認めず、利用して手柄を上げるだなんて強がっちゃうイタミン。そんな伊丹が可愛くて仕方がないです。

    窃盗より過失致死の方が罪が重いのに、なぜ窃盗を隠すために過失致死の罪をかぶろうとするんだ? そこまで不完全な絵を見られるのが嫌なのか? 芸術家のすることはわからん……と思ってました。が、別の理由があったんですね。それもイマイチよくわからないですが。事件を隠したい思いと、二度とは描けないあの絵を取り戻したい思いと、かな。

    絵を買ったお店のマスターや、近所のおばさん(?)の絵を見る目にビックリですね。いい絵だってわかっちゃうんだもんなぁ。

    2007年11月14日/『相棒 season 6』 第4話「TAXI」

    伊丹が鑑識の米沢さんに絡むシーンがなんかちょっと嬉しかったなぁ。

    何気に行動派の右京さん。薫が「上司の許可をとってから」とか言ってたので、右京さんの許可をもらって電話するのかと思ったら…すでに右京さん自ら電話してた(笑)。素早すぎ!

    タコグラフってあんなアナログのなんだ。初めて見たよ。というか、今までタコグラフが何なのかもよくわかってなかったわけですが。最近はデジタル化してたりするのかな? デジタルタコグラフって聞いたことあるような気がするし。

    丸田が殺人犯ではないだろうなと思ってました。ていうか、八嶋は死んでないだろうなと。行動がいきなりすぎであやしかったし、死体も上がってないし。死体が上がってないときは、たいてい死んでないんだよな。

    親身になってくれた人がストーカーだったなんてわかったら、もう本当に誰を信じればいいのやら、ですよね…。警察もアテにならないとなったら、追い詰められる気持ちもわからないではないです。しかも、親切そうなタクシー運転手も自分を利用してたなんて。美紀さん、大丈夫かなぁ。裏切られまくりですよね。丸田のストーカーの方も気になるし。釈放されるわけですよね…? エスカレートしたり、逆切れして変な行動を起こしたりしないといいけど…。警察は守ってくれはしないだろうしねぇ。

    劇場版の予告(?)。たまきさん、マラソンですか?! ああいう格好をしていると、たまきさんというより、高樹沙耶にしか見えない(笑)。

    2007年11月7日/『相棒 season 6』 第3話「蟷螂たちの幸福」

    今回はミステリー作家の旦那が拳銃で亡くなった話。静流は人気作家らしいけど、長いスランプらしく、5年も新刊を出していないとか。米沢さんがこの作家さんのファンだったようです。面白いのかな?

    アンコウの話は聞いたことがありました。それを聞いたとき、ものごっついせつない気持ちになりました…。生きるってなんなんだろうなぁ、と…。

    「ピタッ」の美和子が可愛かった!

    田橋が静流を殺そうとしていて、その計画を利用して逆に静流が田橋を殺したという、右京さんの最初の推理。確かに、そんな単純であるわけないよな。冒頭のシーンを見るだけで、その推理をする人が多いでしょうしね…。

    私は、田橋に拳銃をつきつけられた静流が驚いた顔をしていたのて、知らなかったんじゃないかと思っていました。田橋さんは本当に自殺ではないかと。妻に恨みがあって、犯人に仕立て上げようとしてのことかなと。静流がしたことは、自殺に見せかける偽装工作だけ、みたいな。

    自殺というのはあってたけど、動機はさっぱりわかりませんでしたねぇ。まさか、妻に作品を書かせるためだなんて…。それで、そこまで出来てしまうなんて…。本当に仲の良い夫婦だったんだ。しかし、やっぱり薫や右京さんの云うように、それは認められないことなんだと思う。

    2007年10月31日/『相棒 season 6』 第2話「陣川警部補の災難」

    元特命係の陣川さん! 覚えてます! 再放送で見たのかな。まさか再登場するとは思わなかった。それも、殺人の容疑者って…ええっ?! でも、やっぱり相変わらずな感じですね。バカ正直でまっすぐで融通がきかなくて。とても犯人とは思えませんでした。右京さんもそう思っててほっとしましたよ。

    陣川さんの自宅すげぇ(笑)。落ち着かないなぁ。ひとりぐらしかな? 家族がいたら非難囂々ではないですかね。

    取り調べでも相変わらずの陣川さん。トリオ・ザ・捜一よりよっぽど正しいことを言ってます。でも、そんなこと言ってる場合かと(笑)。警察官の鑑みたいな人なんだけど、その警察からすると扱いづらいですよねぇ。まあ、彼にはそのままでいてほしいなと思うんですけども。こういう人もいなくちゃね。もうちょっとしっかりしてくれれば、言うことないんですけど。

    「彼女はそんなことが出来る人ではありません」って、美人に弱いのも相変わらずです。前回は良かったけど、今回は失敗ですね。人を見る目はなかったようです。信じているだけならともかく、彼女を追及しているところに割り込んできちゃいましたよ。思いっきり捜査妨害じゃないですか。本人にはその意識はなさそうですが。

    でも、最後はやっぱり警察として行動してました。道を踏み外すことはなさそうな人です。ヤケ酒を飲んでヘロヘロになるくらいカワイイもんだ(笑)。

    今回は美和子も地味に活躍。右京さんに柔らかい物腰でお願いされたら、非常に断りづらい気がします。

    株の世界はさっぱりわかりません。小心者のワタシには、あんな恐ろしいもの無理です。とてもじゃないけどやる気になんてなれませんよ。たぶん、プレッシャーに弱い人には無理なんでしょうね。

    咲江の計画は不確定な部分が多いような気がするなぁ。落ちても死ななかったかもしれませんし。そうしたら、縄が張ってあったことが、被害者の口からバレますよね。あの場所に行くにも、誰にも見られてないってことはないんじゃないかな。会社では裏口を通れても、町中は通らないといけないわけだし。タクシーを使ったのだとしたら、探せば見つかるだろうし。

    2007年10月24日/『相棒 season 6』 第1話「複眼の法廷」

    裁判員制度のお話でした。裁判員制度にはずっと不安を持ってて、それがズバリ描かれていたのでますます怖くなってきました。評議シーンは聞いてて吐き気がしてきましたよ…。

    素人ばっかりで上手くいくとは思えないんだよなぁ。感情論を振りかざしたり、マスコミに流されたり、正義気取りの人がいたり、逆にやる気皆無の人がいたり、怖い系の人がいたり、半端なく頭の悪い人がいたり、まとまらずにグダグダになる可能性が大だと思う。死刑推進派も死刑廃止論者もいるわけだし。

    そして、重大な事件だったりすると、マスコミに嗅ぎつけられて家にまで押し掛けられたり(いくら禁止されててもやるでしょうよ)、ネット(某巨大掲示板とか)に顔がさらされたり、被害者の関係者や被告人の関係者に脅されたり…。

    間違った判断をしてしまうのも怖い。冤罪とか嫌ですよ。かといって、本当の犯人を無罪にするのもねぇ。人が人を裁く重みを背負う覚悟なんて、私にはまだないです。

    いろいろと考えれば考えるほど怖いんですけど。右京さんは可能性を信じてもいいとか言ってましたけど、私は懐疑的ですよ。本当に始まるのかなぁ。始まるんだろうなぁ。嫌だ嫌だと思ってると当たっちゃうんだよなぁ…。

    相棒の感想というより、ほとんど裁判員制度の話になっちゃいました…。以下、それ以外のこと。

    序盤で銃の押収ノルマのことを言っていたので、それが事件に絡んでいるんだろうなとは思ってました。というか、ノルマがあるっていうのが気持ち悪い。民間の保険屋とかならともかくなぁ。本当に銃の押収ノルマなんてもの、あるんですかね?

    三雲判事は絶対にあやしいと思ってました。“司法の良心”とか言われてることが(そんな理由)。言動がいちいち引っかかってましたし。やったのは記者に情報を漏らしただけみたいですが。彼は何の罪にも問われないんですかね?

    2007年8月26日/再放送

    こちらではけっこう相棒の再放送をやってるんですが、今日は今までに見たことのないやつだったので嬉しかったです。しかも、2話一気にやってくれて。薫がどうやって所轄から特命係に戻ったのか気になってたんですよね。わかる人には、これだけでどの話かわかるはず。これの前のスペシャル(?)は 3回くらい見たんだけど。

    2007年8月8日/『相棒 season6』10月よりスタート(2クール)決定

    『相棒 season6』が 10月よりスタート(2クール)決定。また見ますよ〜。楽しみです! 劇場版もあるしね。

    2007年5月30日/相棒 -劇場版- 1万人エキストラ募集

    相棒 -劇場版- 1万人エキストラ募集をやるそうです。マラソン大会のシーンらしいです。平日だし、東京だし、私は行けませんけどね。しかし、マラソン大会が山場って、どんな感じなんだろう。

    2007年5月28日/「相棒」映画化

    今度は明るい話題。「相棒」映画化です。個人的にはテレビのスペシャルでもいいんじゃない? とか思ってたりしますが、映画でしか出来ないことがあるかもしれない(予算的・時間的に)ので、まあ楽しみに待ちたいと思います。

    上記リンク先の紹介文で、右京さんのことを「切れすぎるため特命係という窓際に追いやられ」と書いているのですが、誤解されないか心配になってしまいました。「頭が切れる」のであって、「キレる」わけではないんですよ(笑)。この文脈からだと、どちらとも取れるような気がします…。

    2007年3月14日/『相棒 season 5』 最終回スペシャル「サザンカの咲く頃」

    次々と心臓発作で急死なんて、デスノートかと思ったよ(笑)。真相は体内に残りにくい毒物を使ったということらしい。そんなのがあるんだ。

    内部や裏で何かが起こっているみたいな感じの話は好きです。こうなると小野田さんもばっちり出てきますしね。やっぱり食えない人ですよねぇ。相変わらず敵なのか味方なのかわかりづらい。こういう人でないと上にはいけないんだろうけど。

    衛星と聞いた時点で、軍事衛星だということは想像がつきました。そこまでヤバいものでなければ、あそこまではやらないですもんね。彼らは個人的な利益のためでなく、純粋に国のためを思って行動していたと。そこまで思えるというのはすごいですが、はっきりいって暴走ですよね。軍事衛星自体もどうかと思いますが、何より殺人まで起こしちゃってますし。でも、彼らの計画を長官は知っていたのか…。長官を味方につけていたから、あれほど強気に出られたのかな。

    あなた方がテロリストだ! という右京さんの言葉。彼らに響いたようで、それが救いです。

    人事院での公開審理。薫にだけ辞めろと言った右京さんの狙いはこれだったのですね。そして、小野田さんも。右京さんは国家公務員、薫は地方公務員なんですね。言われてみればなるほどですが、そんな意識はまるでなかったですよ。右京さんと薫の、息のあった猿芝居は良かったな(笑)。

    警察庁長官に引導を渡す小野田さんにしびれました。

    2007年3月7日/『相棒 season 5』 第19話「殺人シネマ」

    右京さんとたまきさん、仲良くデートです。右京さんに言わせれば「単なる映画鑑賞」ということですが。なぜあそこまでムキになるのか(笑)。うーん、ああやっていると、いい夫婦に見えるんだけどな。なんで別れたんだろう…。本当にすごく気になるんですが。

    監督の許可を得ないとビデオ(DVD)化できないとか。権利者全員の許可をとらないと駄目なんでしたっけ(よくわからない)。昔のだからビデオ化についての契約をしてなかったということでしょうかね。今は最初から DVD化も含めて契約していると思うので。

    監督作品に女子高生役で出ていた絹ちゃん。掃除の人かなと思ったら、やっぱりそうでした。ただの掃除の人にしては、何か意味ありげでしたからね。でも、右京さんたちが絹ちゃんに辿り着いたのは、ほとんど偶然だったような気がします。恨んでいる人を聞き込んでいて、大勢の女子高生役のひとりの名前が上がるなんて。しかも、実際は恨んでなかったわけですし。でもまあ、ここで辿り着けなくても、いずれどこかから辿り着けましたかね。

    しかし、島加代子がなぜ絹ちゃんのことを庇うのかと不思議でしたが、一緒に映画に出たことがきっかけで普通に仲良くなっただけなのか。

    監督は厳しかったけど、けっこう慕われていたのですね。島加代子も実際は恨んでた様子はなさそうでしたもんね。スタッフさんもみんな恨んでるよ的な口調だったわりには、もういちど作りたかったなんて言っちゃったりして。

    2007年2月28日/『相棒 season 5』 第18話「殺人の資格」

    薫はゲイバーのママと知り合い。もしかして、行きつけのお店だったりするのだろうか。それとも事件関係で知り合ったのかな。右京さんとも知り合いみたいですしね。

    今回の伊丹はめずらしく正論。でもやっぱり大人げない(笑)。正論でやり込めるのが、嬉しくて仕方ないんだろうなぁ。捨て台詞は「バカメ!」って、ダジャレだ……。

    殺人ビデオと「次はあなたの番です」から、すぐに交換殺人というのは察しがつきました。頓珍漢なことを言っている薫がもどかしかったぞ! でも、そう単純ではなかった。殺人ビデオはニセモノ。殺人が起こったと思わせて、芝木に殺人をさせるのが目的だとか。

    芝木はかつてエリート新聞記者だった。自分の書いた記事(誤報?)により人を死に追い込んでしまったことで、新聞記者をやめたらしい。10年間、ずっと悩んできたということは、悪い人ではないんだろうな。

    犯人はその追いつめられて自殺した男性の息子。芝木を操り殺させようとしていた相手は、10年前に取り調べを行った伊庭だった。まあそうだろうと思いました。自分の父親を死に追いやった二人に対する復讐ですね。10年前の芝木と同じように、自分は手を下さない方法で。相当、下調べをしているようです。ここまでやるとは、かなりねちこい。

    芝木さんが逃げずに、もう少し早く向き合っていれば、こんなことは起こらなかったかもしれないですね。芝木さんが逃げ回っていたから、田ノ上さんがあそこまで思いつめることになったのだろうし。今からでも遅くはないだろうか。そうであってほしいんですけど。お互い、話し合うことで、捻れたものをほぐしていけたら良いなと思います。復讐のためだけに生きるのって悲しいですものね。

    2007年2月14日/『相棒 season 5』 第17話「女王の宮殿」

    伊丹はホント大人げない(笑)。そんなところが可愛かったりするんですが。

    いきなり雨宿りしにきた人たちを、いきなりパーティに誘っちゃうのか。まあ確かに金持ちってそんなことをしちゃうイメージはありますね。ファッション界の女王といわれるモナミさんという方だそうで。かなりの有名人らしい。パーティの招待客はたかろうとしている人たちや、チャンスをつかもうとしている人たちだらけですけど。

    右京さん、ロンドンでパーティに出たりしていたのか。それも、グラスマーカーが出てくるようなそれなりに品位のあるパーティらしいですね。うーん、さすがだ。

    「君の舌は時として君自身より優秀ですね」って、右京さん良すぎ! 褒めてるんだか褒めてないんだか(笑)。とりあえず、薫の舌だけは認めてるってことですよね。ワインのときもそうだったし、なかなか良い舌を持っているようです。

    一見、華やかなパーティですが、すべて虚飾だったらしい。食事も飲み物も偽物だらけ。気づいたのは右京さんくらいなのかな。それとも、わかってて知らないふりをしている人もいるのだろうか。モナミさんのご機嫌をとらなければいけませんからね。

    タケルくんのハムスターがいなくなった事件はなんか妙です。まわりの大人たちの態度が。関わりを避けるようにしているように感じられます。どういうことかと思ったら、動物嫌い(アレルギー)なモナミさんに気を遣ってということらしい。取り入るのも大変ですね。

    ハムスター探しのつもりが、でっかいネズミを見つけてしまいました。窃盗常習犯がパーティ客になりすまし、盗みを働いていましたよ。しかし、当然ながら泥棒さんはハムスターなんて盗みません。肝心のハムスター探しは進展なしです。

    私ならグラスマーカーがあっても、新しいグラスを使っちゃうかも。置いた場所を忘れて、探すのが面倒くさくなっちゃって、新しいのを…(爆)。

    今度は殺人未遂事件が起こりました。忙しいパーティだな! 犯人はモナミさん。七輪で殺そうとしていました。七輪って風情のあるもののはずなのに、いまやすっかり殺人や自殺の道具ですよ(涙)。なんだかなぁ。ちょっぴりかなしい。

    せっかくハムスターが見つかったのに、タケル君に返すシーンはナシですか? うーん、残念でした。まあ本筋ではなかったんでしょうけど、これがきっかけでもあったわけで、ちゃんとケリをつけてほしかったなと。

    2007年2月7日/『相棒 season 5』 第16話「イエスタデイ」

    なんか不可思議な容疑者です。嘘をついているようには見えない。右京さんも嘘をついているとは思っていないようです。ただし、そんなおかしな嘘をつく必要がないから、ということらしいですけど。さすが私と違って論理的です。

    右京さんの追いつめ方が怖い(笑)。確かにそのとおりなんですけど。真面目な小心者が犯罪を犯さないかというと、まったくそういうわけではないわけで。そう言われると、自分がやったのかもと不安になりますよ。自分の犯してしまったことにショックで記憶をなくしちゃったという可能性もあるからな。記憶のない間に何かやらかしたんじゃないかと思うと怖いですよねぇ。自分がそういう人間でないと思っているならなおさら。

    わけあり荘の本当の名前がすごすぎる。メドン・ド・シャンゼリゼ(笑)。建てた当初はそれなりにハイカラだったのでしょか…。それにしても、シャンゼリゼはないよな。

    鍵の形からそれを作っている会社がわかるのか。そして、それを設置してあるところも。すごい情報ですね。こういうのって、きちんとメンテナンスしていかないと使い物になりませんよね。届け出る義務とかあるのでしょうか。

    狭間さんの人の良さが事件をややこしくしたといったところですかね。まあ結果的には犯人もわかってめでたしめでたし、ですけど。康江さんともうまくいきそうですしね。康江さんが犯人でなくて本当に良かったですよ。あんなひどい目に遭わされていたんだから、今度は幸せになってほしいものです。

    2007年1月31日/『相棒 season 5』 第15話「裏切者」

    久しぶりに緊迫感のあるシリアスな話でした。警察内部の不正とかが絡んでくると面白いですね。こういう事態になると小野田さんも登場してきますし。右京さんの毅然としたところが見られるのもうれしいです。

    今回の容疑者の岩崎は猫を撃って器物損壊罪で前科あり。そう、猫も器物扱いなのですよねぇ。器物ってどうなのか。心情的な問題ですけど。

    参事官まで登場してきて何やら揉み消そうと不穏な動きが…。真実は、捜査費の流用が原因で無関係な民間人が殺されてしまったということ。酷い話です。殺された本人や遺族にしてみたら、どれだけ謝られても怒りはおさまらないでしょう。なのに、それでもまだ揉み消そうとするあたり、人としてどうなのか。心は痛まないのだろうか。組織の中にいると、感覚が麻痺してしまうということか。

    小野田さんと右京さんは高そうな料理屋さんでお食事。小野田さんは天ぷらにたとえて後始末が大変と。でも、右京さんも負けてない。天ぷらたとえ話で切り返すあたりさすがです。しかも、きっぱりと「お会計は別々で」。少しも流されないあたりかっこいいです。しかし、小野田さんはこんなことで右京さんを買収できると思っていたわけではないですよねぇ。

    薫はやっぱり甘い。そりゃあれでは襲われますって。生きてて良かった。しかし、信頼していた北村課長の口からあんなセリフ、聞きたくなかったですよねぇ。教育係としていろいろ教えてくれた人なのに。理念とかも教わったんですよね。親しくしていて、ずいぶん慕っていたようですし、ショックも大きかったでしょう。薫はずっとまっすぐなままでいてください。

    右京さん、追いつめ方がさすが。指紋はきっと捏造でしょうね(笑)。上層部はやっぱり損得でしか動かないんだなぁ。

    特命係は薫が動かしていると、小野田さんは指摘していました。確かにそうかも。いや、ふたり揃ってこそですよね。どちらが欠けても成り立たないと思います。

    2007年1月24日/『相棒 season 5』 第14話「貢ぐ女」

    薫は朝からジョギング。さすが薫! 毎朝やってるのか! と思ったら、そうではなかったのですね。たまに気が向いたときだけのようです。でも、気が向くだけさすがというべきか。

    ひったくり被害の女性。調書を作る前に逃げたなんてあからさまにあやしい。といいたいところですが、私もあんまり警察に関わりたくない方だからなぁ。あんなあやしい逃げ方はしないけど、ひったくりで被害届を出すかどうかは私も微妙です。いや、財布が入っていたら出すかな…。でも、警察はあまり好きじゃない。いや、悪事を働いたからではなく、警察に対する不信感がありましてですね…。

    伊丹がうまいこと言った…! 「かめや」って途中で止めただけかと思ったら、マヌケの亀山だから「かめや」で十分って。うますぎじゃないか、伊丹。びっくりですよ。

    たまきさん、鋭すぎ! 右京さんの苦手なこととか、知り尽くしているようです。なんで別れちゃったんですかねぇ、このふたり。あ、右京さんが男女の機微に疎かったからか(笑)。

    女を利用するだけして利用して捨てるような男に、なんで簡単に引っかかっちゃうのかなぁ。バカな子ならともかく、それなりに仕事ができる女性なのに。どうにも解せない。ちょっと優しくされただけで「なんでもしてあげよう」なんて思っちゃうものなのか。

    あれだけ尽くして庇っていたのに、引っ叩きたいとか、この手でつかまえたいとか、急に態度が変わったのであやしいと思っていましたよ。やっぱりか…。しかも、最後の言葉か「ありがとう」って、どこまでバカなんですかもう。

    ブランド時計にも海外の電圧にも詳しい右京さん。さすがだ…。

    たまきさんいいなぁ。欠点のある男に恋して結婚までしちゃったって(笑)。あんなに楽しそうにいえるのが素敵だ。

    2007年1月17日/『相棒 season 5』 第13話「Wの悲喜劇」

    昔はあんなに痩せてた奥さんが、あそこまで太っちゃうなんて…怖い! シュークリームをぱくつきながら見ていた私は、激しく恐怖しました(笑)。

    美和子の創作料理。どう見ても美味しそうには見えない。色が悪いよねぇ。くすんだピンク色って煮物(?)の色ではないよなぁ。赤ワインに牛乳を入れていたのかな。1ヶ月後にはますますバージョンアップして、ますます不味そう…。美和子、空気読め!(笑)。微妙な空気が流れているのを感じないのだろうか。わかっていつつあえてやっているんだったら拍手ものですけど。

    薫はなかなか良さそうなマンションに住んでますね。前々から広そうとは思ってましたけど。玄関の外側ところも立派です。高そうだなぁ。そんなにお給料がいいとは思えないんだけど…。そうでもないのか? 前もポンと一軒家を買っちゃってましたし。

    凄い面子で麻雀してるんですね。伊丹と米沢さんが一緒…。その麻雀の様子をずぜひ見たかったです!

    右京さんはあいかわらず凄い推理力です。鞄の位置からそこまで推理するなんて。鞄の中を勝手に見ちゃうあたりもさすが。悪びれてないし(笑)。

    隣人さんは、美和子の不味そうな料理をあっというまに美味しく変えてしまいました。すごいや。見た目はあんまり変わらないのにね。料理が上手くなったのも必要に迫られて、か…。うーん、奥さんを甘やかしすぎたのでは?

    電話で確認なんてしなければ良かったのに。失敗しても成功しても、対処のしようもないですし。それなのに確認してしまうのは小心者だからでしょうか。

    メガネはさっぱりわかりませんでした。伊達メガネだろうということはわかってましたが、それがいったい何を意味するのかがさっぱりで。まさか奥さんの浮気相手のものだったなんて。あの奥さんが浮気をしていたなんて…。意外すぎてビックリしました。あの容姿ではモテるはずがないという思い込みを突かれた感じです。まあもともと美人さんだったので、太ってもけっこう可愛い顔だったかもしれないし、性格が明るく奔放ならモテるのもわかるな。

    2007年1月10日/『相棒 season 5』 第12話「狼の行方」

    いるいる、こんな可愛げのない子供! うーん、腹が立ってきた(笑)。それにしても、伊丹、情けなさすぎ。子供にいいように遊ばれてます。振り回されてます。ま、そんなところが可愛かったりするんですけど。

    薫の方はいい感じに接してます。ホント子供の扱いが上手いですね。悪ガキたちも妙になついちゃってます。大人ぶってないところが親しみやすいのかな。精神年齢が子供、というのは言い過ぎですね(笑)。

    誘拐の真相はそんなことだろうと察しがついてました。ふたりの供述もおかしかったですしね。でもこれだけでは終わらなかった。あのストーカー男の逆恨みか。ったく、どこまで迷惑な奴なんだ。誠意でも何でもないよ!

    最後、子供たちは無事だったし、反省もしたようですし、まあ良かったのかな。危ないストーカー男も逮捕できたし。あのままエスカレートしていったら、元彼女さんが危なかったような気がします。でもこれで、ますます彼女や子供たちを逆恨みしておかしな行動を起こしそうな…。逮捕されても実刑をくらうかわからないし、実刑をくらっても出てきてからなんかやらかしそう。大丈夫かなぁ。結構心配。

    2007年1月1日/『相棒 season 5』 元日スペシャル「バベルの塔」

    面白かったです! 相棒らしさはしっかりありつつ、息が詰まるようなハラハラ展開。特命係以外もみんな協力して、というのも良かった。ビデオにとってあるのでもう一回くらい見ますよ。

    伊丹はかわいいなぁ。彼の幸せを願ってやみません(笑)(←なぜ笑う)。

    小野田さんも強引ですねぇ、人づかいが荒いですねぇ。確かに警察はカレンダーの赤い日に休めないことも多いお仕事かもしれませんけど。このボディガードは警察としての正式な業務なんでしょうかね。

    右京さん、手話も出来るんだ! さすがです。右京さんに出来ないことがあるのでしょうか(笑)。警察には手話も必要とされている…とはいっても、出来る人は少ないでしょうね。少なくとも薫は出来ないようです。でも、そこで終わらないのが薫だ。あの手話もどきは最高! ホント面白い人です。子供の心を鷲掴みですね。

    娘を人質にとられた楓の気持ちを思うと…。ああいう場合、どういう行動をとったら良いのだろう。言うとおりにしても、無事に帰ってくる保証はないですしねぇ。だからといって簡単に見捨てるわけにもいかないだろうし。今回の場合、誰かに伝えて助けを求めるという隙もない状況でしたね。完璧な監視も、敵に奪われれば逆に脅威になる…か。アクセスコードさえ知っていれば、ネットでどこからでも見られるってなぁ。ちょっとセキュリティが弱すぎないか?

    しかし、娘のはるかちゃん、めちゃくちゃ可愛いですね。幼い手での手話が可愛さ倍増させてます。犯人にサンドイッチもらっての「ありがとう」には胸が締めつけられる思いでしたよ。

    革命組織って、なぜか「夜明け」とか「目覚める」とかそういうことを言ってるイメージありますね。なんでだろう。今回もイメージそのまんまなスピーチでした。「赤いカナリヤ」という名前もいかにもだし。あまりにも型にはまっていたので、逆に笑えてきました(すみません…)。

    でも今回のは、革命組織の犯罪ではなく、個人的な恨みだったんだなぁ。富永は人気取りのパフォーマンスとかやってたし、うさんくさいやつだとは思ってました。しかし、そこまでひどいヤツだったとはねぇ。しかも、はるかを見捨てて自分だけ逃げたし。まったく反省していないようですね…。騙されてた楓も腹が立ったのではないかな。

    はるかちゃんが生きてて本当に良かった。サンドイッチをあげるような人なので、殺せないのではないかとは思ってましたが。殺すなら富永にしろと本気で思いましたよ。狙撃手は最後の最後においしいところを持っていきましたね!

    富永はもう政治家として終わりですかね。そうであってほしいと思うのですが。政治家って案外しぶといからどうかなぁ…。

    2006年12月13日/『相棒 season 5』 第10話「名探偵登場」

    相棒 season 5』 第10話「名探偵登場」。出会う相手によって身分を変えるあからさまな不審人物。格好も名前もおかしい。こいつはあやしい。と思ったら探偵なのか…。右京さん、よくわかるなぁ。探偵ってこんなわかりやすいものなんですかね。むしろ素人くさいと思ってしまったのですが。

    で、その探偵…。なんだアレ!! 探偵というか、探偵小説かぶれみたいな。チャンドラーはレイモンド・チャンドラー、マーロウはフィリップ・マーロウからとったのですね。警察の身分証を見てロスの匂いがするとか言って喜んでたなぁ。よほど好きなのでしょう。

    しかし、探偵は目立ってはいけないのでは…。あの格好で聞き込みをやるなんて。しかも、マーロウと名乗るなんて…。どう考えてもあやしすぎだろう! と思ったら、女の子に大人気。おじさんにも大人気。ああ、なるほど、こういう情報屋を抱えているわけだ。親しみやすい人柄のおかげですかね。何かを探すという依頼だったら、確かに頼りになりそうです。

    襲われて怪我をしても嬉しそう。ハードボイルドとか言っている場合か! 死ぬかもしれない状況なのに。ホント、能天気だなぁ。憎めない人だけど。

    「あなたは見られている」——おもしろい手だ! 確かに警察ではなかなか使えない手ですね。広告にもなって一石二鳥(笑)。

    今回、探偵もわかりやすかったけど、犯人もわかりやすかったですね。手下の二人、あからさまにどこかの組織っぽい衣装でした。

    自分の手でケリをつけるため——。そうだろうとは思っていました。自分が探したせいで殺されたようなものですものね。せめて、犯人を見つけないとと思いますよね。最後の右京さんとの会話は驚きました。本当に切れ者だったんだ!! 右京にはかなわないけど、薫には負けないと言いたげだった(笑)。うん、まあ、確かに(……)。

    2006年12月6日/『相棒 season 5』 第9話「殺人ワインセラー」

    相棒 season 5』 第9話「殺人ワインセラー」。ブラインドテイスティング。銘柄だけならともかく、年数まで当てるなんて。知っているものでないと当てられませんよね。味覚嗅覚だけでなく、常にいろんなワインを飲んで勉強しないと続けられないんだろうな。

    右京さんはワインにも詳しい。いかにもという感じですね! 詳しくなければ嘘だ、くらいに思えます(笑)。

    薫はいい舌を持っていたのか。ワインの味がわかるなんて意外(失礼)と思ったけど、知識はなく感覚のみなので、らしいといえばらしいか。これでワインに目覚めてソムリエになるとか言い出したり…はしないでしょう(笑)。

    薫のスーツ姿! スーツ、持ってたんだ(ひどい)。見たのは初めてかも。けっこう似合うではないか。たまには普段と違った衣装もいいものだ。今度は右京さんのカジュアルな姿を見てみたい。

    みんな、自分のされた仕打ちはいつまでも覚えているけど、したことは忘れているんだなぁ。私も誰かに何かをやらかしているかもしれないですね…。

    2006年11月29日/『相棒 season 5』 第8話「赤いリボンの殺意」

    相棒 season 5』 第8話「赤いリボンの殺意」。ひとつの事件にこれだけ執念を燃やす刑事って、実際いるのでしょうかね。被害者遺族へのフォローも、普通はここまでやらないよなぁ。未解決事件はひとつだけでもないだろうに。高岡刑事にとって、何か特別な事件だったのだろうか。初動捜査を誤ったから?

    怖い顔をした人、だけで伊丹ですか。しかも、当たってるし(笑)。

    ラジオは被害者の元恋人の狂言。15年間、ずっと引きずっていたんだなぁ。もしかして、いまだに独身なのだろうか。人生狂わされた一人、ですよね。ここまで思えるというのはすごいですけど、不幸でもあるかも。

    犯人はバカ息子にバカ親父…。どうしようもないですな…。自損事故で亡くなっていたなんて、くやしいったらないです。こういう犯人には、生きて自分のやったことの重みを嫌というほどわからせてやりたいのに。でも、裁判で責任能力がないとかいう結論になっちゃうかな。

    伊丹たちが高岡刑事の娘にちょっと良いこと言っていました。犯人がとっくに亡くなっていたことを知らずに操作を続けていたことを、バカにしないんですね。それが仕事なんだと。

    薫の嘘に、右京さんも話を合わせてくれました。嘘をつくのはどうかと思いますけど、この場合はどうなんだろうな。難しいです。今回はばれなかったからまだ良かったけど、亡くなる前にばれたらと思うとね。よけいに傷つけることになったのではないかと。

    右京さんの「僕も、同罪です」は良かった。

    2006年11月22日/『相棒 season 5』 第7話「剣聖」

    相棒 season 5』 第7話「剣聖」。伊丹って剣道が上手かったんだ。ここぞとばかりに薫をコテンパンにしています(笑)。薫は運動神経がいいので、剣道も上手いのかと思ったけど、無駄な動きが多いのか…。言われてみれば、確かにそんな感じです。無駄なエネルギーを使ってそうな。技が必要なものより、力づくや勢いででなんとかなるものが得意そう。

    右京さんの「君は期待を裏切りませんねぇ」のシーンがすごい好きです。期待を裏切らない薫と、冷静な右京さんの取り合わせが素敵すぎます。

    犯人は息子だったのか。父親も桂木さんも、決して悪い人ではないのですが、少し配慮が足りなかったのかな。交差点でうずくまってしまうとか、そこまでなっちゃうってことは、ただのぐうたらではなく病気なんですよね。きちんと医者に診てもらうべきだったんだろうなぁ。

    右京さん、本当に剣の腕はすごかった! でも、巻き技だけ? 打ち合っても強いと言ってましたが…。まあ、右京さんがそんなことで嘘をつくわけはないので、きっと本当に強いんだろうな。でも、いつ練習しているんだろう。天才は陰で努力をするってことか。

    伊丹は面白い。憎らしいようで憎めない。かわいいかも…。じわじわきてますよ、私の中で。今日のは微妙にツンデレ?

    2006年11月15日/『相棒 season 5』 第6話「ツキナシ」

    相棒 season 5』 第6話「ツキナシ」。伊丹が薫を事件で呼び出すなんてどうしたんだと思ったら、間違いだったのか。そりゃそうですね(笑)。

    右京さんと薫は本当にいいコンビだなぁ。捜査するときのあの阿吽の呼吸はすばらしい。指紋をとってたんですね。同意なしにとった指紋は証拠能力はないとか聞いたような気がするけど、それでも取ったりするのかな。証拠能力はなくても、捜査には役に立ちますし。

    薫と美和子は仲が良くてイイですね。適度に冷めてて、適度にバカップル(笑)。自然体な感じが良いですよ。

    テレビに向かってメッセージを送って、犯人に気づいてもらえなかったらむなしいな…。けっこうわかりにくかったと思うのですけど。わかりやすくしすぎると不自然だし、加減が難しいですね。

    北之口は思考回路が普通じゃないですね。確かに覗き常習者なんていったら、作家生命は終わるかもしれないけどさ。それだけマズいとわかっているなら、やらなければいいのに。それでもやめられないものなのかな。病気みたいなものとかいうし。

    2006年11月8日/『相棒 season 5』 第5話「悪魔への復讐殺人」

    相棒 season 5』 第5話「悪魔への復讐殺人」。あの嫌な事件の犯人が再び登場。うーん、心神耗弱で不起訴になっていたとは。心神耗弱だろうが何だろうが、やったことに対して何らかの責任を取らせたいんですけどねぇ。責任能力がないというなら、せめてずっと病院に入院させておいてほしい。簡単に出されては、いろんな意味でたまったもんじゃない。と思うのは間違いなんでしょうかね。

    でも本当に難しい問題です。精神鑑定ははっきりとした線引きはないわけですし、きっと鑑定者によって、違う結果が出たりもするんだろうなぁ。私はそもそも精神鑑定なんて意味がないような気がしていますけど。健康な心で殺人を起こす人なんているだろうか、ってね。

    2006年11月1日/『相棒 season 5』 第4話「せんみつ」

    相棒 season 5』 第4話「せんみつ」。捜査一課の三浦さんがお願いしにくるなんて! 雨が降るよ! と思ったら降ってた(笑)。

    せんみつという言葉は知りませんでした。警察の専門用語か何かかと思ったのですが、普通に辞書に載っている言葉でした(汗)。言葉を知らなさすぎですね…。

    槇原はよどみなく供述していましたけど、なんか胡散臭かったですよね。どうもバカにしているみたいな。ああいえばこういうって感じで。しかし、うろたえもせずスラスラと嘘をつけるなんて、根っからの嘘つきですね。頭の回転が速いってことなんでしょう…ちょっとうらやましい。

    右京さんの分析力にはあらためて脱帽です。どんな嘘つきも右京さんには敵いませんね。

    2006年10月25日/『相棒 season 5』 第3話「犯人はスズキ」

    相棒 season 5』 第3話「犯人はスズキ」。犯人らしきスズキさんの姿が一向に見えない上、町内会の人たちの態度もなんだかおかしい。たまきさん以外の人たちが、みんなで示し合わせて「スズキさん」を作り、そのスズキさんと白坂さんを殺したのだということは察しがつきました。理由も 24年前の事件のことが出てきた時点でわかりました。

    白坂さん、ずっと持っていたんですね。桃代ちゃんのマジカルリリィグッズ 3種類。一瞬、24年前の事件はマジカルリリィ目当ての犯行かと思ってしまいました。江島さんもなぜマジカルリリィの筆箱なんかを…引き出しごとって言ってましたけど…。はっ、マジカルリリィの魔力か?!(違)。

    しかし、本当にやりきれない事件ですね。犯人がわかったとき時効になっていたら、遺族はどこに怒りをぶつければいいのやら。じっと耐えるしかないのか…。

    2006年10月18日/『相棒 season 5』 第2話「スウィートホーム」

    相棒 season 5』 第2話「スウィートホーム」。え? 家を買っちゃったの?! 奥さんに相談もなしにそれはないんじゃ…。安いといってもそれなりの値段はするはずだし、現金一括払いではなくローンでしょう? だったら相談すべきでしょうよ、家族なんだから。奥さんが優しい美和子でよかったですよねぇ。私なら離婚だ(笑)。まあ、3ヶ月までなら買い戻してくれるオプションがついてたから良かったか。

    変なお面に付け毛とは…。なんであんなレトロな怪人の格好をする必要があったんだろう。漫画か何かの見すぎ?(笑)。普通に侵入されても怖いのに、あんな格好で鉢合わせたら恐怖感倍増ですよ。美和子が追いつめられるシーンはむちゃくちゃ怖かったです。

    私は、霊とかそういうのはあまり信じていないのですが、もしいたとしても、人間の方がよっぽど怖いのではないかと思いますよ。

    2006年10月11日/『相棒 season 5』 第1話「杉下右京 最初の事件」

    相棒 season 5』 第1話「杉下右京 最初の事件」。相棒の新シーズンが始まりました! やっぱり面白いですわ。右京さんの最初の事件は未解決だったのか。右京さんでも解決できない事件はあったんだなぁ。でも、ちょっと納得いかないのですよね。今より事件直後の方が調べやすいと思うのですが…。現場を調べれば不自然な点が見つかっただろうし、証言にしても違和感を覚えることがありそうなものですが。下っ端だったので思うように動けなかったのでしょうか。それとも、若いときは今ほど切れ者ではなかったということ?

    しょっぱなからすごい展開だと思ったら、ミリタリーマニアのおもちゃの銃でしたか。でも、おもちゃといってもかなり強力そうなものですね。薫が無事で良かったですよ。霊安室といわれても、死んだとは思いませんでしたが(あたりまえ)。それより、美和子が「主人」と言ったのにビックリしてしまいました。いや、主人で何も間違ってはいないのですけども…けども…(笑・失礼)。

    しかし、やりきれない事件ですなぁ。あれが本当の父親でなかったのが幸いか…。里子さんは強い。どんな記憶でもなくしたままより取り戻した方がいいなんて、なかなか言えないです。じゅうぶん大人になった今だから良かったのかな。中学生とか高校生だったら、もっと傷ついていたと思う。

    2006年9月25日/season V が始まる

    相棒といえば、10月から season Vが始まりますね。10月 11日(水)からスタート。初回は 2時間スペシャルですよ。楽しみ〜。

    2006年3月24日/渋い?

    で、見ていたドラマの話になって、私が「相棒」を見ていたというと、めちゃくちゃ驚かれました。そして大河も見ているというと、またまた驚かれました。「なんでそんなに渋いんですか!」って。別に普通だと思うのですが…。

    2006年3月15日/相棒 Season IV・最終回スペシャル「桜田門内の変」

    相棒 Season IV・最終回スペシャル「桜田門内の変」。すっごいですねぇ。3人も同時に犯行に走るなんて。しかも、狙われたのは偶然にも同じ人。なのに当人はピンピンしているというのもなんとも…。「憎まれっ子、世に憚る」というのを地でいってますね。普通の神経なら平常ではいられません。狙われたというのもそうだし、自分の身代わりに無関係の人が亡くなってしまったという事実は重いです。

    しかし、いくら青酸カリを手に入れたとはいえ、もともと犯罪者ならともかく警察官ですよ。そんなに簡単に盛るなよ…。右京さんの怒りもごもっともです。

    そしてそして、ようやく決着がついた亀山くんと美和子さん。ああいうのがらしくて良いなぁと思ってしまいました。

    2006年3月1日/相棒 Season IV「ついてない女」

    相棒「ついてない女」。面白かった。いつも面白いですけど、今日は格別。1時間ですけど、たっぷり2時間くらい見たような感じです。タイムリミットがあったせいかな。緊迫感がありました。 ハラハラしっぱなし。

    2006年1月1日/『相棒』元旦スペシャル・第11話「汚れある悪戯」

    『相棒』元旦スペシャル・第11話「汚れある悪戯」。忘れず見ました〜。面白かったです。TRICKよりトリッキーでした(笑)。どこかの馬鹿が真似しそうでちょっと怖いですね。暗示で人が殺せるのかはわかりませんが、実験してみたくなる人もいるかもしれません。最初の5億円ばらまき事件あたりも、馬鹿はやりたがるかもなぁ。そう上手くいくとも思えませんが。しかし、空から5億円が降ってきたら、あんな程度の騒ぎで済むわけはないと思うのは私だけでしょうか。死人が出ても不思議ではない。餅投げですら恐ろしい殺気が起こりますから(過去に餅投げでひとつも取れずに潰されかけた経験あり)。人の欲望は怖いものです。

    2005年12月15日/2クール

    相棒。きのう見逃したと騒いでいた番組ですが、2クールやるみたいです。まだあと1クールあるぞ。良かった。だからといって見逃したくやしさはなくなりませんが。元日スペシャルがあるそうなので、見逃さないようにしなければ。でも、見逃す可能性は非常に大きい…。元日なんて DVDモードですもの。

    2005年12月14日/録画忘れ

    「相棒」を録画し忘れた!(涙)。毎週録画設定はしてあるのですが、タイマーを入れてなければ録れません…。たいていはタイマーを入れた状態にしてあるのですが、このまえコナンの放送がなかったので、あえてタイマーを切ったのですよね。そして、そのまんま忘れてました。せっかくの楽しみが(泣)。最終回でなかっただけ良かったと思うことにします…。

    2005年11月19日/面白い

    相棒が面白いです。謎とき好きな方なら楽しめると思います。Season IVだそうですが、今までのを見ていなくてもほとんど支障はありません。私も再放送でいくつか見ただけ。基本的に1話完結形式ですので、途中からでも大丈夫かと。

    2005年9月15日/お気に入り

    最近「相棒」がお気に入りです。本放送のときは見ていなかったのですが、土日に再放送をやっているのを見てはまりました。今日も再放送をやっていたので見てしまいましたよ。1時間番組なのに、2時間くらいたっぷり見たような内容の濃さがあります。